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プリンスリーグ東海2012第9節 @藤枝陸上

2012年07月07日 17時45分48秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝総合陸上にてプリンスリーグ東海を観戦

浜松開誠館 4ー2 藤枝明誠

得点
前半3分 (開)6早坂のFKを8吉田が頭で折り返し3高橋が頭でつめる
前半38分 (開)ゴール前にあげたロングボールを9雪島がGKと競り合いこぼれ玉を8吉田が無人のゴールへロングシュート
前半44分 (明)ゴール前にて7嘉茂から10小林へつなぎ10小林のドリブルシュート
後半12分 (開)8吉田がエリア内ドリブルで3人抜きそのままシュート
後半19分 (開)カウンター、10黒柳がドリブルで持ち上がりDFを引き付け長い距離を走って上がってきた6早坂へ横パス、パスを受けた6早坂が決める
後半34分 (明)10小林?のスルーパスを受けた9島村のシュート


浜松開誠館スタメン
      12石田
6早坂 3高橋 4中西 13榎木
    2中野 5石田
 8吉田  10黒柳  7土居
      9雪島
交代
後半32分 雪島→14松原
後半36分 石田→16袴田
後半40分 黒柳→11成田


藤枝明誠スタメン
      1町
2山崎 8高須 3濱  5川島
      14金子
    7嘉茂 10小林
 6熊谷  9島村  11猪又
交代
前半33分 高須→18鈴木侃(鈴木侃がDH、金子がCB)
後半0分 猪又→16鈴木滉
後半16分 鈴木→24前田(前田がCF、島村が右WG)
後半30分位 熊谷と山崎がポディションチェンジ
後半35分 島村→22遠山

感想
内容は開誠館の完勝だったと言って良いと思う。
これまで開誠館は明誠との相性が悪く、昨年の選手権予選から明誠に連戦連敗だったが、今日の試合はこれまでのうっぷんを晴らす勝利となった。
明誠は前節、磐田Y相手に今年一番といっても良い試合をしたが、今日の試合は良さを出すことが出来ず試合後には監督から特大のカミナリを落とされていた。
開誠館は8吉田が2得点1アシストの活躍。チーム3点目のドリブルシュートは見事だった。

なぜ明誠は前節良かったのに、今日の試合は試合後に監督からカミナリを落とされるくらい急に悪くなってしまったのか?
今年のプリンス東海について少し整理をしておくと、1位から7位まではチーム力にそれほど大きな差は無い。
その為、チーム力以外の選手のコンディションであったり、チームの相性であったり、モチベーションが試合の勝敗に大きく影響してくる。
前の試合の明誠の出来は良かった。ただ今までメチャクチャ悪かった状態が続いていた中で、久しぶりにとても良かったという感じ。
前節の磐田Y戦についても今年の明誠のポテンシャルを考えれば、まだまだもっと出来るチームだと思っている。
今日の試合は前節よりも悪かった。でも、メチャクチャ悪かったかと言えばそこまで悪くはなかった。新人戦の頃に比べたら今日の試合の方が良い試合をしていたと思う。
明誠の選手と開誠館の選手の個々のポテンシャルに大きな差は無い。今日は戦い方の部分で大きな差が出ていたと思う。
つまり、明誠は少しずつ良くなってきているけれど、今日は開誠館の方が良かったということだと思う。

明誠について
試合後監督がカミナリを落としていた内容は、選手の運動量の少なさを指摘していた。
今日の試合に限らず、これまでの試合もずっとそうだったのだけど、明誠は守備から攻撃に切り替わった時にボールをもらう動きが少ない。その為、すぐに攻撃がつまってしまう。
以前このブログで「明誠がなぜ3トップシステムを採用しているのかわからない」と記載したが、もう少し詳しく記載すると、3トップが守備をしない今の戦い方では県の上位チーム相手に勝つのは難しいと思う。

開誠館について
これまでSBだった2中野をDHに置き、DHだった10黒柳をトップ下、2トップ→1トップにシステム変更して試合に臨んできた。
これまでの開誠館は見ていて「脂っこい」という印象があったが、それが解消されてきていると感じた試合だった。
これまで開誠館は左SBに7土居を起用したり、DHに10黒柳を起用して、守備の役割が主なポディションにも攻撃的な選手を配置していた。
良い言い方をすれば「どこからでも攻撃が出来る」ということなのだが、逆を言えば「どこからも守備が出来ない」という状態になっていた。つまりこれまでは攻撃ばかりで守備がおろそかになっていた。
今日の試合は、守備的な選手である2中野や13榎木が起用され、チームの攻撃と守備のバランスが良くなっていたと感じた。

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磐田Y 2ー2 清商

得点
前半19分 (磐)14梅村から24上原へ縦パス、24上原がワンタッチで流し、抜けだした19竹下がシュート
前半30分 (清)スローインから11北川のクロスを9大城がシュート、GKがはじいたこぼれを23柴田?がつめる 11北川のマークを外してボールを受ける動きが見事だった。
後半14分 (清)FKから11北川が折り返し9大城がつめる
後半26分 (磐)18渥美のFK直接


磐田Yスタメン
      16牲川
22石田 8鈴木 4渡辺 12檜原
    24上原 2板倉
 14梅村       23金原
    9宮原 19竹下
交代
後半20分 竹下→20中野
後半24分 梅村→18渥美
後半43分 板倉→28中島(中島がCB、鈴木がDH)

清商スタメン
      21川村
4鈴木 5望月 2濱島 3中村
    6松永 8小山
  11北川 9大城 12水野
      23柴田
交代
後半6分 柴田→13吉田


感想
ほぼ互角の試合展開だった。
清商は5望月が久しぶりの復帰。さっそく腕にキャプテンマークを巻いていた。5望月が復帰したことで6松永がDHへ1つポディションを上げていた。
清商は、前回みた四中工戦に比べたら大分守備が安定していた。さらに23柴田が少しずつチームにフィットしてきたかなと感じた。今日の試合では決定機を何本か外していたが、前回はその決定機に絡むところまで行けなかった。
磐田Yは3年生が3人、2年生が6人、1年生が2人という相変わらずの若手主体メンバー。今日の試合では9宮村が試合中に左足を怪我した様子であまり動きが良くなく、今日は14梅村のドリブルからの攻撃が目立っていた。
清商はチーム状態を持ち直してきていると感じた試合。磐田Yに関してはポテンシャルの高い1,2年生はたくさんいるけれど、その選手のポテンシャルが十分発揮されているとはあまり感じられない戦いぶりがここ最近続いている。

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