もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

170813 昨夜、小さな奇跡と喜び。中村哲医師の録画を2つ発見。静かな覚悟の言葉。

2017年08月13日 17時43分20秒 | 映画・映像
8月13日(日):       

いま、俺が最も尊敬する日本人の一人がアフガニスタンで旱魃に立ち向かい用水路を開削している中村哲医師である。きっかけは、昨秋NHKで放送されたETV特集「武器ではなく命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~」(2016年:70歳、アフガニスタン32年目)であり、繰り返し数十回観直し続けるとともに、彼の著書を読んで感嘆してきた。

しかし、ずっと疑問に思っていたことは、俺は去年初めて中村医師を知ったのではない。もう十数年前から知っていて、ずいぶん昔に彼を強く尊敬の目で意識していたのだ。ただ、当時は著書を読むこともなかったので、なんとなくそのまま忘れてしまっていたのが、昨年秋の放送を録画して再度火がついたという次第であった。

昨夜遅く突然「俺は中村哲さんの録画をもっているかもしれない!」と思い至り、手元のDVDファイルを丁寧に探してみた。最大の懸念は、録画した膨大なビデオテープはあるが、今はビデオ再生機がもう無いのだ。テープなら確認するすべすらないことになる。少し時間はかかったが、昔にビデオテープからDVDにダビングした?と思われる下記のDVD録画2本見つかった。画質もそれほど悪くはない。

*NHK 心の時代「長き戦いの地で~医師・中村哲」(2001.11.25:55歳)アフガニスタン18年目
*NHK ETV特集「アフガニスタン 永久支援のために~中村哲 次世代へのプロジェクト~」(2010.11.14.:64歳)アフガニスタン27年目

各60分、内容は非常に充実していて素晴らしかった! 思い付きで探してみたら、お宝発見!って感じである。中村哲医師は、かなりすさまじい内容を、物静かな語り口で非常に論理的に話をされる。観念的な上滑りの言葉ではなくて、一つ一つの言葉に覚悟に裏付けられた太い根が生えている感じである。既に、いずれも数回観直している。今後繰り返し観ていこうと思っている。
               
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