私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

美の壺 機械式時計

2016-12-19 14:17:50 | 日記
 12月19日(月)   天気:晴れ   室温:16.9℃

 12月16日(金) 夜7:30放送の NHK BSプレミアム 美の壺は 歯車の愉悦 機械式時計”
でした。  ゼンマイ仕掛けのアナログな時計です。 緻密なメカの動きは まるで 工芸品。 作り
上げるは 人の手。 ミクロの手わざが 光ります。 ゼンマイと歯車で動く 機械式時計。 作るの
は 人の手、ミクロの超絶技巧、手作業で組み立てる 繊細なワザが 機械式時計を 生み出します。
あの山田五郎さんも 機械式時計のマニアで 親からもらった機械式時計に ぞっこん・・。
 草刈さん どうしたんですか・・。  ん おじさん(谷啓) に もらった腕時計の調子が 悪いので
時計を 新調しようかと思ってね。 おじさん 悲しみますよ・・。 思い出が詰まってるし・・。

番組案内には
 ゼンマイと歯車で 動く 「機械式時計」の魅力に迫る!  ▽100を超えるパーツが 緻密に配置さ
れた 腕時計は まさに 芸術品!  必見は、重さ0.0026グラムの極小パーツのゆがみを調整す
る 驚異の職人技!  ▽季節ごとに 時間の長さが 変わる江戸時代の時刻制度 「不定時法」。
 それに対応して作られた 和時計が 登場!  ▽祖父の形見、大切な人からのプレゼント、「掛け
時計」には さまざまな物語が・・・数少なくなった 掛け時計修理の現場に 密着。

 匠の技が詰まった機械式時計は まさに 小宇宙。 機械式時計の製作には 手間がかかります。
100を超えるパーツから できています。 動力源のゼンマイから 歯車、がんぎ車へ。 がんぎ車は
ゼンマイが 一気にほどけないよう ツメの振動が リズムを作るようになっています。
 パーツを一つずつ 点検・調整しながら 組立。 厚さを どこまで 薄くできるか・・。 厚さ1.98mm
のムーブメントもあります。

 和時計は 日本独特の機械式時計で 和時計には 夏・冬の昼と夜の長さの違いに 合わせた
ものもありました。 

 国立科学博物館にある 江戸時代の発明家・田中久重(1799-1881)が作った 万年時計は
1000点ものパーツを 一人で作り 文字盤が 回転して 時刻を表すようになっていて 夏・冬、昼・
夜の長さに 対応するようになっていました。 時間以外の週や 24節季も表示されます。 振り子
の重りを 外へ動かすことで 昼用、夜用に使い分けた和時計もあります。
 当時 不定時法が 採用されていて 今とは 違う時の流れで 過ごしていましたが 明治6年に
定時法に 変わりました。  人間にとって 自然な時間・・。

 スイス・バーゼルでは 機械式時計に 人気があります。 独立時計師・菊野晶宏さんは 2013年
日本人として スイス独立時計師アカデミーのメンバーに 選ばれました。 菊野さんは 開発に 4年
以上かけて 不定時法・和時計の腕時計を作りました。  パーツは 200以上。 全て 自分で作り
パーツを 調整しながら 組み立てる。

 王宮文化を今に伝える ルイ14世のヴェルサイユ宮殿には 80個以上の機械式時計があります。
技師・ドローさんは 1個1個 ネジを巻いて 回りますが 半日以上かかる。  中には 14世の愛した
からくり時計もあります。 ちょっと 時報を鳴らしてあげよう。 上から 天使が舞い降りて・・。
ルイ14世は 時間に正確で 8時 起床、11時 挨拶を受ける、14時 庭園散歩、18時 夜会・・・。
 300年以上たった今も 時計は 守られています。 これは 遅れているので 時間を合わせよう。 

 伊賀市の老舗時計店の三代目店主・澤田宗義さんのところには 古い掛け時計の修理が 持ち込まれ
ます。 店内には レトロな掛け時計が いっぱい。 澤田さんは パーツの入手が 困難となった 時計の修
理を 得意としています。 修理した時計のお礼の手紙が 全国から来ます。 家族の思いでが 詰まった
かけがえのない存在です。 生活に密着している 時計が 帰ってきた・・。 古い時計には 時の流れが
詰まっています。
 草刈さん どこ行っちゃたんだろう。 ただいま! どこ行ってたんですか。 ン たい焼きを買いにね。
おじさんがね 3時になると いつも おやつを買って来いと・・。  草刈さん やっぱり おじさんからもらっ
た時計を 使うんですか・・・。

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