まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ボーイフレンド』14話まで

2020-03-15 16:54:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チェ理事に言われるまでもなく、ジニョクは異動の話をスヒョンにするつもりはありませんでした。

「人は良い記憶があれば生きる支えになります。もしも僕たちに厳しい試練が訪れたら、キューバから今までの良い記憶で耐えましょう。」

とだけ言いました。

突然の話に、スヒョンは少々いぶかしく思いましたが、ジニョクが努めていつもと変わらない調子で明るく振舞ったので、特に変には思わなかったようです。

 

勿論、ジニョクは悩みました。仕事を辞めることも考えたのかもしれません。

でも、それは両親の期待を裏切り失望させ、悲しませる結果となるのは目に見えています。

それに、スヒョンが苦しむと思いました。

束草とソウルの距離を調べ、近い、近い、大丈夫・・・と自分を奮い立たせました。

 

ジニョクは、任された年末年始のイベントの企画を必死にまとめ上げようとしました。

初めての仕事です。やり遂げたかったのでしょう。

 

ある日、スヒョン父は妻から重要な用事があると呼び出されました。

会合があると言ったのですが、娘をキム会長に潰されても良いのかと言われると、無視することもできません。仕方なく指定された料亭に出かけて行ったのですが。

待っていたのはウソク母と他党の党首。

党の統合を進めようとウソク母はしきりにスヒョン父をせっついてきたのですが、スヒョン父に主張を曲げて統合は出来ないと断られていましてね。

強引に外堀を埋めてしまおうとしたのでしょう。

でも、スヒョン父も言いなりになる人じゃありません。企業と政治が結びつくのをヨシとしない人なのです。

おそらく、娘のスヒョンに政略結婚させたことの罪悪感を持ち続けているのでしょう。

ウソク母たちを見た途端、部屋にも入らず、踵を返そうとしました。

ねっとりとウソク母が引き留めようとしたのですが、気持ちは変わりませんでした。

そのまま帰ったのです。

ところが、店の前にはマスコミが構えてましたよ。きっとこれもウソク母の仕業でしょう。

マスコミに統合を匂わせて強引に持っていこうとしたんでしょうね。

 

夜、ジョギングをしていたジニョク。

この異動がセギョングループのキム会長の指図だと言う事は、チェ理事の言葉でわかっています。

そして、慰謝料代わりのホテルがスヒョンのすべてだということも分かっています。

スヒョンはこれまで議員の娘であり、セギョングループの元嫁という存在でしかありませんでした。彼女自身の存在は曖昧だったと言えます。

でも今、ジニョクと知り合ったため、やっとスヒョンが自分自身の存在をはっきりと認識できるようになったと感じているのです。

別れるなんて、出来ません。ジニョクの想いも確信になったのですから。

 

会いたいと思いました。

でも、携帯にスヒョンの写真は一枚もありません。

スヒョンの家までこのまま走って行こうと思いました。

必死に走って息も絶え絶えという状況になったとき、ようやく到着。

そしたら、そこにスヒョンが偶然現れたのです。コーヒーを買いに出てたみたい。

 

初めてスヒョンが家に招きました。

スヒョンは、ミジン以外に誰かを家に招待したことがありませんでした。

どうやってもてなせば良いのか、分かりません。

 

ジニョクは、部屋にキューバで買ってあげたサンダルが飾ってあるのを見て、嬉しくなりました。

自分と同じだと思ったでしょう。

彼も部屋にスヒョンの靴を飾ってますからね。

 

スヒョンの顔を見て、話をして、ジニョクは冷え切った体が一気に暖かくなりました。

そして二人で初めて写真を撮ったのです。

少しずつ少しずつ二人の距離が縮まっています。

スヒョンの表情が明るく豊かになって来ました。

 

ウソクが恋人と別れました。

いったいどういう関係だったのでしょう。

相手の女性は覚悟していたように見えます。

最後のプレゼントを渡そうとしたら女性は返しました。

見るたびに今日の日を思い出しそうだから・・・と。一応、別れだからと。

 

ジニョクは両親に転勤のことを話しました。

父に最初に話し、寂しがる母を一緒に慰めてほしいと頼んだのです。

それにしても、ジニョクはどうしてこんなに良くできた息子なんでしょう。この両親だからかもしれません。

 

突然、ジニョクの異動辞令が発表されました。

キム部長は勿論、広報部全員が驚きました。スヒョンとのことが原因だと誰もが思いました。

スヒョンが出張に出たその日でしたから。鬼のいぬまに・・・ですか。

今朝聞いたとジニョクは言いましたが、キム部長は信じませんでした。

分かっていたからこそ、イベント準備を必死にしていたのかと分かったからです。

 

へインは事情をすぐに理解しました。

で、キム部長の携帯を借りて、スヒョンにこの事を報告したのです。

 

スヒョンはまだ車の中でした。

すぐに引き返しました。

ジニョクの言葉の理由が今、分かりました。

“良い記憶は支えになる”という言葉。そして二人の写真を撮りたがったこと・・・。

 

スヒョンが出張から引き返して来たのを見たパク代理とウンジンは、それがジニョクのためだと察しました。

凄いと思いました。

で、ジニョクに言ったのです。

ジニョクは驚き、慌てました。

スヒョンの行動が予想できるし、それが彼女の首を絞める事に繋がることも、容易に察せられました。

代表室に向かいました。

 

「チェ理事を呼んで。早く。」

スヒョンはミジンに命じました。


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『ボーイフレンド』13話まで

2020-03-15 11:20:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジニョクは思いがけないスヒョンの発言に、嬉しくて嬉しくて。

スヒョンも、ジニョクの表情が嬉しかったようですね。初めての行動に昂ってるのも正直なところです。

 

周囲は様々な表情を見せていました。

スヒョン母は激怒し、すぐに訂正しろと、ウソク母に謝罪しろと迫りました。

でも、スヒョンは“これからは私の人生を生きる”と、突き放しました。

 

部下たちには概ね好感を持って受け止められました。

嫉妬や羨みが混じっているのは仕方がありませんが。

堂々と直後に広報部にやってきたスヒョンに再度驚かされましたが、その潔さをかっこよいとも思っています。

ミジンは、今後が心配で落ち着きません。ミョンシクはやった・・・と言う表情。

 

ただ、スヒョンは今後のジニョクを心配し、また、ジニョクもスヒョンの今後を思うと、不安でした。

 

そして、ウソクはやはり大きなショックを受けていました。

彼が初めて見るスヒョンの姿ですから。

気持ちを正直に口にするのを初めて見たのでしょう。

自分が浮気し、離婚を切り出した時も、スヒョンは驚いてはいましたが、冷静でした。

政略結婚した嫁の立場を十分過ぎるほどに理解し演じていたのか。怒りを覚えるほどの愛情は無かったのか。

プライドすら感じられなかったのでしょうね。

でも今日のスヒョンは違いました。

想いを残しているウソクにとっては、本当にショックだったでしょう。

 

勿論、一番気分を害したのはウソク母だったでしょうね。

チェ理事が自分の許しなく勝手に記者を呼んでいて、スヒョンを貶める発言をしたわけですから。それはすなわち、テギョングループをも傷つける事だと認識しましたからね。

きっちりとチェ理事にお灸を据えました。

そのうえで、ジニョクを左遷し、しばらくして、首にしろと命じました。

チェ理事、テギョングループの怖さを改めて感じた次第です。

 

パク代理とウンジンは、ジニョクが正式にスヒョンの恋人という立場になったと認識しました。

で、ジニョクに取り入ろうとしますが、ま、この二人は笑えますので、ヨシとしましょう。これが普通の人の反応かもしれませんもんね。

へインはやはりジニョクが心配でした。

スヒョンの堂々とした宣言がカッコよく思えたし、二人を応援したいという気持ちに変わりはありませんが。

で、先日、自分にスヒョンのスキャンダルを会社の掲示板に挙げてくれと声をかけられたことを打ち明けました。かなり社内の個人情報に通じている人物だと思えるので、やはり不安でした。

テギョングループの息がかかっていると、感じていましたし。

 

ジニョクの前にウソクが現れました。

確認したいことがあると言いました。

「束草でのハプニングは事実かな?」

「チャ代表は意を決して発言したんです。ハプニングじゃありません。」

事実なのか・・・と、ウソクは苦笑しました。

僕も確認したいことが・・・とジニョク。

「チョン代表が確認したい理由は何ですか?」

「兄の心だ。」

余裕を見せてウソクが言いました。

でもね、後で秘書に確認するんですよ。“兄の心”は、愛に近いものだろ?と。

秘書は、戸惑いながら、肯定しました。

 

ジニョクはスヒョンに言いました。

「もう、“好感を持つ関係”は止めようと思います。」

スヒョンは、交際を止めるという意味にとったようです。

でもね、ジニョクが言いたかったのは、もう、疑いが消えたから、確信になったということ。

スヒョンは、自分はまだ“好感”だと言い張ってます。

はいはい

 

ジニョクは聞いてみました、“兄の心”って何だと思うかと。

「大切に思うことじゃない?」

と、スヒョンは答えました。

ジニョク、ちょっと引っ掛かりました。ウソクの想いに気づいたかも。

 

ウソク母は、スヒョンをトンファホテルから追い出す作戦に本格的に取り掛かり始めました。

有能な弁護士を雇い、例の離婚条件を破ったという理由で押すつもりのようです。

そして、スヒョン父にも強引な手に出ようとしています。

 

年末のイベントについて広報部では会議が持たれていました。

マンネリ化しているので、何か新しい企画を・・・となったので、ジニョクは“仮面舞踏会”を提案。

きちんとした企画書を提出するようキム部長から命じられ、張り切りました。

 

スヒョンは緊急理事会で先だっての発言について問い詰められました。

でも、一切怯みません。

 

残業して頑張っているジニョク。

そこに、チェ理事がやって来ました。

そして突然束草ホテルへの異動を告げられたのです。

新入社員が入社間もなく異動なんて、やはり異例の事です。

理由を聞くと、やはりスヒョンとの関係だと言われました。

プライベートの事で・・・とジニョクが言うと、そうはならないのがホテルだと言いました。

スヒョンの立場は弱いと言われました。テギョングループの力にかかったら、その座を失うのも簡単だと。

既に脅かされていると。

ジニョクの異動一つで何とか抑えられそうだと言われると、無下に断る事もできません。

年末のイベントをジニョクの手で最後まで出来るかどうか・・・と皮肉たっぷりにチェ理事は言いました。


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