藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

アベノミクス継続にするかアベノミスにするか

2014年11月24日 | 雑感


 11月26日から、稲城市議会の12月議会がはじまります。

 いつもなら18、9人一般質問する議員がいるんですが、今回は21人中の15人。

 衆議院選挙で忙しくなるらしい。

 私はいままでどこの党にも団体にも関係したことのない議員だったんで、よく分からないままですが、きっと忙しいのでしょうね。

 自民関係の議員さんたちですけど。


 
 さて、選挙です。

 突然の解散→選挙となった感じですが、もう前から決まっていたというような話もありますね。

 いずれにしろあわただしいことではありますが、安倍さんの言っている解散理由は何度きいても私にはわからない。
 
 いろんな方が解説しているのを聞くと、今やるのが得策で、後になると不利になるから、という説が多い。

 けれど、自分たちの政権維持のために首相権限を発令するとしたら、如何なものか。


 けれど、いつまでもその部分で怒っていても仕方ないのです。

 野党の皆様もいつまでもその部分を攻めても仕方ない。そして安倍さんが言っている「選挙で問われる事柄」を追従してもダメだとおもうのです。

 
 現在一部の大企業しか成果が見えない経済対策に対し、そのうち利益が滴り落ちてきますよと言われている中小企業がはたして維持できるのか。

 日本の企業の95%は<中小企業>です。その層が崩れたら日本の産業が危機に瀕するという現状です。

 そんな状況を続けてよいのかというのを問う。

 または。

 
 福島の原発処理も、東北の人たちの今の生活もこれからの計画図も遅々としているときに、原発再稼働を宣言してよいのかというのを問う。

 沖縄の知事選では、辺野古基地移転反対の意思が確認されました。基地の移設問題ではなく、沖縄に基地があるということ自体が課題です。
強硬に基地の存続と県内移転をしようとしていることを問う。

 集団的自衛権の賛否、正社員になれないままの派遣社員問題、憲法改訂の姿勢。まだまだたくさん今の暮らしの中で、「これは止めてほしいよ」ということがありますよね

 野党はそれらの問題に対して、どのような考えを持ち、どうしようと考えているのか。

 いつまでも安倍さんの悪口いっているだけでは私たち国民の明日は見えません。


 ハッキリ言ってください、そうすればあの安倍さんの<言語明瞭意味不明>のしゃべりに対して訳が分からなくなって、もうどうでもいいやとなっている状況も霧が晴れるように

 「そうだ、ここをよくしてくれる考えのとこに投票しよう」ということになると思います。


 国民の生活を本当に良くしよう、自民党のやりかたを阻止しよう!と本気で思うなら今党を分裂などしてる時じゃなくて、野党は団結する時だと、私なんか思いますけどね。
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おにぎり持って、動物園

2014年11月18日 | その他

 毎日往復二時間かけて通勤して仕事していた時、通勤時に青く晴れ渡った空なんか見ると、「あ~・・・おにぎり持って、どこか行きたいナ・・・」なんて思ったりすることがありました。

 たいていは、現実逃避ですね。ちょっと疲れてしまったときですね。


 それで、この間夫が珍しく休みの時に、行ってきました<動物園>!

 別に逃避や疲労ではないけど、孫を連れて行く<下見>なんて理由をくっつけて。



 
 広い敷地が特徴の、「多摩動物公園」。

 おにぎりとコーヒー持って、初老の夫婦が、園内案内図を片手に「ね、どこから行く?こっちにする?ゾウ、先に見る?」

 なんて、もう孫も下見も関係ない状況。


 
 とても全部は無理だったけど、随分いろんな生き物を見てまわれました。

 
 はじめに<昆虫館>に入って、温かいドームの中を色とりどりのたくさんの蝶がひらひらと舞っているのを見たとき、

 「あ、私って少し疲れていたのかも・・・」と気が付きました。

 
 なんていうか、体の真ん中がふわ~っとやわらかくなるような気分になったのです。


 
 それからも、いろんな生き物を見て回りましたが、さまざま思いましたね。

 ストレス感じていないかなあ、こんな狭いところでと思ったり、動物園生まれだとこれが当たり前なのかな、と思ったり。


 動物園は人間の縮図だ、とどこかに書いてあったような気がしますが、私はむしろ人として生かされている奇跡を感じました。

 これらの生き物がいないと、人間の発達や生活がまず無理だったなあ、ということに気が付かされたもので。

 
 たとえば、蜂。 花粉を運びはちみつを集める。ローヤルゼリーをつくる。ハニカム構造は蜂の巣ですし。

 ゾウ。馬。牛。移動手段として。農耕の力として。卵や肉毛皮など、あらゆるものを提供してくれる。薬もそう。


 
 久しぶりにノンビリさせてもらって、おまけに、自分がお陰様で生きているっていうことを再認識させてもらった、「動物園の一日」でした。
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要は金目でしょ

2014年11月09日 | 雑感

 ビックリした!

 
 こんなに簡単に変える気になるとは・・・。


 
 なんのことかと言いますと、「35人学級から40人学級へ」という新聞記事のこと。


 
 しかも言い出したのが、<財務省>。


 その根拠がまた変だと、私は感じました。


 「40人学級の時よりも35人学級にしたら、いじめが増えた」という。

 これはおかしい。


 <イジメがふえた>のではなく、<イジメと認識した数>がふえたのです。

 つまり、いままではわからなかったけど、よく注意してみたらこれもイジメではないか、と認識したということですよね。

 
 これは40人とか35人とかの人数に関係なく、関心がもたれるようになったとか、認知度が高くなったことから数字が増えたということだと思うのです。
 
 むしろ35人と児童が少なくなったことで、わかるようになったのではないかしら。


 財務省が言い出したことからもわかるように、これは単に<予算削減>が目的でしょう。教師を4000人削減してお金を86億減らすという考え。


 私は思うのです。


 なんと言っても、教育は要。子どもたちにはあらゆる資料や教材、人材を用意して、「自分の頭で考える人間」を育てていかないと、日本はダメになるんじゃないかと。今でも学校の先生は疲弊しています。子どもたちにもっと接したいのに、雑務に追われて時間が足りないと。実際過労で休職する先生も多数います。

 将来ある子供たちを導く役割の教師が疲れ果てていては夢も希望も膨らみません。

 

 それなのに、お金をここでケチってどうするというのか。

 先日の新聞に載っていましたね、「会計検査院が、税金の無駄遣い2831億円を指摘」と。

 そっちのほうをまず改めよ、と言いたいですね。



 こんな調子では、消費税再値上げも「仕方ないわね」なんて言ってられませんよ!


 
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「撃ち方やめ」みたいな言い方やめ!

2014年11月04日 | 雑感

 前から感じていたのですが。

 日常的に戦闘に由来する言葉をつかっている、あるいは活字にしているケースがあります。

 たとえば。

 「○○をターゲットにする」とか「◎◎に標的を絞る」

 あるいは。

 「△△戦略をとる」とか。


 今はゲームが盛んですから、きっともっと色々な言い回しがあるのだと思いますが。

 あまり良い気分の言葉ではない。


 どのような場面だったかは失念してしまいましたが、若い女性が何かのイベントの企画の席で

 「子どもをターゲットにしたものを」という意見を述べられた時に、その場に参加していた中年の男性が

 「その言い方はしないほうが良いですね。子どもは<的>じゃないから。子どもが参加できる企画、ということで、ね」と話されたことがありました。


 そうか、と思いました。 


 何気ない会話の中にも、その人の思考や性格が出る。


 多くの言葉の中から自分の思考や性格に合った<言葉>を選択して相手に伝えようとする時、思いもかけず恐ろしい言葉が入らないように、自分の意思の方角にきちんと合わせた言葉を常に使うよう、心がけないといけないな、と思ったしだいです。

 
 それで先日、国会で与党議員のうちわだSMバーだと言っていた野党議員の方にも申告漏れがでた件について、安倍首相が言ったとか言わないとかでもめた<捏造発言>がありましたね。

 安倍首相の<朝日新聞捏造発言>は耳を疑うものですが、それとは別に、「撃ち方やめ」という表現が出てきたことにまず驚いた私です。


 人間を標的にして引き金を引く。

 そんな被害者的な気持ちで答弁しているのかという腹立たしい思いと、その残酷な表現。

 誰が言ったかはもう薮の中かもしれませんが、そのような表現が「エライ人たち」の中で交わされることに、私は背筋が寒くなるのです。




 
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