まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『赤い月青い太陽』レンタル版 14話まで

2020-03-06 15:10:10 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

パク・ジへを見ていたのは、確かにウギョンでした。

でも、その道は、妹セギョンが入院している病院への道でもあったのです。

毎週数回病院に通っているウギョンは、偶然、ジへを見つけ、思わず凝視してしまったというわけです。

説明することで、妹のことをカン刑事たちに話す結果となりました。

知れば知るほど不幸な境遇のウギョンに、カン刑事は同情しました。

辛いでしょう・・・と、言いました。

ところが、ウギョンは辛くないと言うのです。妹に比べたら・・・と。

「僕なら辛いと思います。痛みは他人と比べるものではありません。なぜ、痛みを隠すのですか?」

と、カン刑事が言いました。

ウギョンには思いがけない言葉だったでしょう。自分でも辛さを我慢してる意識は無かったでしょうから。

 

どうして苦しみを隠すんだろうと、カン刑事が呟きました。すると、

「隠そうとしてるとは思いません。むしろ、悲鳴を上げてる。カン刑事も悲鳴を聞き付けて手を差し伸べた。そうじゃありませんか?力の限り悲鳴をあげるなんて、余程の事です。」

と、チョン刑事が言いました。

 

チョン・ソグの母親から、お金の無心の電話が入りました。

ウギョンは、既に、500万Wを振り込んであげたようです。

でも、それ以上応じる気持ちはさらさらありません。なにも言わずに電話を切りました。

切羽詰まってるソグ母は、ハヌル児童センターにウギョンを訪ねて来ました。

脅せば出すと、ソグ母は思ったのです。

でもね、動じるウギョンじゃありません。

あまりにも非常識なソグ母に、我慢できなくなったウギョンは、とうとう手を挙げてしまいました。

往復ビンタの嵐です

剣幕に驚いたソグ母は、顔を真っ赤に腫らして出ていきました。

ウギョンは自分の行動にショックを受けました。とうとうしてしまったと思ったかも。

その時、タイミング良くというか、赤い涙からメールが届いたのです。

“勿論、知ってます”

 

チョン刑事はウギョンを疑っています。

カン刑事は、これまでの経緯からウギョンを信頼しています。哀れみもあるでしょう。犯人だとは思いたくないのです。

もう一度、事実を確認しました。

それで一つの仮説が出ました。

すべてハヌル児童センターに関係があるということです。被害者も加害者も容疑者も事件現場も。

犯人はハヌル児童センターの関係者である可能性が高い。

 

そこに、ウギョンがやって来ました。

“赤い涙”が自分を知っていると言ってきたと報告に来たのです。

ドンスクがウギョンを疑っていたことも話したようです。

チョン刑事がドンスクに事情を聞きに行きました。

ウギョン以外に自分の家庭の恥を話す筈がないと断言しました。こんな自分にもプライドはあると。

 

ウギョンも、ドンスクの事を誰にも話したことはないと言いました。

相談する人の情報もしっかりと管理されていると。

「“赤い涙”は私に近しい人物でしょうか。」

あなたがよく知ってる筈ですと、カン刑事。

気になる人は?怪しい人物は?児童虐待に憤っていた人は?・・・と言うカン刑事の問いに、ウギョンは全て首を横に振りました。

「じゃぁ、何故メッセージを送ったんですか?」

と、問われ、ウギョンは答えました。

頭の中を読まれたから・・・と。

つまり、ウギョンはアン・ソグォンが死ねば良いと思っていたと言うのです。

「自分なら、この手で殺したと思います。」

カウンセラーであるウギョンがそんな事をドンスクに言う筈はありません。

代わりに赤い涙が言ってくれ、行動に移してくれたと、そういうことです。

 

ソグ母の元に不審なプレゼントが届きました。

『悲しみの排せつ物。排せつ物の餌』

と書かれた紙と共に入っていたのは猫のぬいぐるみ。

でも、開けた瞬間、ソグ母はそれを死体だと錯覚して叫び声を挙げてしまいました。

 

パク・ジへに送られていた手紙にあった電話番号のうち、ひとつは、一件の通話記録しかありません。怪しいです。

その発信元が、パク・ジへの自宅付近の公衆電話だと判明。

ミン・ハジョンと言う女性の名義の携帯でした。

 

すぐに事情聴取に向かいました。

ミン・ハジョンがウギョンと繋がりました。

昔、『みんなの子供』と言う児童虐待防止の会のメンバーだったのです。

ただ、ウギョンは会を辞めたと言いました。

その理由が“精神を病んだから”だと言いました。セギョンが交通事故に遭って以来、オカシクなったとハジョンは言いました。

ハジョンの娘が帰宅しました。

ハジョンは、大袈裟に出迎えました。成績も1位なんだと自慢しました。

 

ミン・ハジョンはウギョンに悪意を持ってると、カン刑事が言いました。

チョン刑事も同様なのを見て、個人的な感情抜きで捜査しろとカン刑事が言いました。

「カン刑事こそ、感情で目が曇ってる。」

と、チョン刑事が言い返しました。

二人が言い争っているところに、ハジョンの娘ビンナが駆け寄って来ました。

「母を信じないで。チャ・ウギョン先生はオカシクない。」

 

ウギョンはあの緑の服の女の子の調査を続けていました。

昔の写真から、同じ年齢の頃の友達を当たって、話を聞いたのです。

すると、いろいろと不審な事が出てきたのです。

自分が当時父親から聞いていた話が、全く事実とは異なっていたのです。親しい仲だったと聞いていた同級生は、記憶違いだと言いました。自分は親しく無かったと。

正しい記憶もありました。

この子を覚えてない?と、ウギョンがあの似顔絵を見せました。

すると、知人は不思議そうに言いました。

「ウギョン、あなたじゃないの?」

その瞬間、ウギョンの記憶が蘇りました。

誰か大人の女性に突き飛ばされ、服を破られて泣いている女の子を。

違う、私じゃない・・・ウギョンは呆然と呟きました。

 

ソグ母が交通事故に遭いました。

はねた車はその場から逃走しました。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『赤い月青い太陽』レンタル版 13話まで

2020-03-06 12:19:25 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

“赤い涙”としか、ドンスクは話しませんでした。

直接メッセージをやりとりしたけど、正体は知らないと言いました。

赤い涙に指示されるがまま、犯行準備をしたドンスクですが、結局、実行することは出来なかったと言いました。ソラの父親だからと。人間だから・・・と。

でも、カン刑事はまだ隠している事があると感じていました。

 

緑の服の女の子、確かに自分は知っているとウギョンは思いました。

知ってはいるけど、誰だかは分からないのです。

ウンホが言いました。

「人間って、記憶から消したいことは、本当に消してしまうんだ。」

 

その女の子の絵に、植物状態のウギョンの妹セギョンが反応を示しました

植物状態じゃないのね。意識はあるみたい。無反応というだけ。

継母も、何か引っかかった様子を見せましたが、ウギョンは気付かなかったようです。

 

ウギョンにドンスクが連絡して来ました。

でも、名乗らずに切ってしまいました。ウギョンはドンスクだと察し、前回、無下に突き放したせいだと思いました。

気になったウギョンは、翌日、ドンスクを訪ねました。

 

先生が無事か確かめようと思って・・・とドンスクは言いました。

なんと、ドンスクは“赤い涙”をウギョンだと思っていたのです。

ウギョンにしか話していない悩みを、“赤い涙”は知っていたと言うのです。だから、もう逮捕されてしまったかと思ったのです。

ウギョンは、“赤い涙”というIDも知りませんし、ドンスクの言葉の意味が分かりません。

そう言っても、ドンスクは疑いの眼でウギョンを見ていました。

 

“赤い涙”のIDから身元が特定されました。

なんと、パク・ジヘ

既に死んでいる人物に成り澄まして掲示板に入会した人物がいると判明しました。

チーム長は、カン刑事たちの連続殺人事件だと言う主張を認めざるを得なくなりました。

ただ、虐待をしていた親を殺したと言う事が世間にばれると、バッシングを受けるのは警察だと言いました。模倣犯が現れる可能性もあり、収拾がつかなくなるのは目に見えていると。

要するに、秘密裏に捜査を続けろと言う事です。

その場にいるカン刑事、チョン刑事、クォン刑事の3人が担当し、署内に情報が漏れるのも防げと言いました。

一瞬、カン刑事の顔が変わりました。だって、ウギョンには全て話してますもんね。相談相手と言うか、これらの事件が事件化したのもウギョンのお陰と言って良いわけですしね。

でも、チョン刑事たちには打ち明けませんでした。

 

ハナの父親がコ・ソンファンだとDNA検査で断定されました。

それでも、コ・ソンファンはハナの存在を知らないと言い張ります。普通に考えたら、あり得ない主張です。

ハナと会っても良いと言うほどです。

この話を、カン刑事はウギョンに報告しました。

ウギョンは、ハナを父親に会わせるのは反対しました。子供は暗示にかかり易いから、脅迫されたら口外することは無いだろうからと。

 

ウギョンは、カン刑事に似顔絵を見せました。知ってる子に違いないんだけど、思い出せないと言いました。

そして、ドンスクから掲示板の事を聞いたと言いました。

“赤い涙”の正体は分かったんですか?と聞くと、カン刑事は、

「パク・ジヘです。」

と、言いました。あっさり教えましたね。

ウギョンは、ドンスクが自分を疑っていたと言う事は、話しませんでした。

 

ウギョンは、“赤い涙”にメッセージを送りました。

『チャ・ウギョンです。私を知ってますか?』

 

別件の捜査をしていると見せかけ、カン刑事たちは捜査本部を作りました。

それぞれに過去の解決済みの事件を洗い直しました。

詳細な調査をし、少しずつヒントを掴んで来ました。

 

その一つが、パク・ジヘ事件の時の疑問点。“容疑者がジヘをおびき出した方法”です。

カン刑事が発表しました。

継続的に刑務所のジヘに手紙を送っていた人物が7人いるということです。連絡先を記した人物は5人。

「調べてみる価値はある。」

 

そして、チョン刑事も同じことから調査をしていました。

犯人とされたパク・ヨンテがジヘを撮っていた写真を調べてみたのです。

生きているジヘの最後の姿を写した写真が4枚ありました。ここで撮影は最後となっていました。

どうしてそうなったのかと、チョン刑事は考えました。

「思わぬ出来事が起きた所為では?」

その4枚の写真を詳細に調べてみて、一つの事実が分かりました。

ジヘが家を出た瞬間から、ゴミを捨てて戻るまで5分以上停まっている車が写っていると言う事です。

「パク・ジヘを見ていたのは、パク・ヨンテだけじゃ無かったと言う事です。」

そしてその車の持ち主が判明しました。

「チャ・ウギョンです。」

なんと


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『赤い月青い太陽』レンタル版 12話まで

2020-03-06 10:22:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウギョンが女の子に話しかけてる姿を、カン刑事が目撃しました。

幻影だとウギョンから聞いてはいますが、実際にウギョンが幻影を見ている時を見たことはありませんでした。

 

あなたのお陰で子供の命が救えたのです・・・と、カン刑事が言いました。

もしかしたら、カン刑事もこれまでは半信半疑だったのかもしれません。でも、もう、ウギョンの話を信じる気になったようです。

反面、ウギョンの精神状態が心配にもなりました。薬は飲んでいるのかと問いました。

ウギョンは、女の子が現れる事に慣れたと言いました。

ハナも、今日の女の子も、あの子が現れたから救う事が出来たし・・・と。

カン刑事の表情を見て、また自分を頭のオカシイ女だと思ってるに違いないとウギョンは思いました。

オカシイ女だなんて、思ってないと、カン刑事が言いました。

「その子が誰なのか、知りたいでしょう。何故現れたのかも。」

本心だとカン刑事が言いました。出来る事があったら、言ってください・・・と。

初めて味方が出来た気持ちだったでしょうね、ウギョン。

 

一方、チョン刑事は、悶々としていました。

ドンスクの件を内緒にしていた所為で、カン刑事が自分に腹を立てていると思っていました。

ウギョンと何か調べているのに、自分には何も言ってくれない事が不満でもあったようです。

無表情で感情の動きが全く感じられないチョン刑事ですが、カン刑事の事は信頼し始めているようですね。

 

ウギョンにチョン・ソグの母親から連絡が入りました。

妹の名前はヒスと言うようです。

離婚した後、一切連絡を取って無かったようで、夫が育児放棄していた事も知りませんでしたし、ヒスの入院先に様子を見に行く事も考えていません。

彼女の頭にあるのは、子供を死なせた加害者であるウギョンからいくらお金をむしり取る事が出来るかと言う事だけ。

かなりの借金があるようです。

ウギョンが、ソグの納骨堂を教えようとしても、気味が悪いと受け付けません。

母親でしょ・・・と言っても、それがどーした?と言う態度。子供を殺したのはウギョンの方だ吐き捨てました。

 

ウギョンの自制心がぷつんっと切れたようです。

アクセルを踏み込みました。ソグ母に向かって車を突進させたのです

寸前でハンドルを切ったのか、ソグ母が道を曲がった所為なのか・・・。撥ねずに済みました。

ウギョンは泣きだしました。

自分の感情を抑えきれなかった事が怖かったのか。或いは、自分の中にも、子供を虐待する親を罰そうとする危険が感情が潜んでいる事がショックだったのか。

すると、あの女の子が現れ、ウギョンを優しく抱きしめてくれました。

ウギョンも女の子を抱きしめ、泣きました。

 

カン刑事は、アン・ソグォンがスーパーで着火炭を買ってる防犯カメラ映像を再度チェックしていました。

元々、顔はちゃんと写っていません。

人物の買った後の動きをチェックして事実が判明しました。

妻のドンスクが成り澄ましていたのです。科学的な調査でも、それが証明されました。

 

そして、アン・ソグォンが言ってた“金づる”と言うのも、分かりました。

なんと、妻ドンスクと娘ソラのことだったのです。

二人を保険に加入させ、暴力を振るって怪我をさせては保険金を手に入れていたのです。

酷い

殺したくなる気持ちも分からないでもない・・・と、チョン刑事は言いました。

 

だからと言って、ドンスクが他の事件の犯人とは考えられません。

全く殺害方法が違うからです。

共通項はウギョンだとチョン刑事は言いました。イ・へソンの死体を誰も立ちいらない倉庫で発見し、ソラの相談員でもあり、パク・ジヘ事件で証言をしたと。

 

ウギョン父の法事が行われました。

継母はちゃんと準備をしました。

ウギョンは礼を言いました。継母だという意識を持つ事無く育ててくれた事も感謝していました。

でもね、継母は、ウギョンの事がイマイチ理解出来ないと言いました。何を考えているか分からないことがあるからと。

だから、ウギョンのお礼も素直に受け取れないようです。

元々そっけない言動をする人なの?それとも、何か原因があるの?

 

事実を突きつけられたドンスク。しらばっくれました。

カン刑事は、ドンスクに同情する言葉を優しく話しながら、事実を言うように言いました。

このままでは逮捕するしかない。犯人じゃないと証明する方法を考えましょう・・・なんてね。

「誰の指示だ?」

突然、口調を変えてドンスクに問うたカン刑事。

ドンスクは固まりました。

で、やっと口にしたのは、悪い人じゃ無い・・・という言葉。

それ以上、話さないドンスクに、業を煮やしたカン刑事は、チョン刑事に、逮捕令状を・・・と言いました。

その瞬間、ドンスクが言いました。

「赤い涙。全てその人に言われたんです。」

 

ウギョンは、ウンホを訪ね、似顔絵を描いてほしいと頼みました。

以前、カン刑事にモンタージュを作るのはどうかと言われた事を思い出したのです。

記憶の中の女の子を思い浮かべながら、ウンホに指示を出しました。

徐々に出来あがって行く女の子の顔。

後は口だけ・・・となった時、ウギョンの脳裏に緑の服を着た女の子が嬉しそうに笑いながら踊る姿が浮かんだのです。

誰かが、その子の背中を押し、その子は倒れました。

「私、その子を知ってる。」

ウギョンが呟きました。

 

ウギョン自身それとも、妹のセギョン


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『赤い月青い太陽』レンタル版 11話まで

2020-03-06 08:40:00 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハナが何らかの反応を示すと思ったけど、何も言いませんでした。

カン刑事は、焦りました。ウンホに間違い無いと思っていたからね。

だから、ハナをせっつきましたが、何の反応も示さなかったのです。

がっくりしました。

いいお顔の人はいない?と、ウギョンが尋ねましたが、ハナは首を横に振るだけでした。

ただ、ウンホを指差して、砂で遊んでくれたオジサンとだけ。

ウンホは釈放されました。

 

チョン刑事が、訪ねて来てる人がいるとカン刑事に言いました。

例の証拠を持ってるという男です。

男は、証拠を渡す代わりに駐車違反を見逃してくれと言いました。

男が示したのは、車載カメラの映像。

なんと、アン・ソグォンの車に着火炭を置いてる人物の姿がばっちり捉えられていたのです。

でも、アン・ソグォン自身が着火炭を買ったのも事実だし、睡眠薬の処方を受けたのも本人でした。これをどう説明すれば良いのか、カン刑事は悩みました。

ここに至って、チョン刑事は、妻のドンスクが他殺を主張し始めたと言わざるを得なくなりました。上司に口止めされていたと。

そしてもう一つ、チョン刑事は疑念がある証拠を示しました。遺書とされていたメモです。

駐車する時に車に置いておく物だったのでは・・・と。連絡用に書いた電話番号の部分を破り取った形跡があったのです。これも、ドンスクが主張した事でした。

つまり、ドンスクは最初から他殺だと気づいていたけど、自殺だと言い張ったと言う事です。保険金が下りると踏んでの事だったけど、実際は自殺では保険金が下りないと分かり、今更ではあるけど、他殺を主張し始めたってわけです。

 

ドンスクは、“赤い涙”に、保険金の受取方法をメールで質問していました。

でも、“本当に望んでいたのは、夫の死なのか、お金なのか。欲を出せば、あなたも死ぬことになる”と言う返信が来ただけでした。

ドンスクは、恐怖に襲われました。

 

ウンホがウギョンにもう一度死んだ男の子の写真を見せてほしいと言いました。

男の子の顔を覚えてはいないけど、詩が書かれた絵は覚えていると言いました。

時々ボランティアで施設で絵を教えていて、その時、部屋に飾られていた額の詩を書いている子供がいたことは覚えていたのです。

ここから、一気に男の子の身元が明らかになって行ったのです。

 

ウギョンは施設を訪ね、再度園長に話を聞きました。

短気滞在の子を預かる事もあり、しばらく預かった後、別の施設に送るようになっていると言いました。

でも、その男の子の記録は無かったのです。園長の記憶違いじゃありませんでした。

あの詩が書かれていた額を外した訳は?と聞くと、その部屋に案内してくれました。

額を懸けてあった場所に、子供たちの作品や写真などを飾るスペースにしたためでした。

そしたら、そこに貼られている写真の中に、あの男の子がいたのです。

園長に報告されていない子でした。

園長が休暇中、父親が施設に置いて行った子で、困った職員は、他の施設に送られる子と同じ車に載せたと言いました。

それで安心してしまって、送った施設にちゃんと到着したかどうかの確認はしていませんでした。

ちょっとした手抜きが、一人の男の子の存在を消してしまったと言う事です。

結局、書類が無いと言う事で、送られた先の施設は、男の子を送り返していました。そして送った車の運転手は元の児童園の前で子供を降ろしたと言っていました。男の子の名前は、チョン・ソグと言いました。

それは、ウギョンが事故を起こす2日前の事でした。2日間かけてそこから事故現場まで歩いて来た事になります。かなりの距離を。

父親の連絡先を、カン刑事に渡しました。

 

カン刑事とチョン刑事は、ドンスクを訪ねて事情を聞きました。

ドンスクは動揺していた所為だと言い張りました。

保険金の所為だとは言いません。

カン刑事は、何か隠していると感じました。

 

カン刑事は、証拠の車載カメラの映像を見せて、上司から再捜査の許可を得ました。

これで堂々と捜査出来ます。

 

チョン・ソグの父親の情報が得られました。

まだ23歳という若い人物で、未成年の内に2人の子持ちになってしまったようです。

自宅を訪ねたカン刑事とウギョン。

荒れ果てた家でした。とても人が住んでいるとは思えないほどです。

カン刑事は、空き家だと思い、引き返そうとしました。でも、ウギョンはこう言う家に住んでる人がいることを経験上知っていたようです。

鍵もかかってない家に入って行きました。

そこで、倒れている女の子を発見したのです。

病院に担ぎ込み、一命は取り留めました。

 

病院で、ウギョンはまたあの緑の服を着た女の子を見ました。

後をついて行きました。

あなたが事故で死んだ子の妹だと思ってた・・・とウギョンは女の子に話しかけました。

「まだ誰なのか分からないけど、現れたのは何故か分かる気がする。子供たちを助けたかったのね。」


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする