Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

新人戦県大会2014 準々決勝 @開誠館G

2014年02月16日 16時08分52秒 | 高校サッカー・クラブユース
開誠館総合Gにて新人戦準々決勝を観戦

静学 0ー1 開誠館

得点
前半23分 17中川?のスルーパスを16加藤が決める

静学スタメン
      17大杉
2越前屋4光澤 3水上 16荒井
    15加佐 5石渡
 14小寺  8本藤  7大坪
      9加納
交代
後半8分 大坪→13旗手
後半19分 小寺→12長尾
後半35分 加納→24加藤


開誠館スタメン
      1市川
2山崎 13小池 14松原 4太田
    8橋本 15平山
 11今井  17中川  7石川
      16加藤
交代
無し


感想
非常に風の強い中で行われた試合、開誠館が風上の前半に奪った1点を、風下になった後半守りきり勝利した。
ゴールキックのセットしたボールがすぐに風で動いてしまいなかなかボールを蹴ることが出来ない、蹴っても空中で押し戻されるような暴風。
浜松まで、サッカーを見に行ったのか、強風を浴びに行ったのかわからないようなコンディションだった。
サッカーをするには厳しいコンディションで、互いに自分たちのやりたいサッカーを表現することが、なかなか出来なかった試合だった。
前半は開誠館が風上で後半は静学が風上。前半は開誠館が攻め込み、後半は静学が攻め込む時間が多かった。
互いに風の影響でうまくボールをつなぐことが出来ず、両チームともにサッカーが出来ず、流れの中から作った決定機も両チームともに非常に少なかった。
そんな試合で開誠館が前半の数少ない決定機を決めて勝利した試合だった。

静学は我慢比べが出来なかった。今日のコンディションでは攻撃の形を1つ作るのも簡単ではない。
相手にしっかり体を当てる、しっかり相手のスペースをつぶす、しっかり動いて味方の2つ目・3つ目のパスコースを作る、などという地味な守備や攻撃面での目立たない仕事をさぼらずに行うことで、ようやく1つの攻撃の形を作ることが出来るのが今日のような厳しいコンディションでの試合。(プレミアのような相手のレベルが高くプレスの厳しい試合も同様)
我慢して地味な仕事をこなして初めて攻撃の形を作るべきところを、楽して簡単に縦に攻め急ぎカットされたり、簡単にオフサイドに引っかかったり、自陣のドリブルするようなところじゃないところで、無意味なフェイントやドリブルテクニックを披露して無駄に攻撃に時間をかけてしまったり・・・
厳しいコンディションに苦しんでいるのは相手チームも同様。こっちが楽して淡白な攻撃を続けていたら、それだけ厳しいコンディションに苦しんでいる相手チームを助けることになる。今日の開誠館は静学の集中力の低い攻撃に助けられていた。

開誠館は、U-17代表候補だった14松原がFWからCBにコンバートされていた。U-17代表候補合宿ではCBで起用されていたので、違和感なく新しいポディションをこなしていたという印象だった。
この試合では開誠館がリードした後半になると開誠館選手がやっていたボールボーイが撤収してしまい、急遽静学の控え選手が自主的にボールボーイをやっていた。
W杯の南米予選で、ホームチームのボールボーイが(時間稼ぎのため)後半は全く仕事をしなかったという話は聞いたことがあるが、ボールボーイが完全に撤収したのは初めて見た(笑)



引き続きA2戦を観戦

静学 1-1 開誠館

静学得点は、長尾のスルーパスを受けた成川のシュート

静学スタメン
     中沢
中澤 岡部 近藤 安曽
   井上 後藤
 壱岐  平松  加藤
     稲葉

交代確認せず

今日の一言 20140214

2014年02月14日 23時04分23秒 | 一言
12歳、13歳までに(その国の)神話を学ばなくなったら、その民族は例外なく100年以内に滅びている。

アーノルド・J・トインビー(イギリスの歴史学者)


日本は建国からおよそ2000年という世界でダントツトップの長寿国。(2位はデンマークの約1,000年、3位はイギリスの約900年)
大震災があっても暴動などが全く起らなかったという、世界を驚かせたこの国民性は2,000年の歳月をかけてDNAに刻み込んだ日本人特有のモノと言えると思う。
これまではずっと古事記や日本書紀で日本の神話が学校等で教えられてきたが、第2次世界大戦後から日本神話が学校教育で教えられることが無くなった。
この国は神話を学ばなくなって、もうじき70年になる。
今の日本人は、2000年間の国の歴史の中で、「神話を学んでいない」という、これまでの日本ではいなかった、かなり珍しい特殊な日本人という事になる。
自国のルーツ・歴史認識・プライドを学ぶ機会を失われているのが今の日本。

ビジネスホテルに泊まると、机の引き出しに聖書が入っているホテルがあるが、古事記が入っているホテルは見たことが無い。
これって、冷静に考えるとおかしいと思う。

新人戦県大会2回戦 @明誠G他

2014年02月11日 17時15分08秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝明誠Gにて新人戦県大会2回戦を観戦

藤枝明誠 3ー1 聖隷クリストファー

得点
前半12分 (聖)右からのクロスを11鈴木一がシュート、GKはじいたこぼれを9藤田がつめる
前半31分 (明)10濱のスルーパスに抜け出した24大石が倒されPK、6加藤がPK決める
後半2分 (明)自陣からの縦パスに抜け出した24大石のドリブルシュート
後半25分 (明)9大塚がエリア内で倒されPK、9大塚がPK決める



藤枝明誠スタメン
      21山本
5牛尾 3芳野 4新川 7内山
    10濱  6加藤
 11宮木  9大塚  22吉野
      24大石
交代
前半20分より、内山が2列目左、牛尾が左SB、吉野が右SB



聖隷スタメン
      1馬渕
3原田 5糸繰 4池谷 2鈴木
    8青木 6古田
 7北島       11鈴木一
    9藤田 10井田
交代
前半33分 藤田→24松井
後半11分 青木→14水野(水野が2列目右、北島がDH)
後半18分 鈴木一→25高林(高林が2列目右、水野が2列目左)
後半30分 水野→17杉本


感想
シュート数は手元の集計で、明誠10:聖隷15。
前半はほぼ五分五分、後半は明誠が優位に試合を進めていた。
後半に明誠が勝ち越し点を奪い勝利した試合だったが、前半30分位までは、やや聖隷ペースの試合だった。
後半25分に明誠がダメ押し点を奪う直前に、聖隷も決まっていてもおかしくない決定機を作るなど、両チームのチーム力に大差は無かった。
明誠は1年生の24大石の縦への突破が光った。縦に抜け出して決めた勝ち越し点の他にも、前半の同点に追いついたPKを取ったのも24大石の裏への抜け出しだった。
24大石と9大塚というタイプの似た縦並びの2トップとなっていたが、今日の試合は9大塚がうまく24大石のサポートをしていたと思う。
今日の試合は当初7内山がSBをしていたが途中から22吉野がSBに入っていた。昨年レギュラーだったSBの2齋藤は不在で、そのあたりがチーム事情のやりくりとして影響していたのかな?と思う。
聖隷は昨年のレギュラーが半数近く残っていた事もあり、明誠に引けを取らないチーム力を有していたと思う。ボランチと最終ラインが落ち着いていた。
後半にバタバタと押し込まれてしまったが、決定機も複数回作っていて明誠相手に十分戦えることを証明した試合だった。



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開誠館総合グランドへ移動してはしご観戦
観客は少なく、飛龍の応援はほとんど無し。清水東は父兄が30人くらい来ていた。
開誠館総合グラウンドはピッチ脇に観客席があり、父兄はそこに座って観戦するのだが、試合開始直前に清水東応援団が観客席の前で応援を始め、観客席に陣取っていた父兄は「見えない」と言って観客席中央から端の方へ移動していた。
観客席の前で立って応援すれば、後ろの観客席に座っている父兄が試合を見れなくなるのは当たり前で、高校生になってそんなこともわからないのか?と感じた。
因みに開誠館総合グランドでの他チームの応援は、観客席の客の邪魔にならないように、コーナーフラッグ付近の端の方で行っている。


清水東 0ー1 飛龍

得点
前半5分 左からのクロスを8細川が頭で合わせる


清水東スタメン
      17澤野
2山本 3伊藤圭4長澤 20八木
    7栗原 13富士野
 11潟中       9堤
    14長橋 8芹澤
交代
後半2分 長橋→10伊藤仰
後半16分 芹澤→15堀


飛龍スタメン
      1小俣
5森本 4青島 3杉山睦2寺口
    7佐野 6加藤
 8細川  22高橋  25赤木
      10鈴木
交代
後半26分 高橋→15大嶽(7佐野がトップ下、大嶽がDH)
後半28分 細川→24杉山廉
後半33分 赤木→18重杉


感想
シュート数は手元の集計で、清水東3:飛龍6。
シュート数、決定機共に少ない試合だった。
試合内容は、終始6:4の飛龍ペース。清水東がラインを高くしてパスをつないで攻め込もうとするもシュートまで行くことが出来ず。飛龍がボールを奪ってからの縦に速い攻撃を仕掛けるといった試合展開が続いていた。
清水東の決定機は前半の早い時間帯の1回だけ。1点リードを許した後半に10伊藤を投入したが、それでもほとんどの攻撃はシュートの手前で飛龍守備陣の網にかかってしまい、決定機を作るどころか、ほとんどシュートが打てていなかった。
飛龍は後半に追加点を奪ってもっと楽な試合展開にしたかったが、前半5分に先制点の1点どまり。後半に決定機を2回は作ったが決めきることが出来なかった。

2014新人戦県大会1回戦 @藤枝東G他

2014年02月09日 16時11分21秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝東Gにて新人戦県大会初戦を観戦

藤枝東 2ー0 浜名

得点
前半29分 7小谷が高い位置でボールを奪い、10藤原からのパスを受けた11大石がシュート
前半37分 6大場のロングシュート

藤枝東スタメン
      1長沢
  14山口 3貴家 5川本
      6大場
   8新村   5成岡
11大石   10藤原   16斎藤
      7小谷
交代
後半0分 成岡→13栗原
後半0分 大石→12山田(山田がCF、小谷が左WG、斎藤が右WG)
後半21分 斎藤→15松田(松田がCF、山田が右WG)


浜名スタメン
      1山本
2長田 9堀江 3和田 14宮崎
    19河野 6榎本
 5中村       7竹山
    10棚橋 4穂屋下
交代
後半0分 長田→13河村
後半0分 河野→22佐藤(佐藤が2列目左、竹山がDH)
後半0分 中村→18片岡
後半24分 穂屋下→25清水(清水が2列目右、片岡がFW)
後半36分 堀江→23前川


感想
シュート数は手元の集計で藤枝東22:浜名1。ボール支配率は7:3で藤枝東が圧倒的にボールを支配していた。
試合内容はシュート数やボール支配率が示す通り、藤枝東が浜名を圧倒した試合だった。
藤枝東は相手を圧倒した試合だったが、得点は前半の2得点のみ。攻撃の選手や配置をこまめに入れ替えるなど、攻撃の形を作るのにまだまだ色々と試していたような試合だった。
浜名はほとんど攻撃の形を作れなかったが、ロングボールのカウンター一辺倒というわけでなく、自陣からしっかりつないで攻撃を組み立てようとしていたが、結局繋ぐことができなかった。藤枝東の先制点もDFから繋ごうとしたところを奪われたところからの失点だった。
一方的に攻め込まれながらも、浜名CB3和田とGK1山本の活躍が光っていた。


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桜ヶ丘 8ー1 沼津工業

得点
前半8分 (桜)9出口のクロスを6鈴掛が頭であわせる
前半16分 (桜)6鈴掛のパスを受けた11金山がシュート、ポストに当たった跳ね返りを9出口がつめる
前半23分 (桜)4明石のパスを受けた10信末が倒されPK、10信末がPK決める
前半26分 (桜)9出口のCKを4明石が頭で合わせる
前半37分 (桜)9出口のクロスボールを10信末がシュート
前半39分 (桜)7杉本のスルーパスを受けた10信末が決める
後半22分 (桜)11金山からのクロスを10信末がシュート
後半34分 (沼)9永島がGK1対1を決める
後半39分 (桜)2牧田のFKを14山田が頭で折り返し15相川がシュート


桜が丘スタメン
      1遠藤
3深澤 5越水 12石井 2牧田
    4明石 7杉本
 9出口       11金山
    10信末 6鈴掛
交代
前半39分 明石→15相川(相川がFW、鈴掛がDH)
後半10分 杉本→16篠崎
後半25分 金山→14山田(山田がFW、信末が2列目左)
後半33分 篠崎→18稲荷田


沼津工業スタメン
      1澤田
3中村 5野場 2鈴木康22山田
    15室伏 7木村
 8大嶋  9永島  4飯田
      18大川
交代
後半0分 室伏→11崎尾(崎尾が2列目左、飯田がDH)
後半0分 大川→10福井
後半31分 大嶋→17鈴木皓
後半39分 鈴木康→14鈴木智


感想
シュート数は手元の集計で桜22:沼津7。
沼津工は前半立ち上がり良い試合の入り方をしていたが、速い時間に失点を許すとそこから徐々に意気消沈。失点を重ね前半だけで6失点。そこで試合は決まってしまった。
後半は桜が丘がペースダウンしたことと、沼津工業が良い意味で吹っ切れたことで、大差がついていた割には内容の締まったゲームになっていた。
沼津工業は1得点のみだったが、得点シーン以外にも決定機を4回作っていた。東部10位とはいえ侮れない個の能力の高い選手が何人かいるなと感じさせられた。
桜が丘はこの試合キャプテンの8大石は試合に出なかったが完勝。後半はチームのベースは崩さずに何人かの選手を試していた様子だった。(4明石は軽い負傷?による早めの交代)
今日の試合、9出口のクロスボールが光っていた。桜が丘の前線に背の高いターゲットとなる選手がいるわけではないが、9出口がピンポイントで早くて鋭いクロスボールを放り込み決定機を作り出していた。
また桜が丘は6鈴掛がこの試合FWで出場していた。昨年は清商伝統の背番号5を背負ってCBやDHで出場していた守備の選手だが、他にも越水や明石、金山などDHやCBには例年通りレベルの高い選手が多い為、6鈴掛を前線で起用するという贅沢?な起用だったと思われる。

守備の選手が足りていて攻撃の選手が足りないから、守備的な選手を前線に上げる桜が丘。
攻撃の選手が足りていて守備の選手が足りないから、攻撃的な選手を守備に下げる静学。
需要と供給のバランスが釣り合っていないなぁと感じるところである。

J3概要発表

2014年02月08日 23時38分50秒 | Jリーグ
今季から創設されるJ3の概要が発表され、そのJ3に参加するU-22選抜の詳細についても明らかになった。
U-22選抜の概要は以下のとおり
・所属チームで出場機会に恵まれない選手が召集の対象。
・ホームタウンはもたず、全てアウェー戦で行う。
・登録した選手の中から、試合の前々日に招集選手を発表、前日に練習、当日試合をして解散、この流れを繰り返す。
・登録選手は7月18日から8月15日の期間に登録選手変更の手続きを行うことが出来る。
・選手の出場時間は所属チームの出場時間には加算されない。
・遠征費・宿泊費等の費用の大部分はJFA及びJリーグが負担する。
・個人賞やチーム賞は表彰されるが賞金は渡されない。

高卒でJリーグに加入したが出場機会が得られず、実質的な飼殺し状態となり、若手有望選手が育たないというのがこれまでJリーグが抱えてきた大きな問題の一つであったが、今回のU-22選抜のJ3参加はその解決策の手段として注目すべき取り組みだと言える。
何もをってこの取り組みを「成功」と判断するのかハッキリしていないので、あまり突っ込んだことは言えないが、今回のこの取り組みに関しては「大成功することはまず無いが、何もやらないよりはよっぽど良い」という結果になるかと思う。
出場機会に恵まれない選手に出場機会を与えるという考え方はとても良いと思う。特に練習試合ではなく公式戦をこなすことで得られる経験値というのは非常に大きいものである。
ただ問題は、試合のたびに、金曜日に招集選手が発表され、前日練習をして、当日試合をして解散というところ。
これでは本当に「ただ試合経験を積めさえすれば良い」という事になる。
タイトルを取る目標をもって普段から臨む練習であったり、熾烈なレギュラー争いなどが何もなく、前日に集まって当日試合をして「ハイ解散」では練習試合と何も変わらない。
出来る事ならレンタル移籍でベースとなるチームを作ってしまい、3か月単位で選手の入れ替えを頻繁に行えるようなチームであれば、選手育成のもっと高い効果が期待できると思う。(予算は跳ね上がるのだが)

他国のリーグでも若手選手の出場機会減少による育成問題はあるようで、それぞれ様々な取り組みを行っている。
各国の若手選手の自国リーグでの育成に関する代表的な取り組みは以下のとおり
スペイン、ポルトガル、ドイツ:各クラブのセカンドチームがトップディビジョン以外の下位リーグ(ドイツは3部まで、他は2部まで)に参加する。
イングランド:プレミアリザーブリーグとして若手育成を目的としたサテライト選手、U-21選手によるリザーブリーグを開催。
メキシコ:若手選手の出場を義務づけ(U-21の選手を述べ765分以上出場させ、それを満たしていない場合は勝ち点を減点する仕組みを導入)


「ただ試合経験をたくさん積めば良い」という考え方は、秋の高円宮杯を廃止して通年制のプレミアリーグ・プリンスリーグ等を導入した日本サッカー協会らしい考え方だと思う。
試合経験をたくさん積むことが出来ても、それが消化試合であったり、やっつけ仕事で臨む試合であるなら、大きな選手育成の効果は期待できない。
今回の日本の取り組みはハッキリ言って中途半端。しかし、「何もやらないよりはよっぽどマシ」であることも確かである。
やってみて、初めてわかる課題もたくさんあるはずだ。
今回の取り組みで出てくる課題をしっかり整理し、今後のより良い改善につなげてほしいと思う。

「とりあえずやってみないことには始まらない」ということ。

星空観察するなら今がちょうど良い

2014年02月06日 20時48分01秒 | その他
星空観察をするなら今がちょうど良い。
冬は空気が澄んでいて、一等星が多く星空が良く見える。
それに加え、今は木星と火星がちょうど良いポディショニングで絶好の星空観察のタイミングとなっている。

冬の星座の代表格であるオリオン座の1等星ベテルギウスとおおいぬ座のプロキオン、こいぬ座のシリウスを結んでできる「冬の大三角形」。
この冬の大三角形のすぐ上に今木星があり、ちょうどひし形の形をしている。見方によっては「冬の十字架」にも見える見事な木星のポディショニング。
規則的に動く恒星異なり、不規則な動きをする惑星の木星がちょうど良い場所にある今しか見られない十字架だ。

また、0時位に東の空を見ると春の夜空を代表するうしかい座の1等星アルクトゥースを見ることが出来るが、北斗七星からこのアルクトゥース、そしてスピカまでを結んでできる「春の大曲線」の中に火星が仲間入りしている。これまた不規則な動きをする惑星の火星がちょうど良いポディショニングを取っている事で見られる星空風景。

普段から見ごたえのある冬の夜空に木星と火星がうまく仲間入りして、にぎやかな星空をさらに盛り上げている。

免疫力と乳酸菌の話

2014年02月04日 22時58分52秒 | その他
私に医学の専門知識などは全くありません。
以下に記す内容は、あくまでも素人のイメージです。
間違いがあると思いますが、修正すべき点などがありましたら、素人でもわかる内容でコメントしてもらえるとありがたいです。


自分は、毎年冬に2回は風邪をひくような人で、何とかして免疫力を高めたいと思っていた。
昨年はついにインフルエンザにかかり、熱が下がっても職場に行けない暇な時間を利用して、自分なりに免疫力を高める方法を調べた。
そして自分なりに行き着いた答えが、乳酸菌を継続的に摂取するという事だった。
1年前からヤクルトを毎日欠かさず1本飲むようにしたが、それからは全く体調を崩していない。それなりに効果を実感している。

乳酸菌にもヤクルトの他に数多くの商品が巷に出回っているが(詳細は以前書き込んだNEWヤクルトの記事参照)、何の種類のモノを飲むかという事より毎日欠かさずに摂取することが一番重要だと思っている。
乳酸菌は体の中で増殖する事が出来ないので、どんどん体の外に排出されてしまう。だから常に乳酸菌を体内に補充しなければ効果は期待できない。
乳酸菌の働きで体内の消化器官を良くすることで体全体の調子を良くする事が乳酸菌を継続的に摂取する一番の目的と言える。免疫力強化はそれによって得られる次の効果だと考えている。

個人的には免疫機能と乳酸菌の関係は、ボクシング漫画「はじめの一歩」に例えることが出来ると考えている。
免疫機能が一歩(ボクサー)で乳酸菌が鴨川会長(トレーナー)、乳酸菌が免疫機能を鍛えている関係という事だ。
乳酸菌が体の中に入ってこないと、免疫機能は怠けて活動せず、どんどん免疫力が下がってしまう。逆に乳酸菌が常に体の中に入ってくれば、免疫機能はサボることが出来ず常にハードトレーニングをすることで、どんな病原菌が体の中に入ってきても退治することが出来るマッチョな免疫力になる。

極端な事を言うと、免疫機能を鍛えるのは別に乳酸菌でなくても良い。戦前などはノロウィルスとか花粉症という病気はほとんどなかった。
その理由は、戦前の人の免疫力が今の人に比べて高いからだと思われる。乳酸菌を継続的に摂取しなくても、しょっちゅう訳のわからない様々な菌が体の中に入ってくるような不衛生な環境の中での生活だったわけだから、免疫機能も毎日がストリートファイトで、サボる暇なんてなかった。

それが、今では「殺菌・抗菌・除菌・滅菌」など身のまわりから菌がどんどん無くなっている超衛生的空間の中で人間は温室栽培されているような状態。
体の中の免疫機能は体の中で戦う相手がいなくなり、サボって運動不足で免疫力がどんどん低下している。
たまにノロウィルスのような強い菌が体の中に入ってくると、もう太刀打ちなんて出来ない。
本来無害である花粉を、サンデー毎日の免疫機能が「何か体の中に入ってきたぞ。他に叩く物も無くて暇してたからちょうどいいや、これを体の外に追い出そう」といって涙や鼻水、くしゃみで一生懸命花粉を体の外に追い出そうとするのが花粉症。超衛生空間の中での生活で免疫機能に暇を与えた現代人特有の病気だ。
何十年か先、人間は無菌室の中でしか生活できなくなっているかもしれない。

赤ちゃんが生まれた出産祝いに「空気清浄器」をプレゼントする人もいるが、
「赤ちゃんを殺す気か」と個人的には思ってしまう今日この頃。