M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

坊村から武奈ケ岳、釣瓶岳ナガオへ 2015.04.18

2015-04-19 | 山行746


2015.04.18(土) 今年34回目の山行 天候 晴れ 単独

中1日になるが日、月と仕事なので思い切って出かけた。天気は申し分ない。
行先は以前から行きたかった釣瓶岳ナガオ尾根である。

釣瓶岳は縦走で5回ほど行っているが、ナガオは未踏である。

今季初めて出町柳駅からの京都バスである。何時もより遅く出町柳に着いたが意外に人は少なく15人程だった。列に並んでいると見覚えのある人がやって来た。昨年、堂満岳で一緒だった西京区の人である。今日は平から南比良のようだ。

その上、後で気づいたのだが花巡りさんも同じバスだった。終点まで行かれるという。
バスは途中何か所でハイカーを降ろし坊村に着いた。

手早く準備を済ませ三宝橋に向かった。自家用車組も入れて先行者はかなりの数である。
今日は釣瓶岳まで行くので先を急いだ。

夏道に入り歩みを速めた。始めの支尾根を廻りこみ進むと途中で道が消えている。この道はハッキリとした一本道のはずだ。間違える訳がない。何十回と歩いているルートである。
未だ夏道は歩かれていないのかとも思った。先を急ぐので冬道の尾根に無理やり攀じ登った。

冬道に入ると下山者が一人やって来た。まだ冬道を歩いているわけだ。
夏道分岐から20分で見晴台に着いたが、これは早いのかロスしたのか分からない。
その後下山者に二人行き会い御殿山に着いた。3人のグループが休息中だった。

ほぼ2時間で武奈ケ岳に着いた。まだ11時前である。山頂で10枚程写真を撮って直ぐに北稜を降りて行った。

所々残雪があり、融けた水でぬかるみ歩き難い。細川越までの急下降を何とか滑らずに行けた。釣瓶岳の登りは大したことなく20分で着いた。想定より早く着いたので余裕しゃくしゃく、まずはビール。後はカップ味噌汁とコーヒーとパンの昼食である。

食事も終わろうかという頃、北から登山者が一人登って来て武奈の方に行った。そこへ南からもハイカーの到着である。ここで大休止のようである。イン谷口から金糞峠、ワサビ峠、西南稜、武奈ケ岳を経るロングコースを来られた様である。

この後ナガオから広谷、八雲ケ原を経て釈迦岳に向かわれるという。山談義が弾み大キレットを始めジャンダルム、北アルプスはかなり経験されている様である。大阪は吹田の人で普段は台高が多いとの事。名前はTさん。

比良も良く来られていて、ナガオは5回ほど歩かれているそうで案内して下さることになった。未踏を歩く不安は消し飛んだ。後ろに付いて貰って間違ったら指摘貰う事にした。
ゆっくりと歩き2回軌道修正された。最後の広谷に降りるコースは、3通り程あるようで今回はピーク991の一つ手前のピークから降りるコースを先導して頂いた。

1時間程掛けてゆったりと降ったが、急げは40分ぐらいで歩けるように思えた。

八雲ケ原で釈迦岳に向かうTさんに別れ北比良峠に向かった。途中で清掃活動中のAさんと行き会った。ダケ道を下山中、ボランテイァで登山道を補修されている方に出会った。

大山口の手前から眺める山笑うの光景は、息を飲むような美しさだった。

イン谷口に向かう途中の古崎川道取付を登って、一昨日気になっていた道の探索に行った。
想定通り桜のコバに通じていた。途中逡巡したが真直ぐ行けるような気がする。
イン谷口を通らずに、JR比良駅のショートカットになるかは微妙なところである。

桜のコバで15:50なので16:21に乗車は楽勝である。4分前に比良駅に着いた。

ホームに上がると、何とヨネちゃんが居られた。そこで知友のスヨンさんを紹介された。S-4のハンドルネームでヤマレコではお馴染みの人である。この人はスーパーマンと言っても過言でない凄い人だった事が帰宅して分かった。

この日は色々と出会が多く、またハプニングの多い日だった。後で知ったのだが、かおりさんも神璽谷で遭難一歩手前の状況に遭われたようだった。



コースタイム  歩行時間6時間03分 休息 83分 合計 7時間26分

坊村三宝橋発     8.51
窪地         9.28-30
夏道分岐       9.47
見晴台       10.07-08
御殿山       10.18-20
ワサビ峠      10.24
第1ピーク      10.33
第2ピーク      10.40
武奈ケ岳      10.49-51
細川越       11.15-17
釣瓶岳       11.37-12.44
広谷        13.43
イブルキノコバ   13.52
八雲ケ原      14.13-15
北比良峠      14.27-30
カモシカ台     14.58-59
大山口       15.24-25
古崎川道取付    15.40
桜のコバ      15.50
JR比良駅着     16.17


        三宝橋発  8:51

        御殿山コース

        九十九折れの急登を登る

        雑木が増えて来ると窪地は近い


        窪地の腰掛石

        付近

        再スタート

        尾根に乗るまでは苦しい

        歩き易くなって来る


        夏道分岐

        夏道に進入して途中から冬道へ

        何の問題も無い道なのだが、この後強引に冬道の尾根に攀じ登る

        冬道




        見晴台から北山の峰々

        御殿山に向かう

        御殿山

        御殿山から見る武奈ケ岳

        ワサビ峠

        御殿山を振り返る

        遠く蓬莱山

        第1ピークから見る北山

        西南稜から見るコヤマノ岳

        武奈ケ岳


        第2ピーク

        西南稜を振り返る

        口の深谷の向こうに蓬莱山

        武奈ケ岳  10:49-51

    山頂から見るコヤマノ岳

         同じく釣瓶岳と蛇谷ケ峰

         同じくナガオ尾根

         北稜から見る釣瓶岳

         釈迦岳、ヤケオ山

         北稜

         釣瓶岳

         細川越

         奇怪な木

         釣瓶岳に近づく

         北面の武奈ケ岳

         釣瓶岳の登り


         武奈ケ岳

         釣瓶岳  11:37-12:44


    山頂から見る蛇谷ケ峰

         山頂付近


        釣瓶岳から広谷までのナガオ

         ナガオを歩き出して12分

         武奈ケ岳途中に見える

         タムシバ

         ナガオ尾根

        マークになる

        このピークから真西に降りる

        広谷近くに降り着いたTさん

        広谷

        イブルキノコバ

        八雲ケ原

        八雲池

        湿原


        北比良峠

        沖島と内湖

        釈迦岳

        ダケ道

        堂満岳

        樹間に見える琵琶湖

        カモシカ台

        ダケ道

        ミツバつつじ

        何と綺麗な

        大山口

        正面谷を降る途中の光景



        古崎川道取付

        取付から桜のコバまで、途中は直結出来るかも

        桜のコバの手前

        桜のコバ