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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

日本対ウクライナ ベルギー遠征

2018年03月27日 23時11分41秒 | A代表
日本 1-2 ウクライナ

前半19分 失点
前半45分 柴崎のFKを槙野が頭で合わせる
後半23分 失点

ポゼッション能力の高い相手に、積極的にボールを奪いに行ったけれどボールを奪えず、体力を消耗して、後半グダグダになった試合だった。
日本の前半の失点シーンはミドルを打った選手へのマークがあいまいになったところで決められた失点。なぜマークがあいまいになっていたのかというとCB2人のマークの受け渡しがあいまいになっていたところからのマークのズレが大元の原因。初のCBコンビの連携面の未熟さが出た失点だった。2失点目は足の止まった日本がウクライナの攻撃についていけなかった。
基本ポゼッションされる展開で、日本は前半の積極的なハイプレスを仕掛けるも、ボールを奪えない展開が続き、後半は全体的に息切れして運動量が減ってボールを奪って3人目の動き出しやボールを受ける動きが減っていた。
もし、「国見高校が今でも全国の強豪校で、国見スタイルが日本サッカーのスタンダードだったら、今日の日本代表はもっと強かっただろうな」と感じた試合。ポゼッションされる相手にしっかり守ってうまくボールを奪って効果的に攻める戦術に慣れていない日本が、ペース配分を誤って後半足が止まった試合となっていた。
今日の試合での数少ない収穫は柴崎だろう。ハリル監督が求めるトップ下のプレーをやってみせた。
ハリル監督は会見では「結果を求めた」と言っていたが、試合采配は結果よりいろいろ試していた感じの試合内容。監督の頭の中では何か面白い反応が起こっているのかもしれないけれど、ピッチ上の選手たちはそれを感じ取ることは出来ていない状況。
前の試合に引き続き、低調な試合内容となった欧州遠征だったが、本番3か月前の今の時期は悪い膿を全て出し尽くす時期であり、課題が沢山出たことは本大会に向けて良い遠征だったと思う。W杯本大会の対戦相手からしてみたら、今回の日本の2試合を見ても、本番のスタメン選手は想定できず、効果的な日本対策は立てられないだろう。

川島:失点シーンは止めるのは難しかった。
長友:チームが主導権を握れない展開で、悪い流れの中に埋もれてしまった。
槙野:セットプレーで貴重な同点弾。守備面ではテンパっていた植田をリード出来なかった。
植田:前の試合の宇賀神同様、本職のCBでは初のA代表戦でアップアップ。
酒井高:前半不安定なプレーの連続。後半は徐々に安定もサイド突破され勝ち越し点献上した。
長谷部:チームを鼓舞できず。相手ポゼッションに埋もれてしまう内容となった。
山口:持ち味の守備面で貢献できず。繋ぎのパスミスもあり存在感出せなかった。
柴崎:トップ下でボランチのプレーをしたことでうまくハマった。精度の高いセットプレーキックで同点弾を演出。
原口:空回りで無駄な運動量増え、後半息切れ。後半の失点シーンは完全にサボっていた。
本田:ポゼッションされる展開で起点にはなれず、守備面でのプレスは効いていなかった。
杉本:ポストプレー必須のチーム戦術のワントップにおいて、大迫のポストプレーと比べると明らかに見劣り。ポストプレー以外の本来の持ち味は出せなかった。
小林:ハードワーク下が存在感出せず。
久保:サイドでボールをおさめ起点になった。
中島:調子の良さを感じさせるシュート、球さばきで魅せた。
三竿:もっと早く広く展開したかった。
宇佐美:ジョーカーとしての存在感を出すことは出来なかった。
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