本州のほうでは水不足の心配まで出てきたこの夏の猛暑、北日本でも30度前後の暑さが続いている。例年ならお盆が過ぎれば秋風が立つという季節感も、今年はまだ夏が終わらない。
それでも麓の異変とは別次元で、連峰の山頂付近ではすでに紅葉が始まっているというニュースが流れていた。こうした山からの雪解け水のお陰で毎年、渇水から救われているのだから、雪は天の恵みでもある。世界的な水不足が言われている中で、人間が飲む水だけではなく、庭の水遣りにも使わせてもらえるのは有難いことだ。
薔薇のほうは2回目なのか3回目なのか、というほど時間差で絶え間なく咲いている。雨が相当降った後には案の定、黒点病が出てきて葉っぱが黄色くなってきた。まあ、今年は葉っぱが落ちでもあまり気にしなくなったけどね。なんといっても「オーガニック薔薇栽培」真島先生の力強い説が大きな味方。
黒点病は空気中に漂っている菌から感染し、防ぎようもないということだから、新しい枝、新しい葉っぱが出て来て元気ならいいかと、軽い気持ちになった。葉っぱにはスプレーで有機液体肥料、菌の黒汁、それに残っていたカテキンの入った液体有機肥料を薄めてかけている。たしかに生育がよくなるから、これは続けたほうがよさそうだ。
写真の庭はちょっと前に映したもの。薔薇の周りに宿根草も植えて、出来るだけ自然に見えるようにというのがその”こころ”かなあ。