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藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

シャシャっと香害

2024年08月01日 | その他
 不思議ですねえ・・。

 天気予報で「あしたは最高気温34度でしょう」と言っているのを聞いて、
「ああ35度いかないんだ」と、少し安心する私が居ます。

 慣れというのは怖いですねえ。

 でも、汗まみれ。

 先日、用事で出かけて電車に乗りました。
隣に体のおおきな男性が座って来られて、その方の汗がすごい!
汗のにおいが如何にも男性・・。

 その帰りの電車で座っていると、またまた行きの男性より一回り大きな男性が隣に。
汗と共にニンニクの香りが・・。

 そうね、この暑さ、ニンニクで元気つけなきゃやっていけないわよね。

 その翌日、またまた電車に乗りました。
隣は若い女性。

 ん?んん? この香りは・・。

 ごめんなさい、私は汗のにおいやニンニクの香りはまったく平気なんですが、この美しい女性から漂ってくる、甘い香りは・・ダメなんです。

 科学的につくられた「いい香り」なんでしょうが、私は気持ちが悪くなってしまうのです。
いえいえ、その方が悪いのではありませんよ、でも、そんな合成の香りをつけなくとも、素敵だと思うんです。
 
 干してある洗濯物から漂ってきたり、着ておられる洋服から放たれる「香り」
デパートの化粧品コーナーも通過する時は息を止めております。

 困ったものだ・・。化学はいくら進んでも、自然には勝てないと、私思っています。

 いつか、人間は「自然」に見限られてしまうかもしれない。
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眼玉を入れ替えたら

2023年09月01日 | その他
 あらら!もう9月ですか・・!

 新参者の人類が地球に穴を掘ったり埋めたり流したりと、勝手ばかりしているのできっと罰が当たると思っていますが、この日本の酷暑もその一つですね。

 そのような時、8月に私、眼内レンズを入れ替えました。

昨年末から「漢字検定試験」を受けるために、学生時代には勉強しなかった私が真面目に鉛筆握ってカリカリ漢字を書いていたのですが、どうも良く見えない。「日」だか「目」だか判別困難。

 この際と、一応試験も合格し、福祉法人の理事も任期を終え、ボランティアも一区切りして時間を整えてから眼科に行きました。

 まだまだ使えるかな?と思った眼でしたが、右目が白内障。そして両目がなんと「閉塞隅角緑内障」で、すぐに手術するよう言われました!

 緑内障はご存じの通り失明を伴う、治療が困難なものです。ですが幸いにも白内障手術、つまり眼内レンズにすれば、自前のレンズより薄くなり、眼の栄養である「房水」が流れる出入り口である「隅角」の狭まりが抑えられて眼圧が上がらないと。
 白内障によるぼやけも、緑内障の予防もでき、おまけに乱視や近視ともおさらばできる!


そんな訳で8月一杯かけて片方づつオペいたしました。

今ですが、もう日常の眼鏡が不要になりました!
活字中毒なので、手前、新聞やパソコンの距離にピントを合わせてもらったので、遠くは眼鏡が必要ですが、なになに青空と雲が裸眼でも美しく見えるようになりました。

 ・・一つ。

 鏡を見て・・「いったいこれは・・!」

 一瞬母親が映ったと思ってしまった・・いや、これは私の顔だわ。

 良く見えるようになったお陰でわが顔や手足の現実を直視。

 ちょっとショック・・なんだこの皺とシミは・・・。

 これを機に、若ぶりっ子は無しにして(まだそんな気があったんだ)また新しい一歩を踏み出そう、と思いました。

 せっかくハッキリと見えるようになった目です。これから考えている事どもに取り組むことといたしましょう!
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マイナカードは「まいどなカード」か「マイナスカード」か

2023年06月11日 | その他
 
 いったい、法律って国民のためにあるのか特定の人間のためにあるのかと思ってしまうこの頃。

 憲法も権力の暴走を防ぐためのものなのに、権力ある人が勝手に解釈を変えるなんて、ありえないことなんだけれど。

 ああ、でも立法の府に送り込んだ議員を選んだのはわれわれ国民なんですよね。

 私が選んだんじゃないのがやってるのよ!と叫んでみてもね。

 だいたい、原発拡大はイヤだと言いながら、原発推進している自民党に票を入れるという人が多いと言います。

 マイナンバーカードをつくるとポイント付きます!となったら、交付率が格段に上がりましたね。いやいや、ポイント、魅力ですものね。

 私は以前から申し上げているようにひねくれ者なので、住基カードも作らず、マイナカードも持っていません。
 健康保険証の一体化もする気なしです。

 話は違いますが、ふるさと納税も再考したほうが良いと思っています。

 マイナンバーカードでは、毎日のようにお粗末なミスや重大な欠陥が報道されていますね。
それでもまだ反省の色が無い。

 おまけに2026年には新たなマイナンバーカードを作成する、バージョンアップの話まで出来上がっています。
 思うに、それならきちんと2026年まで待って、仕切り直すことにして、今のややこしいことは止めたらどうだろ、と思います。

 思い起こせば住民基本台帳。
作成流通に一兆円かかったと言われてましたね。

 今のマイナカード、そして2026年のカード。一体いくらかかるのかしら。
そしてそれに関わる企業はどのくらい利益を得るのかしら。
本当に国民のためになるものなのかしら・・と新見南吉の「てぶくろを買いに」のお話し口調で言ってみたりします。

 「可愛くない」と言われていた私も、もうおばあちゃんになったので、可愛いも何もないので更に言いますと、要は税金のトリッパグレが無いようにするシステムに加えて、住基ネットの時に危惧した「国民総背番号制」の塗りなおしなのでは?

 
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そしてツバメは

2023年05月19日 | その他

京王線稲城駅の改札口に行く階段の上に毎年ツバメがつがいでやってきて、子育てしていました。

「ああ、今年も子育ての季節か・・」と、巣の下を通る度に見上げてはエールを送っておりました。

ところが、今年は常設の巣が撤去されておりました。

そして・・。

ツバメが巣の作成に入ると翌日には壊される。

また土を運ぶツバメ。

壊される。

一体ナゼ(。´・ω・)?・・!?

そんな事が何回か繰り返されていたので、私たち夫婦はその原因と壊す人間を特定して、なんとかツバメの家を守ろう、と思い至ったのです。

京王線稲城駅の駅員さんに話す➡巣の存在をご存じなかった。少し改札から離れていて、京王線の管轄ではなかったのでした。
 駅員さんは管轄の心当たりを紹介してくれました。

京王ストアの店長さんにも、相談しました。
始め店長さんは、フンの文句を言ってきたと思ったらしく、緊張の面持ち。
そうではなくて、巣を存続させたいのでお知恵を、と聞いて安心される。

いろいろたどって、ビルの持ち主の管理にたどり着きました。
話をきちんと聞いてくれて、穏やかな対応をしてはくれましたが、結果は

ツバメのフンの苦情が何年も前からきているので、卵を抱えないうちに撤去、とした、との答えが・・。

確かに「鳥獣保護法」では、抱卵した鳥の巣を撤去することは禁止されています。
でも、その前なら良い、ってどうなんだ?と正直思います。

ツバメは、巣を壊されても壊されてもまた、くちばしに土をくわえて巣づくりを繰り返していました。そして人間がそれを壊す・・。

わたしども夫婦は、ツバメのつがいも助けることが出来ない非力やもどかしさに、持って行きようのない怒りや焦燥を抱いたまま、何日も過ごしておりました。

そして・・・つばめは。

なんと!巣を完成! 前は完成しても壊されていましたが、遂に人間が降参したのね!

巣の下の階段に、汚れ防止の段ボールが敷かれて、赤い三角ポールに「ツバメの巣があります。フンに注意」と書いた紙が貼られていました。

見上げると、少し小さ目な巣が、今度こそと言うように私には光って見えました。

多分、五回位壊されていたにも関わらず、です。

ツバメの根気の良さ、めげない行為には脱帽です。
あと、夫婦で何とかしようと声をあげたことが、もしかしたら効果があったかもしれません。

小さなツバメの巣のことではありますが、すぐにあきらめない事や、おかしいと思ったら声を挙げること、など、改めて学んだことでした。

どうか無事に子育てが出来ますように!


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悲しい目にあった人が悲しいままでは悲しい

2023年04月19日 | その他
 毎年五月に咲いていた庭の石楠花(しゃくなげ)が、もう咲いてきました!

 そんなに急いで咲かなくても!と思うけれど止めようがありません。

 本日の朝日新聞朝刊に、四年前に池袋で起きた車の暴走により大切な家族を失ってしまった方の記事がありました。
 一人になってしまい、笑うことを忘れてしまった彼を友人が食事に誘い、そこで笑って話をしていたら、見知らぬ女性から「事故の遺族の方ですよね、意外と笑うもんですね」と言われ、強いショックを受けた。というものです。悪意がない言葉かけのようでしたが、他にもメールなどで「よく笑えますね」などと来たそうです。

 この記事を読んで、瞬時に53年前の事を思い出しました。

 私が短大に入ってすぐの春に父が急逝しました。
忌引きで数日休んだ為、学校に出てきた時にある教授に休んだ訳を聴かれました。

「父が死んだものですから」というような事を答えたと思います。すると教授が
「あんた、お父さんが亡くなったのに笑っているのかね」と言ったのです。

私は自分が「笑っている顔」をしているとは思いませんし、笑う訳がありません。
唖然として「いいえ」と言ったように記憶していますが、後からそう言われた訳がボンヤリわかりました。

 私はきっと、初めて対面する教授の前で初めての経験を報告するため、緊張していて「話しているうちに泣いたりしてはいけない」と口をギュッと結んでなんだか不自然に話していたのだと。

 それにしても、です。

 大学で物事を教える側の大人が、18歳が親の死を報告する時の悲しみと緊張の不安定な心情をいとも軽々しく受け取ることに、後から激しい怒りが湧いたことでした。

 悲しい目にあった人が、それでも生きていかねばならない時、いつまでも悲しみの中に埋没していずに、それこそ「日にち薬」で少しづつすこしづつ自分をなだめたりして、笑う時がある、来る。

 もちろん、涙に暮れてしまうこともあって、でもそれが当たり前。色々な感情の中でも穏やかな日があったり楽しい日があったり、悲しい日があったり。

 悲しい目にあった人が笑っている時、その心の内を考えることなく笑う権利を奪うような発言は、厳に謹んで下さい。

 静かに、笑っているその人を見守ってあげて下さい。
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合格、できたかしら!

2023年02月16日 | その他
 先日の日曜日、ウン十年ぶりに「テスト」を受けました。

 このテストを受けるにあたり、多分こんなに自主的に真面目に勉強したのは初めてかも。

 もちろん、議員の時は受験ではなく仕事として自主的に色々勉強しましたが、今回は自分自身のために「受検勉強」。

 振り返ってみて、高校も大学も親には申し訳なかったけれど、ホント受験勉強を真面目にやらなかったです・・。斜に構えていたところがあって・・いま思えばイヤな性格ですね。

 日曜日に受けたのは「漢字検定準2級」の検定試験です。
漢字検定は10級から1級まである資格試験で、準2級からは就職や推薦に有利な資格のようです。
 もちろん私はその目的もなく、なんとなく少し努力が必要なランクとして設定しました。

 本屋さんで参考書や問題集を購入。もうこの時点で受験生気分でいいですね。

 大体高等学校在学レベルというのですが、これがけっこう私には難しい・・!適当に書いていた字が実は違っていたり、「はね」「とめ」など細かい! 読めても書けない。御名御璽なんて日常的に使わないし、高校生がスラスラ書けるのか?と思ったり、「へん」や「つくり」も覚えなきゃ。

 当日はどう見ても受検する人たちの中で私が最高齢のようでした。一挙に4級や5級も部屋別に行ったのですが、会場に集まる中年くらいの人たちは、みんな付き添いの方たちで。準2級の部屋にも私の孫でもおかしくない位の若者さんたちのみ。

 勉強はけっこう大変でしたが、面白かったあ~♪

 合格したかどうかは、40日後にわかります。

 多分・・。どうかな?
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やっぱりそのようです

2023年01月19日 | その他
 二階のリビングのストーブが壊れました。

 随分長く働いてくれました。
前の晩まで働いてくれて、翌朝動かなくなってしまいました。

 寒い・・。

 エアコンが苦手なので、仕方なく新しいのを買おうとなり、防災時を考えて電池式のに致しました。

 本日朝に配達してもらい、壊れたストーブを引き取ってもらいました。

 二階のストーブが壊れたことは、一階のストーブには知らせないようにしていたのですが・・

 今日の早朝、一階のストーブを点火すると少し違和感のある音がしました。
その時はあまり深くかんがえなかったのですが・・。

 ピンポ~ン、と新しいストーブが配達され、古いストーブが一階のストーブの前を通って運び出されました。

 午後です。

 一階のストーブを点けようとしたら・・壊れていました・・。

 同時期に購入したストーブたちでした。今まで頑張ってくれて、まず二階の子が壊れた。
それを知った一階の子も、力尽きたのでしょうか。

 「何をグダグダ言ってんの」と呆れられそうですが、私はストーブたちに何らかの交流があったと思っています。確かに同時期に買った電化製品は、時期を同じくして寿命が来るのは当然でしょう。でもね。

 わが家の電化製品は実に長寿命。
掃除機などは多分結婚祝いにいただいたもの。
洗濯機も冷蔵庫も軽く20年以上働いてくれました。

それを昨年秋に、買い替えました。電気代が高騰することと、パッキン類がふにゃふにゃになってきたなどで。
 買い替えることはそれぞれの前では言わずにいて、直前にきれいにお掃除しながら交代の話を聴かせました。掃除機と洗濯機と冷蔵庫に。

 話は少しそれますが、「樹木たちの知られざる生活」(ペーター・ヴォールレーベン著 早川書房)には、木達が会話を交わし、危険を伝え、栄養を分け合う、ということが書かれています。

 人間は自分たちのみが言葉を使い意思疎通をしていると、あるいは動物や鳥くらいは会話していると思うだろうけれど、森の木々がお互いを思い街路樹が仲間を求めているなんてあまり思いませんね。
 
 でも、私は「そうだな」と思います。

 昔の日本では、家具や道具が古くなると魂が宿り「ふったち」となる、というお話しがありますね。

 長くお世話になった「電化」製品でも、最後までぞんざいに扱わずお別れするのが礼儀かな、と思っています。

 
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同じ体験?!ROCKETONEWS24のお話し

2021年12月01日 | その他

 パソコンで何かを調べようという時に、ちょっと時間があるとネットのニュースを見ています。

 本日、「実話」という記事を読んで驚きました!

 「ROKETNEWS24]という記事(11月30日配信)に、あるビジネスホテルで遭遇した不可思議な事。(Nさんの体験実話です)

 『夜中に寝付けないでいると、外の廊下を走りまわる足音が聞こえる。

 今頃だれが!・・と思っていると、真夜中に部屋のドアをガチャガチャする誰か!』

・・・という内容ですが。

私の経験とまったく同じ・・。

 H市に仕事で行き、あるビジネスホテルに宿泊しました。

 夜中に眠れずにいると、廊下を走る足音が。

 てっきりどなたかが酔っぱらって何か焦っているのかと思っていました。

 それにしては、いつまでも行き来しているように足音が続く。

 そのうちウトウトしたのか、ふと目が開いて時計を見たら夜中の3時。

 なんとなくいや~な予感がしたと思ったら、部屋のドアを外からガチャガチャ、ガチャガチャ!と激しく開けようとする音が!

 入って来られたらヤだな、と思いつつ「来るなよ~くるなよ~」と唱えているうちに、音が消えました。

 もうあれから仕事でH市に行く時は、絶対あのホテルは止めてね、と事務の方に言っておりました。

 何回か、他のホテルでも、急に電気が切れることが二度、ついて来られたこともあり、ホテル選びってちょっと緊張します。

 忘れていたけど、今日記事を読んで思い出してしまった・・。

 
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「香水」で思い出したこと

2021年02月27日 | その他
 先日、ラジオを聴いていたら、どなたか忘れたけれど

 「13歳から15歳くらいの間に聴いた音楽は、一生忘れない」とおっしゃっていました。

 2歳頃に音楽に触れると良い、というのとは全く別に、小学生から中学生頃に流行っていた歌謡曲。

 確かに、今の曲がなかなか頭に入らない私ですが、昔(!)の曲、たとえば・・石田あゆみさんの「横浜たそがれ」とか・・弘田美枝子さんの「人形のいえ」などは、覚えていて唄えます。

 もちろん、上手い下手、は関係なしですが。

 時々今はやりの歌の「サビ」だけ唄ってみたりして、自分の声帯の衰えに愕然としております。

 一応、中学の時は合唱部にいて、ハイソプラノ担当だったり、20歳過ぎてから習った地唄もましだったのですが。


 そして、昨年から流行った歌「香水」

 「香り」の思い出、ですね。

 で、思い出しました。いえいえ恋愛関連ではありません。

 いろいろあって家から近い短大の保育科に入学した私。

 勉強より、演劇倶楽部に熱を入れていました。

 でも、授業はまじめに受けていましたよ。

 教授も様々な方たちで、たとえば、リトミック創始者の「天野蝶先生」やモダンダンスを日本で開花させた「江口隆哉先生」などおいででしたが、その中に幼児教育のT先生という方がおいででした。

 物静かな紳士、という感じの先生でした。

 その先生がある日、ちょっと長くお休みします。と言われました。ヨーロッパで会議に出られるとか。

 そして言われたのです。
「皆さん(私たち生徒のことです)全員に、お土産を持って帰りますから」と。

 私たち、約150人。そんな全員にお土産なんて、ムリムリ、と思いつつ「は~い」と返事をしました。

 そんな約束を忘れた頃、先生は教壇に復活されました。そしておっしゃった。

 「みなさんにお土産をお配りしたいと思います」

 続いて「みなさん、お持ちのハンカチを出してくれますか」

 私たち、ハンカチをごそごそ用意。ハンカチを持っていない子たちは戸惑いながらティッシュなど引っ張り出したり分け合ったり。

 先生は教壇を降りて、ポケットから小さな瓶を取り出しました。

 香水です。

 一人ひとりの席を回りながら、ハンカチに一滴づつ香水を浸み込ませる先生。

 静かに、穏やかに教室をめぐり、約束通り全員に「おみやげ」をくださったのです。

 あまり真面目でない生徒であった私ですが、その行為にとても心を動かされました。

 私たち、10代の生徒の一人ひとりの人格を尊重してくれた。上からの目線ではなく、男女の別もなく、同等の人間としてみてくれるのだと、深く感じたのです。

 一滴の香水の、大きな思い出のお話し・・。
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母の部屋の怪音は・・

2020年07月27日 | その他
 まいにちまいにちボクらは鉄板の~♪

 およげたい焼きクン、の唄ではないけれど、毎日毎日の雨・・。

 乾燥機能など付いていない、我が家のレジェンド洗濯機。

 部屋干しにも限界があります。

 母の部屋(未だにこう呼んでいます)には傘を広げて。

 ・・と。

 何やら部屋のどこかからか、「チュッチュ」と<音>が。

 虫かとも思いましたが、どうも違う。

 抽斗などに、母の何か機器が入って鳴っているのか?

 あたりを探ってみたり、本棚を開けてみたり、座机の抽斗を開けてみたり。

 その時、ふと思い出しました。

 私が若いころいたある職場で、起こったこと。

 お客様に新年にお渡しする、小さな干支の石鹸。

 その年はうさぎで、手のひらにチョコンと入る、台座のついた白い石鹸うさぎ。

 一つ余って先輩が自分の机に飾っていました。

 それが、鳴くのです。

 台座の上で「ミュウミュウ」と。

 何か仕掛けが?!とみんなでうさぎをひっくり返してみたりして、台座ではなく机に直置きすると。

 鳴かない。

 又台座に乗せると、「ミュウミュウ」小さく鳴いている・・。

 台座はただの茶色いプラスチック・・。

 そんなことを思い出して、母の作った人形やら陶器のお地蔵様などに耳をつけてみる。

 ついに、夫にも来てもらい、謎解きが始まりました。

 いろいろひっくり返した夫。フイと天井を見上げて、

 「わかった!」

 電池が切れかかった、火災報知器が・・鳴ってました・・!

 あらあら、怪奇現象でも何でもなかったわ・・。早速電池を交換いたしました。


 それにしても、あの時の石鹸ウサギは何だったのでしょう?

 しばらくして私は体調を崩して退職してしまいましたので、その先は・・わかりません。
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やっちゃいました!

2020年06月10日 | その他
 時々やってくる、姿なき魔女・・。

 油断しているすきを狙って放たれる一撃!

 そう、「魔女の一撃」・・<ぎっくり腰>です。

 20代からやっているぎっくり腰ですが、この<ぎっくり>という表現は何なんでしょう?・・と、ソファに慎重に横になって考えます。
 腰にベルトを巻いて辛うじて動いていて、人間腰がしっかりしていないと足がうまく動かないもんだな、と思ったりしています。

 
 仕事を休ませてもらって、久しぶりに昼のテレビ、国会中継を見ました。

 別にぎっくり腰状態でなくてもビックリするのは、質問に対する答弁の仕方。

 学校で先生が生徒に質問して、まるで焦点のあってないことを答えたら、「ちゃんと聞いていませんでしたね」と、注意されたり、周りから嘲笑されたりするだろうに。
またくどくどと屁理屈言ったりしたら友達無くすかもしれないのに、国民のお手本になるべき人達が、そんなこんなの繰り返し。

 限られた時間の中で行なわれる攻防なので、ノラクラ答えていれば終わるという手段は地方議会でもありましたが、誠実さに欠けていて見苦しいことこの上ないです。

 毎日少しでも安くて良いものをと、一円単位まで目を見開いて比べて買い物しているのは、私だけではないと思います。

 第二次補正予算。

 億の単位だってめまいがするのに、兆の単位が実に無造作に扱われていて、更に腰が痛くなりそう。
 
 雇用調整助成金や持続化給付金、他に何か当てはまる助成制度がないかと探し回り、すこしでも商売や生活を支える杖を求める人が大勢いるというのに、給付事業の委託先が不透明な有様。
 最初の金額が電通に行くまでに20億ですか、そのさきに委託するまでに100億ですか、丸投げなのに金額が減っていって、何かのつながりで誰かがうまい具合に儲けているのではないかと疑われてもしかたがない不透明さ。

 私が働く施設に通っている、障がいを持つみんなに工賃を払うにあたり、どうしても昨年並みの金額に及ばない。コロナで作業ができませんでしたから。
 年間通じての受取額が、少しでも平均に近い金額になるようにこれから努力と工夫をしなければならない。

 今回の補正予算の項目に、、やっと福祉事業所への助成金が入っているようですが、全事業所に回るにはまったく足りない。

 GOTOOキャンペーン(安倍首相も言い間違えたけど、強盗ではないですね)に回す分、こっちにまわしてくれ!
 お店や家庭や仕事無くして困窮しているさまざまな立場の人に回してくれ!

 マスク二枚と十万円で、国民みんなをなだめすかそうとしても、そうは問屋がおろしませんよ。

 


 
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<育児>を軽くみるな!

2020年01月19日 | その他

 現環境相の小泉氏が、「育休宣言」しましたね。
 
 今月17日に無事生まれたそうでおめでとうございます。阪神大震災のあった日のお生まれですね。


 なになに?三ヶ月間中に、<二週間の育休取得>。

 何やら週刊誌に女性関係を書かれている中での育パパ宣言なので、自身の評判回復のためでは、とか、国会議員はもっと重要なことをすべき立場だから如何なものか、などの意見が言われていますね。

 私は、父親が育児休暇を取るのは当然あるべき行為だと思います。どんな職業であっても。

 その点では小泉氏の表明は好意的に受け止めましたが、胸張って「これが前例になれば」と言いつつとる期間はたった<二週間>ですか。

 拍子抜けした理由のひとつは、私の甥っ子が昨年とった育児休暇が「六か月間」だったことと比較したため。

 甥っ子は外資系の企業に勤めているのでもうそれが当然で、聞いたときはその長さに驚きましたが、確かに育児は延々に続くことなので「そうか」と思った次第でした。

 もう一つは、「前例」でも、このまま世の中のお父さん方が育児休暇を取りやすくなるだろう、という短絡的考え。

 いろんな考えがあって、「出産後の赤ちゃんの世話だけでも大変なのに、なまじそこに更に手がかかる夫はいなくて良い」という友人もいます。でも、育児休暇を取りたい人が周囲に遠慮したり、出世に関わると思ったりして、利用したくても出来ない制度は変えるべきです。
 この「夫の育児休暇取得困難」あるいは「制度無し」という今の現状は、そのまま「女性の働き方の現状」と結びついていると思います。
 妊娠、出産のために、仕事を辞めざるを得ない。育児が母親一人にのしかかる。子どもがある程度大きくなっても復職できず、短時間の仕事に従事するしかなく、自身の可能性の追求は後回しにならざるを得ない。

 <子ども>という命を授かることを二人で協力したなら、<育児>も協力して行うのって、素朴に当たり前なはずなんですが、まだ「男は仕事、女は育児」の枠からなかなかでていないのですね。


 もうひとつ、国会議員がなんだか高尚な重大な大変な職業と言うような発言。

 今の状況で胸張って、言えるのでしょうかね。

 

 
 
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ちょっと涼しくなるはなし

2019年08月19日 | その他

 まあまあ!本当に記録的暑さの日々!

 さすがの我が家もエアコンを点けています。

 先日、娘と孫たちがやってきて、我が家に入る風の涼しさに驚いていました。ついこの間までこの家に住んでいたのに、今住んでいるマンションが、やはり暑いからなんでしょうね。

 娘の連れ合いさんも来た日に、私、なんだか胃が痛くなってしまい(いやいや、連れ合いさんのせいではありませんよ!)いつも一緒に飲みかわすのに、それも出来ず、数日ダメになっていました。

 診断は「胃腸炎」。

 でも、今は元気になりました。

 で、今日美容院にいくことにしまして、歩いていると前方からおばあ様。

 道に迷われたそうで、ご案内。


 そこで、ふと思い出しました。


 私はよく道などで他人様に声をかけられます。

 いえ、議員だったからではなく、それは他県に行っても同様で、こちらが地図を観ながらキョロキョロ歩いているのに、前方から来た方が、私に道をたずねたり。

 電車に乗っていて、近くに座った方が寄ってきて一升瓶をくれようとしたり、ベンチにいると横に座って人生を語り始める方がいたり。

 私はなんか、ボンヤリして見えるのか?


 そこで、少々怖かったお話を。。。

 
 明るく優しかった議姉が二月に急逝してしまい、夫と駆け付けた時のことです。

 駅近くのホテルに宿泊したのですが、就寝時、私たち夫婦のほかに、もう一人の寝息が。

 私のベッドの窓近くで、なにやら気配も。

 まあ、時々見たり聞いたりする夫婦なので、騒がずそのまま帰宅しました。


 その晩からです。


 いつも安眠の私、連日の悪夢にうなされました。

 だれかが私の胸の上に、硬い鞄のようなものを乗せて押さえつける。

 苦しくなって目が覚める。また寝ると今度は沼のように泥が視界を覆い、大きな目が私を見ている悪夢でまた起きる・・。

 三日ほど続いて夫に話したら「憑いてきたな」と。

 
 そして次の深夜です。

 うまく眠れないな、と思っていた次の瞬間、布団の中に<手>が伸びてきて、私の右手をつかんだのです。

 急いで振り払って、そうっと右側に振り返ると・・。


 明らかに、夫と私の間に黒い影が寝そべっています。

 
 どうしたかって?


 私、「何も見てませんよ~あなたに何の関心もございませんよ~」と念じつつ、クルリと左に向いて寝たふり。


 その後、悪夢も黒い影も無くなりました。

 今頃どこをさまよっているのでしょう。もう勘弁ですが。

 
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観ました! ピカさんの「顔面紙芝居」

2018年10月23日 | その他

 議会終了毎に発行しています、「はなまるつうしん」を書き終え、原稿を印刷に回しました。

 27日に、稲城市内の新聞に折り込まれます。

 手書きなので、キレイ、とは申せませんが、印刷文より体温があるようで、読んでいただいております。ありがたいです。


 委員会の二年をかけた調査事務報告書のまとめもつくり、31日の委員会で叩いてもらう準備ができました。


 
 そこで。


 久しぶりに日曜日。夫と井の頭公園へ行きました。


 夫と私の休みが合うのは、月に一度です。

 その時、どちらかが仕事の時もあり、二月や三月に一度、なんてこともあります。

 「今度の休み、どうする?」なんてノンビリ決めるのも楽しいのでしょうが、なにしろ夫は、遅くに帰宅。夕ご飯を食べながら目がくっつきそうなほど。 テレビをつけたのに自分の目が閉じてる、なんて状態で、しばらく寝た後目を開けて「明日どうする?」と私に話かけるけど、その時私の方が意識朦朧。

 とにかく、井の頭公園に行こうか、となりました。


 久しぶりの公園を歩きながら、以前から思っていたことを話しました。いえいえ、深刻なことではありません。

 私「もう、随分前だけど、ピカさんという人が、会社を辞めて<顔面紙芝居>をここでやり始めてね、息子さんと二人で。それが観たくていたんだけど。なかなか観られないで今になったのよ。」

 夫「なんだ!?その顔面て!」
 私「うん、紙芝居の画面の登場人物の顔が、まんまピカさんで、子どもでもお母さんでもなんでもピカさんが顔をはめる立体紙芝居なの。」
 夫「???」


 などと話をしながら歩いていたら・・・。

 なにやら怪しげなのぼりが経っている。

 そこには手書きで「チョコバットの冒険」の文字が・・。  もしや!!


 ああ、もうかれこれ20年前に観たかった<顔面紙芝居>だったのです。
 ちょうどあと10分足らずで始まります!


 なんというめぐりあわせでしょうか。

 本当は今日、砧公園での公演だったのが、急きょ変更で井の頭公園になったそうで!

 ピカさんと、今は息子さんは結婚されたので、代わりにチャーミングな奥さんとのコンビです。

 公演内容は詳しく書きませんが、なんと変わっていて面白いのでしょうか。 もう見物の子どもは夢中です!


 それにしても、私も変わっていると思ったけれど、夫も同じところがあるかもです。昔は唐十郎のテント芝居も行ったりしました。

 
 私、傾奇者(かぶきもの)、、大道芸人、と呼ばれる人たちになぜか惹かれるところがあります。

 自分が持っていない、エネルギーや勇気や発想に惹かれるのかもしれません。


 久しぶりの休日。 いやあ、楽しかったです!ピカさん、ありがとうございました!
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死者は多くのことを生者に教えてくれる

2017年06月30日 | その他
 
 今日、六月議会が閉会しました。  

 明日からは、六月議会の報告の通信作成や、議会中に時間がとれなかった様々な集まりや学習会などの参加、それから母の新盆を迎えます。

 
 こうして一年の半分が、過ぎました。 速い!!


 議会が終盤になって、時間にゆとりが生まれたころ、乳がんと戦っていた小林真央さんの訃報を知りました。

 もちろん、お会いしたこともなければ特にフアンということもなかったですが、母の死からあまり日にちが経っていないので、「死」というものに少し敏感になっています。


 そして、胸によみがえってきたのは、26年前、になりますか、私の親友の死です。

 二人の幼い子を残して、30代の若さで逝った彼女は、乳がんでした。 まったく同じケースですね。


 彼女はとても聡明で、気が強く見えても実に繊細な神経の持ち主でした。


 彼女が元気だったらきっと、私ではなく彼女がまず市議会議員になっていたと思います。

 
 自身の死を悟り、ご自宅のベッドに友人が集まって、「これが最後の食事会ね」と彼女が言って、みんなでみつ豆をたべたっけ。

 そして自ら葬儀用の写真を選びました。私も一緒に、「これがいいわね」なんて。

 
 私は何もできませんでしたが、ただひとつ、時々彼女を思い出す。そして決して忘れない。

 

 彼女と私の関係だけでなく、最近旅立った私の母や昔死別した父だけでなく、この世にいなくなった人たちが語りかけてくることがあります。

 「ちゃんと生きてる?」って。


 

 
 


 
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