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ジングクは、同僚のオム・チョロン刑事とジンガンを会わせました。ま、お見合いって感じ?
オム刑事は、ジングクの妹ということで、きっと年増のアジュンマだと期待していなかったようです。
だから、若く可愛いジンガンが現れて、舞い上がっています。
オム刑事の純粋で気さくな性格もあって、ジンガンも交際をしても良いかって気持ちになりました。
ジングクは紹介したものの、やっぱり気になります。
で、二人が自分を置いて出て行った後をつけていきましたよ。
二人が行ったのが、ムヨンの職場であるビールバー(?)
ムヨンは、すぐにジングクとジンガンに気づきました。ジンガンとオム刑事の初々しい会話を聞いて、苦笑してます。
そしてジングクは、やはりムヨンが気になって仕方がありません。どこかで会った事があるという印象がぬぐえないのです。
そんな時、オム刑事が挙げた手が従業員にぶつかってしまって、その拍子に持ってた料理がジンガンの服にかかっちゃった。
慌てて上着を脱いだジンガン。
タオルを差し出したオム刑事を、自分で拭くからと制止しました。彼女の右腕には酷い火傷の痕があるのです。それを見られたくなかったのかな?
その時、後ろから上着をかけてくれたのが、ムヨン。
ジンガンは、その時初めてムヨンがいた事に気がついたのかしら?
この様子を見ていたジングク。
彼もやはりジンガンの火傷の痕のことを気にして、何か着るモノを・・・と思ったのかもしれません。
先に手を打ったムヨンに、感謝する気持ちもあったかもしれませんが、やはり釈然としないものがあるようですね。
今では、何でもない事のように言うジンガンですが、中学の時は本当に悩んでいたようで、こっそりと痕を消す手術代を貯金していたほどでした。
ところが、それを知ったジングクが手術の予約を取ろうとした時、ジンガンは急に手術は受けないと言いだしたんだそうです。以来、そのままなんだとか。
ジングクは、妹の気持ちが理解できません。
スンアがジンガンを呼び出しました。
展示会の時、本当はジンガンは、作品集をウサンに渡して売り込むつもりだったと知ったからです。
ジンガンの勤めているデザイン会社では、次にアーツの新しい広告を取ろうとしているのです。だから、アーツの大株主になったウサンに売り込もうとしたわけです。
この時、スンアはムヨンを恋人としてジンガンに紹介しました。
ジンガンは驚きました。で、動揺して初対面のフリをしてしまいましたが、ムヨンはそんな事気にしません。既に面識はあると訂正しました。
ジンガンは、どういう感情かはまだ分かっていませんが、ムヨンに対して心を動かされていることは確かです。
スンアは、これを良い切っ掛けと思い、ウサンに会いました。
ジンガンから預かった作品集を渡した後、好きな人ができたと言いました。
ウサンは、吹き出しました。で、特に止めなかったのです。
でも、縁談を白紙に戻すことは考えていないようです。ウサンはスンアを愛しているからでしょうか?それとも、スンアの持っている地位や家族関係等の要素が自分にとって得になるものだから?
ムヨンとジンガンはたまたま同じ町に住んでいました。
だから、顔を合わせることもあります。
話す機会が増えると、ジンガンはムヨンに感じる胡散臭さと言うか、苛立ちと言うか、不信感というのをはっきりと意識するようになりました。
スンアと付き合っていると言いながら、自分に対する言動は、気を引くためのものと思えるからです。
ある日、オム刑事と行った映画館で、ムヨンが知らない女性と親しそうにしているのを見かけ、それは確信となりました。
ただ、動物に対する優しさを見かける事もあって、ますますムヨンという人間が分からなくなったようです。
スンアには、映画館でムヨンと会ったけど、一人だったと伝えました。気遣いでしょうか。
ムヨンも、ジンガンに不思議な感覚を抱いていました。
やはり昔どこかで会ったことがあるような・・・です。
ウサンは、アーツの醸造所を訪ねた時、ムヨンの机の上にスンアの作品を見つけました。
その瞬間、スンアの好きな人というのが、ムヨンかもしれないと感じたかな?
ある日、ジングクは運転中に考え事をしていて、ムヨンをはねそうになってしまいました。
ムヨンは拾った猫を獣医に連れて行った帰りでした。
家まで送ると車に乗せたジングク。
世間話をしていると、警察官になるのが夢だった・・・とムヨンが言いました。父親が警察官だったからと。
どこの署だ?・・・とジングクが聞くと、ヘサン署だとムヨンが答えました。
それを聞いたジングクの笑顔が固まりました。
唐突にムヨンが聞きました。銃を持ってる?・・・と。
人を撃った事は?・・・とムヨン。
辞めるまでにそんな経験をする警官は 10%にも満たない・・・と誤魔化そうとしたジングク。
「撃ったでしょ、おじさんは。」
え・・・ですよ。ジングクも私も。
ジングクはムヨンの意図を確かめるように振り向きました。ムヨンは真っ直ぐにジングクを見つめていました。
結局、誤魔化して終わりました。
でも、ムヨンは続けました。人を殺すのって、どんな感じ?・・・と。
「知りたいのか?」
と、ジングク。
そして、この世の終わり・・・と言いましたが、冗談だとすぐに茶化しました。
反対に、どうだと思う?・・・とジングクがムヨンに聞きました。
「妙な気分になる。すごく。殺人犯はよく“神になった気分だ”と言うけど、本当かな。」
「神?殺人者になるんだ。人を殺したら神じゃ無く悪辣な殺人者だ。」
そうだよね・・・とムヨンは呟きました。
別れ際に、ジングクが尋ねました。会ったことはあるか?ずっと昔に・・・と。
「ないです。」
と、あっさりムヨンは首を振りました。
ジングクはやはり気になったので、ムヨンの身元照会をタク・ソジョン警官に頼みました。
前科が無い事が分かっただけでした。
ほっとしましたが、やはり何か胸騒ぎがするジングク。ムヨンを見ると、何故か緊張してしまう自分に気づいていました。
その理由が知りたいのです。
ジンガンはムヨンに聞きました。スンアには本気なのかと。
本気だと答えたムヨン。
ジンガンの火傷の痕を見つめていました。
その視線に気づいたジンガンですが、ムヨンに見られる事に対して全く気になりませんでした。他の人の目は気になるのに・・・。
理由は分かりません。
ムヨンも不思議そうな表情を浮かべていました。
ムヨンの身体にも、同じように右肩に大きな火傷の痕がありました。ほぼ同じ場所に・・・。
女子大生の事件の重要容疑者となってるチェ・サンフンの居場所がつかめました。
すっかり逮捕の構えです。
でも、ジングクはチェ・サンフン犯人説に疑念を抱いていました。彼の部屋を見たところ、現場のスノードームを元あった通りにきちんと並べるような性格じゃ無いと思えたのです。
帰国したチェ・サンフンは容疑者として、空港で逮捕されました。
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