レビュー一覧は、こちらから。
イェナは不安だったのでしょう。
シンが自分を愛していないことは重々承知です。それでも良いと思っていました。
でも今、SPと雇主とは思えない雰囲気をソボンとの間に感じていたからです。
だから、父ソ専務の意向など無視して事を決めてしまおうと。
裏目に出ました。目の前でkissされるなんて、思ってもみませんでした。
シンⅢは、ソボンの手を取って出て行きました。
我に返ったソボンは、激怒。
人間なら、セクハラよ・・・と顔を赤くしながら叫びました。
ソ専務は婚約者の父親としての態度をとりました。契約書は無かったことに・・・と言い退出しました。
流石にショックを受けたイェナも一緒に・・・。
後に残ったヨンフンは、ナム会長に謝りました。
ナム会長は、ヨンフン・・・と呼びました。
ナム会長は、常にシンの失態をヨンフンの責任として、叱りつけて来ました。でも、そうしながらもヨンフンに済まないと思っているようです。
家庭教師から彼を取り立てたのも、ヨンフンが信頼に値する人間だと思ったからでしょう。大切な後継者のシンを守ってほしいと考えたのです。
昔、シンの影武者になってほしいと言いました。シンを一生陰から支える役です。その代わり、シンと同等な権力を持つ・・・と。
そうは言ったものの、ナム会長もあまりにも虫の良い提案だと思ったのか、一旦は取り下げました。
でも、ヨンフンは、敢えてその役を引き受けたのです。
施設育ちの自分には本当にラッキーな仕事ですから。
自分を信頼してくださってありがとうございました・・・とその時、ヨンフンはナム会長に言いました。それは本心だったと思います。
初kissをあんな状況でしてしまったソボンは、どうしてもシンⅢが許せません。
ずっと後をついてくるのを、無視し続けました。
自分が食事をし、お酒を飲んでいる間も、店の外で待たせました。
店のアジュンマが、あんたが酷いと注意するくらいです。
散々飲み食いして店を出た時、外は雨
濡れながら行くしかないかと思ったその時、傘が差しかけられました。シンⅢです。雨が降るのを察知したのです。
許してくれるまで、何でもします・・・とシンⅢ。助けてくれたから、お返しします・・・と。
ソボンは、傘を取ってそのまま行こうとしました。でも、やっぱり戻って来ました。
今からあんたを上司と思わない・・・とソボンは言いました。
「今日から私の子分になりなさい。」
人前ではこれまで通り本部長、でも、二人の時は子分・・・ってことで話しはまとまりました。
あれこれ命令するソボンに、はい、はい・・・と頷くシンⅢが可愛いのなんのって
いまだ回復に何の進展もない人間シン。
ヨンフンの友人チャ医師は、新しい方法を提案しました。特殊な超音波装置で脳を刺激するんだとか。
前例もあると言うので、ローラはその方法を試してみる事にしました。
彼女は息子に負い目がありました。シンの為だと言い訳をしてシンを捨ててしまったと思っています。その間、シンが如何に寂しく辛い思いをしているかも知らず、自分は身代わりのロボットに癒されていたわけで・・・。
何としても、目を覚まさせたいのです。可能性があるのなら、何でも試そうと思っています。
シンⅢとソボンが家に戻ると、イェナがスーツケースを持って待っていました。
なんと、家を出て来たと言うじゃありませんか。
ナム会長に、サインした婚前契約書を差し出しました。父が反対したら絶縁する・・・とまで言いました。
ナム会長は、ほくそ笑みました。
ソボンは、ソ専務に、イェナが来たと報告しました。
連れ帰ってもらわなければ、シンがロボットだとばれるのも時間の問題ですから。
翌朝、迎えに行くとソ専務は言いました。娘の暴挙に頭を抱えています。
シンⅢは、ヨンフンの様子を見て、ビールを持って行きました。
何か悩みがあると表情から読んだのです。
ヨンフンは、シンⅢを見ると、‘キルスイッチ’の事が過ぎります。何とも言えない気分になるのでしょう。
済みません、ここに連れて来て、シンの身代わりをさせたこと。怒った事も・・・とヨンフン。
「いいんです。人間ナム・シンを思ってのことでしょ?」
と、シンⅢ。
時々思うんです・・・とヨンフン。シンが好きなのか、シンが持っている物が好きなのか・・・と。
この言葉が真実かどうか、確かめて・・・と手を差し出したヨンフンですが、シンⅢは首を横に振りました。
「葛藤や苦悩は嘘探知機で判断できません。」
人間を信じないで・・・とヨンフンは言いました。
あなたの事も?母さんのことも?・・・とシンⅢ。ヨンフンは答えなかったようです。
人間以外に何を信じろと?・・・とシンⅢは考えました。
ナム会長は、イェナが全ての条件を飲んだ事で満足し、家族だけですぐに結婚式をあげるとシンⅢに言いました。
シンⅢが、話を避けようと、出て行こうとしたら、ナム会長が言いました、ソボンを解雇しても良いのかと。
そんな事で言う事を聞くとでも?・・・とシンⅢが言うと、ナム会長は、ソボンの未来や家族、そして命までも奪う事になるかもしれない・・・なんて言いだしました。
「僕が許さない。」
と、シンⅢが言ったもんだから、ナム会長は激高して、シンⅢに手を上げようとしました。
で、精神が一気に混乱してしまったのです。アルツハイマーの症状が出ちゃった
シンⅢを、息子と勘違いしてしまったのです。
昔、シン父もまた、ローラとの結婚を反対され、こうやって反抗的な態度を取ったのでしょう。
それと同じ状況だったようです。だから、混乱してしまったわけです。
皆が、意味が分からず呆然としていると、ホヨンが飛び込んで来て、何とか収めました。
でも、イェナに病気のことがばれてしまいました。
おまけに、部屋の外には、丁度ソ専務が来ちゃってて・・・。話を聞いちゃった
チャンスですよ、ソ専務とすると。
でも、確実な証拠も無いまま、騒ぎ立てる事は出来ません。
で、ソ専務が狙いをつけたのが、ホヨン。
ホヨンには一人息子ヒドンがいました。
ところがヒドンは心臓病なんだとか。
ソ専務は、シンが会長になったら、病気の子を嫌うからどうなるか・・・と脅迫。
子供を守るためにも、ナム会長の病状の証拠を出せということですね。
認知症よ・・・とホヨン。そう言うしかなかったでしょうね。
ソ専務は嬉しそうでした。
ところで、ソボン父は娘が何の連絡もしてこないので、心配していましてね。
それを聞いたソボンが、自宅に戻ったのですが。シンⅢも一緒だったんです。一緒にいろとヨンフンに言われていましたから。
ソボンは、シンのSPをする事になったと説明し、何とか納得してもらえそうだったのに。
シンがジムの格闘技選手から問い詰められてkissしたと喋っちゃったことから、大騒ぎになっちゃった。
何とか収めて帰る途中、ソボンはkissの話をするなと怒りました。
脈拍と心拍数が上がり、興奮してると見ると、その理由を聞くシンⅢ。
「まさか・・・僕に好感を抱いたんですか?」
その言葉にカッとしたソボンは、突然シンⅢにkissしちゃった
「分かった?何とも思ってないわ。私にとっては鉄の塊に過ぎない。」
でもね・・・そう言いながらも、ソボンの顔は真っ赤。可愛いですわ
その様子をチョ記者が目撃して、首をひねってます。理由、分からんわな
殺し屋のサングクが帰国しました。
ナム会長が、シンとソボンを呼びました。
そして、ソボンに、昼間言った酷い言葉を謝ったのです。そして、自分がシンの事を忘れたら、ここに連れて来てくれ・・・と。
シンの成長を見守ったところだからと。
そして、シンⅢの手をとり、言いました。
「残念なことに、私は病気になってしまった。認知症だ。」
その時、シンⅢがウィンクしました。嘘発見器が働きました。
「認知症じゃありませんね。」
え嘘なの
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます