シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手

2007年11月18日 22時21分47秒 | Weblog
博品館劇場⑥
東京シャンソンアカデミーの生徒有志の発表会 午後3:30より
伴奏者 小泉たかしさんは クラシックのピアニストからジャズの
の勉強をバークリーでしてきた方です。最近はシャンソンのピアノ伴奏
も弾き人気者です。


一部のピアノ伴奏は今野勝晴さん 午後7:00より
ジャズのコードや 色々なリズムの変化に対応でき
毎日一日もピアノ演奏をしない日が無いほどの売れっ子で
流石に 感性と実地の経験がモノを言います。
素晴らしく反射的で 私の感性を捉え反応する
最高の演奏家です。
人柄は 謙虚で真面目で 地道な音楽好きと感じました。
ありがとうございました。

二部のピアノ伴奏は城所潔さん 午後8:20より
ベテランのピアニストだけあり
安心して 音楽を任せられます。
私が盛り上がり歌唱する「黒い鷲」の後半になると
城所さんが グレングルド(クラシックのバッハ弾きのピアニスト)
みたいに 唸り始めます。リズムや音楽を押さえて
情熱が噴火爆発しないように 私を内面に深く引っ張るのです。
流石。感謝しています。
城所さんは 冗談の面白い方ですけれど
心底 根から真面目な音楽家です。

シャンソン歌手

2007年11月18日 22時00分42秒 | Weblog
博品館劇場RECITAL③
特別ゲストの芦野宏先生

今回はプログラムをありきたりでなく
画家である 芦野先生の絵をナンバーリングして
400枚限定作成しました。
一部はゲストの皆様にご協力いただき華やかな
演奏会になりました。

シャンソン歌手

2007年11月18日 18時35分12秒 | Weblog
博品館劇場RECITAL②
歌手というもの

東京藝術大学声楽科 大学一年性の時 ピアノの発表会のゲストで
歌ってギャラを頂いたのが 初めてのプロの仕事です。
一浪しての入学ですから20歳でした。
声楽の勉強は中学生13歳からでしたから7年目にして お金を
いただけたのですけれど クラシック歌手というものは
日本で生きていくには あまりに お客様の少ない世界で
いつも 山ほどのチケットノルマと新しい曲の暗譜に苦しみ
続けていました。外国で始めて 多額のギャラでノルマなしの
仕事を頂いて プロの自覚が目覚めたものでした。
それから 長い歌の道のりは永遠に続き 悩み 迷い つまづき
開眼し 又 迷い 求め 自信喪失し 立ち直り・・・・
繰り返して ずっと歌手でい続けているのですけれど
今現在 シャンソン歌手として 感じるのは
多くの人に支えられて 自分が歌手でいられるという
事です。
歌手というのは 一見派手で華やかな職業で スポットを浴びている
エンターテイナーですけれど その瞬間芸は 消えてなくなる
つかの間の事なのに とてつもなく 沢山の人々の力が必要で
積み重ねた勉強が 自然に聴こえて 見えて流れていくような
舞台というのは 一日にしては 出来ず
また それを継続するためには 365日 体力と気力を
自分の体に養い続けなければなければなりません。
多くの方に支えられる責任と義務を感じ 時とすると 歌う喜びより
歌の練習が忍耐だったり 健康維持や節制が苦しみだったり・・・・
強気で 能天気な私も
人知れず 弱気になったり・・・・
とはいえ 練習 本番 結果 そして又 練習 本番 結果・・・永遠に
それを 繰り返し 音楽の神様は 時々 微笑んでくださいます。
昔から「歌がすきなのね」と どの先生にも言われ続けた私です。
どんなに先生から厳しくされても 泣いた事が無い私は 今
自分の生徒さんが上手く歌った時 嬉しくて泣いています。
また 私を支えてくれるスタッフに感謝の涙。
毎年 聞きにいらしてくださるお客様に 再会の涙。
そして きちんとした指導をしてくださる芦野先生の言葉にありがたい涙。



 

シャンソン

2007年11月18日 17時55分32秒 | Weblog
博品館劇場のRECITAL① 

リサイタル朗誦

一年間 自分の店や 色々な劇場で歌い続けて
その一年の集大成として 自分のリサイタルを
毎年11月に開催します。今年は11月14日銀座博品館劇場。
企画 構成 演出など 自分自身で 一年間 悩みます。
本年はパリで三回勉強してきたのでアイディアも かなり沸いて
エンターテイメント性を重視し 特別ゲストに芦野宏先生
歌手ゲストは あみさん 浜砂伴海さん バイオリンに
会田桃子さんを迎えてバラエティに富んだ
内容を考えました。
未熟ながらも 数多くの方に支えられて 無事に満席御礼でした。
現在の私のライフワークは 
シャンソンをフランス語で歌えるお弟子さんや歌手を育てること
自分でシャンソンを作詞作曲して発表すること
自分の店に出演する素晴らしいアーティストをより多くの人に
紹介すること
自分がパリで感動したエンターテイメント性を伝えること
美しいフランス語でシャンソンを歌うこと
色々な思い入れを 盛り込み そして
お客様に満足していただけるリサイタルを目指しました。
前の晩遅くまで 舞台監督さんと 相談を重ね
銀座のホテルに泊り込み 朝八時スタート。
生徒さんのゲネプロが午前10時開始。
生徒有志23人フランス語で二曲づつ46曲のシャンソン
の伴奏は 小泉たかしさんで
私のリサイタルの前  午後3時半から三時間発表します。皆さんプロのように
素晴らしい歌唱でした。
教えてきた音楽性 ディクション アーティキュラション
舞台マナーなど 頭が下がる程 立派でした。
私は ブラボーを叫び続けてしまいました。
「ありがとう。素敵な魂の音楽を奏でてくれて・・・」