もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

220917 搾取・収奪常習を問われる集団に寄生する政治家の即退場を求める / 国葬欠席はボイコット!

2022年09月17日 23時58分11秒 | 時代の記憶
9月17日(土):
2022 154J 搾取・収奪常習を問われる集団に寄生する政治家の即退場を求める
2022年8月3日 / 2022年8月9日修正 / アピール WP7 No.154J
世界平和アピール七人委員会  大石芳野 小沼通二 池内了 池辺晋一郎 髙村薫 島薗進

去る7月8日、奈良市内で参院選の応援演説中だった安倍晋三元首相が旧統一教会に恨みをもつ暴漢に銃撃されて死亡した事件は、治安の良さを内外に誇ってきた日本国民に大きな衝撃を与えた。
しかしながら凶行以上に国民を困惑させたのは、80年代、90年代に悪名高い霊感商法で社会問題化した搾取・収奪常習の宗教集団、統一教会が、名称を変えて21世紀の日本で営々と生き延びていたこと、そして親の入信で苦難の人生を強いられた子どもたちの実態が事件によって浮かび上がったことである。
逮捕された容疑者は子ども時代に母親の入信で実家が破産して以降、社会の底辺で逼塞しながら旧統一教会への恨みを募らせ続けたとされている。搾取・収奪常習の教団の信者とその家族は、その特異な価値観のせいで一般社会に受け入れられることはない。そのため二世・三世は精神的・経済的に追い詰められていることが多い。
私たち世界平和アピール七人委員会はまず、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)による欺瞞的な勧誘や高額の献金がかくも深刻な社会問題であったにもかかわらず、今日まで等閑にしてきたことに、日本国民として深く恥じ入る。そしてさらに、安倍元首相の祖父である岸信介元首相にまで遡る政治家と旧統一教会の深すぎる関係にあらためて思いをはせ、安倍元首相の国葬を含めて強烈な違和感を新たにするものである。
少なからぬ国民を脅し、騙し、強制し、多額の財産を奪い、家族を崩壊させてきた宗教団体の存在は間違いなく社会の治安をゆるがす問題であり、これを信教の自由で語ることはできない。そのような宗教団体である旧統一教会に、いま現在、元首相や現職閣僚を含む約100人の政治家が関わりをもち、選挙で多大な便宜を図ってもらっており、何が問題だと居直る者もいる。批判の的になっていた「統一協会(世界基督教統一神霊協会)」の名を隠すことになった名称変更が長年認められなかったのに、文化庁によって認められた2015年当時の文部科学大臣は、深い関係がこのたび明らかになった一人だった。選挙で勝つためには国民の苦難を顧みない政治、国民への加害をいとわぬ宗教団体に寄生する政治と言っても過言ではない。
当然ながら、弱い立場に追い込まれる国民の幸せも、公共的な意思決定を目指す民主主義も彼らの目には入っていない。安倍元首相が晩節を汚した森友問題や桜を見る会の公私混同も、またあるいは困窮者の再起を阻む日本社会の冷たさも、公共の正義を等閑視する政治がもたらした帰結である。
人間のあるべき道義として、旧統一教会に寄生する政治家の即退場を求める。


 
れいわ新選組【代表談話】「国葬儀のボイコットについて」(2022年9月14日 れいわ新選組代表 山本太郎)
2022年9月14日
 
安倍元総理の国葬儀の案内状が届いた。
9月27日に日本武道館で行うので出欠の返事をせよ、という。

私は「欠席の返信」はしない。
欠席の返信自体が、内閣で一方的に進める国葬儀に
与する行為と考える。

不誠実な態度でゴリ押しする国葬をボイコットする。

物価高騰や医療ひっ迫に苦しむ生活者、事業者に、
すぐにでも必要な消費税減税や、感染症対策などおこなうべきところ、
岸田政権は、再三要求されている国会すら開いてこなかった。

国葬儀についても、形ばかり、議員運営委員会を開き、
説明になっていない言葉を繰り返すだけで
丁寧な説明を行った、
ご理解いただきたいでは話にならない。

国主体で行う葬儀が必要だというなら、国会での議論は大前提である。

「国葬儀は過去にも行われた」として、
当時問題にされた事柄も放置し続けるならば、国会は形骸化する。
閣議決定のみで物事を決定できるのであれば、独裁でしかない。

勝手に進めるな。手続きを踏め。
それもなく、参加・不参加を知らせろ、とのハガキに呼応すること自体ありえない。

民主主義の基礎を守るためにも、このような政権の対応を許さず、
れいわ新選組は、国葬儀をボイコットする。


東スポれいわ・山本太郎代表 国葬は欠席ではなく「ボイコット」
2022年09月14日 12時48分
 
 れいわ新選組の山本太郎代表(47)が14日、談話を発表し、27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に「ボイコット」を表明した。
 山本氏はかねて国葬欠席を表明しているが、この日、改めて「安倍元総理の国葬儀の案内状が届いた。9月27日に日本武道館で行うので出欠の返事をせよ、という。私は『欠席の返信』はしない。欠席の返信自体が、内閣で一方的に進める国葬儀に与する行為と考える。不誠実な態度でゴリ押しする国葬をボイコットする」と欠席ではなく、〝ボイコット〟するとした。
 消費税減税や新型コロナ対策で国会審議を求める声に応じないことを批判したうえで、「国葬儀についても、形ばかり、議院運営委員会を開き、説明になっていない言葉を繰り返すだけで丁寧な説明を行った、ご理解いただきたいでは話にならない。国主体で行う葬儀が必要だというなら、国会での議論は大前提である。『国葬儀は過去にも行われた』として、当時問題にされた事柄も放置し続けるならば、国会は形骸化する。閣議決定のみで物事を決定できるのであれば、独裁でしかない」と続けた。
 「勝手に進めるな。手続きを踏め。それもなく、参加・不参加を知らせろ、とのハガキに呼応すること自体ありえない。民主主義の基礎を守るためにも、このような政権の対応を許さず、れいわ新選組は、国葬儀をボイコットする」と怒りの談話となった。

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