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もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150215 衆参両院の「テロ非難決議」を非難する!「テロの本質」を真面目に語る政治家はいないのか!

 真面目に「テロの本質」を考えれば、その原因が、決して宗教の違いにあるのではなく、世界的に広がる富の偏在、極端な格差拡大、差別構造の継承、及びパレスチナ問題、それらによる<若者たちの絶望>にあることは、実は誰もがわかっていることだろう! それを「世界には凶悪なテロリストが大勢いて、こいつらを叩き潰せばテロが無くなる」なんて話に無理やりすり替えている。誰も、「テロの本質が、日本・世界の社会構造が抱える富の偏在・格差の拡大及びパレスチナ問題の<野放し状態>にこそある」という本質を語らないし、見させようとしない。そして、凶悪なテロリストへの恐怖ばかりを煽りたてている。これはまさにオーウェルの「一九八四年」の世界と同じだ。今回の国会の「テロ非難決議」に社民党・共産党まで加わっていたのには、あきれ果てた。「誰も本質を見ようとしない。」「武力で世界中の<絶望した若者たち>を封じ込めるべきではないし、不可能だ!」

秋原葉月さん「Afternoon Cafe」ブログから

※(1)「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング ※(2)いつの時代も大衆をファシズムに煽動する手口は同じ。なのに同じ手口に何度も騙されるのは過去に学んでいないから。格差を広げ、セイフティネットを破壊し、冷徹な自己責任論が横行する社会を継続させるのは簡単だ。今よりもっと格差を広げ、セイフティネットを破壊する政策をとればよい。そうすれば人々に自己責任論がもっと浸透し、草の根から勝手に右傾化してくれる。

辺見庸さんのブログから

・権力をあまりに人格的にとらえるのはどうかとおもう。口にするのもおぞましいドブの目をしたあの男を、ヒステリックに名指しでののしれば、反権力的そぶりになるとかんがえるのは、ドブの目をしたあの男とあまり変わらない、低い知性のあらわれである。権力の空間は、じつのところ、非人格的なのだ。だからてごわい。中心はドブの目をしたあの男=安倍晋三であるかにみえて、そうではない。ドブの目をしたあの男はひとつの(倒錯的な)社会心理学的な表象ではありえても、それを斃せば事態が革命的に変化するようなシロモノではない。権力には固定的な中心はなく、かくじつに「われわれ」をふくむ周縁があるだけだ。ドブの目をしたあの男は、陋劣な知性とふるまいで「われわれ」をいらだたせ、怒らせるとともに、「われわれ」をして社会心理学的に(かれを)蔑視せしめ、またそのことにより、「われわれ」が「われわれ」であることに無意識に満足もさせているのかもしれない。ところで、「われわれ」の内面には、濃淡の差こそあれ、ドブの目をしたあの男の貧寒とした影が棲んでいるのだ。戦争は、むろん、そう遠くない。そう切実にかんじられるかどうか。いざ戦争がはじまったら、反戦運動が愛国運動化する公算が大である。そう切実に予感できるかどうか。研ぎすまされた感性がいる。せむしの侏儒との「ふるいつきあい」がベンヤミンのなにかを決定した。そう直観できたアレントほどするどくはなくても、研ぎすまされた感性がいる。けふコビトがきた。ミスドにいった。(2015/11/11)

170627 憲法76条2項「特別裁判所(軍法会議)設置禁止」に言及せず、9条3項「自衛隊」を主張する安倍の欺瞞。自衛隊員の生命と人権を無視している!

2017年06月27日 17時37分15秒 | つぶやき
6月27日(火):  

第七十六条「すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。/特別裁判所は、これを設置することができない。行政機関は、終審として裁判を行ふことができない。/すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。」

安倍がもはや精神的に破綻をきたしているのは間違いないとしても、「秋の臨時国会で憲法第9条1項、2項をそのままに、3項「自衛隊」を加えた改憲案を成立させる」というのは、あまりにも杜撰でひど過ぎる発言だ。この男を、このままにしておくことは、日本国自体が狂態にあることだ。早急に変えるしかない。

海外でPKOに出ている自衛隊が、誤爆/誤射で民間人を殺傷した時、現地で治外法権下にある自衛隊員を裁く仕組みが自衛隊自身に無い、という事実を絶対に放置できない。これは自衛隊員の人権の問題でもある。

俺は「(国際人道法の違反に対処する)軍法会議」に賛成してるわけではない(まだよくわからないのだ)し、憲法改正に反対の立場だが、安倍の「秋の臨時国会で憲法改正案を成立させる」という憲法を愚弄する頭の悪さ、意識レベルの低さに我慢がならないのだ。

以下、国際関係(国際紛争問題?)の専門家である伊勢崎賢治‏さんのツイートを少し載せておく。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月23日
僕はたぶん護憲的改憲派に分類されるのでしょうがまあ改憲派なんでしょう。でも改憲には一つの前提条件があります。日米地位協定の改定(運用ではない)です。国際比較すれば明らかですが「平和時」の兵力地位協定で主権がないのは日本だけです。主権を回復せずに改憲を論じても仕方がありません。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月23日
「軍法会議」って言うから思考停止になる。本質は「国際人道法の違反を審理する法体系と法廷」だからそう言えばいい。すると9条より76条の問題になるから。まあ、これは国家が主語の「戦闘」と「武力の行使」を想定することなので、最終的には9条の問題になるが、少なくとも印象操作は避けられる。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月23日
敵地攻撃?ふざけちゃいけません。日本は「撃った後」のこと、つまり誤爆/誤射が国際人道法上の違反行為(戦争犯罪)を引き起こすことを想定した法理を持たない世界で唯一の国。撃てるわけがありません。撃ったら、北朝鮮(ちゃんと持ってます)の足元にも及ばない無法国家になります。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月22日
非戦を貫く(全然貫いてないけど)9条の国が自らが戦争犯罪を犯した時の法理を持たなくてどうするっていう話、日本ではすぐ「軍法会議」ってなってしまって拒否感で議論が進まなるから、国際人道法の違反に対処するっていう表現にしてくれった念を押したんだけど、昨夜の報ステ、ダメだったみたい。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月22日
戦力があるのにそれを自覚しない。つまり、「撃った後」のこと、つまり誤爆/誤射が国際人道法上の違反行為(戦争犯罪)を引き起こすことを想定した法理を持たない国家は、単純に、撃てない。だって法治国家なんだから。撃てないからこそ、抑止力の渇望は、より高価なハリボテの購入へと向かう。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月22日
自分の信条に異論を挟む者が現れると、すぐに胡散臭いと、その者の素性の問題に置き換える。こうやって陰謀説、排他主義が跋扈してゆくのは人間の性かもしれないけど。日本の場合、右/左がアメリカの掌の上で、これ、やっているってこと、もうそろそろ。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月22日
侵略戦争、権利としての戦争がとうの昔に違法化されているこの世界では、自衛権の行使がWarとして戦時国際法/国際人道法に統制されるってこと、もう分かって。その違反行為が戦争犯罪war crimeなんだから。コスタリカでさえ、ここんところ、ちゃんと分かっているよ。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月22日
戦力じゃない戦力があるっていうのは、戦争犯罪じゃない戦争犯罪があるって言い張ること。この理屈、アメリカがグアンタナモでやっていること。9条の国が、これ、やるの…。今まで世界から文句言われなかったのは、アメリカの威光のせいって考えた方がいい。9条は日本人が思うほど知られていなから。

伊勢崎賢治‏ @isezakikenji · 6月21日
世界第4位の通常戦力を戦力じゃないと解釈する9条の、遵法上の意味は既に喪失しているが、安倍「加憲」は、その喪失をわざわざ明文化すること。愚行であるが、こんなバカなことでしかその喪失を是正できないという「開き直り改憲」ともとれる。もちろん、憲法が開き直りでいいわけないが。
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170620 居直り恫喝の嘘つき野郎の萩生田光一官房副長官、こいつだけは絶対に許せない。

2017年06月21日 00時48分52秒 | つぶやき
6月20日(火):
 報道ステーションとニュース23の録画を観た。この録画は記録として残す。繰り返し見続ける。森友学園の籠池は嫌いだが、潔く立派だった。安倍晋三と安倍昭恵と萩生田光一は最低の最低の最低だ!

居直り恫喝のウソつき野郎萩生田光一官房副長官、こいつだけは絶対に許せない!!。息を吐くようにウソをつく安倍自民党のシンボルだ。権力を私物化しているチンピラが、やったことでも「やってない!」と言い切って恫喝すれば、明白な証拠があってももみ消すことができるのか? どこまで有権者、国民を舐め続けられると思っているのか!? この恥知らず!腹を切れ!切腹しろ! 日本はいつの間に独裁専制国家になったのか? いつの間に北朝鮮と同じ国になったのか!?
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170619 安倍の声明を聞いた。国民を舐め切ってる。何ひとつ反省してない。加計学園獣医学部の許可を取り消し、工事を止めろ!

2017年06月19日 19時19分23秒 | つぶやき
6月19日(月):
 
午後6時からの安倍の声明を聞いた。国民を舐め切ってる。こいつは何ひとつ反省してない。今どきこれほど自分のことばかりに執着して醜く不幸な愚か者は見たことがない。人間として本当にかっこ悪い!それがわかっていない。

何よりも濃厚な疑惑に包まれた加計学園獣医学部の許可を停止または取り消し、まず工事を止めることが一番最初だろう!加計学園の工事が進んでいること自体、多くの国民の不信感を生んだ国会での不正の疑いを軽視していることに他ならない。国民を完全にバカにして舐め切っている!
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170603 福岡伸一師匠とのスイッチインタビューで音楽家坂本龍一が三浦梅園に言及。素敵過ぎ!

2017年06月04日 01時57分10秒 | つぶやき


世界の坂本龍一を前に、縦横無尽に語る福岡伸一師匠はスゴイ! 動的平衡のバランスの乱れが病気?。楽譜と遺伝子の共通性を指摘した部分はしびれた。「記述されたものとしての遺伝子・楽譜と、実際の生命現象・音楽とは別のものなのに、楽譜が音楽だと思いがちだし、遺伝子が生命と思いがちだ。(それが認識のズレを生んでいる)」
「当たり前のことに気が付くのに時間がかかるのは、年を取ることのいいことのひとつですよね」(福岡伸一)
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170530 安倍の強さの本質は、無知・無恥の上に<悪意>と無関心の<冷酷さ>と世の中を舐め切った<居直り>に尽きる。民進党も恥を知れ。

2017年05月30日 23時05分31秒 | つぶやき
酔っ払うと本質が見える。今、酔っ払ってます。日本人の無関心に裏打ちされた愚かさも見えてきた。鼓腹撃壌のつもりで地獄へ墜落する救いようのない愚劣。安倍を消極的に支持する日本人は地獄に墜ちろ!。俺も一緒に付いて行ってやるさ。日本に未来を見通せない。バカヤロー!
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170529 笑える!、大本営発表(NHK) で北朝鮮ミサイルの危機を煽り、泥棒が「俺は盗んでない」と強弁している。

2017年05月29日 19時48分32秒 | つぶやき
5月29日(月):

笑える!、受信料を取る大本営発表(NHK)の中で、泥棒が「俺は一切盗んでいない」と虚言を強弁する姿を見させられている。「こいつが泥棒でない」と思っているのは、こいつ自身だけだ。

一方で、北朝鮮ミサイルに嬉々として、軽々しく危機を煽りながら、日本海側で再稼働の高浜原発等が狙われる危険に触れない!?。ゴルフも大好き。

その泥棒が、オリンピックにかこつけて、罪刑法定主義の原則に反する共謀罪で「俺が日本を守り、国際社会に貢献する」という詭弁を弄するのを聞かせられる。

嘘つきのせこい泥棒が、公共放送を独り占めしてやりたい放題がゆるされている。大本営発表に受信料を払わせられるのは馬鹿馬鹿しい。

時事通信加計学園問題、圧力を否定=前次官喚問「国会で協議」―安倍首相  5/29(月) 14:09配信
  安倍晋三首相は29日の参院本会議で、学校法人「加計学園」(岡山市)による国家戦略特区での獣医学部新設計画について、「いずれのプロセスも関係法令に基づき適切に実施しており、圧力が働いたことは一切ない」と強調した。
  民進党の真山勇一氏への答弁。
  首相は、文部科学省の前川喜平前事務次官が証言した「総理の意向」と記された文書に関し、「文科省による調査で該当する文書の存在は確認できなかった」と説明。野党が求める前川氏の証人喚問については「国会運営は国会で決めてもらう」と述べるにとどめた。
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170525 菅官房長官は、観念せよ!国民を愚弄しすぎている。国民よりも安倍バカボンが大事か?!もう誰も菅の言葉を信用しない!安倍はもう終わりだ。それが国益だ!

2017年05月25日 22時12分34秒 | つぶやき
5月25日(木):

酔っ払ってます!その上で言います。

もう売国奴の安倍晋三の首を取れ! さもなければ自民党と公明党(創価学会党)は売国政党として消滅しろ!! 日本はもはや国家の体をなしていない。もうあとは知らん!


リテラ「総理のご意向文書は本物」文春の前次官証言報道で新聞・テレビが一斉取材へ! 一方、官邸は「口封じ逮捕」で恫喝
http://lite-ra.com/2017/05/post-3188.html
2017.05.24 文春の前次官証言で官邸vsマスコミ攻防 
  本サイトが報じた通り、明日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が元文科省事務次官・前川喜平氏のインタビューを掲載していた。タイトルは、ずばり〈「『総理のご意向』文書は本物です」文科省前事務次官独占告白〉。
  本サイトでは、読売新聞が22日の朝刊で前川氏の「出会い系バー通い」報道が「官邸による加計学園問題の実名告発ツブシの謀略」であることを伝え、さらに官邸が「週刊文春」と「週刊新潮」の両誌にも出会い系バー通い疑惑をリークしたものの、「どちらかの週刊誌が前川氏の言い分を全面的に掲載し、官邸の謀略の動きを暴く」と報じたが、その通りとなったのだ。
 「週刊文春」の記事は、文書では見えてこなかった省庁間の子細なやりとりや経緯が前川氏によってあきらかにされており、国家戦略特区による獣医学部新設がいかに加計学園ありきで進められたのかを裏付ける証言になっているという。
 「『週刊文春』は、前川氏の告白を6ページにわたって紹介。そのなかで前川氏は、タイトル通り、一連の文科省作成の文書が『本物』であると断言しているのはもちろん、前川氏自身もいくつかの文書を保管していることや、それらを作成した担当セクション名やどういうシチュエーションで前川氏に渡されたのか、さらには『総理のご意向』と内閣府から突きつけられ、プレッシャーを感じたことなどを語っているそうです」(週刊誌関係者)
  また、前川氏は読売新聞の「出会い系バー通い」疑惑にも言及し、その事実を認めた上で“違法な行為はしていない”と話している、という。
  一方、「週刊新潮」のほうは、問題の「出会い系バー」で取材を行い、前川氏の買春疑惑を報道。しかし、決定的な証拠などは書かれておらず、逆に読売の情報元は官邸であり、下半身スキャンダルによって前川氏に報復するとともに、前川氏の実名告白を報じないようマスコミを牽制する目的であったことを報じているという。
 「リテラが記事に書いていたように、『週刊新潮』も読売の露骨な記事を見て、官邸の情報にそのまま乗っかることを避けたようですね。あと、前川氏の出会い系バー通いは事実だったようですが、“未成年を買春した”などの違法な話は出てこなかったらしい。これでは記事になりませんからね」(同前)
  前川氏の世田谷区の自宅前には複数の新聞、テレビ記者が張り込み中。彼らは真相を報じることができるのか…
  そして、この「週刊文春」の前川氏の告白や、「週刊新潮」の路線転換を受けて、前川氏の実名証言をつぶしていた新聞やテレビの空気も変わりつつある。実はいま、前川氏のもとには新聞、テレビの取材が殺到しているのだという。
  前川氏の代理人や知人を通じたアプローチはもちろん、世田谷区の住宅街にある前川氏の自宅に行ってみると、多くの新聞、テレビの記者が入れ替わりやってきて、外出中の前川氏が戻ってこないかチェックしていた(写真)。ちなみに、新聞は読売をのぞく全社、テレビもテレビ朝日にTBS、フジテレビが取材に動いているという。
 「もちろん、いま、マスコミの目的は読売がやった前川氏の“出会い系バー通い”でなく、文春と同様、『“総理のご意向”文書は本物』と証言してもらおうというものです。『赤信号みんなで渡れば怖くない』という体質が如実に表れている。NHKやフジテレビなんて、前川氏のインタビューまで収録しながら、官邸の圧力で潰されてますからね。現場には相当不満がたまっている。『赤信号、みんなで渡れば怖くない』とばかりに、各社が一斉に前川証言を報道する可能性もある」(全国紙政治部記者)
  しかし、このメディアの動きを官邸が黙って見ているわけがない。「いままで見たことがないくらいの、それは凄まじい発狂ぶり」(官邸担当記者)で、マスコミ各社の上層部から官邸記者にいたるまで恫喝しまくっているという。
  しかも、その際、官邸幹部らはこんなセリフをちらつかせているのだという。
 「前川がパクられたら、どうするつもりなんだ。犯罪者の証言を垂れ流したことになるぞ」
  どうやら官邸は前川氏を口封じにために逮捕するつもりらしいのだ。15年前、検察の裏金を実名告発しようとした三井環大阪高検公安部長(当時)が逮捕されたのと全く同じことが再現されようとしている。
 「読売の記事や『週刊新潮』の取材からも出会い系バーの問題では逮捕なんてできそうにないけれど、なりふり構わない安倍官邸のこと、でっち上げでもなんでも仕掛けてくるでしょう。それで、各社とも上層部がまだ首をひねっているらしい。前川氏も警戒して弁護士をつけ、一旦、姿を隠してしまった」(文部科学省関係者)
  前川氏は不当逮捕されないためにも、むしろ積極的にマスコミの取材に応じるべきだが、問題は新聞・テレビだ。このまま官邸の恫喝に屈するのか、それとも撥ね返すのか。──その結果は明日の新聞や夜のテレビ報道で判明することになるだろうが、このまま官邸の圧力に負けて言いなりになっていいわけがない。
  そもそも今回の内部文書の出所は複数あると見られており、今後もどんどん「証拠」が出てくることは必至だ。事実、きょうは民進党が、国家戦略特区諮問会議が獣医学部新設を認めた昨年11月9日の前日に文科省でやりとりされていたメールのコピーを公開。そこには「大臣及び局長より、加計学園からに対して、文科省としては現時点の構想では不十分だと考えている旨早急に厳しく伝えるべき、という指示があった」と記されており、獣医学部の設置条件に合うように文科省が加計学園に“特別な入れ知恵”を行っていたことが判明した。
  また、同じく本日、安倍首相に加計学園から金が渡っていたことも発覚。日刊ゲンダイによると、安倍氏は過去に加計学園グループである学校法人広島加計学園の監事を務めており、1999年度分の「所得等報告書」によると、その報酬として14万円ほどを受け取っていたと報じている。
  掘れば掘るほど疑惑が山積みとなり、問題が浮き彫りになっていく加計学園問題。そのなかでも、文科省事務次官という官僚のトップとして加計学園の獣医学部新設にかかわってきた前川氏の証言は極めて重要であり、こうした内部告発者に報復がくわえられるようなことは絶対にあってはならないだろう。下劣な官邸に対し、マスコミには徹底抗戦を期待したい。(編集部)
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170510 今晩、am1:00のNHKスペシャル「日本国憲法 70年の潮流」(再放送)の録画をお薦めします。

2017年05月10日 18時18分10秒 | つぶやき
かなり充実した内容だと思います。

NHKスペシャル「日本国憲法 70年の潮流~その時、人々は~」(再放送:初回5月6日)

【NHKホームページの番組紹介】2017年5月3日、日本は現行憲法の施行から70年という節目を迎える。去年の参議院選挙の結果、改正に前向きな勢力が衆参両院で3分の2をこえ、国会で憲法改正発議が可能な態勢が整った。一方で、今年3月のNHKの世論調査では、憲法を「改正する必要がある」と答えた人が27%、「改正する必要はない」と答えた人が28%、「どちらとも言えない」と答えた人が35%だった。他の世論調査でも、施行から10年以降は「護憲」が「改憲」を上回っているが、2000年代に入ると拮抗あるいは「改憲」が上回る年が増えている。番組では、世論調査の変遷を軸に、独自に入手した資料や関係者の証言などから、この70年間、日本人がどのように憲法と向き合ってきたのかたどっていく。
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170429 2013年のBS歴史館「保科正之」録画を観た。安倍晋三は存在そのものが犯罪だと思った。

2017年04月29日 14時33分02秒 | つぶやき
4月29日(土):    
日本史上最高の政治家のお手本と最も愚劣な世襲政治屋バカボンの比較。ナチス麻生も同罪。
絶望感…。わかる人だけ、わかって下さい。ため息。
わかりたい人は、少しだけ調べて下さい。磯田道史の言葉は本当に味わいが深い。

・僕は保科正之の言葉ん中で一番好きな言葉で「昔から地位にある者が学んでいないほど、国家を病気にするものはない。害になるものはない。」という風に言ってんですね。いろんな時代の状況だとか、過去の状態だとか学んでないことそのものが害になるということを自覚せよ、という風に言うわけですね。(磯田道史 番組中の談)
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170412 そろそろ情のドラマ「コウノドリ」の第2シリーズをやってほしい。お願い是非観たいです!

2017年04月13日 00時04分33秒 | つぶやき
4月12日(水):     

かなり酔っぱらってます。だからこそ、本音です。今、第1シリーズの第2話の終盤を観ながら、気持ちのいい涙を流し続けている。
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170402 朝日新聞よ、鷲田清一の「折々のことば」、そろそろ止めたらどうだ

2017年04月02日 12時36分45秒 | つぶやき
4月2日(日):

一応まだ購読者なので、朝日新聞に「提言」する。

鷲田清一の「折々のことば」は、そろそろ止めたらどうだ。最近内容の劣化、下らなさが加速している。中身のない出涸らしのおっさんにこれ以上、新聞一面のコラムを続けさせるのは限界だ。勿論、たまには気の利いたことばも紹介されるが、こうもつまらないレベルの頻度が多いと正直苦痛で付き合ってられない。

それに比べれば、大岡信の「折々のうた」は本当に良かった。汲めども尽きぬ泉であった。それを気取って引っかけたタイトルを付けてるのだろうが、レベルが違う。発見がない。「<市井のことば>を汲み上げて気を利かしている」つもりなのかもしれないが何か違う。あんた学者なんだろう。もう少しアカデミックな風味を出したらどうだ。心に響かない。つまらない。もう辞めた方がよい。

あと、今日で7003回を迎える「ののちゃん」の超長期間の汲めども尽きぬハイセンス・ユーモアの維持ぶりはどうだ?!いつ読んでも瑞々しい発見がある。心を喜ばせてくれる。俺は作者のいしいひさいちに『天才』という言葉しか浮かばない。この人の才能は異常だ。

悪いことは言わない、鷲田清一よ。今の下らないレベルしか維持できないのであればさっさと辞めてはどうか!。仮にも新聞の第一面のコラムだぜ、続けるならば、もっともっともっと本気出せよ!「たとえ表面柔和でも、精神はしっかり闘っている」のが職人技だろう。精神まで堕してどうする。あんたの精神が読んでいて響いて来ない。最近とてもつまらない…。代わりが無いから続いているコラムなんて悲し過ぎる。
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170302 安酒に酔っ払いながら言うが「俺は労農派のようだ。講座派を理解はできるが合わない。」

2017年03月03日 02時27分09秒 | つぶやき
3月2日(木):

さて、このつぶやきを理解できる人が今の日本にどれぐらいるものやら…。
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170126 下品の極み、韓国!盗難仏像は謝罪の上で即時対馬の寺に返還すべきだ!まともじゃない!

2017年01月26日 22時44分46秒 | つぶやき
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161116 終日体に疲労感が残った。毎日が仕事でぎりぎりの生活で本も読めないのがつらい。

2016年11月17日 01時22分21秒 | つぶやき
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150329 タガ外せば歯止め失う 長谷部恭男・早稲田大学教授/「未来志向」は現実逃避 杉田敦・法政大学教授

 杉田 先日ドイツのメルケル首相が来日しました。戦後ドイツも様々な問題を抱えていますが、過去への反省と謝罪という「建前」を大切にし続けることで、国際的に発言力を強めてきた経緯がある。「建前」がソフトパワーにつながることを安倍さんたちは理解しているのでしょうか。  / /長谷部 そもそも談話が扱っているのは、学問的な歴史の問題ではなく、人々の情念が絡まる記憶の問題です。記念碑や記念館、映画に結実するもので、証拠の有無や正確性をいくら詰めても、決着はつかない。厳密な歴史のレベルで、仮に日本側が中国や韓国の主張に反証できたとしても、問題はむしろこじれる。相手を論破して済む話ではないから、お互いがなんとか折り合いのつく範囲内に収めようと政治的な判断をした。それが河野談話です。  / /杉田 談話の方向性や近隣との外交について「未来志向」という言い方がよくされますが、意図はどうあれ、それが過去の軽視という「見かけ」をもってしまえば、負の効果は計り知れない。安倍さんたちは、未来を向いて過去を振り払えば、政治的な自由度が高まると思っているのかもしれません。しかし政治の存在意義は様々な制約を踏まえつつ、何とか解を見いだしていくところにあります。政治的な閉塞(へいそく)感が強まる中で、自らに課せられているタガを外そうという動きが出てくる。しかし、それで万事うまくいくというのは、一種の現実逃避では。  / /長谷部 合理的な自己拘束という概念が吹っ飛んでしまっている印象です。縛られることによってより力を発揮できることがある。俳句は5・7・5と型が決まっているからこそ発想力が鍛えられる。しかし安倍さんたちは選挙に勝った自分たちは何にも縛られない、「建前」も法律も憲法解釈もすべて操作できると考えているようです。  / /杉田 俳句は好きな字数でよめばいいのだと。  / /長谷部 あらゆるタガをはずせば、短期的には楽になるかもしれません。しかし、次に政権が交代したとき、自分たちが時の政府を踏みとどまらせる歯止めもなくなる。外国の要求を、憲法の拘束があるからと断ることもできない。最後の最後、ここぞという時のよりどころが失われてしまう。その怖さを、安倍さんたちは自覚すべきです。 =敬称略(構成・高橋純子)朝日新聞『考論』

0015 オルテガ「大衆の反逆 (桑名一博訳;久野収解説)」(白水社イデー選書;1930)評価5

以下は、オルテガ所論の久野収による抜粋の抜粋である:///  オルテガによれば、政治のなかで「共存」への意志を最強力に表明し、実行していく政治スタイルこそ、自由主義的デモクラシーである。共存は、強い多数者が弱い少数者に喜んで提供する自己主張、他者説得の権利である。敵、それも最も弱い敵とさえ、積極的に共存するという、ゆるがない決意である。/その意味で、人類の自然的傾向に逆行する深いパラドックス(逆説)であるから、共存を決意した人類が、困難に面してこの決意を投げ出すほうへ後退したとしても、それは大きな悲劇ではあっても、大きな不思議とするには当たらない。/「敵と共存し、反対者と共に政治をおこなう」という意志と制度に背を向ける国家と国民が、ますます多くなっていく1930年代、オルテガは、「均質」化された「大衆」人間の直接行動こそが、あらゆる支配権力をして、反対派を圧迫させ、消滅させていく動力になるのだという。なぜなら、「大衆」人間は、自分たちと異類の非大衆人間との共存を全然望んでいないからである。略。///  「大衆」人間は、自分たちの生存の容易さ、豊かさ,無限界さを疑わない実感をもち、自己肯定と自己満足の結果として、他人に耳を貸さず、自分の意見を疑わず、自閉的となって、他人の存在そのものを考慮しなくなってしまう。そして彼と彼の同類しかいないかのように振舞ってしまう。/彼らは、配慮も、内省も、手続きも、遠慮もなしに、「直接行動」の方式に従って、自分たちの低俗な画一的意見をだれかれの区別なく、押しつけて、しかも押しつけの自覚さえもっていない。/彼らは、未開人―未開人は宗教、タブー、伝統、習慣といった社会的法廷の従順な信者である―ではなく、まさに文明の洗礼を受けた野蛮人である。文明の生み出した余裕、すなわち、贅沢、快適、安全、便益の側面だけの継承者であり、正常な生存の様式から見れば、奇形としかいいようのないライフスタイルを営んでいる新人類である。略。///  「自分がしたいことをするためにこの世に生まれあわせて来た」とする傾向、だから「したいことは何でもできる」とする信仰は、自由主義の自由の裏面、義務と責任を免除してもらう自由にほかならない。/われわれは自由主義の生みだした、この「大衆」人間的自由、自己中心的自由に対し、他者と共存する義務と責任をもった自由を保全しなければならないが、一筋縄でいかないのは、この仕事である。(160626:イギリスEU離脱について思うところ=もみ=)