もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

R 004F 佐藤優「野蛮人の図書室」(講談社:2011) 印象4

2014年10月10日 00時14分58秒 | Review F読み(5秒)、T読み(10秒)
10月9日(木):

297ページ  F読時間0:40  編集時間0:20  図書館

著者51歳(1960生まれ)。元ノンキャリア外交官で、知の巨人である。

F読みでは、さっぱりわからない。T読みでもきっと同じだ。しかし、今日も、本を開くことができた。ブックオフで200円だったら買う。それ以上はムリ。

目次:第一章:人生を豊かにする書棚/第二章:日本という国がわかる書棚/第三章:世界情勢がわかる書棚/第四章:頭脳を鍛える書棚

以下、アマゾンブックレビューから:
・本書は読書好きの方のみならず「野蛮人 = 今まであまり本を読んだことがない人」への道案内だそうです。
「週刊プレイボーイ」の連載(08/10〜10/03まで)を再構成、加除修正を加えたものです。
 第1章 人生を豊かにする書棚
 第2章 日本という国がわかる書棚
 第3章 世界情勢がわかる書棚
で250P、全57回で1回につき2冊が紹介されます。2冊は大体類似したテーマのものや掘り下げるものに
なっています。週刊連載で一回あたりのページ数は4〜5Pの割とあっさりしたボリュームです。
 第4章 「頭脳を鍛える談話室」は40P、前の章で紹介された本の4人の著者との対談になっています。
「テンペスト」池上永一氏、「出星前夜」飯嶋和一氏、「資本主義はなぜ自壊したのか」中谷巌氏、
「ウェルカム トゥ パールハーバー」西木正明氏です。
以前に読んだ「功利主義者の読書術」に比べると1冊の紹介に割いているページ数がかなり少ないので、
最初物足りない印象を受けました。ただ毎回のはじめに、選ばれる2冊がそれぞれ5行程度100文字前後
の短文で概要説明されているのですが、これをよく読むとこの時点で本文の解説への関心が沸きまくる、
とても上手な面白い説明です。このページ数なので「佐藤氏が味わいつくす書評」というよりも
「テーマ別の佐藤氏のナビゲート、ブックガイド」という性格のものだと感じます



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