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モンスターの子に生まれなければ、自分たちは平凡に生きられたのだろうか・・・とヒョンムは思いました。
オクヒとソジン、そしてナムと自分の4人で口げんかしながらも、幸せな朝食のテーブルを囲む事ができただろうか・・・と。
いくら想像しても、その中にユン・ヒジェの姿は浮かびませんでした。
そして、別のモンスターになり下がってしまった自分もまた、その幸せな想像からは消えてしまわなければいけないと思ったのです。
ヨム・ジフンを絞めあげ、協力者の女性の存在を聞きだしたドジン。
その時、ソジンから、オクヒと連絡が取れないという電話が入りました。
オクヒを縛りあげたユン・ヒジェ。
彼の目的は、ドジンを自分の意のままに動かすことのようです。
自分が望む有り様にドジンを教育し直したいと思っているのです。今のドジンは、周囲の者たちによって軟弱にされてしまった・・・なんてね。
そのきっかけとして、オクヒの殺害を企てたのです。
コチーム長の死でさえ、自分を見失うほどに動揺しているドジンです。それがオクヒともなれば、自分から受け継いだ本性が目覚めると思ってるのです。
ハンマーで一発殴りつけました
息子には手を出さないで・・・と叫ぶオクヒ。
トドメを・・・となった時、飛び込んできたのは、ヒョンム。
倒れているオクヒを見て、ヒョンムは恐怖のあまり立ち尽くしてしまいました。
ヒョンムは必死に命乞いをしました。
お前がやれと言われても、出来ないと拒否しました。
オクヒを庇い、殴られても殴られても逃げませんでした。
そんなヒョンムに、今度はオクヒが覆いかぶさり、庇いました。
二人とも殺してしまおうとハンマーを振り上げた時、パトカーのサイレンが。
ドジンが通報したのかな?
外で待機していたチョン・ユラからの連絡が入り、ユン・ヒジェはトドメをさせないまま逃げ出すしかありませんでした。
家から出た時、丁度ドジンが来合わせました。
ドジンは、ユン・ヒジェが家から出て来たのを見ると、悪い予感に襲われました。
家に飛び込むと、そこにはオクヒとヒョンムが血まみれで倒れていたのです。
オクヒもヒョンムも何とか命をとりとめました。
そして、やっとヒョンムは家族の一員となれました。素直になれたのです。
この時の、ヒョンムとオクヒのシーン。本当に泣けます。血のつながりじゃないオクヒの愛情は、ヒョンムの心の奥底にもちゃんと沁み込んでいたのです。
それを、素直に受け取ることが出来なかっただけなんです。
罪を償う間、ちゃんと待っていてくれる家族ができたのです。
チョン・ユラは自分に捜査の手が迫って来た事を感じ、急いでユン・ヒジェと共に逃げました。
ドジンたちが踏み込んだ時、既にユラの家はもぬけのからでした。
尋問を受けたヨム・ジフンは、開き直った態度をとっていました。
自叙伝を完成させるためにも、ユン・ヒジェはジェイを殺すだろうと得意げに話しました。
それを聞いたドジンが胸倉を掴んだ時、ヨム・ジフンは、ドジンにユン・ヒジェと共通する異常性が見られると言いました。だから、ヒジェはドジンに執着したんだと。
「お前は軟弱過ぎるから利用されたんだ。お前が憧れてる強さなんて、ユン・ヒジェには無かった。あの夜、16歳の俺に負けたんだ。」
と、ドジンはジフンに言いました。
その言葉に、ヨム・ジフンの表情が変わりました。
う~ん・・・それって、重要なことなの
パク記者といい、ジフンといい、息子のナムが殺人鬼の父を殴ったということが、物凄く重要な事のように描かれていますが、私には、ちょいと理解しかねます。
ヨム・ジフンには強気に出たドジンですが、心の底ではユン・ヒジェがジェイを殺すのではないかと恐れていました。
ジェイが襲われる夢を見たドジンは、ジェイの元に行き、キツク抱きしめました。
ドジンに、チョン・ユラから電話が入りました。
自首します・・・と。
ナグォン母の納骨堂に行ったドジンは、そこでハンマーを見つけました。
自分もモンスターになって父親と対決しなくてはいけない時が来た・・・とドジンは思いました。
え~っ