藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

よろけても留まるくらい

2024年01月19日 | 議会状況
 大変な幕開けの年となり、一時期は暗澹たる気持ちになってしまいましたが、何も出来ないと落ち込んでも、何の足しにもならないので、出来る事をやってまいります。

 さて。
今年は「辰年」ですね。

 「立つ年だから頑張りましょう!」と言われたりしています。
まだまだ仕事できるのに、とか。もう一度議員になってよ、とか。

 けれど正直以前の体力はありませんし、けっこう無理も重ねていたので、同様にエンジン吹かすことはシンドイです。

 昨年の7月で完全無職にして、気になっていた体のメンテをしたりしているうちに、娘の体調不良や義兄の旅立ちなどがあり、ああ、やっぱり自分の体はひとつしかなくて、あんまりおざなりにしてはいけないな、と改めて感じたところです。(お陰様で娘は元気回復です!)

 なんだか今年も周囲で色々ありそうな予感がしており、災害等だけではなく慌てずに対応できるように気力体力を養って(金力は無理!)しぶとくまいる所存でございます。

 まあ、「立って立ち向かえ!」と言われても、「よ、よ~し!」とよろけて立って、ひっくり返らないように留まって歩き出すくらい、でも、しぶとくまいる所存でございます。

 
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マヨネーズに割りばしを刺す

2023年12月30日 | 議会状況

 一年て速い、と手帳を購入する時にいつも思いますが、ホントすぐ。

 うさぎ年もあと今日を含めて二日のみとなりましたね。

 今年は個人的にも生活に変化がありましたが、とにかく社会全体に衝撃的な出来事が起こり、その多くが終わりの見えない状況であることで、体の中に暗い塊があるような感じです。

 私の孫たちと同年齢位の子どもたちが、瓦礫の中で泣いていたり空を見つめている様子は胸をえぐられます。

 国のトップに立つ人間の意向に左右され、国民は生存権も人権もない過酷な状態にされるなんて。
 国のトップは、国民の安全な暮らしを保証することに尽力するなんてことはもう理想論なんでしょうか。

 直接的ではないかもしれないけれど、命に係わる問題は身近にも有ります。

 まず、沖縄辺野古の工事に、国が代執行を行うこと。
これは、国が定めた「地方分権推進法」に国自身が逆らうことです。
もう何が何でも、決めたんだから! と、ねじ伏せるやり方は、今後沖縄だけでなく、この件を前例として日本の各地に波及することと思います。

 辺野古の工事予定地にはマヨネーズ状の軟弱地盤があるとのこと。でも、決めたんだから工事するんだと。

 コップにマヨネーズをにゅるにゅる入れて、そこに割りばしを刺してみました。
割りばしは、しばらくまっすぐでしたが、そのうちだらしなくコップのふちに寄りかかってしまいました。
 まるで稚拙な実験ですが、こんな感じでは?と思います。
コップ一杯に割りばしを刺せば動かないのは当然だけど、それはコップの「ふち」があるから。

 話は飛ぶようででも、関連してるので、稲城の南山の「高盛土工事」の事ですが、40メートル超の高さの高盛土工事は進み、もう一か所の高盛土に着手しているようです。
さらっさらの稲城砂が存在する崖の工事は、新手法で固めながら工事を行って出来上がってきましたが、まあ費用のかかること!当初経費予想は今、2倍強の金額に膨らんでいます。
 将来にわたり、安全な盛土であることを願うばかりです。

沖縄の辺野古における工事も、きっと最先端の技術を屈指して行います、ということなのでしょうが、その費用と完成までの期間は南山の例で行けば、間違いなく増額と延長を繰り返すと思います。

 工事完成まで、普天間基地は今のままズルズルと存続させるのは、あまりに無策です。
辺野古を差し出したことにも異議ありだけれど。

 果たして来年はどのような事が起きるのか・・。

 急にここで個人に立ち返って。
来年は家のメンテナンスと、私のメンテナンスも行おうと思っております。

 まだまだ、行くよ!
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「読み飛ばし」は「魂ここにあらず」の情況

2021年08月07日 | 議会状況
 
  昨日、広島市の平和記念公園において、記念式典がおこなわれました。

広島市内に、朝8時15分、原子爆弾が落とされてから、76年。今年はコロナ禍ゆえに大幅に参加者を減らしての式典としたとのことでした。

 その場でなんと、菅首相が挨拶分を一部読み飛ばしたまま気が付かずに終えたそう。
 しかも、その読まれなかった中身は「核兵器のない世界の実現に努力する」という内容の部分だったというのには、あきれました。

 いじわるにも私、もしかして読みたくなかったから?などど思ってしまいましたが。

 一国の首相と私を同列にとはもちろん考えませんが、議員時代の私の経験から言って、色々な会や式典等でご挨拶をさせていただきました。
 副議長だったり委員長だったりの立場で、大抵式典会場に行く前、直前に、議会事務局の職員さんが「あいさつ文」を渡してくれました。

 せっかく作ってくれた文章なんですが、私は殆どそれは読まずに、私が自分で考えたことを言わせて頂きました(もちろん失礼のないように!)
 それでも、ちゃんと渡してもらった「あいさつ文」には目を通しました。たとえ直前に貰った時でも車の中などで。

 今回、菅首相が「読み飛ばしてしまった」理由を、「のりでくっついていたから」としていますが、まず、そんなことはない。
 さらに、事前に目を通さなかったということが明確になった。

 超多忙かもしれません。

 あわただしく職務を遂行されているのでしょう。

 でも。

 一つ一つの事柄、国民一人一人への想いが、感じられません。

ましてや、原爆投下により一瞬にして命を、暮らしを奪われた広島の方たちに対し、少しでも心を寄せながら、日本国民だけではなく世界中の人に対して核兵器の恐ろしさと、その廃止を訴える大切な場での失態。

 スケジュールをこなすだけの姿勢では、心ここにあらず、魂も抜けてしまっているのかと、本当にがっかりいたしました。

 今後の菅首相の「言葉」も、みんな虚しく響くのでは・・。

これは、単なる「読み飛ばし」の行為だった、ではなく、一国の首相の人間的な問題のようで、今後の日本の舵取りを任せられるか、私はとても不安です。

 
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新しい年となりました

2020年01月06日 | 議会状況

 2020年。 ネズミ年ですね。十二支の最初で、西暦2o年代のはじめ。

 東京オリンピックに関してはワクワクもドキドキもないのですが、私の心臓のドキドキに関しては、今年もしっかり管理していこうと思います。
 健康第一でね。

 さて。

 昨年は市議選に関与して私自身は議員を引退。 のんびりしようと思っていたけれど、どうも性に合わないで仕事探し。
こじんまりとした障がい者施設で働かせてもらって新年を迎えました。

 今年は体力的に無理しない範囲で、自分に課題を課して遂行しようと思っています。

 だいたいボ~っとしてても様々な依頼や相談、問題勃発など、自身発ではない事に関わることが多いので、今年は<自分発>を意識していこうと、「課題設定」することに。

 「課題」は・・まだ秘密です。 

 もう跳んで走って動き回るのはチョット無理なんで、やっぱりボ~っとしながらになりますね。

 ボ~っとしたりぷんぷん怒ったり感動したり地団駄ふんだりしながら、少し実のあること、やっていきます。

 
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こんな感じになるのね

2019年07月24日 | 議会状況
 
 お日様の姿をあまり見ない日々が続き、梅雨ってこんな感じだったっけ、と思っているうちに

 そろそろ梅雨明け。

 九州地方の豪雨を少し引き受けてあげたい関東地方でした。


 そして猛暑となるかの八月がやってきますね。


 そしてそして私、今の職場で初めての<お給料>を頂きました!

 なんだかとても久しぶりの感覚です。

 なんというか・・「汗かいて得た労働収入」という感じです。
もちろん、議員時代も私なりに真面目に日々働いておったと思いますし、月々の報酬は振り込まれると嬉しかったのですが。

 そうね、「かいた汗」の性格や質の違いからなんでしょうね。

 
 議会を離れてまだ三ヶ月しか経っていないわけですが、生活のサイクルが様変わりしたので、随分前だった感じがします。

 今でも時々ご相談いただいたり、他市から依頼が来たりしていますが。

 この間。

 うちの夫宛に、別に後援会にも入っていないのに、新人の議員から「〇〇ちゃん通信」が送られてきました。

 その「〇〇ちゃん通信」の名称を見て、まず「!?!?」と思いましたが、中身を読ませてもらって更に「!!!」

 自治会通信かと思う中身。

 百歩譲って「まあ初めてだから、ね・・」と、自分の気持ちを収めましたが。

 
 「議員になりたい」と「議員をやりたい」では大違い。やはり議員となったからには、いいえその以前に、議員に立候補するからには、市民の暮らしをどう良くしたいか、困っていることをどう解決したいかなど、自信の考えを持って、それを実現させるために「議員になる」という決意を持って臨んでもらわなくては。

 これはね、議員になった本人だけでなく、その人に投票した方たちや応援した方たちもね、議員の在り方、議会の在り方を考え、見ていって育ててあげることが必要です。当選してホッとしている暇はない。

 議員自身も、議員報酬のほかに受け取っている「政務活動費」月々二万五千円を活かして、中身の濃い会派の通信を発行するとか、稲城の課題に取り組むための勉強に活かすとかできるでしょうから、ガンバってね!

 いきなり先生扱いされたりするので、「ふ~ん、こんな感じかあ~」と、偉ぶったりしないでね。

 お願いします。
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シャンシャン。そしてツキノワグマ。

2017年12月21日 | 議会状況

 上野動物園のパンダ、シャンシャン。癒されますね。

 そのお蔭で、夫が勤務している施設でつくっているパンダのチョコがスゴイ売れ行き! 製造が追いつかないようです。

 ま、パンダのことはちょっとおいといて・・。


 12月18日に第四回定例議会が終了しました。


 またまた出された「伊藤千賀子議員の辞職勧告決議案」は、5:12(退席3+本人)で可決となりました。

 私の会派、「市民自治を前進させる会」は、反対しました。

 別に、彼女をかばうとか、正当とする訳ではないのは既にお話ししましたね。

 辞職勧告の理由は ①緊急以外は市立病院に立ち入らない、としたのに立ち入った。しかも立ち入っていないと虚偽発言をした。
          ②南多摩斎場組合の監査委員でありながら、会議に無断欠席をした。
          ③議員の立場を利用して、市役所を早朝より徘徊し、職員に仕事をいいつけた。  なんですが。

 いちいち言うのはなんですが、お孫さんのお見舞いに行かれた。南多摩斎場組合は稲城市議会と別組織で、そこでは特に対応していない。
 市役所へはいつどうしたか決議案の提出者は具体的に知らず、聴いた話。
 伊藤議員本人と話したか、という質問には「話していない」と「話した」と、提出者の意見が分かれた。

 もう、とにかく、辞職勧告しても、辞めさせる権限は議会にありません。市民による選挙で選ばれているので。

 前回の時も「この決議に反対する議員の気がしれない」というようなことを、議場で言われましたが、私にしてみれば、「こんな決議をまたぞろ出す議員の気がしれない」です。


 権限のない決議を繰り返すエネルギーがあったら、市の課題解決のほうに使ったら?と思います。

 その方が知識も時間も有効に市民のために使えるのではないでしょうか。

 このようなことを繰り返すと、安易に「とにかく辞職勧告だ」となりかねません。


 今回提出された「大丸都営住宅跡地に高齢者施設、保育園などの福祉施設開設について」という陳情が、<不採択>になりました。

 理由は、陳情内に書かれていることが事実と違う。ということ。

 9:12で不採択。 もちろん私は採択派。

 東京都も、稲城市も、この1.6haの跡地を、福祉利用する考えです。まだ土地の持ち主である東京都は、保育園建設しか明らかにしていないので、福祉利用を市民からも後押しする気持ちから陳情を提出された形です。

 陳情文にある、特別養護老人ホームや保育園、障がい者施設に入所を希望しても入れない、ということが事実と違う、というのですが、事実でしょ。

 老人ホームは、国で調査した待機人数と、現状を比較すればわかります。保育園待機児解消は喫緊の課題。障がい者施設は市外に行かないと十分じゃない。

 この陳情に反対する、ということは、福祉施設は大丸の跡地には要らない、と宣言してしまうことになる。

 東京都も、稲城市も、その考えで今後協議していくと言っているのに、です。

 今後の展開に、悪影響が出なければ良いな、と思います。


 さて、上野のパンダ、シャンシャンの公開が始まり、その愛くるしい様子に心が温かくなりました。

 その一方、本日の新聞に、昨年11月にツキノワグマ駆除。子熊二頭も。の記事。

 同じく先日の新聞に「白いところが多いだけなのに」とツキノワグマがつぶやいていましたっけ。


 同じ熊だけど、片方はアイドルで,片方は人知れず殺された。

 私に何がどうできるという話ではないけれど、この差に胸が苦しくなりました。

 もちろん、シャンシャンを見てカワイイ!と言う人たちになんの罪もありません。

 ただ、ひっそりと死んで横たわった小さい熊たちを想像すると、悲しくなります。


 新見南吉の「てぶくろをかいに」という話をまたまた思い出します。

 「人間て良いものだろうか」と、母キツネがつぶやきます。


 普天間基地に隣接する保育園、そして小学校に米軍の飛行機、ヘリコプターから部品か落下。子どもたちが危険な目にあったことに対し、「作り話だ」とか「やらせだ」という電話やメールが来るそうです。

 名前を名乗らず姿も見せずに根拠のないことを言ってくる。

 どういう神経の持ち主なのか。

 こんなことがあると、人間は良いものかも、なんて子ぐまにもキツネにもとても言えません、私。
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買い替えたけど、やっぱりまた「ガラケー」

2017年09月23日 | 議会状況

 九月議会も決算特別委員会を終えて、29日の最終日のみとなりました。

 今回は市長提出議案も少なく、決算議会の名の通り三日間の決算審議が一番濃い議会となりました。

 
 一件、若葉台地区の方々から陳情が出され、最終採決が29日にあります。

 この陳情の審議が付託された(忖度、ではありませんよ、ねんのため)建設環境委員会では、採否が3:3に分かれ、ルール通り委員長採決で「不採択」となったものです。最終日にて本会議にかけられ、採否が決定します。

 私の会派では、委員会で採択に立ちました。


 法律上問題がないからということだけでまちづくりが行われるのは如何なものか。

 そこに住む人たちの意見や希望、自治体としての必要性、将来性など、よく考慮して進めていくことが必要です。

 その土地を早く処分したい、などの理由は、もちろん通りません。


 陳情された市民の方たちが議会の会派に説明にこられた時に、色よい返事をした議員も随分いたのにな。


 
 話変わって。  先日携帯を替えました。  また、ガラケーです。 簡単携帯、です。


 娘に「スマホにしないの~?」と言われましたが。

 
 確かに便利そうですねスマホ。

 
 メカニカルなものが苦手ということもありますが、あの、画面にペタペタさわって耳もつけて、っていうのがどうも・・・。

 あれだけ<便利なもの>ができるのなら、視覚障害のかたやふるえのある人などが簡単に使えるものができそうなものなのに。



 ひねくれ者の私にすれば、なんだかいろいろ出来て便利にしましたと言って、値段が上がっていく感じです。


 よ~く考えたら、便利、と言われても実は自分には必要ないものも、一緒に買わされているんじゃないか、などと思ったり。


 私にとってみれば、電話が出来てメールが出来て、なんと写真まで撮ったりできてアルバムみたいに保存できる!それで十分なんです。


 よくよく周りを見回せば、<よ~く考えたら要らないな>というものが結構あったりするものです。


 もちろん、それぞれの生活は異なりますので、「これは要らないわ」というものはそれぞれ違うと思いますが。



 「要らないわ」と言って、失くすことが出来るものばかりではありませんね。


 テレビなどで拝見する議員の不祥事。多分多くの方が、「こんな議員は要らんわ!」と叫んでおられると思います。

 中には「こんな首相要らんわ!」と叫ぶ方もおいでかと。



 しかし、残念ながらチカラの及ぶ範囲は限られています。速攻いなくなるとはいきません。「換気扇クリーナーやガラスクリーナーを買わない」みたいな訳にはいきません。


 でも、ですよ。


 やっぱり、「本当に必要なのか?これ」とか、「もしかして判断力を奪われた生活してんじゃないか」と、ひねくれ精神いや、原点回帰を、時々したほうが良い、と、私は考えます。


 そして、チカラの及ぶ範囲じゃない物事に対しても、意思表明したほうが良い、と、私は思ってます。





 

 


 
 
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そしてウグイスもいなくなった

2017年03月30日 | 議会状況
 
 毎年我が家の近くにある竹藪から、春の気配と共にウグイスのささ鳴きが聞こえてきていたのですが、今年は暖かさが増しても、声がしません。

 きっと、見切りをつけて引っ越してしまったのでしょう。


 稲城に来たばかりの時は、野ウサギ・へび(マムシもね)は当然生活圏内にいましたし、つい最近まで小さいけれどへび、いました。

 ウグイスさんは毎年きれいな声を聴かせてくれていたのですが・・・。 残念です。

 そうそう、ヨモギや土筆も見当たらなくなってきています。土の出ているところが少なくなってきていますから。


 便利になるのは良いけれど、ちょっとさみしいですね。


 良いことの裏には悲しいことがある、という図式はよく小説でもありますが、私は現実の世界においては方程式にしたくないですね。


 先日、相撲で稀勢の里が奇跡に近い逆転優勝をして私は拍手喝采しましたが、後日、その時の相手の照の富士に対して、「モンゴルに帰れ!」というヤジが飛んだと聞き、なんたるこっちゃ、とガッカリしました。

 「照の富士、おまえもまた頑張れ!」で良いじゃないですか。

 マスコミが稀勢の里の横綱昇進について、「日本人の横綱誕生」という書き方をするのもいかがなものかと思いました。<相撲>というスポーツを愛するなら、別にどこの国の人でも関係ない。第一、サッカーやバスケを見て下さいよ。もう世界の人種ミックス状態ではないですか。


 同じ思いなのに、意見をまとめることは拒否、ということが、今回の議会最終日にありました。


 もうこれは全国的な課題であります、「待機児解消」への取り組みについてです。

 御多分にもれず、稲城市においても現段階で、262人が<不承諾>、つまり、保育園入園を希望していて入れなかった人数が262人です。
約半数近くにのぼります。

 もちろん、市は何もしない訳ではなく、四月からの受け入れ人数を6人、ふやしました。

 でも、とても追いつかない。

 
 このことに対し、平成29年度予算に反対する会派も、賛成する会派も、討論の中で「早急に対応すべき」と述べていました。

 私たちの会派も、いろいろ課題はあるが予算に賛成しました。が、やはり待機児解消に関してはさらに積極的に取り組むべきと考え、<付帯決議>を提出しました。


 「市が取り組んでいる姿勢はわかるが、さらに29年度においてさまざまな方法で待機児解消に積極的に取り組むよう議会から強く求める」という内容なんですが、先ほどの討論や、あるいは日ごろの質問で同じようなことを発言していた議員から賛成できない主旨の質問と意見がありました。


 「市は努力しているではないか」・・・そうですね、262人にたいして6人増に取り組みますからね。

 「行政ばかりに要求して、議会が何もしないのは良くない」・・・そうですね、でも議会からいろいろな意見や案を述べても、それを実効するのは執行権がある市長のみですから。議会には予算執行権はありませんから。

 「いろいろ努力されると仰っている市長に失礼だ」・・・なんか、国会を思いだしましたが、そうですね、努力されているのはわかりましたと申し上げての提案です。他市でも有効な方法がいろいろでていますから、参考にされると良いのですが、失礼申し上げたでしょうか。

 「単なるパフォーマンスではないか」・・・そうでしょうか。ほかの会派の皆さんがおっしゃっていることとそう変わりないことを正式な形にしたいだけなのですが。


 結果、この予算への付帯決議に賛成していただけたのは、共産党と生活者ネットだけで、否決となりました。

 来年度、ほかの会派の皆さんは、一般質問で「待機児解消にどりょくしろ!」という項目は出せなく、なりますね。


 本当に切実なことなのに。
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この稲城の片隅で

2017年02月27日 | 議会状況

 昨年の末頃からちょっと体調不良が続いておりましたが、お陰様で、耳も良くなりました。

 耳、ですが、やっぱり<カビ>でした! それも腸にいる常在菌らしく、免疫力がおちたのでしょうか、自分の中の菌にやられるなんて。

 こんな調子では、「美しい高齢者」になれない!と思い、少し食事と睡眠を良質にすることを心がけるように致しました。


 私の決断に、夫は笑っておりますが。笑っている箇所は、多分「」の中のこと。


 
 一月末に体調を崩した母を、市立病院のドクターたちが引き戻して下さり、でも在宅はキツイという状況で、次の病院に今日、移りました。

 私に厳しかった母が、可愛いエプロンをして食事をしている様子を見ると、いろんな想いが混ざって私の胸がぐるぐるします。


 食堂の隅で、車いすの女性の手をさすっている男性は、夫さんでしょうか。

 でも、病院のみなさんが優しそうで良かった。 将来自分もなる姿かな。


 
 さて。先週から三月議会が始まっています。

 今議会は市長の施政方針が発表され、それに対する代表質問があります。また、平成29年度の予算審議があります。

 前市長の時は、すごく長い<所信表明>でしたが、現市長の<施政方針>はすごくシンプルです。半分くらい、でしょうか、読み上げる時間が。

 したがって以前はものすごい量の質問をしましたが、今は三分の一くらいの項目です。しかも「これこれはやらないのか」的な質問はダメ!なので、聴き方に一工夫いります。素朴に「これこれはやらないの?」と聞きたくなりますけどね。


 3月2日が・・代表質問
   3日から8日まで・・一般質問
   9日・・総務委員会(原発政策見直しの陳情が出ています。)
   10日・・福祉文教委員会 (精神障碍者にも医療助成)、の陳情が出ています。
   13日・・建設環境委員会
   14日・・予算特別委員会総括 (今回から本会議場で行います)
   15日・・予算特別委員会総務分科会
   16日・・予算特別委員会福祉文教分科会
   17日・・予算特別委員会建設環境分科会 

   議事整理日をはさみ
   27日・・予算特別委員会 (委員長報告・採決)
   28日・・議会最終日 (議案・陳情採決)   という日程です。


 何故かいつも議会開会日と母の入院が重なり、九月議会・十二月議会・そして三月議会と、何かあったらの連絡先に議会事務局を入れさせてもらっています。議場や委員会室に入っている時のためです。

 そんな24時間落ち着かない日々ですが、先日の日曜日は夫に<もしも>を頼んで集まりに行ってきました。

 「南スーダンのいまを知ろう」-必要なのは非軍事支援ーというもので、JVC(ジャパンボランティアセンター)のスーダン事務所代表であります、今井氏の現地の様子を伺い、私たちにできること、を考えあいました。

 現地のインフラ整備に従事するはずの自衛隊員が、やはり危険と隣り合わせにいること。避難テントに逃れてきた人たちは、食糧と薬に不自由していること。特に幼い子供の飢餓が危ぶまれることなど、想像はしていましたが、現地にいた方からの言葉は現実味を帯びて胸にせまりました。

 今井高樹氏は、国会の衆議院予算委員会でも現状を話されています。

 決して危険な現地に行かないだろう安倍首相や稲田防衛大臣。(稲田さんは行ったけど、数時間でちょこっと来て帰りましたね)


 私はいま、稲城で来年度の予算書に取り組んだり、自分の母の心配したり、孫の入学祝いを考えたりという日を送っています。決して<戦闘行為>で生命が危険に晒される生活ではありません。

 でも。


 今井氏がおっしゃっていました。

 「ぜひ、みなさん、自衛隊は撤収し、日本は外交力で南スーダンの穏やかな日々を取り返すことに貢献するように、と声をあげて下さい。」と。

 
 この稲城の片隅からでも、やっぱり声をあげていかないと!
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女性議員。クウォータ制の国もあるけれど

2016年07月08日 | 議会状況

 六月議会が6月30日に閉会し、今は自分の通信と会派の議会報告の準備です。

 来週は、地方に視察(介護と医療の連携)に行きますので、母はショートステイにお出かけとなります。

 母の薬や髪の毛のカットなど、そちらの準備もね。


 さて。


 六月議会ですが。


 おとなしく市長提出議案にすべて賛成する、ということのないわが会派。

 是々非々の姿勢です。


 今回は、マイナンバーの独自利用、稲城市独自にナンバー利用する枠を広げる、という条例一部改正に反対いたしました。

 利用範囲を広げる前に、まだ受け取れていない市民への対応と、厳重にしますと約束したセキュリティがまだ改善されていないので、そちらをまずやるべきという考えからです。

もともと、マイナンバーというもの、国民に便利なものというより、やっぱり総背番号で国民の管理がしやすいように制度化されたものだという気がします。


 条例は多数の賛成で可決されました・・。


 また、今議会には私たちの会派から二つ議案を提出しました。

 一つは。

 
  国が米軍関連施設等がある自治体に交付している「米軍再編交付金」を、自治体の頭越しに、自治会に交付する制度をつくることへの改正反対の意見書提出案です。

 たとえば、<東西南北市>という自治体があって、市は交付金の受け取りを拒否しているのに、その市の一地区<東地区>の自治会にだけ、交付金を出す、ということです。ひとつの自治体を,<割る>懐柔行為です。

 これは、地方自治への国の介入です。地方分権、と言いながら国が地方を壊すことになります。


 もう一つは。

  国の原発政策の見直しを求めるものです。

 熊本地震は専門家にとっても予想外のものでした。

 南海トラフ地震は近々に来ると予測されていますが、日本列島は断層と火山のオンパレードの国です。いつ、どこで地震が発生してもおかしくない国なのです。 

  その<地震列島>に原発が58基、あります。これが地震でもし壊れたら・・・。

 福島の惨状が繰り返されれば、日本は壊滅的な被害を受けることとなります。

 40年廃炉のルールを破り、再稼働に走る政策の見直しの意見書提出案です。


 この二つの議案は、9:12で、 否決されました。

 議案の内容が理解されなかったのか、理解したくなかったのか、わかりません。



 さて。見出しの「クウォータ制」です。

 国際統計によりますと、ルワンダの国会議員の女性の割合は、57.5%で世界一高いそうです。

 日本は、と言いますと、11・6%で世界で151位、とのこと。

 ちなみに、稲城市の市議会議員は22人中私も含め女性が6人で、約27%を占めています。 日本の地方議会では多い方ではないでしょううか。


 世界の国では女性と男性一定割合のクウォータ制度をとっているところもあります。

 たしかに、以前のように男だけでいろいろ決めるよりも、違う角度からの女の見方が入って、より良い決まり事ができることもあると思いますし、基本的に男女差別がないことを表明することになるかとも思います。


 日本でも、実現を、と言う声がありますね。

 
 でも、私はちょっと懐疑的です。


 女性ならば細かいところに気が付く、デリケートな配慮がある、という思い込みはないでしょうか。

 子育てや福祉に具体的な対策を立てられる、と過度の期待とか、ないでしょうか。

 それに、世の中女性・男性のふたつに区別するだけで良いのでしょうか。


 議員として20年近くやってきて実感するのは、

 性別関係なく、市民のために(自分のためじゃなくね)いろいろ模索して勉強して、どうしたらこの人の問題が解決できるか、この地区のこの市のこの国の課題が解消できるかってことを、汗かいて考えて動く人が議員になってほしい。


 女だろうが男だろうが、出来の悪いのは悪いし、良いのは良いのです。


 むりむり男女同数にしようとすれば、必ず玉石混交になるし、男女に入らない人への配慮はもう元から無いってことになるのじゃないかしら。

 稲城市議会の、何をして、どう実感したのかって?


 それは、ちょっとここでは言わないことに・・・。機会を見計らって、お話することといたしましょう。


 
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さくらが散って「花筏」

2016年04月15日 | 議会状況

 やっと暖かい日々になりました。

 三沢川の沿道は見事な桜並木で川面に桜が満開の枝が大きく伸びて、川沿いを歩くとまるで桜のアーケードの下を通る感じでした。


 その桜も散り始め、川の流れに花びらが寄せて流れてそれもまた綺麗です。

 「花いかだ、だね。」と、うちの夫が口にして、ビックリしました!

 「酒のツマミはイカだね。」くらいしか言わない夫が、なんと風情ある言葉を言うのかと・・・!

 見直した、というより、ビックリした・・・!


 ビックリ、と言えば、九州の地震です。熊本に兄がいるので、安否を確認しようとしましたが、昨夜は電話がまるで通じませんでした。
 
 お陰様で朝、連絡がとれ、無事であることが分かりましたが、亡くなった方、家が壊れた方など本当に大変なことで、心が痛みます。

 
 記憶の奥の方に畳まれていたことが、また突然目の前に広がったような感じになりました。


 以前にも書きましたが、<忘れ去らずに記憶の隅に置いておくのが大切>ということがありますね。

 良いことも悪いことも、恥かいたことも、切ないことも。でもなるべく人を恨むような事は忘れようと・・・。


 どうして福島原発の惨事がまるで収集できないのに、新基準に合致して安全が守られるからと、再稼働をするのか・・・。記憶喪失のふりをしているとしか思えません。


 国民に理解を求めると言っていたのに、さっさと安保法制を施行して民間船舶を巻き込むことなど実施するのか…国民は、忘れていません。



 ここで、皆様にこの本をおすすめいたします。

  東京大学名誉教授・法学博士 :樋口陽一氏
  慶應義塾大学名誉教授・法学博士 :小林節氏  対談の

 「憲法改正の真実」 集英社新書            です。

 ぜひ、選挙前にお読みいただきたいと思います。


 「忘れる」ことも気を付けないといけませんが、「知らない」こともけっこう恐ろしい。


 もっと気を付けないといけないのは、「忘れさせようとする」ことどもに引っかからないようにすることですね。

 
 そのようなことをする輩は「ホコリ以下だ!」


 

 
 
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サンドイッチの「具」と思えばね

2016年03月19日 | 議会状況

 三月議会の終盤となり、あとは決算委員会と最終本会議を残すのみとなりました。


 さて、前回お話ししましたもろもろのことから・・・。


 私、今回会派の代表質問をいたしましたが、その質問項目に制限をうけました。

 「代表質問」とは、市長の「施政方針」に対して質問するのですが、四年ぶりに聴きました「施政方針」の中身は、私たちにとっては物足りないものでした。
 
 稲城市の長期総合計画に盛り込まれた事業は多岐にわたっており、計画もちょうど半分の時期となり、取り組むべき事柄がまだまだ相当あります。

 でも、市長が述べられた方針の中身には、来年度取り組まないとならないのでは?と考える内容が無いので、そこを質問しようと思ったのですが、ストップがかかりました。

 「施政方針に書かれていないことは質問できない」と言うのです。

 私もブランクはあったけれども16年間議員やっていてそんなことを初めてききました。

 しかも議長からではなく、事務局から。

 しかも各会派からでた質問を印刷製本した後に。

 もちろん抵抗しました。 そんなこと決まってないし、方針に載ってないけどやるべきじゃないの、と聴くのは当然でしょと。

 
 もうねばっているうちに外は暗くなり、家に帰って母の食事を出す時間が迫ってきた。

 会派の相棒は風邪で寝込んでおり、最終的には削除せいと言われた半分は多少文章を変えて残りましたが、事務局が切貼りして何項目かが消えました。

 四年のブランクの間に、何があったのでしょうか。


 本会議場での議員の質問も、やたら<朗読>がふえたような。答弁する行政も下を向いて紙を<朗読>している。


 臨場感が無い。


 時々、自分で書いただろうに漢字を間違えて読んだり。


 四年前の代表質問や予算の委員会はまだもう少し緊張感があったですよ。


 議会は行政の<おともだち>ではなく、予算の使用のチェックや計画の進捗度や取組状況を検証するなど、厳しい目を持っていなければいけないと思いますよ。




 このいろいろイライラの三月議会の中、娘が男の子を出産いたしました♪


 思えば去年、選挙活動の真っ最中の時は、義娘が妊娠していて流産の危険。小さいお兄ちゃんもいるので、毎週息子の家に大荷物持ってエッチラオッチラ通っていましたっけ。

 そして今年は、母の在宅介護。まだ軽度なのでそんなに深刻にならなくて良いのですが、そこに三人目の孫が登場!

 元気な子なので安心しましたが、娘は妊娠高血圧に。無理は禁物のまま退院しました。


 
 私くらいの年齢は、親の高齢化による介護の必要と、子どもに子どもが生まれることによる短期の世話が同時に発生する時期なのですね。


 まだまだ自分も現役で、でも体力は多少下降気味で、けれど気持ちは若ぶりっこであれもこれもできると思っている。

 ですからいろいろ駆け回った後で、「あら~なんか疲れてる~」とすごい後になって感じたりしています。


 仕事でお腹の中がもやもやしてそのあと体がもたもたしていますが、ちょっと考えを変えて・・・。


 今は「サンドイッチの具」 つまり、一番おいしい所。

そして、両側にパンがあるからこそ、「具」として成り立っているんだと。


 おいしくて栄養がある、そして辛子が効いてる「具」として、仕事をがんばっていこうじゃないの!

 


 
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働かないハタラキアリの存在

2016年02月24日 | 議会状況


 よく、マグロは常に回遊をしていないと死んでしまうし、アリも年中動いていないと死んでしまうと聴いていたのに、最近の研究では、働きアリのうちの3割程度は、「働かない」ということがわかったそうですね。

 しかし、「働くアリ」が疲れた時には、「働かないアリ」が交代してちゃんと「働くアリ」になるとのことですね。

 集団で生き抜くための摂理なのでしょう。


 では、人間は・・・?


 個人的な考えですが 「そんなことは無い」と思います。


 働けない状況にある人は別として、働かない人が突然、今まで働いていた人に変わって効率よくしかも同レベルの働きはできない。

 アリはそれができるそうで、まったく人間として恥ずかしいです。


 ときどき言われるセリフに、さすが「働いてないじゃないか!」はないですが 「議員なのに知らないのか」というのがあります。

 はい、知らないことはたくさんございます。


 市役所には何百人もの職員と非常勤の方がいて、それぞれ担当の仕事をしています。

 それらすべてに関して知っているほど超人ではありません。

 でも、たとえば、明日から始まる三月議会では、来年度予算が市長より示されますので、その中身=税金がキチンと市民生活のために使われるかを目を皿にして調べます。

 私の場合、四年間のブランクがあるので、頭をさらにフル回転しないとなりません。

 私が仕事をしない時に「よっしゃ!まかせろ!」と、アリさんみたいな人がいるわけもなく、ひたすら働く立場です。


 でも、安心してください、やってますよ!


 口だけじゃないか・・・?と思われる方は議会がどんな感じか、是非、傍聴においでください。
平日の昼間だけですみませんが・・・。


 三月議会の日程です。午前9時30分開始で、市役所の四階が受付になっています。


 2月25日(木) 市長の施政方針演説・議案説明
 2月29日(月) 議案質疑(予算を除く)

 3月1日(火) 補正予算特別委員会
 3月2日(水) 市長の施政方針への代表質問
 3月3日(木) 一般質問 (伊藤ちか子・つのじ寛美・大久保もりひさ・尾沢としあき・池田英司)
 3月4日(金) 一般質問 (市瀬ひさ子・坂田たけふみ・渡辺力・岩佐ゆきひろ・梶浦みさこ)
 3月7日(月) 一般質問 (村上洋子・中田中・山岸太一・岡田まなぶ・佐々木あきら)
 3月8日(火) 一般質問 (榎本久春・荒井健・藤原愛子・鈴木誠)
        補正予算特別委員会審査報告・質疑・討論・採決
 3月9日(水) 総務委員会
 3月10日(木) 福祉文教委員会
 3月11日(金) 建設環境委員会
 3月14日(月) 予算特別委員会総括質疑
 3月15日(火) 予算特別委員会総務分科会
 3月16日(水) 予算特別委員会福祉文教分科会
 3月17日(木) 予算特別委員会建設環境分科会

 3月25日(金) 予算特別委員会分科会報告・採決
 3月28日(月) 最終本会議・議案委員会報告・討論・採決

 やはり三月議会のメーンは、予算審議です。

 一日いっぱいやっていますが、これを傍聴するには根気と集中力が必要で、細かく聞いていると大変疲れます。

 それで、議員の質疑に関して言いますと、「この項目の予算額は適切か」と聴くのは正しい聴き方ですが、「この項目は何をするのか」とか「どんな内容か」と聴くのは、本来の<予算質疑>ではない、ということだけ押さえていただいて傍聴していただくと、議員の質を判断するポイントになるかな、と思います。

 職員の答弁に関して言いますと、長々と答えたり、ピントがずれていたり、また、あやふやな議員の質問をやたら庇うように斟酌して答えるのは、如何なものか、と。逆に明確に数字や算出根拠を述べる職員は冴えてるな、と思えます。


 いやいや、アリと議会や行政のことを比べているわけでは毛頭、ありません。 あしからず。
 
 
  
  
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カレンダーはあと一枚!

2015年12月07日 | 議会状況

 なんと恐ろしい速さで月日がたっているのでしょうか!

 どうにか介護と仕事のペースもできてきて、来年度予算の聞き取り調査を保育園や特養、NPOや社会福祉法人などなどに伺ってやっておりました。

 12月議会が11月26日から始まるにあたり、調べたり書いたり、人様に教えを頂いたりしておりました。

 
 先週、一般質問を行い、本日は補正特別委員会をやってきました。

 一般質問で取り上げたのは、稲城市の緑の保全について。市内河川と道路の管理と整備について。また、市民との協働について、です。

 
 実際、稲城市の緑は、多摩サービス補助施設(旧多摩弾薬庫)とゴルフ場がけっこうな割合を占めており、緑濃い南山や坂浜、上平尾などは、開発されてきて以前のような緑は失われつつあります。

 これから公園や緑地を開発地域にもつくるといっても、その割合は15~30パーセントほどです。

 また、農地も、生産緑地指定だけでは守れない。農家開設型の農園を市民むけに開いたものもできていますが、宅地転用の件数は多く、農業の維持は現状大変です。

 稲城市は、本気で<緑の保全><緑の創造>に取り組まないと、今まだ結構あるから大丈夫と言っているうちに、あれよあれよと喪失していくと思います。

 
 あまり広い範囲ではない緑地や民有地の保全も行うような優遇措置などを打ち出し、農地の保全も農家の努力だけでない、税対策などにも取り組まなければと思います。


 新宿からわずか30分のところに位置する稲城市です。山があり、河がある。高尾山よりズンと低いけど、小さなお子さん連れでもおにぎり持って十分緑(今は紅葉!)が楽しめる♪

 ガンダムやザクがいたり、なしのすけがいるのも良いけれど、今ある緑を観光資源に結び付けることも可能なんではないかしら。


 我が家の二階から、南山・坂浜と連なる多摩丘陵の見事な紅葉のパノラマを観ながら、つくづく思います。
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季節は移り…ご無沙汰いたしました!

2015年10月21日 | 議会状況
 
 本当に久しぶりにパソコンが復帰(?)したみたいです!

 もう一か月も書き込みができなかったのですが、突然の復帰・・・ということは、また突然の不調があるかも・・・。


 この一か月の間に、肺炎と心不全で入院していた母が<奇跡の復活>を遂げて、退院してまいりました。

 市立病院や包括支援センターや友人に助けられ、本当にありがとうございました。

 母は「要介護2]となり、現在ポーポーの木さんにお世話になっています。

 私もついに在宅介護をする生活になったわけです。


 仕事上、介護のことや認知症についてのご相談を受けていましたが、いざわが身のこととなってみて、その精神的・肉体的なしんどさを改めて感じました。
 
 私に兄弟はいますが、離れていたりなんだりで、母と日常的に接することができるのは、子どもの中では娘の私一人。母も私が面倒をみて当然と口に出して言います。

 はて・・。


 正直、これから先、どうなるだろうか・・と不安になりました。

 仕事と介護。しかも秋田にも同年齢の義父がいますし。

 来年の3月には娘の出産、息子のところは4歳の子と三か月の赤ん坊。そちらにもなにかあったら助っ人に行くことになる。

 一時は気分が落ち込みましたが、介護支援が入ってくれることになって、自分ひとりが肩に力入れなくともいいんだと思ったらとても気持ちが落ち着きました。


 母が毎日同じことを聴いたり、前に食べたことがあるものも「初めて食べた」というのを聞いて、
「お母さんはいつも何事も新鮮でいいね~」「うん、」「また忘れたら聞いてね」「はいはい」なんて会話をしています。


 私が年をとって認知症などになっても、もしかしてその頃には<介護保険>が壊滅しているかもしれないな・・・とおもったりしています。

 ちょうど私くらいの年齢は、親が介護年齢になり、子どもが結婚・出産の年齢になって、しかも自分の体にガタがくる。

 身体的にも精神的にもさらに金銭的にもいろいろと耐えながら急坂を上る時なんですね。

 いやあ、今までにない経験をさせてもらう時なんですね。

 
 でも。


 多くのみなさんのご協力をいただいて、なんだかどうにかいきそうです。

 もちろん、仕事もしっかりとやらせていただきますよ!


 
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