藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

やはり原発は止めるべき

2022年06月06日 | 雑感

 今日は雨。 かわいいコックさんの日。

 さて私、6月いっぱいで障がい者施設を退職致しますので、今は有給休暇を消化しております。

 一週間に数日出勤して、残務や理事としての役割を遂行しています。

 まだ数日続けての休みに不慣れで、家事も目新しいことに着手できずにいますが、唯一時間がかけられて嬉しいのが、「新聞を読む」こと。

 もともとインドア派で、活字を読むのが好きなタイプです。年齢的に目の疲労があり、以前のようにグイグイ読めませんし、わが娘のように凄いスピードでページをこなせませんが。

 さて。

 やった!と思った記事です。
「泊原発運転認めず」「防潮堤基準満たさず」(6月1日朝日新聞朝刊)
 札幌地方裁判所が北海道電力に対して、安全確保への努力がなされておらず、津波対策の基準不備が解消されていないため、運転の差し止めを言い渡した、との事です。

 どうせ最高裁までには、結論がひっくり返るだろう、なんて考えているとしたらとんでもない!10年間も安全な計画を示さずにいて、即日控訴する神経が疑われます。

 なんだ!と思った記事が。
「島根原発2号機再稼働同意」「来年度にも運転」(6月3日朝日新聞朝刊)
 定期検査で止めていた、県庁所在地である松江市にある原発ですが、原子力規制委員会の審査を通り、松江市の同意も得ていたということで、再稼働が決まったそうです。

 この再稼働に関して、周辺自治体があれこれいう権利はなく、たとえば出雲大社のある出雲市など、30キロ圏内に6市があるそうですが、何かあったら被害を受ける所が何も言えないのはおかしいと思います。

 やっぱり私は原子力発電は早期に止めるべきと思う。
何べんも言うけれど、放射能廃棄物の処理方法が確立されていないのに、なんで稼働するのか。
 福島原発の汚染水を海に30年かけて放出するというけれど、既に全国にある原発の排水は海に流されていて、周辺の汚染が明らかになっています。

 もう、日本は人口が減っていく予測が立っている中で、将来における環境の在り方や経済の方向などを真剣に考えなくてはいけない時だと思うのです。アベさんみたいに「防衛力強化」という狭義的なことではなく、もっと大局的な視野に立って考察しないとダメな時期が来たのだと、私は思っています。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする