もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

6 028,6 029,6 030 ジャンプ・コミックス「ヒカルの碁13~18巻」(集英社:2001、2002)感想5

2017年02月04日 01時44分13秒 | 一日一冊読書開始
2月3日(金):  ほったゆみ原作・漫画小畑健。    

13巻~18巻(漫画2巻を本1冊に換算する。) 所要時間6:00  アマゾンで全23巻+別巻1(2929円)

進藤ヒカルに憑依した藤原佐為(さい)は、saiとしてネット碁を通じて宿願の塔矢行洋名人との対戦を実現し、半目勝ちを収める。しかし、それはヒカルとの別れにつながる。自らの存在をヒカルという天才を育てるためだったと観念した佐為(さい)は成仏を遂げてヒカルの前から完全に消えてしまう。ヒカルは、遠く広島尾道因島まで佐為(さい)を探し求めるが会えない。失って初めて知る存在の大きさに打ちのめされたヒカルは自らの碁を放棄してしまう。大手合いで不戦敗が続く。前年のプロ試験に落ちた伊角が中国棋院での2か月に及ぶ修行から帰国し、今年のプロ試験に臨む前にヒカルとの手合いを求めてくる。数か月間、碁を捨てていたヒカルは、やむを得ずやった伊角との手合いの最中に、探し求めていた佐為(さい)が自分の囲碁の打ち手の中に存在することに気づき、一気に立ち直り大手合い復帰8連勝を飾り、塔矢アキラとの2年半ぶり、かつ実質初めての対戦を果たす。

汲めども尽きぬ泉のごとく、読んでも読んでも話の展開にぐいぐい引き付けられ続ける作品である。
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