横川中堂
比叡山頂駐車場から横高山と水井山
大比叡
水井山
2019.04.08(月) 今年29回目の山行 天候 晴れ後曇り一時小雨 単独
比叡五山縦走は逆行も含めて何回か歩いている。最近では昨年11月13日にほぼ同コースを歩いた。
今回は梅谷北尾根から登ったが前回は梅谷道だった。大比叡までの所要時間は3時間で変わらなかった。
今回、梅谷登山口までの舗装道路歩きは右足裏のタコが痛み最後まで辛抱できるか不安だった。
地道になって痛みは幾分軽減、歩き方も重心をなるべく外側やつま先に持ってくるなど苦心の結果何とか最後まで歩けた。
大比叡から東塔、阿弥陀堂を経て悲田谷を下り大宮川にかかる行者橋に着いた。前回に比べて8分遅れたが想定内だった。
横川行者が渡る橋には毎回緊張する。加齢のせいかバランス感覚が低下しているので橋上では何故か、ぐらつくような気がする。
数年前雪が少し積もっていた時は出来れば這って渡りたいとも思った。
落ちたから死ぬことは無いとしても打ち所が悪ければ骨折は免れない。今回も集中して渡った。
ここから神宮寺舊趾までが比叡五山縦走コースの唯一の難所とも云える。斜面にへばりつくようなルートには以前無かったロープが架けられている。
安全の為だと思うが、かえって歩き難いと感じるのは贅沢だろうか。
神宮寺舊趾から歩き易い神宮寺道を日吉大社奥宮に向かう。前回は三石岳手前の広場で昼食にしたが今回は奥宮で摂るつもりである。
昼食が終わりかけのころ30歳ぐらいの女性が登って来た。眼下に見える景観に歓声をあげ磐座に手を合わしていた。
ここが山頂と思っていたらしく八王子山はまだ上だと説明すると早速登って来ると出かけた。
八王子山に向かう途中、奥宮の背後の樹木が何本も伐採されて展望が良くなっていた。そこで再会、互いに気を付けてと別れた。
広場までは登り基調なので食後の身体には少しきついが時間の制約もあるので頑張る。
以前は三石岳には三差路からピストンしていたが新しいルートを見つけたお蔭でスムースに登れるようになった。
新しいルートも見つけた当初は有るかなきかの薄い踏み跡だったが今は歩くハイカーも増えてはっきりと道になっている。
山頂からは直ぐ西側林道に出て東側林道と交わる三差路に出る。
ここから横川までにバイカオウレンの群生地があると山の先輩かおりさんに聞いていたので注意しながら歩く。
ようやくバイカオウレン発見。早速10数枚撮るが何と殆ど白トビかピンボケだった。この辺りから小雨が降りだし時間の制約もあって焦ったのが悪かった。何とか見られるのはたった1枚だけだった。
小雨は少し強くなって来たので鐘楼でウインドブレーカーを雨具に着替えた。ザックカバーも付けた。
中堂からやって来た3人のハイカーも同様だった。
タイムリミットは横川中堂で14:30だった。大幅に遅れるようなら少し戻って中尾坂を降りる積りだった。
ぴったりと14:30に中堂に着いた。前回より25分程遅れたが、これは写真撮影と雨具着替えや昼食時間のせいである。
競合い地蔵に15:00に着けば戸寺バス停には17:00ごろ着いて国際会館行17:11に間に合う予定である。
横川駐車場から峰道の急階段を登る時、右太腿にピッと来た。攣る前兆である。急ぐとヤバいのでセーブして歩いた。
競合い地蔵には何とか予定通りの時刻に着く事が出来た。前回に比べて20分程遅れているが陽も長くなっているので想定内である。
競合い地蔵では観光地図を持った4人の観光者と出会った。横川からバスで下山のようだ。
給水して横高山に取り付いた。台風の倒木で登り難くなっているがかなり整備がされていて割とスムースに登れた。途中ステップが造られていて随分助かった。ここは登りでもズルズル後退するところだった。
11分で横高山に着けた。すぐ水井山に向かう。小雨はいつの間にか止んでいたが風が強く寒い。雨具で丁度良かった。
水井山で小休止して仰木峠に向かい下山する。仰木峠でも小休止して戸寺バス停までノンストップで下る積りだ。
戸寺分岐から急な尾根を降り小橋に着く。バス時間には間に合うはずだ。
余裕で戸寺バス停に17:05に到着。国際会館行17:11に乗車出来た。
最近のロングコースでは昨年に比べて1時間ほど遅れる事が多かったが今回は30分程で済んだ。
これも昼食時間の長さや写真撮影、雨具着替えなどを差し引けば前回とあまり差はなかった事になる。
歩行時間 8時間34分 休息 1時間12分 合計 9時間46分
歩行距離 25.4km 通算距離 517.6km (+) 17.7km
コースタイム
地下鉄松ケ崎駅発 7.19
梅谷登山口 8.01-04
北尾根分岐 8.10
切り株 8.42-44
雲母坂出合 9.00
東山トレイル71 9.04-09
千種忠顕碑 9.22
ケーブル比叡 9.35-38
見晴台 9.57-10.00
山頂駐車場 10.12
大比叡 10.19
阿弥陀堂 10.42
政所ノ辻 10.49
本坂へ 10.52
悲田谷分岐 11.05
大宮林道 11.32-34
行者橋 11.35
神宮寺舊趾 11.52
日吉大社奥宮 12.03-40 昼食
八王子山 12.47
変形四つ辻 12.54
神宮寺山分岐 13.03
横川につづく林道 13.20
広場 13.28
三石岳取付 13.34
三石岳 13.44-48
三差路 13.57
中尾坂分岐 14.14
恵心堂 14.19
鐘堂 14.22-26 雨具着る ザックカバー付ける
横川中堂 14.29-30
横川駐車場 14.34
峰道へ 14.35
競合い地蔵 15.01-02
横高山 15.13
水井山 15.31
横川分岐 16.04
仰木峠 16.13-16
戸寺分岐 16.27
小橋 16.47
防獣柵 16.59
登山口 17.01
戸寺バス停着 17.05
地下鉄松ケ崎駅発 7:19
梅谷登山口 8:01-04
谷沿いの道
北尾根分岐 8:10
北尾根道
分岐先は不明 8:28
北尾根道
切り株 8:42-44
北尾根道
雲母坂出合 9:00
出合を振り返る
東山トレイル71 9:04-09
京都市北部
中心街
あとにする
如意ケ岳遠望 9:17
千種忠顕碑へ
千種忠顕碑 9:22
倒木
旧道へ
新道は通行止
旧道へ
ケーブル
ケーブル比叡 9:35-38
ケーブル比叡からの展望
宝池
旧スキー場 9:48
旧スキー場から横高山と水井山
見晴台へ
途上に見える横高山と水井山
見晴台 9:57-10:00
見晴台から横高山と水井山
遠くに愛宕山
中央に桟敷ケ岳
大比叡へ
山頂駐車場から横高山と水井山
大比叡 10:19 一等三角点 848m
分岐 左へ
阿弥陀堂へ
阿弥陀堂 10:42
戒壇院
大講堂
政所ノ辻 10:49
工事中の根本中堂
延暦寺会館の横から本坂へ 10:52
法然堂 10:56
亀塔
本坂を下る
悲田谷分岐 11:05
悲田谷を下る
石塔群
アーチを潜って大宮林道へ
大宮林道 11:32-34
振り返る
行者橋 11:35 集中して渡る
急坂を登る 11:36
横川行者道
潜る
以前は無かったロープ
今日のコース唯一の難路 行者道
神宮寺舊趾 11:52
三差路 左は後ほど通る鉄塔へ 右の神宮寺道を奥宮へ
神宮寺道
参道に出る
日吉大社奥宮
坂本の街と琵琶湖
奥宮磐座 12:03-40 昼食
昼食を終え八王子山へ
奥宮の背後の木々が伐採されていた
八王子山 12:47 381m
北に下り変形四つ辻 12:54
鉄塔 12:54
鉄塔のの前を直進
三差路分岐 13:03 左は神宮寺山 右へ行く
道なりに
左上に 13:06
林道に出る 13:15
林道横断して左上に 13:15
道なりに
横川に続く林道に出る 右へ 13:20
広場 13:28
広場から6分で三石岳取付 13:34
踏み跡を辿る
左に高みが見えたらそちらに向かう 真直ぐ行くと西側林道に出てしまう
三石岳 13:44-48 三等三角点 676m
アセビ
1分で西側林道に出る 13:49 右へ
分岐 右へ
三差路 13:57 横川に向かう
バイカオウレンを10数枚写したが白トビやピンボケで何とか見られるのはこの1枚だけだった
桜?
何とかスミレ?
中尾坂分岐 14:14 この辺りから小雨が降って来た
恵心堂 14:19
ここで雨具上衣とザックカバー付ける 14:22-26 西教寺に降る3人のハイカーも雨具の用意
横川中堂 14:29-30
横川駐車場 14:34
ここから峰道へ 14:35
峰道 いつの間にか小雨は止む
ちょっぴり白いものが見える蓬莱山
競合い地蔵 15:01-02 横川に向かう4人の観光者と出会う
横高山へ
木の根がステップになり登りやすい
最近になって出来たステップに助かる
あと少し
横高山 15:13 767m
水井山へ
水井山 15:31-34 三等三角点 794m
仰木峠に向かい降る
山頂近くまで林道が出来ている
ここはC.P43
下る
アセビ
下る
横川分岐 16:04
仰木峠へ
仰木峠 16:13-16
戸寺分岐 16:27
東海自然歩道は通行止
尾根を降る
小橋 16:47
バスの時間に間に合うように急ぐ
防獣柵 16:59
登山口 17:01]
戸寺バス停着 17:05 17:11のバスに余裕で間に合った
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます