8月19日(月):
番組を観ていて、落涙を止められなかった。「はだしのゲン」を閲覧制限する島根県・鳥取県の愚劣・愚昧さ、東日本大震災の被災者の悲しみの深さに向き合おうとしない政治家の惨状を思い知る。番組の中の被災者の深い悲しみと、今の日本中に蔓延する戦争に対する意識の安易さとの落差に呆然とする。戦争が最大の基本的人権の侵害であり、人を殺すこと、殺されることの重みを知らず、軽んじる風潮には暗澹たる思いになる。
社民党の村山元総理が「社民党の解散、リベラル勢力の再結集の礎となるべきだ」と述べているが、俺もそれに賛成だ。半藤一利さんは「日本は海岸線が長くて、原発54基が海岸線に立ち並ぶ状況で、武力によって守れる国ではない」と言っている。
矛盾を承知で、護憲(憲法9条)、基本的人権・表現の自由重視、反原発、多文化共生、侵略戦争の歴史直視の一方で、経済貿易重視、日米安保・自衛隊を容認・堅持(集団的自衛権は認めない)して、強かな外交により平和国家を維持する政策をめざす<リベラル勢力の結集>をはかって欲しい。勿論、引き裂かれるような困難を伴うと思うが、戦争をしない、社会保障の充実した強かな国家をめざし政治勢力を結集して欲しい。
社会保障を充実することは、国を弱くすることではない。むしろ強い国民・市民を作って強い国を作ることなのだ。そもそも国家による社会保障政策の充実の先鞭をつけたのは、プロイセンのビスマルクである。彼は、プロイセンを強国にするために社会保障の充実を行ったのだ。
とにかく、<人間の悲しみに敏感な国家>になって欲しいのだ。これは政治家だけでなく、国民・市民についてもそうだ。
NHKスペシャル「最期の笑顔~納棺師が描いた東日本大震災~」 2013年8月19日(月) 24時30分~25時20分 の放送内容
巨大津波に流され、損傷した遺体の傷をボランティアで修復してきた納棺師・笹原留似子さん。家族の最後の対面を描いた絵とその時に交わされた慈しみにあふれた対話の記録。
番組内容
岩手県の納棺師・笹原留似子さん(39)。東日本大震災による巨大津波に流され、損傷した300人を超える遺体の傷をボランティアで修復、家族に最後の対面をさせてきた。修復された遺体は皆、安らかな微笑みを浮かべた表情になり、家族と最後の対面を果たした。番組では、笹原さんによって描かれた家族の対面場面を描いた絵を通じて、震災という悲劇の中に見いだされた家族の愛情の深さと慈しみ、そして人の優しさを見つめ直す。
※記録:8月20日(火) 367 PV/124 IP
番組を観ていて、落涙を止められなかった。「はだしのゲン」を閲覧制限する島根県・鳥取県の愚劣・愚昧さ、東日本大震災の被災者の悲しみの深さに向き合おうとしない政治家の惨状を思い知る。番組の中の被災者の深い悲しみと、今の日本中に蔓延する戦争に対する意識の安易さとの落差に呆然とする。戦争が最大の基本的人権の侵害であり、人を殺すこと、殺されることの重みを知らず、軽んじる風潮には暗澹たる思いになる。
社民党の村山元総理が「社民党の解散、リベラル勢力の再結集の礎となるべきだ」と述べているが、俺もそれに賛成だ。半藤一利さんは「日本は海岸線が長くて、原発54基が海岸線に立ち並ぶ状況で、武力によって守れる国ではない」と言っている。
矛盾を承知で、護憲(憲法9条)、基本的人権・表現の自由重視、反原発、多文化共生、侵略戦争の歴史直視の一方で、経済貿易重視、日米安保・自衛隊を容認・堅持(集団的自衛権は認めない)して、強かな外交により平和国家を維持する政策をめざす<リベラル勢力の結集>をはかって欲しい。勿論、引き裂かれるような困難を伴うと思うが、戦争をしない、社会保障の充実した強かな国家をめざし政治勢力を結集して欲しい。
社会保障を充実することは、国を弱くすることではない。むしろ強い国民・市民を作って強い国を作ることなのだ。そもそも国家による社会保障政策の充実の先鞭をつけたのは、プロイセンのビスマルクである。彼は、プロイセンを強国にするために社会保障の充実を行ったのだ。
とにかく、<人間の悲しみに敏感な国家>になって欲しいのだ。これは政治家だけでなく、国民・市民についてもそうだ。
NHKスペシャル「最期の笑顔~納棺師が描いた東日本大震災~」 2013年8月19日(月) 24時30分~25時20分 の放送内容
巨大津波に流され、損傷した遺体の傷をボランティアで修復してきた納棺師・笹原留似子さん。家族の最後の対面を描いた絵とその時に交わされた慈しみにあふれた対話の記録。
番組内容
岩手県の納棺師・笹原留似子さん(39)。東日本大震災による巨大津波に流され、損傷した300人を超える遺体の傷をボランティアで修復、家族に最後の対面をさせてきた。修復された遺体は皆、安らかな微笑みを浮かべた表情になり、家族と最後の対面を果たした。番組では、笹原さんによって描かれた家族の対面場面を描いた絵を通じて、震災という悲劇の中に見いだされた家族の愛情の深さと慈しみ、そして人の優しさを見つめ直す。
※記録:8月20日(火) 367 PV/124 IP