もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

180212 アベは総理大臣辞任後、時間はかかっても必ず訴追され、弾劾される。夜郎自大、弱い犬ほどよく吠える!でも、罪は消えない。

2018年02月12日 16時27分44秒 | 時代の記憶
2月12日(月):  

先日NHK-BSで「映像の世紀プレミアム第8集「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」」を観て、一番印象的だったシーンは、終わりのニクソン大統領をめぐるウォーターゲート事件の姿だった。息を吐くようにウソにウソを重ねていくニクソンの姿が、アベシンゾウの姿とすごく重なって見えた。唯一違う点は、ニクソンは辞任に追い込まれ、恩赦により罪の追求を免れたが、その死に至るまで元アメリカ大統領としての名誉を回復されることはなかった。

一方、日本では、ウォーターゲート事件よりもはるかに露骨で明白な権力犯罪が権力者本人であるアベがウソの上に居直って、誰も手を出そうとしない。裸の王様はいつまで裸でい続けるのか。日頃軽蔑しているアメリカよりも、今の日本ははるかに卑しい途上国になり果てていることだった。政治屋、官僚、新聞・マスコミ、そして大衆、上から下まですべてが周りの様子を見ながら無関心を装い腐り果てていく。

アベは総理大臣辞任後、時間はかかっても必ず訴追され、弾劾される。さもなければ、政治への信頼は二度と回復されない。信賞必罰!、悪いことをした者は、たとえ誰であっても罰されるしかない。この原則が、崩れれば日本の政治に未来はない。国会で重要な証人を拘置所に不当禁固したり、喚問を拒否したりしている姿を見ていると、ともすれば「今さえ言い逃れればどさくさに紛れさせることができる」ような印象を与えられるが、決してそうではないだろう。

逆に言えば、普通の常識をもっている政治家であれば、今だけ逃れても仕様がない。最後は必ず悪事の責任を取らざるを得ないことがわかっているからこそ、恥を知り、傷を深めないで早期に辞職するのだ。残念ながらアベは普通の政治家ではない。それは低いレベルで普通ではないから、今この瞬間、目先を逃げおおせようとしているに過ぎない。

繰り返すが、アベは総理大臣辞任後、時間はかかっても必ず訴追され、弾劾される。我々は、田中角栄のときとは別の非常に低レベルな小物政治屋の訴追逮捕を目にすることになる。

話はとぶが、アベの犬の一匹であるNHKの岩田記者は、そうなった時どうするのだろう。俺はこの人物が7時や9時のニュースに出てくるとすぐにチャンネルを変える。明らかに権力べったりの姿勢を隠さないこともあるが、この人物の目つきの悪さ、目が既に逝ってしまっているのが気持ちが悪いのだ。
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