Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プリンス関西 総理大臣杯決勝

2012年07月16日 20時48分46秒 | 大学・中学・小学
堺ナショナルトレセンにてプリンス関西1部を観戦
前節、G大阪Yに勝利しプリンス関西1部の1位に躍り出た大阪桐蔭と、現在4位の東山の試合。


大阪桐蔭 4ー1 東山

得点
前半33分 (大)左サイド8村川から14白井へつなぎ、14白井がドリブルでエリア内進入して倒されPK、14白井がPK決める
前半41分 (東)24鎌田のスルーパスに抜け出した7森が決める
後半12分 (大)9松木のシュートをGKがはじき13白井がつめる
後半21分 (大)10丹羽が裏に抜け出しGK1対1で倒されPK、9松木がPK決める
後半33分 (大)8村川のクロスを13臼井がエリア内でワントラップシュート


大阪桐蔭スタメン
      1水野
3田渕 4三浦 6河野 8村川
    17西山 7上田
 9松木       14白井
    10丹羽 13臼井
交代
後半6分 西山→5藤林(藤林が右SB、田渕がCB、河野がDH)
後半31分 丹羽→15久保田
後半44分 臼井→22
後半44分 村川→20


東山スタメン
      1濱田
4   20久保 3内山 25宮脇
    10北村 5前田
 7森        15大前
    9岡  24鎌田
交代
後半28分 森→21田辺(田辺が2列目左、大前が2列目右)
後半34分 宮脇→2北川(3バックに変更)
最終的な東山のフォーメーションは以下のとおり
   1
 20 4 3
  10 5
15  24  21
  2 9


感想
天気は快晴、気温33度、前節から中1日で行われた試合。
前半はどちらかと言えば東山ペース。前半終了間際に追いついた同点弾以外にも2度DFラインの裏をとってチャンスを作り出したシーンがあった。
大阪桐蔭は、前半はうまく相手にプレスをかけることが出来ず、なかなか自分ちのペースにすることが出来なかった。
後半にはいると東山のペースが落ち始めたのに対して、大阪桐蔭の足は止まらなかった。それによって後半は終始大阪桐蔭ペースとなり、後半に大阪桐蔭が得点を重ねて勝利した。
大阪桐蔭はよく鍛えられているなと感じた試合だった。30度以上の気温で中1日での試合とは思えないくらい良く走っていた。
大阪桐蔭はFWもさぼらず前線から積極的にプレスをかけてボールを奪い、攻撃はSBが積極的にかけ上がり2列目の両サイドの選手をフォローしてサイドから攻めるパターンが多かった。
14白井と13臼井のスピードが特に目立っていた。
東山は9岡が鋭い動きで何度も大阪桐蔭ゴールを脅かしたが得点には至らなかった。


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長居スタジアムへ移動し総理大臣杯決勝を観戦
長居スタジアムはバックスタンドのみ解放。観客は全員バックスタンドに詰め込まれた。
決勝はTV中継がある関係で、TVに映るバックスタンドに観客を集め、いわゆる「ガラガラ感」を視聴者に感じさせない為の主催者側の配慮だと思われる。3年くらい前の高校サッカー選手権大阪府予選決勝が長居スタジアムで行われた時も同じくバックスタンドのみ解放していた。
さらに「最上段には座らないでください」という指示もあった。最上段はTVには映りませんからね。
地元の阪南大は、系列の高校生も動員してかなり大人数の
応援団だったが、肝心の応援はチグハグだった。


専修大 ー 阪南大 ※後半41分まで観戦

得点
前半32分 (専)8下田の縦パスを7長澤が胸トラップからダイレクトで振り向きボレー
前半45分 (阪)8窪田のFKを35朴が頭で合わせる
後半33分 (阪)カウンターから、8窪田の左からのクロスを9可児がシュート
後半38分 (阪)12谷本のパスを受けた22工藤のシュート


専修大スタメン
      1福島
2北爪 29本名 3鈴木 23萩間
    6河津 8下田
  10仲川 7長澤 27飯田
      19大西
交代
後半0分 飯田→11牧内
後半0分 河津→26中島
後半40分 大西→22山川


阪南大スタメン
      21原田
19飯尾 35朴  4永井 6本多
    12谷本 8窪田
  9可児 18奥野 11泉澤
      22工藤
交代
前半41分 奥野→13河田


感想 
阪南は3二見が累積で出場停止。
前半は主に阪南ペースだったが、専修も効率良く攻め両チーム何度も決定機を作る見応えのある前半だった。阪南は11泉澤を中心に幾度となくチャンスを作るが、枠をとらえきれないシュートや1福島のファインセーブでなかなか得点を奪えない時間が続き、カウンターから専修が先制。7長澤のファインゴールだった。
このまま専修リードで前半終了かと思われたが、終了間際にFKから阪南が同点に追いついた。
後半、前の試合で延長まで戦っている阪南が先に足我とまると思っていたが、先に動きが鈍くなったのは専修だった。後半専修選手の運動量が減り、パスも中盤で1mずれる微妙なパスミスを連発し全く攻撃のリズムが作れなくなった。阪南も徐々に動きが鈍くなり、後半は低調なペースで特に大きな動きもなく試合が進んでいたが、カウンターから阪南が勝ち越し点を奪い、さらに前がかりになった専修の裏を突いて追加点をあげ専修を引き離した。
前半は両チーム決定機を何度も作り出し非常に見応えのある試合だったが、前半があまりにハイペースだった為、後半は全員が息切れしてしまい、最後は阪南のカウンターパンチがうまく決まったという試合だった。
選手個人で目立っていたのは、専修の7長澤。現時点で既にJリーグに入っても十分やっていけると思う。
阪南は11泉澤と19飯尾の動きが目立っていた。
最後に連続失点をしたが、1福島の出来は非常に良かったと思う。阪南の決定機を3回は止めていた。決定機に相手のシュートコースを狭める思い切りの良い飛び出しも効いていた。ただ、後半の勝ち越し点を奪われたカウンターのシーンは、エリア外へ飛び出すか一瞬迷ってしまった。 


プリンス関西 総理大臣杯準決勝

2012年07月14日 22時54分05秒 | 大学・中学・小学
堺ナショナルトレセンにてプリンス関西1部を観戦

近代付 ー 初芝橋本 ※後半30分まで観戦

得点
前半40分 7下田のCKを4吉野晃が頭であわせる
後半8分 19江本のスルーパスに抜け出した10大西が決める 

近代付スタメン
      1川路
  2栗山 5内野 4吉野晃
    3金  14京井
 8平阪        7下田
  16田上 10大西 9吉野竜
交代
後半0分 田上→19江本
後半18分 京井→13黒岡
後半22分 吉野竜→11金蔵
後半28分 大西→22辻生


初芝橋本スタメン
      1中前
16山崎 3重留 18浜本 4林
    14島田 24渡辺
 15         6小川
    10森永 9玉巻
交代
後半0分 森永→21
後半21分 15→22
後半27分 小川→7


感想
近代付がプリンス関西1部の3位、初芝橋本は9位のという状態での対戦。
基本的には近代付ペースの試合となった。初芝橋本は要所でのパスミスが目立ちボールをうまくつなげなかった。
近代付は例年通り3バック3トップシステム。攻撃は中盤省略型の縦に速いカウンターサッカー。ボールを奪うと必ずといって良いくらい10大西にボールを当てるシーンが目立った。10大西がクサビとなり前線で受けたボールをサイドへは散らしたり、残り2人のFWが裏に走り出した所へスルーパスを出すことで攻撃の形を作っていた。
見ていて正直「攻撃は10大西にかかる負担が大きいな」と感じた。守備に関してはストッパーが2トップにマンマークで付き5内野がバランスを取っていた。
初芝橋本は何度かカウンターとセットプレーからチャンスを作ったが決めきることは出来なかった。



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キンチョウスタジアムへ移動
総理大臣杯準決勝を観戦

専修大 6ー0 駒澤大

得点
前半16分 7長澤の左からのクロスが流れたところを10仲川がミドルシュート
前半28分 駒澤のCKを1福島がキャッチから素早いパントキックでのカウンター、18東がドリブルからのクロスを10仲川が決める
後半30分 10仲川→7長澤→10仲川と細かくつなぎ10仲川のシュート
後半41分 カウンターから27飯田のクロスを7長澤が落とし8下田のロングシュート
後半42分 カウンターから19大西が落としたボールを27飯田のシュート
後半43分 19大西が相手DFのバックパスを奪い取りGKかわしてシュート


専修大スタメン
      1福島
2北爪 29本名 3鈴木 23萩間
    6河津 8下田
  10仲川 7長澤 18東
      22山川
交代
後半15分 山川→19大西
後半22分 東→11牧内
後半32分 仲川→27飯田


駒澤大スタメン
      1大石
2友廣 3三澤 13平尾 25柳川
    24中村 26奥田
  20荒井      10湯澤
    5宮城 19真野
交代
前半22分 荒井→11小牧
後半0分 真野→8碓井(碓井がDH、中村がFW)
後半0分 奥田→6若山
後半18分 中村→7奥村
後半24分 宮城が2枚イエローで退場


感想
前半から専修大が試合を支配し最後は大量得点で駒澤大を退けた。
駒澤大は後半24分に5宮城が2枚目イエローで退場、後半30分くらいには集中が切れてしまい大量失点を喫した。後半30分以降は、見るに値しないゲームだった。
専修大は人もボールもよく動く見ていて面白いきれいなサッカーをしていた。特に7長澤の技術が非常に高く7長澤の所でうまく起点を作り、10仲川と18東がそれにうまく絡んでいるシーンが多かったのが印象的だった。また1年の22山川、1福島の活躍も目立った。
22山川は小柄ながら前線で体を張って戦える選手。今日の試合でも前線でしっかり効いていた。1福島については久しぶりにあの雄叫びを聞けて少し懐かしい気分になった。今日は1対1を1度止めた他、2点目の起点になる正確なフィードなど堂々たるプレーぶりだった。
駒澤大については10湯澤がスピードに乗ったドリブル突破で局面の打開を試みたが、それも単発止まり。
チームとしてうまく機能していた専修大と選手個々がバラバラだった駒澤大の差が大きく出た試合だった。


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阪南大 2ー1 早稲田大

得点
前半19分 (阪)19飯尾の右クロスを22工藤が頭で合わせる
後半20分 (早)8近藤の右クロスを10富山が合わせる
延長後半3分 (阪)カウンターから11泉澤がドリブルで持ち上がり18奥野へスルーパス、18奥野が決める

阪南大スタメン
      21原田
19飯尾 6本多 35朴  2二見
    12谷本 8窪田
  9可児 11泉澤 22工藤
      13河田
交代
延長前半6分 河田→18奥野


早稲田大スタメン
      1松澤
2菅井 3山地 4畑尾 6三竿
    7野村 5島田
 8近藤貴      18小松
    9榎本 10富山
交代
後半36分 榎本→19山形
後半36分 富山→17秋岡
延長後半3分 小松→23宮本


感想
前半は阪南大ペース、後半は早稲田大ペース、延長は一進一退の拮抗した試合展開で、最終的には延長戦の末阪南大が勝利した。
阪南大は11泉澤がキレの良いドリブルを何度も見せ、早稲田守備陣の驚異になっていた。また両SBの19飯尾と3二見の攻め上がりも見応えがあった。
早稲田大は5島田がボールを散らしてゲームを作り、8近藤がドリブルで仕掛けるシーンが目立った。またチームのエース10富山が前線で存在感あるプレーを見せていた。
延長戦は共に何度も決定機を作り、どちらに転んでもおかしくなかったが、最後は交代出場の18奥野が決めた。
阪南大は勝利はしたがだいぶ消耗した試合になった。交代選手が延長に1人だけでもっとジョーカーになる選手がほしかった。
早稲田は11近藤洋の不在が影響したか?2列目の起点が少なくなっていた。 
   


ロンドン五輪壮行試合

2012年07月11日 22時24分01秒 | オリンピック代表
日本 1-1 ニュージーランド

日本が醜態をさらして引き分け
最後の失点は村松のボールロストから。村松が不用意だったのが一番の失点理由だが、相手選手が後ろから狙っていることをキチンと周りがコーチングしていたのか?そこが気になるところ。
攻撃面は課題だらけ。良かったのは徳永のオーバーラップのみ。かみ合わないシーンの連続。2列目でプレーしたがる選手ばかりでエリア内に飛び込んでいく選手がいなかった。
サイドを崩したのにエリア内に誰もいないというシーンが何度もあった。
今日は杉本を入れて応急処置を施していたが、五輪本番で今日の出来で同じことをやっても、杉本が前線で孤立してつぶされてしまうのは目に見えている。
攻撃陣の抜本的な修正が必要なのは明白な試合だった。
DFはこれから吉田がDFラインに合流することになる。

五輪本番まであと2週間。
本当に間に合うのか?


解説の清水氏はだいぶ明後日な方向を向いた解説をしていた。TV局から辛口なコメントを禁じられていたのか?

五輪代表選手紹介 2

2012年07月09日 22時09分46秒 | オリンピック代表
杉本健勇 FW 東京ヴェルディ1969

FCルイラモスヴェジット → C大阪U-15 → C大阪U-18 → C大阪 → 東京ヴェルディ1969

身長187㎝の大型ストライカー。
未完の大器という言葉が似合う選手だったが、最近少しずつ未完の部分が完成してきたように感じる。
中学時代から大型ストライカーとして期待されてきた選手だったが、高校1年の時は中盤のサイド、2年の時はCB、3年の時にFWと毎年ポディションをコンバートされて育成された異色の選手。
高校時代は未完の大器を完成させるのではなく、より器を大きくさせようという育成方法だったように思う。
長身でヘディングが強いが、足元の技術も他の世代別代表選手と比べてもそれほど遜色ないレベルだった。
プラチナ世代と呼ばれる選手たちの中で「ポテンシャル」に関してはこの男が、他の選手と比べても規格外のものを持っている事は間違いない。
あとは、その規格外の器にこれからどれだけのモノを積み込んでいくことが出来るか?これからが非常に楽しみな選手でもある。
関塚監督が、大迫ではなくこの杉本を選択した大きな理由は「高さとポテンシャル」の部分だと考えて間違いない。
当面はオリンピック代表チームでの役割はパワープレー要員。A代表のハーフナーマイクと同じ役回りという事になるだろうが、それに納まらないポテンシャルをこの男は持っている。

因みに、自分が杉本のプレーで最も印象に残っているのは、Jステップで行われていたユース代表候補合宿を見に行ったときの紅白戦。
味方選手のクロスボールを長身を活かしたダイナミックなヘディングを見せるかと思いきや、絶妙な胸トラップからしなやかな動きでそのまま右足ボレーを放ち、ボールをクロスバーを越えて外れたシーン。「あのボールを胸トラップして、そのままボレー打てるのか」という規格外のポテンシャルを見せたシーンだったが、頭でたたきつけてれば入っていたシーンでもあり、無駄に難しいことをして外した杉本に対してベンチにいたスタッフ全員がズッコケ、みんな同時に「け~んゆ~」とツッコんだ(笑)

プレミアイースト2012第8節 @静学G

2012年07月08日 17時27分19秒 | 高校サッカー・クラブユース
静学Gにてプレミアイーストを観戦

静学 2-2 清水Y

得点
前半9分 (清)22柳沢の左からのクロスを31北川がワントラップシュート
前半35分 (清)30宮本からの右クロスを14藤嵜がシュート
後半13分 (静)7瀧崎からの左クロスをGKがファンブル、11木部がつめる
後半38分 (静)裏に抜け出した11木部のクロスを7瀧崎が体で押し込む

静学スタメン
      30大杉
5伊藤 21吉田健3望月 7瀧崎
    10渡辺 26須藤
  12名和 15米田 25原田
      11木部
交代
後半からポディションチェンジ
25原田が右SB、5伊藤が左SB、7瀧崎が2列目左

清水Yスタメン
      1八谷
30宮本 2鈴木 4西村 22柳沢
    8佐藤 14藤嵜
 31北川 6浅井 19岡田
     11加賀美
交代
後半20分 北川→7水谷和
後半40分 浅井→13浅沼


感想
静学が前半の2点ビハインドを追いつき、残留に向けて貴重な勝ち点1を獲得した。
前半は清水Yペース、静学は守備のバランスが悪く、攻守の切り替えが遅く、何度も清水YにDFの裏を取られていた。
後半に入ると静学が選手の配置を変えるなどしてバランスを修正。清水Yの運動量が少なくなったこともあり後半は静学ペースの試合展開になった。
静学は8柴田が累積で出場停止、代わりに2年の26須藤が入った。7瀧崎は前半特に見せ場が無かったが、後半2列目にポディションを上げて守備の負担が減ってから動きが目立つようになり、それに連動するように11木部の動きも良くなった。前の試合と今日の試合で静学の選手交代は1人だけ。厳しい緊迫した試合でピッチへ送り出すだけの信頼を獲得している選手がベンチにおらずオプションが少ない状態。
清水Yは前半の出来が嘘だったかのように後半はペースダウンした。スピードのある7水谷を入れてサイドの活性化を図るも決定的な打開策にはならず、結局最後は11加賀美頼みになっていた。後半、静学にペースを握られてからはそのペースを奪い返そうとする気迫が無く試合終了までショボンとしたままだった。


ちなみに試合後にBチーム戦をおこなった。両チームスタメンは以下のとおり
      17土屋
13加納 4西原 2吉田蒼22長島
    8柴田 6大村颯
 19大川 18望月勇9長谷川
     14深瀬


      21高木和
7水谷和15粟冠 17丸山 9白石
    13浅沼 32森主
 20大木 24久保 28望月
     18鈴木

プリンスリーグ東海2012第9節 @藤枝陸上

2012年07月07日 17時45分48秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝総合陸上にてプリンスリーグ東海を観戦

浜松開誠館 4ー2 藤枝明誠

得点
前半3分 (開)6早坂のFKを8吉田が頭で折り返し3高橋が頭でつめる
前半38分 (開)ゴール前にあげたロングボールを9雪島がGKと競り合いこぼれ玉を8吉田が無人のゴールへロングシュート
前半44分 (明)ゴール前にて7嘉茂から10小林へつなぎ10小林のドリブルシュート
後半12分 (開)8吉田がエリア内ドリブルで3人抜きそのままシュート
後半19分 (開)カウンター、10黒柳がドリブルで持ち上がりDFを引き付け長い距離を走って上がってきた6早坂へ横パス、パスを受けた6早坂が決める
後半34分 (明)10小林?のスルーパスを受けた9島村のシュート


浜松開誠館スタメン
      12石田
6早坂 3高橋 4中西 13榎木
    2中野 5石田
 8吉田  10黒柳  7土居
      9雪島
交代
後半32分 雪島→14松原
後半36分 石田→16袴田
後半40分 黒柳→11成田


藤枝明誠スタメン
      1町
2山崎 8高須 3濱  5川島
      14金子
    7嘉茂 10小林
 6熊谷  9島村  11猪又
交代
前半33分 高須→18鈴木侃(鈴木侃がDH、金子がCB)
後半0分 猪又→16鈴木滉
後半16分 鈴木→24前田(前田がCF、島村が右WG)
後半30分位 熊谷と山崎がポディションチェンジ
後半35分 島村→22遠山

感想
内容は開誠館の完勝だったと言って良いと思う。
これまで開誠館は明誠との相性が悪く、昨年の選手権予選から明誠に連戦連敗だったが、今日の試合はこれまでのうっぷんを晴らす勝利となった。
明誠は前節、磐田Y相手に今年一番といっても良い試合をしたが、今日の試合は良さを出すことが出来ず試合後には監督から特大のカミナリを落とされていた。
開誠館は8吉田が2得点1アシストの活躍。チーム3点目のドリブルシュートは見事だった。

なぜ明誠は前節良かったのに、今日の試合は試合後に監督からカミナリを落とされるくらい急に悪くなってしまったのか?
今年のプリンス東海について少し整理をしておくと、1位から7位まではチーム力にそれほど大きな差は無い。
その為、チーム力以外の選手のコンディションであったり、チームの相性であったり、モチベーションが試合の勝敗に大きく影響してくる。
前の試合の明誠の出来は良かった。ただ今までメチャクチャ悪かった状態が続いていた中で、久しぶりにとても良かったという感じ。
前節の磐田Y戦についても今年の明誠のポテンシャルを考えれば、まだまだもっと出来るチームだと思っている。
今日の試合は前節よりも悪かった。でも、メチャクチャ悪かったかと言えばそこまで悪くはなかった。新人戦の頃に比べたら今日の試合の方が良い試合をしていたと思う。
明誠の選手と開誠館の選手の個々のポテンシャルに大きな差は無い。今日は戦い方の部分で大きな差が出ていたと思う。
つまり、明誠は少しずつ良くなってきているけれど、今日は開誠館の方が良かったということだと思う。

明誠について
試合後監督がカミナリを落としていた内容は、選手の運動量の少なさを指摘していた。
今日の試合に限らず、これまでの試合もずっとそうだったのだけど、明誠は守備から攻撃に切り替わった時にボールをもらう動きが少ない。その為、すぐに攻撃がつまってしまう。
以前このブログで「明誠がなぜ3トップシステムを採用しているのかわからない」と記載したが、もう少し詳しく記載すると、3トップが守備をしない今の戦い方では県の上位チーム相手に勝つのは難しいと思う。

開誠館について
これまでSBだった2中野をDHに置き、DHだった10黒柳をトップ下、2トップ→1トップにシステム変更して試合に臨んできた。
これまでの開誠館は見ていて「脂っこい」という印象があったが、それが解消されてきていると感じた試合だった。
これまで開誠館は左SBに7土居を起用したり、DHに10黒柳を起用して、守備の役割が主なポディションにも攻撃的な選手を配置していた。
良い言い方をすれば「どこからでも攻撃が出来る」ということなのだが、逆を言えば「どこからも守備が出来ない」という状態になっていた。つまりこれまでは攻撃ばかりで守備がおろそかになっていた。
今日の試合は、守備的な選手である2中野や13榎木が起用され、チームの攻撃と守備のバランスが良くなっていたと感じた。

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磐田Y 2ー2 清商

得点
前半19分 (磐)14梅村から24上原へ縦パス、24上原がワンタッチで流し、抜けだした19竹下がシュート
前半30分 (清)スローインから11北川のクロスを9大城がシュート、GKがはじいたこぼれを23柴田?がつめる 11北川のマークを外してボールを受ける動きが見事だった。
後半14分 (清)FKから11北川が折り返し9大城がつめる
後半26分 (磐)18渥美のFK直接


磐田Yスタメン
      16牲川
22石田 8鈴木 4渡辺 12檜原
    24上原 2板倉
 14梅村       23金原
    9宮原 19竹下
交代
後半20分 竹下→20中野
後半24分 梅村→18渥美
後半43分 板倉→28中島(中島がCB、鈴木がDH)

清商スタメン
      21川村
4鈴木 5望月 2濱島 3中村
    6松永 8小山
  11北川 9大城 12水野
      23柴田
交代
後半6分 柴田→13吉田


感想
ほぼ互角の試合展開だった。
清商は5望月が久しぶりの復帰。さっそく腕にキャプテンマークを巻いていた。5望月が復帰したことで6松永がDHへ1つポディションを上げていた。
清商は、前回みた四中工戦に比べたら大分守備が安定していた。さらに23柴田が少しずつチームにフィットしてきたかなと感じた。今日の試合では決定機を何本か外していたが、前回はその決定機に絡むところまで行けなかった。
磐田Yは3年生が3人、2年生が6人、1年生が2人という相変わらずの若手主体メンバー。今日の試合では9宮村が試合中に左足を怪我した様子であまり動きが良くなく、今日は14梅村のドリブルからの攻撃が目立っていた。
清商はチーム状態を持ち直してきていると感じた試合。磐田Yに関してはポテンシャルの高い1,2年生はたくさんいるけれど、その選手のポテンシャルが十分発揮されているとはあまり感じられない戦いぶりがここ最近続いている。

五輪代表選手紹介 1

2012年07月04日 21時38分22秒 | オリンピック代表
ロンドン五輪代表選手が発表されたので、暇を見つけながら何回かに分けて各選手の紹介をしてみたいと思います。
1人目は、今回唯一の静岡県出身選手であるMF村松大輔です。
(確認が面倒だから)自分の記憶だけを頼りに、参考資料を確認せずに作る文章なので間違いがあるかもしれませんがあしからず。



6村松大輔(清水エスパルス) MF 静岡県焼津市出身 焼津南SSS→藤枝東FC→藤枝東→ホンダFC→湘南ベルマーレ→清水エスパルス
※名前の読み方は「ダイスケ」ではなく「タイスケ」

「日本代表よりもあのストッパーがヤバイ」
村松が初めて注目されるようになったのは、彼が高校3年生の高校最後の大会である高校選手権の時。
河井陽介(清水)らを擁して選手権準優勝を果たしたチームで、3バックの右のストッパーでレギュラー出場していた。
当時の藤枝東は、FW松田、MF河井、石神、DF鳥羽の複数の選手がU-18日本代表候補合宿に呼ばれていたタレント軍団。とりわけ10河井と11松田ばかりが注目されていた。
そんな中、藤枝東が勝ち上がるにつれて報道関係者の間でまことしやかに囁かれていたのが「日本代表(河井・松田)よりあのストッパー(村松)がヤバイ」という言葉。(エルゴラ情報)
とにかく1対1で抜かれない。抜群の安定感で地上戦では必ず相手選手を抑える村松が一部で注目を集めるようになっていた。
そして大会後にU-18日本代表候補合宿に召集され、そのまま代表チームに定着。U-19アジア最終予選の時には、鈴木(新潟)須崎(磐田)の怪我もあり、あれよあれよという間に代表チームのCBのレギュラーポディションをつかむまでになっていた。

藤枝東では1年生の頃から出場機会を得ていたが、決してうまい選手ではなかった。どちらかと言えば下手な選手だった。3バックの他の2人(鳥羽・小関)と比べたら小柄で決して目立つような選手ではなかった。
ただ1対1の強さは確かに異常だった。当時の服部監督がスポーツ新聞の記事で、「(村松が3年生の1年間で)1対1で抜かれたのは夏休みに大学生を相手に1度だけ。それ以外では今年1年間1度も抜かれたことは無い」と証言していた。
高校卒業後はホンダFCに入団。ユース代表の常連となった村松はJFLに出場しながらユース代表の活動をこなしていたが、ユース代表レギュラーの有望株をJリーグが放っておく訳もなく湘南ベルマーレに入団。移籍1年目からCBジャーンの相方としてJ2でほぼフル出場となる50試合に出場。J1昇格に貢献し、チームがJ2に降格すると清水エスパルスからのオファーを受けエスパルス入団。ここまで信じられないくらいのシンデレラストーリーを歩んできた。
最近ではそのボール奪取能力を買われ、アンカーの位置で相手の攻撃の芽を摘むことで清水の中盤の底を支えている。
まさか村松がMF登録でオリンピック代表選手になるとは、当時の藤枝東ファンは誰も想像できなかっただろう。

村松が成功した理由を個人的に考えてみた。
・ストロングポイントがハッキリしていた事。1対1では絶対に負けないという特徴があったことがプロで成功した一番の理由。
・性格的にまじめで、向上心があったこと。たぶん村松は今も自分がうまいと思ったことは無い。才能だけでまわりから「天才」とか「うまい」と言われてなんとなくやってきた選手より、自分が下手だと自覚している選手の方がプロに入って成長する。元清水の岡崎が良い例。
・当時ユース代表の選手選考が迷走していて、やっと固まったCBコンビの鈴木(新潟)と須崎(磐田)がそろって怪我をして離脱したことにより、CBのポディションが空席だったという巡り合わせ。
・ストイックなところ。合宿で同部屋になった選手が「筋トレマニア、どのトレーニングがどこの筋肉に効くのか、意識のレベルが非常に高い」と証言している。
・家族の事。詳しくは書かないけれど、10代で責任感を持って自分の将来を選択するなど、人間的に成長したと思う。


2012年上半期 観戦試合一覧

2012年07月03日 20時39分29秒 | H24 観戦試合一覧
2012年上半期観戦試合一覧 ※個人記録用

1月2日 新潟西0-4済美 駒沢陸上競技場  選手権2回戦
1月2日 清商6-0山陽  駒沢陸上競技場  選手権2回戦
1月3日 尚志3-3(PK4-2)桐光 ニッパツ  選手権3回戦
1月3日 桐生第一4-1奈良育英 ニッパツ  選手権3回戦
1月7日 翔洋3-0清水国際   翔洋G   新人戦中部地区大会
1月7日 常葉橘6-0庵原    翔洋G   新人戦中部地区大会
1月9日 藤枝北6-1島田商業  藤枝北G  新人戦中部地区大会
1月9日 清水東5-0相良    藤枝北G  新人戦中部地区大会
1月14日 静岡北0-0島田工業 島田工業G  新人戦中部地区大会
1月14日 科学技術6-0聖光  島田工業G  新人戦中部地区大会
1月15日 開誠館 - 小笠  開誠館G    新人戦西部地区大会 ※後半のみ観戦
1月15日 浜松南 - 浜松湖東 開誠館G   新人戦西部地区大会 ※前半のみ観戦
1月21日 開誠館5-0浜松西  開誠館G   新人戦西部地区大会
1月21日 磐田東2-1小笠   開誠館G   新人戦西部地区大会
1月22日 藤枝明誠8-0清水西 明誠G    新人戦中部地区大会
1月22日 静学1-0静岡城北  明誠G    新人戦中部地区大会
1月28日 清商2-0焼津中央  静岡西G   新人戦中部地区大会
1月28日 静学1-1(PK3-5)静岡北 藤枝東G 新人戦中部地区大会
1月29日 藤枝東2-0常葉橘  藤枝東G   新人戦中部地区大会
1月29日 静学3-1藤枝北   常葉GF    新人戦中部地区大会
1月29日 藤枝明誠4-2藤枝東 藤枝東G   新人戦中部地区大会
2月4日 清水東1-0常葉橘   常葉GF   新人戦県大会
2月4日 静学4-0御殿場南   静岡西G   新人戦県大会
2月5日 浜名2-1藤枝東    藤枝東G   新人戦県大会
2月5日 静学3-0富士宮北   明誠G    新人戦県大会
2月11日 藤枝明誠2-1開誠館  明誠G    新人戦県大会
2月18日 静学5-0浜名     藤枝東G   新人戦県大会
2月18日 清水東1-0暁秀    藤枝東G   新人戦県大会
2月19日 静学3-1飛龍     愛鷹多目的  新人戦県大会
2月19日 藤枝明誠3-2清水東  愛鷹多目的  新人戦県大会
2月25日 開誠館1-0磐田Y  上大之里G   ジャパンユーススーパーリーグ
2月25日 磐田東 - 米子北  磐田東G    ジャパンユーススーパーリーグ
3月3日 JY選抜3-0高校選抜 国立競技場   ゼロックス前座
3月3日 柏レイソル2-1FC東京 国立競技場  ゼロックススーパーカップ
3月11日 浜名 - 桐光学園   裾野G    ジャパンユーススーパーリーグ
3月11日 流経柏2-0開誠館   御殿場G   ジャパンユーススーパーリーグ
3月17日 青森山田2-0市船  グローバルアリーナ  サニックス杯
3月17日 東海第五3-0広島Y グローバルアリーナ  サニックス杯
3月17日 U-17日本5-0U-17タイ グローバルアリーナ サニックス杯
3月18日 東福岡3-2神戸Y   グローバルアリーナ  サニックス杯
3月18日 U-17日本3-0メタン高校 グローバルアリーナ サニックス杯
3月18日 広島Y3-0四中工   グローバルアリーナ  サニックス杯
3月20日 清商2-1清水Y    Jステップ      練習試合
3月24日 横浜FMY4-1星陵  横浜MM21      マリノス杯
3月24日 札幌Y4-1大津    横浜MM21      マリノス杯
3月25日 前橋育英4-0桐蔭学園 横浜MM21      マリノス杯
3月25日 柏Y1-1G大阪Y   横浜MM21      マリノス杯
4月7日 藤枝東2-0藤枝明誠   藤枝総合      プリンス東海
4月7日 清商1-0中京大中京   藤枝総合      プリンス東海
4月14日 磐田東2-1常葉橘   とこはGF      プリンス東海
4月14日 藤枝東2-0開誠館   藤枝総合      プリンス東海
4月15日 静学3-2浦和Y    埼スタ第2     プレミアイースト
4月15日 三菱養和2-1旭川実業 巣鴨G       プレミアイースト
4月21日 流経柏2-1清水Y   エコパ       プレミアイースト
4月22日 静学0-1三菱養和   静学G       プレミアイースト
5月3日 静学0-4東京VY    静学G       プレミアイースト
5月6日 静学1-4青森山田    静学G       プレミアイースト
5月6日 清水Y3-3浦和Y    アウスタ      プレミアイースト
5月13日 静学0-2札幌Y    SSAP(札幌)     プレミアイースト
5月20日 藤枝東2-1浜松北   藤枝東G       総体県予選
5月20日 静学5-0聖隷     藤枝東G       総体県予選
5月26日 清商2-0飛龍     藤枝明誠G      総体県予選
5月26日 明誠1-0開誠館    藤枝明誠G      総体県予選
5月27日 清商3-1藤枝東    富士総合       総体県予選
5月27日 静学2-1明誠     富士総合       総体県予選
6月3日 清水Y1-1磐田Y    ゆめりあ     クラブユース選手権東海大会
6月3日 静学1-1(PK4-3)清商  エコパ       総体県予選
6月9日 明誠0-0帝京可児    明誠G       プリンス東海
6月9日 藤枝東1-0清商     明誠G       プリンス東海
6月16日 ジュビロ沼津2-0橘中  エコパ      U-15チャンピオンシップ
6月16日 ジュビロ沼津2-3ホンダ エコパ      U-15チャンピオンシップ
6月17日 磐田Y2-0名古屋Y   ゆめりあ多目的  クラブユース選手権東海大会
6月23日 四中工4-0清商     藤枝市民    プリンス東海
6月30日 開誠館2-1磐田東    開誠館G    プリンス東海
6月30日 磐田Y1-0藤枝明誠   上大之里G    プリンス東海

ロンドンオリンピック代表メンバー

2012年07月02日 21時32分44秒 | オリンピック代表
五輪代表メンバーが発表された。

GK
1 権田 修一ゴンダ シュウイチGONDA Shuichi
1989.03.03 187 cm 83 kg FC東京
18 安藤 駿介アンドウ シュンスケANDO Shunsuke
1990.08.10 185 cm 79 kg 川崎フロンターレ

DF
2 徳永 悠平トクナガ ユウヘイTOKUNAGA Yuhei
1983.09.25 180 cm 76 kg FC東京
12 吉田 麻也ヨシダ マヤYOSHIDA Maya
1988.08.24 189 cm 81 kg VVVフェンロ(オランダ)
8 山村 和也ヤマムラ カズヤYAMAMURA Kazuya
1989.12.02 184 cm 75 kg 鹿島アントラーズ
13 鈴木 大輔スズキ ダイスケSUZUKI Daisuke
1990.01.29 181 cm 78 kg アルビレックス新潟
4 酒井 宏樹サカイ ヒロキSAKAI Hiroki
1990.04.12 183 cm 70 kg ハノーバー96(ドイツ)
5 酒井 高徳サカイ ゴウトクSAKAI Gotoku
1991.03.14 176 cm 74 kg VfBシュツットガルト(ドイツ)

MF
17 清武 弘嗣キヨタケ ヒロシKIYOTAKE Hiroshi
1989.11.12 172 cm 66 kg 1.FCニュルンベルク(ドイツ)
6 村松 大輔ムラマツ タイスケMURAMATSU Taisuke
1989.12.16 176 cm 73 kg 清水エスパルス
10 東 慶悟ヒガシ ケイゴHIGASHI Keigo
1990.07.20 178 cm 69 kg 大宮アルディージャ
16 山口 螢ヤマグチ ホタルYAMAGUCHI Hotaru
1990.10.06 173 cm 72 kg セレッソ大阪
3 扇原 貴宏オウギハラ タカヒロOGIHARA Takahiro
1991.10.05 184 cm 72 kg セレッソ大阪
14 宇佐美 貴史ウサミ タカシUSAMI Takashi
1992.05.06 178 cm 70 kg ホッフェンハイム(ドイツ)

FW
11 永井 謙佑ナガイ ケンスケNAGAI Kensuke
1989.03.05 177 cm 74 kg 名古屋グランパス
7 大津 祐樹オオツ ユウキOTSU Yuki
1990.03.24 180 cm 73 kg ボルシアMG(ドイツ)
15 齋藤 学サイトウ マナブSAITO Manabu
1990.04.04 169 cm 64 kg 横浜F・マリノス
9 杉本 健勇スギモト ケンユウSUGIMOTO Kenyu
1992.11.18 187 cm 79 kg 東京ヴェルディ

【バックアップメンバー】
GK 林 彰洋ハヤシ アキヒロHAYASHI Akihiro
1987.05.07 195 cm 89 kg 清水エスパルス
DF 大岩 一貴オオイワ カズキOIWA Kazuki
1989.08.17 182 cm 77 kg ジェフユナイテッド千葉
MF 米本 拓司ヨネモト タクジYONEMOTO Takuji
1990.12.03 177 cm 70 kg FC東京
FW 山崎 亮平ヤマザキ リョウヘイYAMAZAKI Ryohei
1989.03.14 171 cm 66 kg ジュビロ磐田


A代表の原口・宮市が外れた。また香川も外れた。
大迫が外れ杉本がサプライズ召集。オリンピックに出場するためにC大阪から東京Vへ移籍した男が18人の中に滑り込んだ。
また怪我から復帰した米本がバックアップメンバーに滑り込んだ。本来ならこのチームの中心選手になるはずだったが2度の大怪我に見舞われ、今回の五輪は山口にそのポディションを託した形になった。
オーバーエイジは吉田と徳永の2人。あとバックアップの林。
オーバーエイジは、このチームに不足していた高さと強さを補強した。濱田が選外になったことで吉田がスタメンで起用されることはほぼ間違いないだろう。徳永はCB、SB、DHなど守備的なポディションならどこでもできるので、怪我や出場停止などで空いたチームの穴を埋めるにはもってこいの人材。非常に使い勝手の良い選手。
2大会連続でU-20W杯出場を逃している世代だが、何とかグループリーグ突破を目指して頑張ってほしい。

プレミアリーグ会場について

2012年07月01日 22時22分30秒 | 高校サッカー・クラブユース
今年で2年目になるプレミアリーグ。会場の質は去年同様練習試合の延長という状態。
去年は1年目だから、プリンス東海1部と2部もあるから。来年はもっとよくなるはず。
と思っていたが、今年は去年より質が下がっている印象を受ける。

基本的にプレミアリーグの会場については、ホームチームが会場を確保し、会場当番なども行っているいわゆるセルフ方式。
もう少し言い方を変えると、日本サッカー協会がホームチームに丸投げしている状態。
だからプリンス東海の時は1つの会場で2試合組まれるのが普通だったが、プレミアではほとんどそういうことが無い。
観戦者にとっては、東海リーグから全国リーグになって明らかに観戦しづらくなった。
日本サッカー協会は、「とりあえず日程を消化してくれれば良い」と考えているのではないかと感じてしまう。
「強化を目的とした通年リーグなのだから、1年間試合をし続けてくれればそれでよい。最初から観客を相手にした営利目的のような考えは全くない」
きっとこういう考え方なんだと思う。

1つ私の自論を申し上げると、サッカー選手を育てる1つの要素として人の目(観客に注目されること)に晒されることがあり、その人(観客)の目を育てるのは良いスタジアムであると思っている。
ただ試合をこなせば良いという考え方は、短絡的かつ近視眼的で本当の強化にはつながらないと考える。


今日のプレミアリーグは清水のJステップと静学Gでそれぞれ試合が組まれていた。
あいにくの雨模様だったが、Jステップは、駐車場は狭いが簡単な観戦スタンドと屋根があるので問題ないだろうと思っていた。
しかし実際会場に到着すると唖然とさせられた。
雨の為、両チームのベンチに(運動会などで良く使用する)テントを設置していた。これにより観戦席のほとんどの席がそのテントの白い屋根によりピッチの大部分が死角になっていたのだ。
会場にいた観客の多くが「見えない」を連発。自分は早く会場に到着していたので、ピッチ全体のおよそ80%が見られる最も良い席?を確保できたが、わざわざ傘をさしてバックスタンド側へ移動する人も大勢いた。
これまでのJステップでプリンスリーグの時など雨が降った時は、両チームのベンチを観客席の中に作って対応していたが、今日の対応は正直「ないわ~」と思った。
今日の試合前、会場スタッフが観戦席を通った時の言葉。「見えねぇな、まぁ良いか」
良くねぇよ!

静学Gはいつもどおりネット越しでの立ち見。ベンチも屋根も無くみんなでずぶ濡れになりながらの観戦。
駐車場もないのでコインパーキングに駐車、1200円だった。
観戦環境は言うに及ばずだが、実際にプレーする選手側にとっても静学Gはピッチの広さが他と比べて狭いと思う。特にピッチの幅。
サッカーのルール上、ピッチの幅は45m~90mと定められている。極端な事を言えば45mの幅でもOKという事になる。
静学Gの幅は正確に測ったわけではないが、ゴールライン上の任意のマークを基準に目算するに約64m。一般的なピッチの幅より4m程狭い。これ以上広くすると野球のセカンドとサードの土の部分にかぶってしまうためこれ以上広くは出来ない。
狭いピッチなのでスペースが少なくなりプレスを受けやすくなる。静学にとってはあまり良い環境だとは思えない。
特に今日の流経柏戦は狭いピッチで流経柏のプレスの餌食になるかと思っていたが、静学選手はそのプレスをかわしていたことは大変評価できると思う。
ある意味、今日の試合は普段の練習では経験できない非常に効率の良い練習になっていたのかもしれない?