シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 ひまわり

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 ひまわり

フランス語では トゥルヌ ソルTURNESOL (回る太陽みたいな意味)
を 今朝 早く 頂きました。
薔薇と 沢山の百合も・・・
ありがとうございます。

ヨーロッパの夏ドライブすると 映画「ひまわり」のように
畑が永遠にひまわりだらけで 黄色のカーペットのようです。
ひまわりの種を食用油にするので ひまわりは 景色の為ではなくて
食用の為ですけれど それだけに 何ヘクタールもひまわりだらけの
世界が 目に焼きついています。
ヨーロッパの夏は 日照時間が 朝四時ごろから 夜十一時ごろまで
と長いわけですから 夏の植物の勢い 元気さは 狂ったかのようです。

私も 狂った夏の植物のように 元気で 夏ばても 無し。
サウナのような 部屋で 汗だく
水をがぶがぶ飲み アイスノン枕して クーラーなし 窓も開けず
寝ています。 とにかく 汗が 目にしみる。
なぜに こんなに 元気なのか・・・
今日も 炎天下の中 じりじりの太陽の下 早歩きで 30分
散歩して爽快・・・・
でも 決して 真似しないで下さい。私は特別ですから。

八月半ば
これから 残暑と呼ばれる 季節
そして 秋へ
あー 秋から冬は早くて 又寒い冬が来て・・・・

私は 多分 この暑さを楽しんでいるのだと思います。
だって 後二ヶ月したら もう この 「ひまわり」の熱い季節は無いのですもの。


芸大付属高校卒業の ピアニストの友人が よく言ってました。
「芸大付属高校の教育方針は 一にも二にも 体力づくり」だったそうです。
音楽家 演奏家は まず 体力勝負。 暑さ 寒さ 過酷な条件でも 常に
練習と コンサート本番をこなすわけで 休む事も出来ないし
病気にもなれない。外国での演奏なら時差にも 左右されては
いけないし いつも 代打が いない自己責任・・・・

演奏家という職業を選んでしまい その責任感が いつのまにか
丈夫な自分を作り上げてしまい
結局 健康保険も使わなくなって 久しいです。

毎週一回習いに見え よく練習する78歳 生徒さんが
習い始めてから三年間
風邪をひかなくなったとおっしゃっていました。
やはり 歌うという作業は 腹式呼吸で 内臓の筋肉を酷使するので
新陳代謝や免疫力促進に効果的で 有酸素運動が
最高の機能効果かもしれません。
明日は もっと 歌うぞー。
今週の 日曜日の練習もしなくては・・・・

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 アンセリウム花言葉 煩悩

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 アンセリウム花言葉 煩悩

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 日本シャンソン館コンサート

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 日本シャンソン館コンサート

日曜日 成城 我が家教室は 来週日曜日の 日本シャンソン館のコンサートの
リハーサルをいたしました。
近藤正春さんも 素敵な伴奏で 酔いしれました。
素晴らしい です。
皆さん 成長しています。
私のお弟子さんには プロもどきは いらっしゃらず
皆 趣味なのに 下手なプロより上手いアマチュア。
美人 スタイルが良い方々ばかり。
心が綺麗だと 舞台で美人になる。
普段より 舞台が美しい お弟子さんばかり。自慢です。

コンサートごとに レベルアップ。
レッスンにも頻繁に通い
私の駄目出しは きりが無いので 「もう これ以上 習いに来ないで良いから」と
申し上げても まだ 精進したくて通うお弟子さんばかりです。
私のお弟子さん達は
「先生 何回レッスンしたら コンサートまで 間に合いますか?」
という方々より
私から 吸収したい 精進したい 魂が欲しいと 思っていただけるか方しか
いらっしゃいません。
音楽って こつこつ 淡々と 地道な世界
死ぬまで 続くのだから・・・・愛の道 奉仕の道 優しさの道
そう
私は 日本シャンソン館 館長の芦野宏先生の 背中を見ています。
本当に 優しく厳しく芸術家の先生です。
あの 年齢まで
せめて 八十歳まで 音楽 シャンソン 人生 心と魂
全て レベルアップし続けなければ・・・・

8月21日 日曜日 日本シャンソン館 プログラム 伴奏 近藤 正春

11時 リリ・レイ 聞かせてよ愛の言葉
コメプリマ
コートダジュール 恋の終わり(リリ・レイ作詞作曲)
雪が降る
暗い日曜日
私の手
芦野宏

14時 リリ・レイ いつ帰ってくるの(リリ・レイ弾き語り)
リオン駅 (リリ・レイ 弾き語り)
ロマンス
枯葉
ドミノ
ディオ コメティアーモ
芦野宏

15時 福江美奈子 青春の旅立ち
宮本まり子 さくらんぼの実る頃
大和田能理子 白い薔薇
鈴村好恵 ウィーン
柳川みつえ サンジェルマンへおいで
大脇 彩 サンジャンの私の恋人
宮本裕子 愛の言葉
石垣 直子 愛の讃歌
上記 全部フランス語 原語シャンソンです。

リリ・レイ 群集
黒い薔薇(リリ・レイ作詞作曲)
バラ色の人生
ゲスト 芦野宏

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 修行その二

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 修行その二

かつて 銀座の店で 常連のお客様だった
お坊様は 一時間半 生徒さんのレッスン聴講のあと
やっぱり 長く黙って 他の方々のレッスンを聞くことは
苦痛なようで 弟子入りは無理だと思われたみたいです。
弟子になれないことが 理解できたみたいです。
お店のお客様でいるのと 弟子の修行は別ですからねぇ。

音楽好きの生徒さんは お昼間から 八時間 他の方々のレッスンを聞いて
いらっしゃいます。
楽しんで それが 大変な勉強になるのです。

他の方の演奏への敬意の念は 我々音楽家にとっては 当たり前ですが
自分の演奏の時は なかなか客観的にはなれませんが
他の方々の演奏を聴くときは 冷静沈着に 判断できるのです。
下手でも 上手くても 演奏を良いマナーで 聞くという修行は
価値のあることです。
特に
練習段階の時は 何度も 音楽を止めて細かく学ぶので
私が子供の頃 父も母も 決して私が 音楽に長けているなんて
考えられなかったみたいです。
もちろん 自分も・・・
周りの人たちが 皆上手く聞こえ・・・・自分には自信が無くて。

今でも 生徒さんの歌唱が とても上手くて感動してしまうのです。
そして 出来れば 常に巴里に今現在のシャンソン音楽を聞きに行きたい。
日本では 時間がなかなか取れません。
コンサートが 早く始まるということもありますし
大きなシャンソンのコンサートには自分も出演しているので
客席でじっくり 聞けないからという事もあります。

音楽の修行は 長く厳しく 目指す山頂上は遥か彼方ですけれど
シャンソンという 世界で まだまだ 鍛錬していきたいです。
修行が楽しい・・・・という人生を歩めて
自分は 幸せモノだと思います。

シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 シャンソン修行

シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 シャンソン修行

今日は驚きました。
突然に お店のお客様だったお坊様が アポ無しでレッスンの最中
登場して 自分を弟子にしてくれ とおっしゃいます。
この方は わがままで 協調性が無く 日本人の美徳というものが
無い自由奔放のヨーロッパ気質なので 断りました。
私のお弟子さんでいていただく為には
覚悟が必要です。
私は 我儘で 自己中で 利己的が 大嫌いですから
自分が一番みたいな 人は生徒にしたくありません。

でも 土下座しても生徒になりたいというので
一時間半 黙って レッスンを聞いていられたら 考えましょう・・・・と
申し上げると
本当に 長い間 コンサート前の高質な生徒さんのシャンソン
を聞いて ブラボー ブラボー隊

音楽の道は 人生の修行と似ています。
修行が 厳しいほど発展します。

修行の後は 毎度自由気分で成城学園駅の有機野菜レストラン゜゜で
又 皆さんで 乾杯

シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 お盆

シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 お盆

夏のお盆は 明日朝 おがらを焚いて ご先祖様をお迎えするので
胡瓜の馬 なすの牛を作り 仏壇の前に 色々並べて
一年に一度の イベントです。
嬉しいです。明日から15日までは 家が 賑やかになります。

マリア様の絵を描いて マリア様のペンダントを一年中している
クリスティアンのような私が
この お盆のお迎えと送りが 嘘とは思えない体験談や
ミステリーゾーンのような事が沢山あり
私には どうしても 先祖の魂たちが
大勢でやってくるらしい感じがするのです。

世の中には 知らないこと 分からない事 計り知れない事が沢山あります。
音楽の 奥義も まだまだ 先がありそうですし
人間愛の深さも 広さも これから益々極めなければなりません。
明日は
謙虚に 五感を信じて 感謝の気持ちでお盆の初日を楽しみます。
今 私が存在する為に どれだけ長い間 先祖の過去から始まったのか・・・・
そして 私はそのルーツ 本家の最期の娘で子孫を 繋がなかった。

だから 音楽の子達達に 繋いでゆく音楽愛・・・・
それは 人間の優しさであり強さであり 音の官能であり・・・
自分も学び 背中を見せ
そして 繋いでゆく・・・・私に与えられた任務なのかもしれません。

シャガールの絵 「愛の家」
明日は お弟子さんたちも沢山みえる日です。

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 真夏の夜

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 真夏の夜

夏のシャンソンといえばフランシス レイと ミシェルボケール
の「 この 夏はサントロペには 参りません」が
絶対に 夏の恐怖シャンソンです。

男女の愛憎劇のシャンソンの中でも 愛人又は 夫を殺してしまうシャンソン
を考えついた筋立てには 敬服。

今までの私の人生で 男性に嘘をつかれたり 浮気されたことも・・・

悲しくて苦しくて 打ち震えた放心状態のこともあったのに
殺したいとか 死にたいとか思えなかったのは
シャンソンとは違う私なのですね。

どんなにつらい時も 自分を悲劇のヒロインに出来ず
お笑いのネタにしてしまいたい。
という訳で
自分と違う女を演じられるなんて 幸せです。
経験したことも 経験しない事も含め 人生を知れるから。
けれども
リアルな人生は 小説よりシャンソンより ずっと奇妙なもので
死んだり殺したり決定的な終幕がなく
浮いて沈んで 流れて消えて 何かが永遠に残る・・・
魂なのか 愛なのか 音楽なのか

しかし
裏切った相手を恨んでないとは言え その後も傷は癒えずに
あまりの胸の痛みに 恐怖症になることは
間違いないですねぇ。

真夏の夜
あまり暑すぎて 愛憎なんて怖い言葉を
考えて 寒くなるシャンソンを練習してみました。

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 迷子になった鳩を読む

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 迷子になった鳩 を読む

寓話に託したピースメッセージの 読みやすい本なので
夜の孤独タイムに あっという間に 楽しみました。

表紙帯に 書いてあった言葉。
それは 「ダライラマは こういいました。ブッダの教えは 二つのセンテンスですべて
言い表せます。他の人たちを助けなさい。それが出来ないのなら その人たちを
傷つけないようにしなさい」
「思いやりは とても おだやかで
パワフルなので これを壊すのは容易ではない。
思いやりとは たんに親密感や哀れみの感情とかをいみするのでは
ありません。ほんとうの思いやりがあれば 他人の痛みを感じられるだけでなく
苦しみに打ち勝つ決意が生まれてくる。あらゆる生命にたいして
責任感と親近感をおぼえはじめる。それがほんとうの思いやりなのです」
うーん
そうか
なるほど
今 こうして 読書の時間が出来てよかった。
小学生の頃の 道徳の授業を思い出しました。
牧師さんで 神学者の 高力さんが 送ってくれた本の中の一冊。
子供のように素直に はーい そう努力します。ありがとうございます。

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 パリの かほり

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 巴里 の かほり

8月8日は ワニ子さんの 誕生日だったので 巴里から
我々「サラマンドルショー」
うどんこ ワニえ ワニ子の生みの親で
巴里から 帰国したばかりの長南さん含め 合計七人
巴里秘密結社 夜の会を成城我が家で開催。
シャンソン愛好家の集まりは 宇宙的な世界でした。

皆さんに まず ワニ子 ワニエの三曲デュエットを披露し
良質なシャンパンと日本酒 ワニエの丁寧に作った手料理。
私以外は 全員男性ですが(私も男性として扱われています)
めちゃくちゃに 愉快で文化的な 中性的会話で 盛り上がり
深夜 ジャクリーヌダノの歌う 「18才の彼」を 巴里から持ってきて
下さったので 暗く照明をおとしたピアノの部屋で
皆さんと聞きました。

いやー ダリダの イタリア女の味とは違い ぐぐっと 女心のひだ
と フランス映画を見ているかのような 深い表現芸術の世界へ
引き込まれました。
同じシャンソンでも 聞き比べると 何も 世界的に売れた歌手が
優れているとは 限らないのだという 審美眼を長南さんには
毎度 教えて頂いている気がします。
ましてや 日本語の「18才の彼」・・・私も日本語でCD録音していますが
はっはっは お恥ずかしい・・・・
日本語で歌う私の18才の彼は フランス映画風とは 到底 おかど違いで
日本語のもつ しっとり淡白 かわいそうな年上女系で
人生の深みが出せないでしたねぇ。

終電時間ぎりぎりに 皆さんにタクシーを 駅まで二台読んだので
「タクシー !成城学園駅まで 急いでいって頂戴」と
バルバラの リオン駅を 深夜
ピアノ弾き語りしてみたら 酔っ払いすぎて めちゃくちゃに
なってしまいましたけれど「TAXI VITE ALLONS A LA GARE DE SEIJO」
成城テアトルの幕を閉じました。

リリさん 料理するなんて やっぱり女ねぇ と言われましたけれど
実は 男の方が料理のシェフをみても分かるように
優れているのですから・・・・やはり 男的かもしれません。
私のパーティー料理は 私の かくし芸です。デザートも全て
愛を込めた手作りで 買ったもの 手抜きなし
シャンソンを歌うように・・・・愛と魂とが全て。
18年間 銀座のお店で過ごしていた時代と違い 昔の私のように
ゆっくり 自宅へ仲間をお呼びできて過ごせる幸せに感謝しています。
皆さんが帰宅後は バタンキュー。楽しかった。ありがとう 音楽仲間達。

シャンソン歌手リリ・レイ シャンソンの先生

シャンソン歌手 リリ・レイ シャンソンの先生

銀座のお店で よく深夜まで宗教論を語り合った
法律家のスエちゃんから
久しぶりにメールが届きました。
彼は 神を信じず 私は信じているので 平行線でしたけれど
「でも レイサンが言う 音楽の神様って 居るような気がする」といってくれた時
嬉しかったなー
下記のメールでした。面白いのでコピーしました。

孔子の時代、「音楽」は単なる娯楽ではなかったのです。「礼楽」と言う言葉に表現されるが如く、‘音楽’とは「社会の秩序を維持する為に貢献するもの」であり「人間の心を治める力をもったもの」とされていたのです。
「儀礼や音楽が衰えると刑罰も適正さを欠き、人民が安心して暮らせなくなる」と論語にある通りです。
「為政者が礼楽を通して道徳を学べば人を愛し、民衆が礼楽によって道徳を学べば治安が良くなる」ともあります。「礼楽は人を治める手段」だったのです。
　何故なら、‘音楽’が直接人の心に響くものであり又、‘音楽’そのものが「調和」と「秩序」で成り立っているからです。「調和」と「秩序」なしには‘音楽’とは呼べないし、それは其の侭、人の心や社会とも軌を一にするところだからです。
　当時の、君子や将軍に琴の名手が多いのもそのせいでしょう。
　‘音楽’は人格の陶治から社会秩序にまで広く関わる重要な教養だったのです。
　釈迦に説法の様な事を記してしまい甚だ恥ずかしい限りですが、玲さんのレッスンを聴いていて、単なるテクニックを伝授する以上のものを感じるのは、上記のフィロソフィーがあるからでしょうね・・・

シャンソン歌手リリ・レイ ジャックリーヌ・ダノ とバルバラ弾き語りCD

シャンソン歌手リリ・レイ ジャックリーヌ・ダノ とバルバラ弾き語りCDを聞く

弾き語りのレッスンにみえた生徒さん達に
珍しい バルバラの1954年録音ライブ弾き語りCD
そして ダノのライブCDを きいて頂きました。
ダノ には 又 泣かされました。嗚咽です。
私は 私生活では めったに 泣かない女ですが
ジャックリーヌダノのシャンソンを聞くともう 駄目です。
その後
感動を胸に
暫くぶりに 弾き語りのクラスでした。
まったくピアノの弾けない生徒さんも含め
皆さん大成長していました。

私の役目は 音楽の 素晴らしさを 教える事です。
音楽といっても シャンソンというジャンルですけれど
そのシャンソンを習い
歌いだすと 聞くことも楽しくなり 審美眼も育ち 人生が音楽と共に
歩みだします。
その 豊かな人生を 味えるようになると 心と体に 太陽のような
暖かい気持ちと エネルギーが湧き上がります。
11年目の 私のお弟子さん 大和田さんは ますます 音楽に恋しています。
パリの屋根の下 の弾き語りも始めました。
VIENNEの難しいコードを弾き語りした ピーちゃんに感動。
さくらんぼの実る頃は 弾き語りするほうが 立って歌うより
ずっと 心を打つゆかりさん。

成城の家は 音楽の愛の家だと思います。
笑い声と 優しさと 真摯な魂が 集まります。
意図しない 人生でしたけれど
自分の人生で 今が一番幸せのような 気がします。
子供を生まなかったのに 音楽の子達が 沢山出来て
日に日に 年々成長してゆき
皆 可愛くてしかたありません。
この子達が居るから しっかり 私も背中を見せなければ・・・と
自分のシャンソン磨きに励みます。
共に 成長させて頂いていると思います。

こんな気持ちを味あわせて下さる お弟子さんに感謝しています。
ありがとう。

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 バルバラBARBARA VIENNE

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 バルバラBARBARA VIENNE

バルバラのウィーン フランス語の発音はヴィエンヌ。
このシャンソンは フランス語で歌うと 本当に素敵です。
長い曲なのに 生徒さんたちが挑戦して 皆さん それぞれの
魅力で 歌いこなし 胸に響くように 演奏します。
名曲です。
私は このシャンソンは まだ 歌わないのですが
既に生徒さん 三人に 同じように 仏語で教えています。
三人とも 個性と 年齢 経験が違うので 同じように
表現方法を 教えても それぞれ 違った シャンソンに聞こえてきます。

リリ先生は シャンソンの先生ですから フランス語のディクションも
しっかり 教えますけれど もともとは 音楽の先生ですから
発声と 音楽性を教える事が 得意です。
音楽性には とても 難しい法律があって そして 感性が必要で
どうしてこういう風に 歌うほうが 美しいか・・・という理屈が
一秒単位にあり 十秒単位 一分単位 曲全体にもあるのです。

重箱の隅まで つっつくような なめる様な
細かい 作業と
ダイナミックな 思い切りの良い 息の送り 腹筋力の使い方
の結合。
内部筋肉のアスリートであり 神経質な職人アーティストあり
豪傑な 演説家であり
繊細と豪快を合わせた 全身の仕事が 慌しく三分間シャンソンの間
続きます。
自分で 自分のシャンソンに酔いしれているどころではなく
大変な 任務まっとう。
それを 感じさせないように ポーカーフェイスで歌う。ちょっとした
嘘つきが 舞台人です。でも それは お客様のための 善意の嘘。
小説と同じ理論です。
聞き手が 想像して感じて酔いしれるもので 歌手本人は 必死です。

必死な生徒さんたちが 汗水たらして 涼しいウイーンを寂しげに
歌ってくれます。素敵。有難う。

歌う人が居ないと 聞く人も居ない。
上手い歌手が居ないと 聞き手は増えず 世界は暗くなる。
皆で 良い歌手になろー
良い歌手って 稼げる歌手でもないし 有名な歌手でもないし
ただ単にレパートリーが ある歌手でもないし
長年歌っているからという訳でもない
何でしょうねぇ。
とりあえず
私自身は 毎日 コツコツ 感謝しながら 職人歌手します。
自分が 自分の先生です。
生徒さんに 教えるように 自分に教えて 自分がその通りに
出来るまで 訓練です。
ありがとう BARBARAのvienne

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 一人遊び

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 一人遊び

8月21日まで シャンソンのコンサートは しばらく
ないので 最近は 自宅でバルバラ「いつ帰ってくるの」「リオン駅」
「ナント」の弾き語りを 練習して楽しんでいます。
幸せです。ピアノは 目をつぶって ブラインドタッチで 練習します。
お客様をみながら弾き語りするパリの マリーポールベルに
触発され ますます 練習が 嬉しくなってきました。

子供の頃は 小心すぎて 練習の時のほうが 上手く出来て
受験の時などは 緊張して 大失敗。
芸大受験は 受かると言われていても 一浪してしまったくらいです。

大学の三年の時 芸大の教授に「あなたは将来 舞台人になるわよ」と
いわれ「でも 石は磨かないと 金になるか 銀になるか 分からないのよ」
と アドヴァイスされました。
要するに 才能より 音楽家に必要なものは 石磨きの職人気質。
いつの間にか あがっても 何とか まともに歌えるようになりました。

音楽演奏家は たとえ 音楽大学を卒業しても コンクールで優勝しても
必ず舞台人になれるとは 限らないのです。
舞台でスポットを浴びる歌手は 特に 特別です。
子供の頃から積み重ね続けた あらゆる 音楽的練習量や
肉体的訓練 精神的 美的生活感
あげくには 食生活や 服装センス 全ての 生活感が
舞台に現われてしまいます。
良くも悪くも 全身全霊で歌うので
歌手の本性の全てが お客様に 感じられ 知られてしまうわけです。
その事は 散々 色々な音楽の先生達に教えていただきました。
だから
今も 教えを守って 凛として美的に 健康的に そして
少しの孤独と 寂しさと共に 何の見返りも考えず 音楽に奉仕し
生きたいと思うのです。
たばこと お酒 これも 大切な私のシャンソン音楽センスです。

ダイニングテーブルに 水にガラス玉を浮かべて 涼しさを演出。
又 ベルギービールを楽む 夏の宵。

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲ベルギービール

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲ベルギービール

あーあ
昨日は うっかり ブログ入れ忘れました。
ベルギービールとパリ土産のサラミを 頂いたので
レッドオニオンと 共に 一人晩酌。
ベルギーのトラピストビールは 味も素晴らしいけれど
度数も高く 良い気分になってバタンキュー。

私は 音楽なし クーラーなしテレビなし 本なし
静かな世界で 無になって 一人飲むのも 大好きです。
「孤独を 演出して 遊ぶ」
もともと 楽天的で 社交的で コミュニケーション型人間なので
この 一人遊びの孤独感は 私の存在に必要で 貴重です。

ただし 美しく掃除 整頓された部屋が舞台。
間接照明も暗くして・・
良い食器 良い食材のつまみ 良いお酒が 舞台道具。
主人公 リリ・レイは
たばこをふかして 孤独に浸る・・・・・大人だなー

その空間作りの為に 私は子供のころから 部屋の片付けや掃除が好き
で 今日も又 深夜まで CD DVD 整理整頓で あっという間に深夜です。

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 掃除

昨日は 都心部へ 車で出かけ 四時間くらい運転し続け
あれこれと 雑用をして 帰宅し驚きました。
ここの所 免停二ヶ月間 免停短縮講習を受けずに
あえて 徒歩や電車を利用していたので
すっかり 体の筋肉が 運転用ではなくなっていました。
左の臀部が痛い・・・へぇー 人間の筋肉は使わないと
直ぐに退化するのですねぇ。

本日は
八時間以上 今まで 自宅の掃除と整理整頓と あれこれ
家のメンテナンス・・・登ったり 降りたり 二階家を
大掃除。
クーラーをつけず 重い荷物も 入れ替えの為 運び 汗だくで
やっと 本日の わたし的 カタズケ ノルマは達成しました。

偶然 掃除したくて 意欲が沸きあがったのは 不思議でした。
丁度 銀座を全て引き上げ 我が家を音楽スタジオに
模様変えして 一人で掃除人生をしていたのが 二ヶ月前の
６月３日・・・・

細かい整理整頓が まだまだ 沢山あります。
数多の 鉛筆やボールペン セロテープ 書類 本 楽譜 コピー
名刺 郵便物 衣類 衣装 食器 はさみ ・・・・店と 祖母 母 父の遺品
随分処分したのですが
私一人 後 20年 生きるためには 過分な モノだらけです。

ちょっと 押入れをのぞくと 家系図やら 掛け軸やら・・・
母の 刺繍の額縁やら・・・
昔三十代の ベルギー時代の衣服や ドレスまで 出てきました。
おやおや あらあら
着てみれば 体型が変わっていないので OK 捨てられません。
ハンドバックも 靴も スゴーク 沢山あるのに
最近は 安物ばかり 使っています。

和服にいたっては 着なければ ・・・かわいそう。
モノには 思い出が沢山詰まっていて
母が私に作ってくれた ワンピースが 押入れから出てきた時は
嬉しくて 得した気分になりましたけれど。

体型が変わらないのは 有難いけれど 衣類が捨てられず
困り果てます。せいぜい 着ましょう。使いましょう。