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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

新人戦県大会2014 準決勝 @草薙

2014年02月22日 18時24分47秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙球技場にて新人戦準決勝を観戦

桜が丘 2ー1 明誠

得点
後半12分 (明)左サイドからパスを受けた4新川のミドルシュート
後半35分 (桜)11金山の左クロスを9出口がシュート
後半40分 (桜)フィードを前線で9出口が頭で落とし、10信末のシュート

桜が丘スタメン
      1遠藤
3深澤 5越水 12石井 19水野
    4明石 7杉本
 9出口       8大石
    10信末 15相川
交代
前半30分から信末と大石がポディションチェンジ
後半0分 相川→6鈴掛
後半0分から以下のとおりフォーメーションチェンジ
   1
3 5 12 19
  7 4
 9 6 8
   10
後半22分 杉本→11金山
後半22分より以下のとおりフォーメーションチェンジ
   1
3 5 12 19
   4
 9 6 11
  10 8


明誠スタメン
      21山本
22吉野 3芳野 6加藤 5牛尾
    17村越 10濱
 7内山  9大塚  20佐藤
      11宮木
交代
後半0分 村越→4新川
後半36分 佐藤→25島崎


感想
明誠がワンチャンスを決めて先制、その1点を守りきりたかったが、桜が丘の攻撃に耐えきれず後半終了間際に桜が丘が2得点。桜が丘が逆転勝利した。
桜が丘が優位に試合を進めるも、前半は決定機を決めきれず0-0、後半も桜が丘が優位に試合を進めたが、明誠がこの試合唯一のワンチャンスのミドルシュートを決めて先制。
明誠はそのまま虎の子の1点を守り切りたかったが、後半20分過ぎには足が止まって跳ね返すのがやっとの状態。
最後は桜が丘の攻撃に耐えきれず連続失点を喫した。
明誠は聖隷戦でDHで出場していた6加藤がこの試合ではCBで出場していた。要所でこの6加藤の粘り強い守備が効いていた。
桜が丘はチームの底上げのためにまだまだ色々試しているのかなと感じた試合だった。守備面に関しては、1年間戦うある程度計算できる目途が立った状態だと思う。
今は攻撃面での底上げを課題に試合に臨んでいるのかなという感じの試合だった。ダブルボランチの4明石は守備的で、7杉本が前に出て攻撃を組み立てる役割分担はハッキリしているなと感じた。また8大石と9出口の両ワイドが今年のチームの一番の武器。
桜が丘はスタメンに1年生FWの15相川を起用したが、後半からは昨年CBやDHでスタメン出場していた6鈴掛を投入。守備に定評のある3年の鈴掛が今年はどこのポディションに落ち着くのか、今後も注目していきたいところである。
今年の桜が丘が県内トップクラスのチーム力を有しているという事を改めて証明した試合だった。

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藤枝東 0ー1 開誠館

得点
後半4分 16加藤のロングスローを受けた9赤塚が決める

藤枝東スタメン
      1長澤
  2小野 3貴家 5川本
      6大場
  8新村     11大石
      10藤原
  12山田 15松田 7小谷
交代
後半19分 山田→19神谷


開誠館スタメン
      1中村
2山崎 13小池 14松原 4太田
    8橋本 6袴田
 9赤塚       15平山
    17中川 16加藤
交代
後半39分 平山→10刑部賢
後半40分 中川→5三好


感想
開誠館が終始優位に試合を進め藤枝東を寄り切った試合だった。
シュート数は手元の集計で開誠館8:藤枝東5。決定機は得点以外に開誠館が2回、藤枝東が1回だった。
わずかではあったが、明確な力の差が見えた試合だった。
藤枝東は昨年と同様のフォーメーションだが、昨年の片井や櫻井、大村、熱川のようなスピードのある選手がいないため、同じことをやろうとしてもさすがにそれは無理。
昨年のチームに比べたらさすがに躍動感は無いが、それでも10藤原7小谷6大場1長沢といった昨年からレギュラー出場している選手の能力は高い。
今日の試合は3バックだったが、6大場がDFラインに入るシーンが多く4バック状態になっている時間も多かった。
1長沢は良い反応を見せたセーブが光り2回ほどチームを救っていた。
開誠館は14松原がこの試合もCBで出場。今年から本格的にCBに転向したようだ。また、藤枝東3貴家も今年FWからCBに転向した選手。両チームともにFWからCBに転向した選手が守備をまとめていた。
昨年の国体代表の中心選手7石川はこの試合不在だった。怪我か?
開誠館は13小池16加藤17中川の1年生トリオの活躍が光っていた。
選手個々の能力について、開誠館が全体的にわずかだが上まっていたと感じた試合だった。