まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ここに来て抱きしめて』3話まで

2019-01-07 16:18:44 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

チャン・ギヨンssi、物凄く制服が似合うステキな俳優さんなんですが、少々声がくぐもってて、台詞がはっきりしません。

え?私の聴覚の所為年の所為かもしれませんが・・・。

 

ヒョンムは既に前科がありました。その保護観察中の事件だったことから、実刑判決が下されました。

でも、全く反省の色は見えません。

ナムだけが被害者の家族に頭を下げました。

自分には謝罪しか出来ない・・・そう思うナムでした。

 

オクヒは、ソジンと2人でこっそり逃げ出そうとしました。

ところが、家を出たところで、ナムとばったり会ってしまったのです。

ナムと別れたくないと、ソジンはナムに縋りました。

「あなたはあの人の息子だけど、ソジンは赤の他人よ。殺人者の子扱いなんかされたくないの

オクヒの言葉で、ナムは全てを察しました。そして、受け入れたのです。

早く行って、僕は見なかったことにする・・・とナムは言いました。出来るだけ遠くに、父さんが見つけ出せないところへ・・・と。

どこででも、誰からでも僕が守ってあげるよ、ソジン・・・とナム。

「一緒に住んでくれて今までありがとう。毎日の食事を作り、世話をしてくれたよね。心から叱ってくれたことも。本当にありがたかった。お母さんは何も悪くないよ。ただ元に戻るだけさ。だから、罪悪感を抱かなくていいからね。今まで、どうもありがとう。母になってくれたこと。本当に感謝してるよ。」

そう言って、ナムは泣きながら頭を下げたのです。

泣けた~っ本当に泣けた~っ

 

オクヒも、ナムを置いて行く事を躊躇したのかもしれません。

でも、必死にその思いを断ち切って、ソジンと共に駆けて行ったのです。

ナムはいつまでも二人の姿を見つめていました。

 

ナグォンは、ナムを見つめ続けていました。

だから、ナムが今どんな気持ちでいるのか、分かる気がしました。

で、ある時、冗談交じりに、今、私を好きだと考えているでしょ?・・・と言いました。

「そうだ。」

ナムが笑いもせずに真っ直ぐにナグォンを見て言ったので、ナグォンも驚きました。

「僕が本当の木みたいだから好きだと言ってくれたよな。僕もさ。ナグォンは僕にとって本当の“楽園(ナグォン)”みたいだ。だから、僕もお前が好きだ。とっても・・・。」

ナグォンも徐々に嬉しさがこみ上げてきたようです。

でもね、そう言いながら、ナムは泣いていたのです。なぜ?・・・と聞いたナグォンに、ナムは言いました。

「ごめん、好きになって・・・。」

ナグォンには、その意味は分かりませんでした。

 

そして、数年経った今でも、ナムは・・・ドジンは同じ気持ちのままでいるのです。

 

死刑囚として刑務所にいるユン・ヒジェが本を出版しました。

自叙伝です。

出版前から話題になっていて、被害者家族の猛反発を受けたりしていましたが、結局出版されてしまいました。

何者かが、ドジンの部屋の前にその本を置いて行きました。

嫌がらせですわな。でも、ドジンは手に取る事もしませんでした。

 

詳細な内容のようですね。

その所為で、隠れ住んでいるオクヒとソジンの元にも、記者がインタビューしに来ています。

でも、オクヒは相手にせず、万が一息子の事を載せたりしたら、告訴してやると追い返しました。

 

でも、結局、ドジンの存在がばれてしまいます。

まぁ、警察大学ではドジンは一切隠していないので、ばれるのも時間の問題だとは思いますが・・・。

 

ドジンは、困っている人を見ると助けずにはいられないようです。

同期が転びそうになったら庇って自分が怪我をしてしまったり、練習相手がいない女性の後輩の訓練相手になってあげたり・・・。

分け隔てなく自分を犠牲にできるようです。

 

ナグォンは新人女優ハン・ジェイとしてドラマの助演をしています。

先輩女優にパシリをやらされたりしていますが、めげることなく頑張っています。

小さな事務所に所属しているので、苦労も耐えません。兄のムウォンは検事の道を志しているようですね。

二人きりの兄妹ということで、常にナグォンの事を気にかけています。

 

ある時、ジェイは、撮影で警察大学にいる先輩女優にケータリングカーを準備しました。

その時、ジェイに声をかけて来た記者がいました。

オクヒにしつこくインタビューしようとしていたハン記者でした。

ハン記者は、ドジンがユン・ジェヒの息子ナムだと知っています。警察大学に来たのも、ドジンに会うためでした。

ところがそこにジェイが偶然居たわけで・・・。

ラッキー・・・ってなもんです。

犯人の息子と被害者の娘が親しい間柄かもしれないと踏んだのです。

 

ドラマについてのインタビューだと思ったジェイが、にこやかに応対しようとすると、いきなり女優チ・へウォンの娘でしょ?・・・と来た。

ジェイは、ユン・ヒジェの名前にも過敏に反応する状況ですから、自分の正体がばれたと知ると、冷静ではいられなくなってしまいました。

先輩女優のセギョンがコーヒーカーのお礼を言おうと記者たちを引き連れてやってきたのに、笑顔を見せる事も出来ませんでした。

そして、そのままふらふらとその場を去ろうとしたのです。

 

ハン記者は、そんな精神状態のジェイに、追い打ちをかけるように食い下がり、質問をぶつけました。

小さい声で、ジェイは言いました。

「やめて。」

その場にふらっと座り込んでしまいました。

なのに、ハン記者はなおも質問を続けました。ジェイの顔を覗き込むようにして、精神を逆撫でするような質問を・・・。

ジェイは、ふらっと立ち上がりましたが、次の瞬間、倒れそうになっちゃった

それを抱きとめたのが、ドジン

 

ハン記者には、それがドジンだとすぐに分かりました。

そして、見上げたジェイにも、それがナムだと分かったようです。

 

いやもう、チャン・ギヨンssiがカッコ良くて、チン・ギジュさんが可愛い

だから余計に切ないです。

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『ここに来て抱きしめて』2話まで

2019-01-07 10:22:44 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

やっぱりねぇ・・・。

いくら物怖じしないナグォンでも、ユン・ヒジェの突然の出現とあの表情じゃ怯えますわな。

檻に入れられていた犬は、やはり探していたナグォンのペットでした。

その場は、ナムがナグォンは唯一の自分の友人だと説明したことで、なんとか収まりました。

ユン・ヒジェも、捨て犬かと思って保護したと説明し、ナムとナグォンを見送りました。

 

ナグォンは、勝手に家に入り込んだ事、ユン・ヒジェを怖がった事で、ナムが気を悪くしているかと不安でした。

なにせ、無表情ですから。

でも、これまで、学校で先生から庇ってくれたこともあるし、ナムが決して冷たい人間だとは思えません。

ナムは、もう家には来るなと言いました。そして、今日あったことも、全て忘れてくれと。自分を見ても知らんぷりしてくれ・・・と。

でもね、ナグォンは言いました。

「家に行かない事や出来事は忘れるけど、あなたの事は嫌。好きだから。木みたいだから。嫌われたってずっと好きでいるわ。何か文句ある?」

ナム・・・韓国語で‘木’という意味です。そして、ナグォンは‘楽園’という言葉と同じ発音のようですね。

その言葉通り、ナムはナグォンの存在を初めて楽園のように感じ始めていました。

 

ナムはナグォンを家まで送って行きました。

ナグォンの母が、濡れた服の代わりにムウォンの服を貸してあげ、手の傷の手当てもしました。

そんな温かい経験、ナムは初めてだったようです。

でも、家に戻った瞬間、また凍りつくような日常に戻ってしまったのです。

ナムの机の上には、ユン・ヒジェが使っているハンマーが置かれていました。自分の意向に逆らったらどーなるか・・・という脅しのようです。

 

ユン・ヒジェは、ナムを可愛がっていました。

彼にとっては血縁関係こそが唯一信頼できる関係のようです。中でも、優秀なナムはお気に入りでした。

でもね、歪んだ教育方針でした。

人間は他の獣と何ら変わりのない存在で、強者のみが生き残ると教えて来ました。だから、同情や愛情など、人を軟弱にし煩わせるだけだとね。

ナムを軟弱にしようとしていると、ナグォンの存在を認識したみたいで怖いです。

我が子を危険に陥れる無駄なものを、ナムの代わりに自分が消してやる・・・と、ユン・ヒジェは思っていますから。

ナムも、それに気づいたようです。そして、守ってやると決心しました。

 

兄のヒョンムは評判のワルで、同級生に乱暴し、大怪我を負わせました。

皆、ヒョンムを怖がって見て見ぬふりをするばかり。

そんな時、救急通報したのは、ナグォンの兄ムウォン。

ムウォンも本心が見えないところがあります。家族以外には、無表情な事が多いようです。

実の両親を幼い頃に失くし、ナグォンの両親に養子として引き取られたようですね。だから、養父母、ナグォンに対する愛情は本当に深いようです。

ムウォンの両親の死亡も、もしかしたら何か事件なのかしら?

弁護士であるナグォン父とは同僚だったような雰囲気です。

 

ヒョンムにも優しい心はあるのです。

夜道、一人で母の仕事場である食堂に向かおうとしているソジンを見かけると、さりげなく一緒について行ってあげました。

嫌われている事は勿論知っています。乱暴な口調ですしね。それでも、酔客からソジンを庇おうとしていました。

でもね、暴行した同級生の親が通報した所為で、ヒョンムは警察に捕まってしまいましたよ。

ナムは、着替えを拘置所にいるヒョンムに届けに行きました。

 

その頃、オクヒは犬舎に夫ユン・ヒジェを探しに行っていました。

店の客から、ユン・ヒジェが浮気しているらしいという話を聞かされたので、確かめようとしたのです。

そんな事は無いと掴みあいの大げんかをしちゃったのですが、やはり気になりましてね。

ところが、そこでオクヒはとんでもない情景を目撃してしまったのです。

ユン・ヒジェが顔を血まみれにして、何かを燃やしていました。女性のバッグや身分証明書等です。

直前、ヒジェは、バスを待つ女性を拉致しちゃってたんですよ

 

オクヒは恐怖のあまり、叫び声が出そうになるのを、必死に堪えました。

彼女の脳裏に、娘のソジンの言葉が甦りました。

「お父さんってお化けみたいで怖い。」

ソジンはそう耳打ちしたのです。

オクヒは駆け出しました。

 

ナムは、拘置所にいるヒョンムを見て、父の教えは間違っていたと確信しました。

同情や愛情等、自分を軟弱にする全てを消せば強くなれるのではない。何かを守ろうとする時、人間は本当に人間らしく強くなれることを、初めて守りたい人と出会った事により、悟ったのです。

そして、必ず強くなろうと決意したのです。

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