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PCを返却してもらったミン・ハジョンは得意げな顔でチョン刑事を見下しました。
でもね、ちょっと調子に乗りすぎたみたい。
ピンナの家庭教師の男性といちゃいちゃしてるところをピンナに見られちゃった
あいやぁ~っ ピンナの思いすごしかと思ったけど、本当にそう言う関係だったのね
ピンナは、そのまま家を飛び出しました。
ピンナは行く充ても無く、ビルの屋上で泣きました。そして、ウギョンに連絡しました。
助けて、先生・・・泣きながら言うピンナ。
ウギョンはすぐに迎えに行きました。そして、ハヌル児童相談センターに連れて行き、話を聞きました。
ピンナは全てを隠さず話しました。
以前、ウギョンが虐待のことをミン・ハジョンに注意したことがあったようですね。それで二人は疎遠になってしまったのです。
その時、ピンナはウギョンに事実を話しませんでした。
何故?と聞かれ、オンマだから・・・と答えたピンナ。
それだけ傷つけられても、子供は親を慕い、親を裏切ることは出来なかったのです。全て自分を愛しているからこそだと言う母親の言葉を信じたのです。
ウギョンは涙がこぼれそうになりました。
ピンナの身体には激しい虐待の傷が残されていました。それを写真に撮ったウギョンは、ハジョンを通報したのです。
ミン・ハジョンは逮捕されました。
しかし黙秘を続けました。
ウギョンになら話すと言われ、ウギョンはハジョンと対面しました。
ミン・ハジョンは自分のした事が虐待だとは考えていません。ウギョンが大げさに言って自分を貶めただけだと思っていました。娘を騙して自分を裏切らせた・・・なんてね。
でも、昔ミン・ハジョン自身が虐待だと主張していた子供の傷の写真と、ピンナの身体の傷の写真を見せられた時、初めて自分のした事を認識したのです、虐待だと。
二人の写真は、全く同じでした。同じように傷だらけでした。
ピンナのためだったと騒ぐミン・ハジョンに、呆れたようにウギョンが言いました。
「この子の父親も同じことを言ってた。」
あなたは娘を虐待したんです・・・。
ウギョンの言葉に、ミン・ハジョンはがくっと力が抜けた感じでした。
罪を全て認めました。
“赤い涙”から、失望したというメールがミン・ハジョンに送られて来ました。
理由があったんです・・・とミン・ハジョンが釈明しようとしましたが、“赤い涙”は受け入れませんでした。
そして冷たく突き放したのです。
『結論を出すのはあなただ』・・・と。
その通信をクォン刑事が感知しました。“赤い涙”の携帯がオンになったと。
携帯の場所が判明し、カン刑事とチョン刑事が追いました。所轄の警官にもすぐに手配しました。
ところが、見つかりません。
すぐに移動し始めたのです。
郵便集配所に移動し、またすぐに移動を開始。
その動きを見て、カン刑事は気付きました。人ではなく、郵便物が動いているに違いないと。
つまり、“赤い涙”はこちらに警察の目を引きつけておいて、何かしようとしていると。
その頃、ミン・ハジョンはウギョンに連絡し、ピンナと会わせてもらっていました。
ハジョンの最後の通話相手がウギョンだと知ったカン刑事は、すぐにウギョンに連絡。待ち合わせ場所のレストランに急行しました。
そこは、離婚する前にピンナの父親も含めて家族で来た場所でした。
「私を許さないで。」
と、ミン・ハジョンはピンナの手をとって言いました。謝りました。
郵便物がカン刑事充てに届いたとクォン刑事から連絡が入りました。
配達先は、彼らの部署だったのです。
携帯が入っていました。ミン・ハジョンの顔写真と共に、
『今日、死の領収書を受け取りに行く』
と言う文面が
「標的はミン・ハジョンです」
受けたチョン刑事が言いました。
スピードを挙げました。
でもね、間に合わなかったのです。
ウギョンと話があるからとピンナに席を外させたミン・ハジョン。
これまでの思いを正直に打ち明けました。
黙って聞いていたウギョンに、カン刑事から連絡が入りました。
「詳細は後で話します。余計なことは考えず、そのまま店にいてください。」
そして、ハジョンに電話を代わってほしいと言いました。
「あなたは狙われている。俺たちが店に急行してすぐに保護します。警察が到着するまで人目につくところにいてください。」
直後に、ミン・ハジョンはトイレに行くと言って席を立ちました。
しばらく待っていたウギョンですが、ふと、気になりました。で、ハジョンを探したのですが、見つかりません。トイレにもいません。
ミン・ハジョンには次々に“赤い涙”からメールが届いていました。
『結論は出たか?』『皆が怒ってる』『裏切りは大きな怒りを呼ぶ』『裁きを受けたいか?』『己に裁きを下すべきじゃ?』
ようやくハジョンを見つけたウギョン。
彼女に少しだけ微笑んだハジョンは、そのまま建物から身を投げました。
直後にメールが届いていました。
『今すぐ決断を下せ』
丁度、カン刑事たちが到着した時でした。
ピンナも目撃してしまいました。