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亡くなったのは、ヨム・サングと言う老人。
彼には同居する次男のデシク。別居してる長男のデチョル、そして娘のジスクがいます。
デチョルの妻ヒョジンを含めた4人は、一刻も早く葬儀を済ませて保険金を受け取ろうとしました。
その過程で、死亡診断書で死因が不明とされてしまったことから、医師ともめたりして、怪しさ満載。
とにかく、彼らは少しでも早く死亡保険金を受け取りたい、ただそれだけなんです。皆がお金に困っていました。
欲望むき出しが、なんとも嫌な感じです。
ところが、死因が不明となると、解剖しなくてはいけない規則になっていましてね。ここで科捜研の登場となるわけです。
藪医者だとデチョルが医師を殴ってしまったことから、警察も介入することになりました。
他殺なのか自然死なのか、なかなか判断がつきません。
時間がかかることで、遺族たちはせっつきまくり。
最初に問題になったのが、亡くなったサングの足に残る縛った痕跡。
認知症で徘徊するのを防ぐために、デシクが縛っていたのです。
室内の様子から、デシクがサングに暴行したために、死んだと疑われ、逮捕されました。
ところが、ここから事態は二転三転するんです。
室内にあった血痕は、デシク本人のものだけでした。父親に暴行した証拠は出ませんでした。
結局、デシクは釈放するしかありませんでした。
ソルは、死亡診断書を偽造させようとしたり、葬儀を早めようとしたり、疑念は尽きません。釈放は納得できませんでした。
でも、ノ部長検事は言いました。
「めちゃくちゃな家族だが、殺人犯じゃない。保険金をもっともらおうとしただけだ。」
遺族たちは、複雑な心境ではありましたが、これで保険金は出ると慌てて手続きを始めようとしました。
ところが、一旦解剖されたら、その解剖鑑定書がなければ、保険金は出ないんだそうで。またまた彼らはそれを求めて奔走することに。
保険金の総額が4億Wにもなると聞くと、そりゃぁ、気も焦るってもんでしょうけどね。
喉から手が出るほどにお金が必要な彼らにしたら・・・。
しかし、ここでまた新たな事実が判明。
なんと、遺体からふぐの毒が検出されたのです。
これは、デチョルの妻ヒョジンの仕業でした。アルバイト先から手に入れたふぐの毒を、1週間ほど前から密かに飲ませていたのです。
今度はヒョジンが逮捕されました。
なのに。
その後、ふぐ毒は致死量ではなかったことが、判明したのです。
それが死因じゃない・・・とボム。
おいおい・・・ですよね。
一つの事実が出たらその都度それに合致する人物を逮捕したんじゃ、次の新しい事実が出るたびに別の人物を逮捕することになってしまいますわ。
それでよいの
そんなに、簡単に逮捕できるわけ
それじゃぁ、警察への信頼が無くなりそうですわ。
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