藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

栄村の”栄方”とは? 講演i会にどうぞ!

2009年09月25日 | 日々の活動
 講演会のお誘いです。

 「え~、市民自治がやるの?つまんなさそう~」

 なんぞといきなり思わないでくださいな。
 これがもう、とっても貴重なお話ですよ。

 確かに題名は、カタイ! 難しそう!
 でも、ゼッタイ面白いです、と言い切れるのは、頭で考えたことの話ではなくて、汗を流して実践してきた話を、本人がされるからです。

 お話されるのは、長野県の豪雪地帯、栄村の前村長さん。
<村長さん>というと、温厚そうなお爺さんを想像される方が多いと思います。
そのイメージ通りの容貌の方ですが、これがスゴイ人なのです。

 高橋彦芳(たかはし ひこよし)氏

   長野県栄村・・人口3000足らずの、高齢化率40パーセント以上。
          この、日本有数の豪雪地帯で、20年間、村民に乞われて村長をおやりになり、今、勇退されて、全国の大学や自治体などで講演をされています。
 中央大学法学部を卒業され、東京で仕事をされていましたが、故郷の栄村(旧水内村)に戻られ、村役場の職員をつとめておられましたが、多くの方達から推されて村長選挙に出られ、当選されたということです。
 
 その時に掲げられたのが、「実践的住民自治」という言葉。
その時代、まだまだ小さな自治体は、国の補助金に頼り、少しでも多くの補助金をもらうのが、力のあるトップ、とされていた(ま、今もそうかも)訳ですが、高橋村長は、栄村に合った政策は、住民が決めるべきという信念を持っていたのです。

 そして・・・何をやられたかというと・・・

 この続きは、どうぞ、

  10月3日(土)
   午後一時から  稲城地域振興プラザ 四階に・・おいで下さい。
   
   参加費  500円 です。
        (地域振興プラザは、稲城市役所・消防署の東側向かい)

   「実践的住民自治のまち作り」

 どなたでも、どうぞ!
 稲城と比べながら聴いて、稲城では何が出来るか、そして<私>は何ができるか・・・
 あわせて、市民自治の議会報告も少し(!)行います。
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「予告」の「報告」 その2

2009年09月21日 | 議会状況
 もう一つ、ご報告を・・・。

 9月14日に行なわれた、福祉文教委員会です。

 「認可保育園の待機児童解消対策などを求める陳情」
 を審議いたしました。

 この陳情の項目は、
   1、認可保育園の増設・分園開設などにより、待機児童を解消して。
   2、兄弟・姉妹で別々の園に在園し同じ園への転園を希望する園児の転園を
    進めて。
   3、公立保育園の正規職員の人員数を確保して。
   4、病児保育を早期に実現して。

  というものです。
 
 今年度当初の待機児は、99人。共働きや一馬力の家庭が保育を希望して、昨年の倍以上の待機児となってしまった状況です。
 そして、兄弟・姉妹の同園には、努力してくれてはいますが、年度途中など、細かい配慮に更に努力をしてもらいたい。
 又、正規の職員と全く同等の仕事を担いながら、非常勤のままという人がおられたり、職員は非常勤で補っているのが現状です。
 そして、「病児保育」は、働く親達が切実に望むところです。子どもが病気になった時、どの親もついていてあげたい、と思います。しかし、仕事を休むことが出来ないで、板ばさみになる。もしもの時に利用できるシステムがあれば、という要望はとても高いです。

 私は、今の現状の改善内容であり、子育て支援の一環であり、親が安心して働けることによる経済的メリットから言って、この陳情に賛成の立場で討論しました。

 ところが、そこで、生活者ネットの議員から、「動議」がでました。
 項目の一番目のみの採択、後はバツ、という動議です。
 委員会の決まりで、その動議内容に賛成かどうかから図ります。
  すると・・・。
  
  民主党・公明党・自民党・生活者ネットさん達が、一斉に賛成、と手を挙げた。
  全部まるまる賛成は、共産党さんと、市民自治の私の二人・・・。
 結果、一項目目だけの一部採択、となりました・・・。

 確かに、稲城市が待機児の解消の方法として言っているのは、「認証保育園の増設を促す」ことがメーンのようで、それに対して「認可保育園の増」を求めるのは、今までにないケースかもしれません。
 しかし、その他の切実な陳情内容である、公立保育園の保育体制のことや、二つの保育園を走り回って子どもを預けている大変さや、何日も仕事を休めず、病気の子どもを置いて行かなければならないつらさの解決は、じゃあ、いいの?!って私は思います。

 議員は、どちらの立場に立つのか。
 勿論、市と市民が対立しているという構造ではありませんが、議員は市民の代表として、政策の改善などを求めていかなければ、いったい誰がやるのでしょうか。それを市民の方達からのみとするなら、議員は市民にとっては居なくて良い存在になります。
 「市は努力しているから」とか、「早期は無理だろうから」と、なんで気をつかうのか。
 
 今回の例だけでは無く、「予算が無い」の一言で、とても必要と求められることまで「あ、そうですか」と、議員は下がってはダメなんだと思います。予算と決算をひっくり返しにらみ合わせて、「ここは無駄だからこっちに」「これは削ってこっちにつけて」としなければ。

  あ、・・・偉そうなこと言っちゃった!
 
  でも、本当のことですよ。
 
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「予告」の中身の「報告」です。

2009年09月20日 | 議会状況
 なんと晴れ渡った日なんでしょう!
 「シルバーウィーク」のことを、てっきり敬老の日関連の名称だと思っていた私。娘に「ゴールデンウィーク」関連の名だと聞くまで全く気が付かなかった・・・!

 こんな晴天の日に、部屋の中でポチポチとキーボードをたたいているのはまるでヘソ曲がりみたいですが、我が家からは、嬉しいことに窓のむこうのそのまたむこうに「南山」が広がって見えます。今日は風があり、豊かな木々がわさわさと体を揺らしています。

 さて、九月議会です。

 私の一般質問での、ちょっとびっくり市長発言の件。

 質問の三項目め。長峰のダイオキシン問題について、質問しました。
この件は、ニュータウンが計画されるもっと前、稲城のごみを捨てていた場所で、火災が起こり、その際にダイオキシンが出来てしまった、と言う場所が長峰北側にあるのです。
その場所は<都市再生機構>=今の<UR>が所有者で、開発したいけれど、ダイオキシンがあり、しかも管理している一番端の井戸から基準値を超えた数値が出たので、協議検討する委員会が、専門家を入れて作られたのです。
 その会の提言がまとまったのですが、その内容が、
あと調査は二年間。土をいじるのはリスクがあるし、お金もかかる。そのまま安全な土地利用をしよう。・・・というものでした。

 私は、専門家の方たちの見解を信用しないのでは有りません。ただ、「それだけで良いの?」と、疑問を呈したい。

 そこで、「調査は二年だけでなく、継続を求めて欲しい。」
     「技術の進歩があり、ダイオキシンの除去・無害化も可能になってきて
     いる。今後も研究を。」
     「土地利用は慎重に。民間売却も安易にしないで。」
    と、市民の安全を守ることを最優先にすべきという姿勢を市に問うたんで
     す。

 そこで市長答弁です。 ま、提言の内容をやる、そこから先はその後、という主旨の答弁の次に・・・
   「土地の所有者が、最終責任を負うんです。これはどこでも同じ。」
  又、「都も市も責任は無い。UR(所有者)が責任をもつ。」
 と。

・・・市に責任は無いッテ言ったって、住民の健康と住環境に対する責任はあるのです。自治法に明記されていますよ。
・・・土地を持っているものが汚染の始末の責任をとるそれが、どこでも同じなら、南山の崖も、危険の始末は所有者、ということになる。あの崖の所有者は、市ではないです。ごく少数の個人と会社です。

 私は、長峰の北側地区が危険だ危ない大変だ、と言いふらしたいのではありません。ただ、不安要素は、あらゆる知識を総動員して無くすべきと言っているのです。<クサイものに蓋>ではありませんが、URは25年度に事業完了、中の人は変わり、稲城市も人事異動するうちに、形骸化してしまわないよう、汚染の事実に責任をもって向かい続けていくべきと言っているのですよ。
 それなのに、市に責任無い、だなんて言ってしまう市長に、私はビックリ!です。

  このやりとりは、稲城市議会の本会議録画で見ることが出来ます。
 稲城市議会ー中継・録画ー議員名・藤原愛子、または、2009年九月議会の一般質問9日ー藤原で。  
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九月議会報告・の・予告

2009年09月10日 | 議会状況
 時間的に言えば、昨日、一般質問を行いました。

 先日お話したように、長嶺地区のダイオキシン問題の質問に、市長が答弁されて、ちょっとビックリの発言をされました。
 私にとってはビックリの発言については、お伝えするのに間違いがあってはいけませんので、キチンと後日ご報告します。本日は、<予告>ということで・・・。

 時間的に言えば、本日、補正予算特別委員会です。国の第一次補正予算にあげられた「経済危機対策」の地方自治体配分分(全体で一兆円)をはじめとする内容です。
 このことについても、後日ご報告いたしますので、これ又<予告>ということで・・・。
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九月! 稲城市議会スタートです。

2009年09月02日 | 議会状況
 今年の夏は、スイカを一回食べただけ・・・。
 それは、地球温暖化による異常気象のせいで、変な夏であったこともありますが、あの大きな、「水菓子」とも呼ばれるスイカを、シャグシャグと豪快に胃袋に収めることが、年齢的に出来なくなったのではないか・・・、と推測しております。

 話変わって、議会です。
 九月一日から、稲城市議会が始まりました。

 いつも申し上げるのですが、「定例議会」は年に四回・三月・六月・九月・十二月に行なわれます。
 その他に、たまに「臨時議会」・ほぼ毎月「議会常任委員会」・加えて「他の委員会や審議会など」が行なわれます。
 
 よく道などでお逢いすると、「今日、議会?」と聞かれる方が多いのですが、ま、委員会であったり、自分の調べ物や人との会合だったり、という時もあります。
 「今日は議会だな」と、すぐに区別できるのは、私の<服装>ですかね。上記の月に、日頃と違う<まともな服>を着ていたら、そう。違う月に<まともなカッコ>していたら「委員会」の類。ゆるい感じの服なら「自分の仕事」、というところです。

 それでは、九月議会の日程を。

 四日~九日  一般質問(各議員の日程は、市役所の議会事務局にお問い合わせを。藤原は、九日の九時半からです。)

 十日     補正特別委員会
 十一日    総務委員会
 十四日    福祉文教委員会 (陳情:「認可保育園の待機児童解消対策など
                    を求める陳情」を審議します)
 十五日    建設環境委員会
 十六日~十八日決算特別委員会 (今回より、九月議会の中で行います。)
 二十四日   長期総合特別委員会
 
 (委員会報告などの整理日が入ります)
 十月
 二日     本会議
            と、十月に食い込んで、終了です。
 原則、最終日を除いて九時半開会です。どうぞ、どなたでも傍聴出来ますので、お気軽においで下さい。

 私の今回の一般質問は・・・

  (1)稲城の平和教育と平和事業について問います。
   
  (2)小学校の施設改修で、主に、第一小学校の改修について又、質します。
   
  (3)長峰地区のダイオキシン問題について、再度質します。

 本会議場で行なわれる、この一般質問などは、インターネットで中継されますが、聞く人と答える人が写るのみですので、全体の感じや、その他の議員や職員、市長などの様子をつぶさに見るには、やはり「生議会」ですね。
「観たいけど、時間的に無理!」と言う方、申し訳ありません・・・。      
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