シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手 リリ・レイ 長坂 玲 Lili Ley

2010年06月15日 04時07分57秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ

相変わらず コンサートに追われています。
毎日の自分の店
月一回の 日本シャンソン館
そして今年は
隔月の 内幸町ホールでの コンサート
七月の第3回 銀座シャンソンうた祭
NHKパリ祭
コンサートは企画するにしても
出演するにしても
お店と同じで 集客が一番の悩みの種です。

チケットの ノルマは だいたい どの 出演でも1曲歌うのに 四十枚です。
NHKパリ祭 の場合 ノルマはありませんが
昨年は200枚売りました。
今年は まだまだ 自分で課した200枚は 売れていないので
これから 頑張らなくては・・・
自分でも コンサートを企画している身としては
主催者側の気持ちが
良く分かり過ぎて できるだけ沢山 売ってあげたいし
売りたいのが 私のポリシーです。
ホールは 満席にしなくては ならないし
とにかく 自分が出るからには その会場は
自分の知り合いを数多く 誘い いらしていただいて
音楽を聴いて その時間が 良かったと思っていただけるように
最大限の努力をして 良い演奏を しなければなりません。
私にとって チケット売りは 義務 責任。

舞台で たった三分の出演でも その日は 約十二時間拘束。
立ちっぱなし あるいは 待ち続ける時間も多く
人に気を使いながらの 長丁場ですから
体力 気力 気遣い 気配りなど 音楽以外の 人間力が 大切です。
わがまま マイペース な人は まず プロ歌手にはなれません。
とにかく 楽しいと言うより 忍耐の時間をすごすわけです。

そのための 毎日の 労働が私の体力と気力を作っています。
舞台で歌いたいけれど チケットは売れないような
歌手には なりたくないので
二十代 の声楽家の頃から チケットを売る作業は 苦しいけれど
頑張り続けています。
そして 聞きにいらっしゃる方々を裏切らないように
自分に プレッシャーをかけます。
生徒さん達も 先生の応援で 沢山聞きにいらしてくださるので
リリレイ先生としては 模範演技をしたいですね。

長い 歌手生活で 一番苦しいのは チケットを売る事。
一番楽しいことは
永遠に続く 音楽の美しく厳しい道が 天国まで続いているように
感じること。