2015.02.11(水) 今年13回目の山行 天候 曇り 同行者 えのえのさん、Sさん、Nさん
今季最強の寒波襲来に怯え一時は転進を考えたが、前日になって比良山域の影響は少ないという判断で予定通り出掛けた。
一昨年のこの時期、同コースを6人で歩いたが、50cm以上の新雪に苦しみ蓬莱山まで4時間10分もかかり結局ロープウエーで下山した時のリベンジであった。その時の3名は不参加、新たにNさんが加わっての山行であった。
もっともM2は何回か既にリベンジを果たしている。
堅田駅前からのバスは1台で超満員だった。平バス停手前の国道口で降りる事が出来た。
下車したのは10人程の団体も含めて15～6人ぐらい。
団体はペースが遅く、アラキ峠では単の男性2人と我々だけで、この後ボコボコのトレースを辿り権現山に先着してみると、小学生の女の子2人を連れた父親らしき3人が身支度をしていた。そのうち単の二人も登って来た。
我々はここでSさんはワカン、あとの3人はスノーシューを着けて縦走路を出発した。
ものの数分も行かない内に3人のハイカーと出会った。この少し先まで行って引き返して来たとの事。すぐに理由は分かった。トレースが消えていたのだった。
7日には、かおりさんも蓬莱山までツボ足で行けたトレースは無くなっていた。このコースのノントレースは初めてではないので、バージンロードを快適に進む。スノーシューで沈むのはせいぜい20cm程度で全く問題は無い。ただ曇天なのが惜しい。
ホッケ山を過ぎ蓬莱山との中間あたりで向こうから一人ハイカーがやって来た。ホッケ山までピストンのようだ。残念だがここでバージンロードは終わった。
予想より30分程早く蓬莱山に到着した。想定では1時に蓬莱山、2時には打見山を後にすると云うものであった。早速、山の神休息所に行ってみた。4日前の下見通り完全に雪で埋まっている。SさんNさんもこれは無理だ、利用出来ないという表情である。
ところが重い歩荷から解放された、えのえのさんは俄然ハッスル、持参したスコップを取り出しやれるだけやってみようと掘り起こしにかかった。
30分程早着したので、これは行けそうという事になり交代でスコップを振るった。
何と1時間は掛かりそうな気がしていたが、26分間で完了、小屋に入ることが出来た。
あまりゆっくりとは出来ないが暖かく昼食が摂れた。
予定より20分程遅れたが打見山から下山にかかった。文句なしのトレースが有ったので時間の遅れも問題にならなかった。ここからはトレースが無い場合が多く、時間が掛かる想定だったので助かった。途中Sさんのワカンが外れるアクシデントも有ったが大した事も無く順調にキタダカ道を下山できた。
コースタイム
平国道口発 9.33
登山口 9.44
アラキ峠 10.13-20
権現山 10.55-11.06 ワカン、スノーシュー装着
ホッケ山 11.36-37
小女郎峠 12.05-11
蓬莱山 12.35-13.55 山の神休息所で昼食
打見山 14.24
クロトノハゲ 14.47-48
番屋岩 14.57
天狗杉 15.11-17 ワカン、スノーシュー外す
第二堰堤 15.39
第一堰堤 15.49
木戸登山口 15.58
JR志賀駅着 16.15
国道口 平バス停手前で下車できる
登山口
ドン谷を登る
アラキ峠
ボコボコのトレース
権現山
生憎の曇天で霞む琵琶湖
トレースが有ったのは初めだけ
部分的には微かに残るトレース
ホッケ山取付の大溝 以前ここに嵌り足掻いたことが有る
ホッケ山あと少し
振り返りメンバーを写す
振り返る権現山
先着 ホッケ山
ホッケ山から見る蓬莱山
登って来るメンバー
縦走路の雪庇
ホッケ山に後続者が見える
雪庇の上のバージンロード
バージンは続く
振り返る
ここから蓬莱山まで40分かかった
振り返る
蓬莱山頂にスポットライト
暗雲の下黙々と
崩れそうな雪庇
小女郎峠
小女郎谷の向こうに霞む琵琶湖
小休止
かなり近づいたが未だ13分掛かる
黙々と
後9分
目前
あと少し
蓬莱山山頂
振り返る
山の神休息所 ビフォー
アフター
山の神休息所で昼食
霞む武奈ケ岳
振り返る縦走路
崩れそうな雪庇
ポーズをとる えのえのさん
ここから冬道が始まる
冬道とキタダカ道のGPSログ
完璧なトレースが出来ていた 4日前には無かった
急斜面でワカントラブルのSさん
クロトノハゲ
クロトノハゲから比良の山並み 左から比良岳、烏谷山、堂満岳
トレースの有るキタダカ道を快調に降る
番屋岩
キタダカ道
天狗杉で
びわこばれー分岐
第一堰堤
木戸登山口
JR志賀駅着