藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

すごい!南山集会に・・・!

2008年04月24日 | 日々の活動
 雨が降ったり風が強かったりすると、外に出る予定を控えたりしがちなのが、人ってもんです。そんなことで、4月19日の集会は、お天気が気になっておりました。まあ、嬉しいことに雨は止み、開場前からどんどんと人がおいでになります!会場の入り口は人で一杯!ホールの中はみるみるうちに席が埋まっていきます。すごい!主催している側なのに、その熱気に驚きました。 満杯の会場で、前稲城市都市計画審議会委員で、武蔵野美術大学教授の立花先生の熱い賛同人挨拶に始まり、浜田英夫氏が後世にと遺された稲城の貴重な記録映画を上映しました。昔の稲城と今の稲城が比較されるように映される画面には、懐かしさと驚きの、おお~と言うような声が会場に流れ、皆さん熱心に見入っておられました。 次に、和光大学准教授の岩本先生の基調講演で、地球温暖化が世界中で顕著になっている様子や、緑の政策についてイギリスと日本の比較など、専門的なお話をして頂きました。そして、休憩時間には、南山のそれは美しい景色や花、鳥等の映像・・・その後、第三部で、南山開発の問題に入りました。会派を超えて、党派を超えて、四人の議員がそれぞれ問題提起をしました。私、藤原は司会。まず、工事の概要。今の山と開発された後の山を図で比較。人目で変容が分かります。次が崖の工事の危険性。稲城砂はいったんいじると非常にもろく、水抜きの特別な埋め立てが必要。雨が降ったら工事はダメと、東京都の正式な検討委員会が言っていると報告しました。 その次は、人口減少問題。宅地にしても、需要がある時代かどうか。統計を用いて話ました。 最後に財政です。稲城市が行なう開発ではなく、地主さんたちで組合をつくって民間業者(大成建設)が行なう区画整理事業に、稲城市が税金を投入する。今20億を投入すると言っています。しかし、学校建設などもあり、おおよそ100億円の税金が使われると予測。稲城は他の区画整理も行なっていたり、ニュータウンの学校分の返済もある。税金を山を崩して宅地にするのに遣うということを、税金払っている市民の方に説明しないのは、<市民との協働>を柱にしている市なのに問題ではないか。と、四点について話を致しました。 その後会場との意見交換をおこないましたが、もう少し時間がとれればよかったなと、反省するほど皆さんのお手が挙がりました。知らなかった、聴いて驚いた、時代錯誤だ、と、皆さん真剣なご意見ばかりでした。この集会を単発で終わらせては意味がありませんので、今後の活動について、皆さんと共に広め深めて進めていく考えを述べ、確認いただいて、閉会いたしました。この集会には、他市からもおいでになったり、実際南山の地主さん、地権者さん、そして農家の方も参加されるなど、様々な方が来てくださり、最後まで熱気ある会となりましたこと、本当に感謝申し上げます。実行委員の方々お疲れ様でした。参加された皆様、この集会は、スタートです。これからが本番。どうぞ、この日の思いを胸にこれからよろしくお願いいたします!
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再度! 南山のことを・・・

2008年04月16日 | 雑感
 再度、南山です。 あの、南山に入った方はご存知でしょうが、京王線の京王稲城駅と、よみうりランド駅の両方から入れます。その、ランド寄りの山の斜面に沿って、数え切れないほどの墓石が、ぎっしりと並べられている所が、<ありがた山>と呼ばれる所です。日徳会という方達が、被災した都心のお墓の石を、南武線で運び、えんえんと大八車に乗せて、<ありがたや、ありがたや>と唱えながら、南山の斜面に並べられたそうです。身分の別なく並べられた墓石群を見上げると、正に言葉をなくしますね。その、日徳会の方達のいわば、聖地とも思う山を削って、宅地にすると・・・墓石達も落ち着いていられない環境になってしまいます。コメントをくださった<やまみちさん>のおっしゃるように、緑の繋がりの里山として、なんとか残せないでしょうか。いろいろな人が考えを吐露して、いろいろな叡智を出し合って、将来にわたる目線で、考えていくべき南山だと思います。                                            4月19日(土)  午後一時半から、稲城市中央文化センターホールにて                 (京王線いなぎ駅下車 川沿い下流方向徒歩五分)      稲城の変遷の記録映画と和光大准教授・岩本先生講演             そして、南山についての問題提起と意見交換会です。             資料代 300円  当日参加自由です。               雨でもゼヒ!おいで下さい!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲城市議会の党派を超えて今・・・

2008年04月07日 | 日々の活動
 昨日は、正にお花見日和でした。暖かく、風が無く、よく晴れて! けれど今日は雨もぱらつき少々寒いですね。でもプープー言いませんよ、寒い日があるから、暖かい日が映えるのですから。 そんな今日、京王線若葉台駅でチラシ配りをしました。チラシの中身は、南山の集いのお知らせ。 前回書きましたように、南山約88ヘクタールの宅地開発への補助金に待ったをかけた件で、結果補助金出して進めるべきという議員が多数であった訳ですが、私達としては、やはりこの事を市民の皆さんに明らかにして、今一度、課題にしようと、市民有志の方々と、実行委員会を立ち上げ、集う会を行なう事にしたのです。 この会を開くのに賛同した議員は、もしかしたら、稲城市議会始まって以来?超党派の議員達です。党のイデオロギーに終始せず、自分達の足元にある大きな課題の解決に向けて、力を合わせるのが、本来、地方議員としてあるべき姿な訳で、右だの左だの関係なく、考えや目標が一致したら、共に汗を流すのは当たり前の行為だと、私は思います。そこで、   皆様もご参加いただきたいのです。
    4月19日 (土)  午後一時半~四時
    稲城市中央文化センターホール (市役所となり)
  浜田プロダクションの映画・基調講演・南山意見交換会
    どなたでもどうぞ!  資料代 300円 です
  映画もめったに観られない貴重で優れた、稲城の記録映画です。
  当日参加、まったく自由、南山、開発大賛成!と言う方も、ミナミヤマって何処よ?と言う方も、映画が観たいんだ、と言う方も、基調講演をされる、和光大学の岩本陽児先生のハナシが聴きたいと言う方も、どうぞ皆さんおいでください!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろっぽい話・仕事の話

2008年04月03日 | 議会状況
 さて、どちらの話から・・・やはり色っぽい話から。朝、自宅を出まして、市役所に向かう途中です。あらまあ!・・・こりゃすごい!・・・黄色いれんぎょう、桃色桜、真っ白ゆきやなぎ、赤いチューリップ!菜の花すずらん白もくれん!春の色が溢れています。なんとまあいろっぽい・・・!口をあけて少し薄笑い、あっちを見、こっちを眺め、危うく足元のワンちゃんの落し物を踏みそうになって、アワヮ!とよろめく私自身はまるでいろっぽくない。 はい、これがまずいろっぽいハナシです。  次は仕事の話、え?もう読むのやめた?ちっとも色っぽいことじゃないし、って?何をおっしゃる、変な想像はやめて、咳ばらいして読み続けてくださいな。 一ヶ月に及んだ三月議会が28日に終了しました。やはり予算議会はボリュームがありました。特に今回は、私が知る限り、稲城市議会始まって依頼の出来事がありました。 京王線稲城駅の南に、多摩の最後の里山の風景を残している、<南山>があります。私有地ではありますが、地権者さんのご理解から、多くのかたが、散歩・写真・トライアスロンなどで中に入られお子さんからご高齢の方まで、広く親しまれている緑の山です。この地が宅地開発される計画が以前よりあったのですが、遂に計画の実施が具体的になり、稲城市が市税20億円の補助金を出すとしています。そのうちの5000万円が、今回の土地区画整理事業特別会計に計上されたのです。この予算案に対し私と同じ会派の議員が勿論私も賛同しまして、凍結の意味を持つ組み換え動議を提出したのです。そしてそして、この動議に、20人中7人の議員が賛成したのです。党派を超えて、やはり南山これで良いのか?の意志が議会の中で表明されたのです! 総事業費400億、17年間かかる工事です。市民の皆さんの税金20億円も、まだ学校建設等で、更に投入額が増えるのは必至です。今後人口は一時的に増えても、都心回帰の傾向にあり、ただでさえニュータウンに空家があるのに、山を崩した丘陵地の家がすらすらと売れるとの保障はありません。ましてや高齢化、坂の道は敬遠されるでしょう。 私が以前より主張提案しているのは、今のまま、特別緑地保全地区の指定を受ける事です。地権者さんはなんと言っても、高い税金、やってくる相続が大変だとおもうのです。地区の指定を受ければ、税金免除、相続税も二割程度の額になるのです。稲城市も宅地にして人口増やして税金取ろうなんぞと姑息なことをかんがえず、稲城の将来を見据えて、都心から30分の貴重な緑を守り、地権者さんの税金対策を執ってさしあげる度量と見識をもつべきとおもいますよ。 誰がこの時代、税金かけて山を開発するのにもろ手を挙げて賛成します?同じかけるなら、地球温暖化阻止、緑を保全するほうじゃありませんか?もしかして、地権者さんたちも、このままで税の優遇があれば、なにも17年間もかけて土地を変形させなくとも良いと思われるのではないでしょうか。 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする