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チャン・ギヨンssi、物凄く制服が似合うステキな俳優さんなんですが、少々声がくぐもってて、台詞がはっきりしません。
え?私の聴覚の所為年の所為かもしれませんが・・・。
ヒョンムは既に前科がありました。その保護観察中の事件だったことから、実刑判決が下されました。
でも、全く反省の色は見えません。
ナムだけが被害者の家族に頭を下げました。
自分には謝罪しか出来ない・・・そう思うナムでした。
オクヒは、ソジンと2人でこっそり逃げ出そうとしました。
ところが、家を出たところで、ナムとばったり会ってしまったのです。
ナムと別れたくないと、ソジンはナムに縋りました。
「あなたはあの人の息子だけど、ソジンは赤の他人よ。殺人者の子扱いなんかされたくないの」
オクヒの言葉で、ナムは全てを察しました。そして、受け入れたのです。
早く行って、僕は見なかったことにする・・・とナムは言いました。出来るだけ遠くに、父さんが見つけ出せないところへ・・・と。
どこででも、誰からでも僕が守ってあげるよ、ソジン・・・とナム。
「一緒に住んでくれて今までありがとう。毎日の食事を作り、世話をしてくれたよね。心から叱ってくれたことも。本当にありがたかった。お母さんは何も悪くないよ。ただ元に戻るだけさ。だから、罪悪感を抱かなくていいからね。今まで、どうもありがとう。母になってくれたこと。本当に感謝してるよ。」
そう言って、ナムは泣きながら頭を下げたのです。
泣けた~っ本当に泣けた~っ
オクヒも、ナムを置いて行く事を躊躇したのかもしれません。
でも、必死にその思いを断ち切って、ソジンと共に駆けて行ったのです。
ナムはいつまでも二人の姿を見つめていました。
ナグォンは、ナムを見つめ続けていました。
だから、ナムが今どんな気持ちでいるのか、分かる気がしました。
で、ある時、冗談交じりに、今、私を好きだと考えているでしょ?・・・と言いました。
「そうだ。」
ナムが笑いもせずに真っ直ぐにナグォンを見て言ったので、ナグォンも驚きました。
「僕が本当の木みたいだから好きだと言ってくれたよな。僕もさ。ナグォンは僕にとって本当の“楽園(ナグォン)”みたいだ。だから、僕もお前が好きだ。とっても・・・。」
ナグォンも徐々に嬉しさがこみ上げてきたようです。
でもね、そう言いながら、ナムは泣いていたのです。なぜ?・・・と聞いたナグォンに、ナムは言いました。
「ごめん、好きになって・・・。」
ナグォンには、その意味は分かりませんでした。
そして、数年経った今でも、ナムは・・・ドジンは同じ気持ちのままでいるのです。
死刑囚として刑務所にいるユン・ヒジェが本を出版しました。
自叙伝です。
出版前から話題になっていて、被害者家族の猛反発を受けたりしていましたが、結局出版されてしまいました。
何者かが、ドジンの部屋の前にその本を置いて行きました。
嫌がらせですわな。でも、ドジンは手に取る事もしませんでした。
詳細な内容のようですね。
その所為で、隠れ住んでいるオクヒとソジンの元にも、記者がインタビューしに来ています。
でも、オクヒは相手にせず、万が一息子の事を載せたりしたら、告訴してやると追い返しました。
でも、結局、ドジンの存在がばれてしまいます。
まぁ、警察大学ではドジンは一切隠していないので、ばれるのも時間の問題だとは思いますが・・・。
ドジンは、困っている人を見ると助けずにはいられないようです。
同期が転びそうになったら庇って自分が怪我をしてしまったり、練習相手がいない女性の後輩の訓練相手になってあげたり・・・。
分け隔てなく自分を犠牲にできるようです。
ナグォンは新人女優ハン・ジェイとしてドラマの助演をしています。
先輩女優にパシリをやらされたりしていますが、めげることなく頑張っています。
小さな事務所に所属しているので、苦労も耐えません。兄のムウォンは検事の道を志しているようですね。
二人きりの兄妹ということで、常にナグォンの事を気にかけています。
ある時、ジェイは、撮影で警察大学にいる先輩女優にケータリングカーを準備しました。
その時、ジェイに声をかけて来た記者がいました。
オクヒにしつこくインタビューしようとしていたハン記者でした。
ハン記者は、ドジンがユン・ジェヒの息子ナムだと知っています。警察大学に来たのも、ドジンに会うためでした。
ところがそこにジェイが偶然居たわけで・・・。
ラッキー・・・ってなもんです。
犯人の息子と被害者の娘が親しい間柄かもしれないと踏んだのです。
ドラマについてのインタビューだと思ったジェイが、にこやかに応対しようとすると、いきなり女優チ・へウォンの娘でしょ?・・・と来た。
ジェイは、ユン・ヒジェの名前にも過敏に反応する状況ですから、自分の正体がばれたと知ると、冷静ではいられなくなってしまいました。
先輩女優のセギョンがコーヒーカーのお礼を言おうと記者たちを引き連れてやってきたのに、笑顔を見せる事も出来ませんでした。
そして、そのままふらふらとその場を去ろうとしたのです。
ハン記者は、そんな精神状態のジェイに、追い打ちをかけるように食い下がり、質問をぶつけました。
小さい声で、ジェイは言いました。
「やめて。」
その場にふらっと座り込んでしまいました。
なのに、ハン記者はなおも質問を続けました。ジェイの顔を覗き込むようにして、精神を逆撫でするような質問を・・・。
ジェイは、ふらっと立ち上がりましたが、次の瞬間、倒れそうになっちゃった
それを抱きとめたのが、ドジン
ハン記者には、それがドジンだとすぐに分かりました。
そして、見上げたジェイにも、それがナムだと分かったようです。
いやもう、チャン・ギヨンssiがカッコ良くて、チン・ギジュさんが可愛い
だから余計に切ないです。