OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ガールグループ演歌も素敵

2023-06-27 19:24:21 | 歌謡曲

ここでさよなら c/w 花が散るように / チャコとアップリーズ (ミノルフォン)

本日の主役たるチャコとアップリーズは、サイケおやじの記憶では昭和40年代中頃に活動していたガールグループで、ジャケ写のキュートなイメージから、エレキ&ビート歌謡を期待するところなんですが、実際に聴かせてくれていたのは所謂ポップス演歌でありました (^^;

しかし、彼女達のルックスは、繰り返しますが、なかなかイケている雰囲気が満点でして、メンバーはチャコ=岩部佐世子(三女)、リッコ=岩部律子(次女)、ヒコ=岩部廣子(長女)とプロフィール紹介されているとおり、三姉妹であり、それゆえに最初はトリプリッツ?

―― かなぁ~~、と思っていたんですが、実際は所謂「年子」だと云われているみたいですが、それはそれとして、サイケおやじは全く顔と名前が一致出来ていませんので、おそらくはグループ名から察して、センターがチャコ=岩部佐世子だと思っております (^^;

で、肝心の掲載盤は昭和45(1970)年に発売された、彼女達にとっては、おそらくは3枚目となるシングル盤で、まずは作詞:広川航平&作曲:越純平、そして編曲:東八郎とクレジットされた収録A面曲「ここでさよなら」はミディアムアップのポップス演歌で、演奏パートにラテンビートが内包された楽しい雰囲気もイイ感じではありますが、アップリーズとしてのコーラス&ハーモニーが失礼ながら平凡で、演歌特有のコブシ回しの面白さが活かしきれていないところが、ちょっと勿体無いというか…… (^^;

それでも曲終わりの「サヨナラッ」って言い放つキメは、なかなか強い印象を残してくれますよ (^^;

また、一方のB面曲「花が散るように」は、作詞作曲を遠藤実が手掛けた、これが裏名曲と認定したくなる正統派歌謡曲♪♪~♪

河合英郎が施したミディアムテンポのアレンジも気が利いていますし、曲想に合わせたアップリーズのユニゾン&ハーモニーコーラスにも程好いフェロモンが滲み出ていますよ (^^)

そして、もちろん、リードを歌うチャコ=岩部佐世子のキュートな節回しには捨て難い魅力があるんですねぇ~~ (^^)

いゃ~~、こんな素敵な歌謡曲がB面扱いってのも、聊か納得していないサイケおやじではありますが、希望としては、この「花が散るように」を誰か、女性シンガーがソロでレコーディングを残していたら、大いに気になるところですし、そ~あって欲しいと願っております。

う~ん、小川知子で聴いてみたいなですねぇ~~、個人的には (^^;

ということで、チャコとアップリーズには厳しい事を書いてしまいましたが、しかし、彼女達が残してくれたシングル盤を3枚蒐集しているサイケおやじとしては、その全てがジャケ買い趣味を満たしてくれる傑作であり、タイムマシンがあったなら、是非ともライブギグに接してみたいガールグループであります (^^)

もちろん、夢は捨てていませんよっ!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする