もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150405 安倍・菅は国民の痛みに無関心なサイコ・パス政権だ。<下品で嫌な風潮>が広がって息が詰まる。

2015年04月05日 13時51分34秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
4月5日(日):

 安倍極右バカが重用する菅不機嫌ハゲも賞味期限切れ。沖縄県民を軽視・侮辱し続けることで完全に馬脚を露した。「肝はあっても、知恵(創意・工夫)と信義(誠意・忠恕)が全く無い!」それでは、ただの頑固・偏屈で意地悪な役人(サイコ・パス)と同じであって、問題解決能力を持たない。結局、破綻・破滅を招くだけだ。『信は力なり』だが、逆に『信無き者は去れ!』である。

※馬脚を露わす(現す):To show the cloven hoof.(割れたひづめが現れる[本性を現す]) 悪魔は割れたひづめを持つヤギに象徴されていたことから。

 菅の沖縄振興策がUSJの誘致だというのは、サイコ・パスとKY(空気読まない)の象徴的な言説だ。普天間基地の県外・国外移設により辺野古移設をやめれば、そこには世界でも指折りの自然環境が残る。所詮作り物のUSJを誘致するより、いくらでもリゾート開発により観光客を集めることが可能だ。県外・国外移設を求める沖縄県民に対して、USJ誘致を繰り返し口にする菅の姿は、もはや滑稽を通り越してある種の哀しみを覚えさせる。人間を侮辱・侮蔑する精神の象徴だ。

 今の嫌な風潮を少しだけ風通し良く整理してくれているブログ記事を見つけたので転載する。

「現政権が「誘い水」となり、社会の奥底に隠れていた暗部が噴出している:山崎 雅弘氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/17035.html 2015/4/4 晴耕雨読 https://twitter.com/mas__yamazaki

曽野綾子氏が『新潮45』にて、産経コラムの一件を「愚痴」っていた(荻上式BLOG)http://bit.ly/1CBmsm8
「コラムの趣旨としては『たかが』小説家の文章に対して騒ぎすぎだ、というもの」
「内容も、連載タイトルにあるように、自分を批判した者たちへの『愚痴』がメイン」
「曽野氏にとっては、自分が『アパルトヘイトを肯定した』と評価されることは『ヘイト・スピーチ』にあたるという認識のようだ。批判相手をひとまとめにし、聞く価値のないものだと矮小化するのは、流言拡散者もよく用いる手段ではある。ちなみに、『そういう意図はなかった』『自分を批判するのは時間の無駄』といった表現も、流言拡散者がよく口にする。だが曽野氏の『応答』では、肝心の『自分の文章がアパルトヘイト肯定に読めるか否か』という点について論理的な説明がなされない
曽野氏は、自分への批判は「覆面のツイッターが群衆として」自分に貼った不当なレッテルだという。
荻上氏の指摘にもあるように、自分は「人道的ではない、と言われることが怖くない」から、人道的でないことも平然と言う「勇気」がある、という屈折した思考で、人道を尊重する視点を軽視・無視する風潮、人権や人道を無視する態度を「肯定的」に評価する風潮が社会に広がるのを、私も「怖い」と思う。
現政権になり、社会に「人道的でないことも平然と言う勇気」を誇示するような暴言や暴論、差別や恫喝が社会に増えたと感じる。

人権や人道を重視する観点から、沖縄の外国軍基地問題や歴史問題を論じると「左翼」だと罵倒される。
現政権が「誘い水」となり、社会の奥底に隠れていた暗部が噴出している。
慰安婦問題は韓国自身で解決しろ!【阿比留瑠比】(WiLL)http://bit.ly/19PzHph

特定の相手に暴言を吐く仲間だけで価値判断を共有し、外部の視点を失うと、暴言の内容はどんどんエスカレートする。
今の日本では、国のトップである首相が、その流れを事実上指揮している。

社会的な問題を議論する時、全体の構図や力学などに目を向けず、ひたすら登場人物のキャラクター(人格)の論評だけに終始するのは「井戸端会議」的だが、古賀氏の件では一般人だけでなく、プロの「メディア業界人」や「ジャーナリスト」までもが、その「井戸端会議」に参加しているのが異様だと思う。
現在、古賀氏の行動に向けられている「メディア業界人」や「ジャーナリスト」の批判の内容は、どれも古賀氏には想定内だと思う。
あの最終回出演以外の仕事では、振られた質問の枠内で意見を述べるという態度だったと思うし、あれ以後に出演している関西のテレビ番組でも、余計な自己主張はしていない。

では、なぜあの『報道ステーション』最終回出演だけ、敢えて「禁」を破ったのか。
その背景を考えると、今まで政権や政治部の「政権寄り」からの圧力から番組を守り続けた気骨ある女性プロデューサーが更迭されたという人事異動との関連に興味が沸くが、古賀氏批判の議論は、その部分には全く触れない。
古賀氏は『報道ステーション』放送内で「更迭された」女性プロデューサーに触れ、古舘氏も「更迭ではないと思いますけれども」と、人事異動の存在を認めた。
一般に、この番組の踏み込んだ批判的報道は「古舘氏の功績」のようなイメージがあるが、実は背景にこんな人がいたんですよ、と古賀氏は伝えた。
今まで政権や政治部の「政権寄り」からの圧力から番組を守り続けた気骨ある女性プロデューサーが更迭され、後任がどんな方針で番組作りをするのか。
政権寄りにシフトするなら、批判を浴びないよう当面は今までの路線を続け、視聴者が気づかない程度のスピードで少しずつ、ハンドルを切っていくだろう。
もし番組の方向性が政府に迎合する方向へ変わるなら、後で「あの女性プロデューサーが『更迭』されたのが転機だった」と評されるかもしれない。
それが嫌なら、後任プロデューサーと古舘氏は今までの路線を堅守するしかない。
古賀氏が「古舘プロ会長」の名を挙げたのも、その牽制だったのかもしれない。

NHKの籾井勝人会長が関連会社2社の不正を契機に自ら設置した「NHK関連団体ガバナンス調査委員会」(委員長・小林英明弁護士)の調査費が約5500万円。
通常より数倍高額だと指摘する専門家も(毎日)http://bit.ly/1ND4hzo
この調査費も受信料から出ているのか?
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