私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

容真流 いけばな展

2014-02-22 16:39:35 | ギャラリー散策
 2月22日(土)  天気:曇り のち 晴れ   室温:14.2 ℃

 きょうは 姫路を歩いてきました。 いつものコースです。 9:57 の電車で 行き 14:35 で帰りました。
まず きのう 相生の ”ぶどうの木” で見た 「さをり織り」 の ”さをり工房ゆう” を 覗いてみます。
 イーグレひめじへ行き ”容真流 姫路支部 いけばな展” と ”未来をのぞく 住宅展” と ”国際平和ポスター展”
と ”39美会 卒業展覧会” を 見て ヤマトヤシキへ行き 特選ギャラリーで ”但馬木彫とその周辺展” を見て
中井三成堂画廊へ降りて ”在庫処分展?” を見ました。 それから 20日の新聞に載っていた ”京の絞り職人展”
を 見ましたが ギャラリー光を 探すのには 手間取りました。 最後に 山陽百貨店の美術画廊で 唐津焼 ”小島直
喜 作陶展” を見ました。 きょうも いろいろあり 帰りの電車が いつもより 1時間以上 遅くなりました。

 みゆき通りを歩き ヤマトヤシキの北で 右に曲がり 約20m、二階街商店街に ”さをりスタジオゆう” があります。
ここには 織り機も 糸などの材料も揃っている 手織体験工房なので コースターや ストールなど オリジナルなもの
を 作ることができます。 お気軽に お越しくださいね♪ コースターづくりは 予約不要!
 ここでは さをり織りのカバンやポーチ・服・ストールなどの販売もしています。 プレゼントにも 好評です♪

 さをり織りは 城みさをが 手織りを始めて 間もないころ 自分の織った布に タテ糸が1本抜けていた。
 織物の常識に照らせば 傷物。 しかし 何か 趣きがある。 自分としては 気に入っている。
 これを 傷とみるか 模様とみるか 見方次第で 物の評価は 180度 変わる。
 当時 織物といえば 規則正しく 均一なものが 一般的でした。 タテ糸が 一本抜けていれば キズモノ。
 しかし キズは キズではなく 織り手の個性。 すべては その発想の転換から 始まりました。
 単なる手織りが アートに昇華した瞬間でした。
 「さをり」とは 自分の感じるままに 好き好きに 織る手織りです。 織りに 自己を表現する アートとしての
 手織りです。 すべて 織り手 本人に 委ねられているのです。
 そこから生まれたものは すべてが オリジナルであり オンリーワンであるのです。 自分にとって かけがえの
 ない 大切な宝物になるのです。 布を織るのではなく 自分を織る・・・・。


 イーグレひめじの市民ギャラリー 第1、2展示室では ”容真流 姫路支部 いけばな展” をしています。
2年に一度 開催する作品発表会だそうです。 女性客が多く 着物姿の人も・・・。
 容真流の由来は 開祖 桜居成龍斎一如法眼は 天明八年(1788)に 現在の加西市に生まれ 六歳で仏門
に入り 20歳のとき 景福寺長老となり ・・・・・ 華道を習得し ・・・・ その後 華道の薀奥を極め 天保11年
(1840) 御室御所宮家より 活花献上の御沙汰を受け 五瓶の活花を 御前に披露し その容(かたち) 真(ま
こと)なるをもって 流名を 容真と拝命し お室の桜にちなみ 桜居の姓を賜わり 流紋として 御所紋章の 「桜
の二引」 の使用を許され ・・・・ 歴代家元は 桜居成龍斎の名を 名乗り 現在 11代家元に至る。


 容真流の教えの根本は 花形の伝承のみならず 花を活けることにより 各自の修養と 人徳の向上に
努め 売名に走らず 華道人としての道を 極めることにある。


 第4展示室では ”第37回 未来をのぞく 住宅展” をしていました。 ここは 写真禁止。 建築家が
設計・建築した住宅のパネル展示です。 全国で 2900回以上 開催したようです。 今回は 姫路スタジオ
(株)宍粟住建の主催? 理想の住まいづくり。 それは自分にあった建築家との出逢いから・・・。

 第3展示室は ”第26回 国際平和ポスター作品展”。 子どもたちに世界の平和について考える機会を
与えようとの趣旨のもとに開催。 平和をテーマに描いた 姫路市内、福崎町内の小学生の作品展です。


 特別展示室では ”第4回 39美会 卒業作品展”。 市立好古学園大学校 大学院 美術A科2年生が 6年間
の成果を発表。 39とは 好古学園大学の39期生? 16人の作品 約40点が 展示されています。
 講師は 瀧本 周造さん。 卒業後も 「39美会展」 を通じ 絵画の制作に 精進したいと考えております。




 カフェ・ゆうゆうゆうで 休憩します。 きょうのカップは AYNSLEY。 これは エインズレイと読むの?  
黄色い花は サンシュウ?

 ヤマトヤシキの特選ギャラリーでは 第18回 木彫フォークアート ”但馬木彫とその周辺展”。 作品は
松田一戯、松田掲三、松田京子、松田政斗、梅野浩壱のもので 小さいものばかり・・。
 但馬で親しまれ 素朴な表情や 木のもつ温もりから 懐かしさや 安らぎを感じる木彫りアートを 一堂に展覧。

 3階の中井三成堂画廊では 三成堂画廊展? 3月3日は 三成堂の日で 展示品は 33%OFF。 3点の
買い上げで さらに 3%OFF、3人連れのお客様は さらに 3%OFF。 PM3時まで。



 次は ギャラリー光。 ここへ行くのに手間取りました。 前に行ったことがあるので すぐ分かると思ったの
ですが・・。 新聞を見て 立町ということは 分かっているのですが・・・。 魚町、塩町、西二階町、十二所前町
辺りを 30分以上歩き回ったでしょうか。 やっとのことで辿りついたギャラリーの対応の悪いこと。 写真は禁
止だし・・。 新聞には 京都の伝統工芸「京鹿の子絞り」 で 世界遺産を描いた壁画や 着物など 約300点が
並ぶ・・・。 大部分は 化学染料で染めるそうです。 絞りのハンカチもありましたが 洗うと 絞りがなくなる?

 山陽百貨店の美術画廊では 唐津焼 曹源窯 ”小島直喜 作陶展” が行われています。 以前 唐津焼の
展示会で 梶原さんにお会いしたことがあります。 小島さんも 梶原さんをご存知でした。 同い年?
しかし 唐津焼は 難しい・・。 朝鮮から 陶工が渡ってきたことは 分かりますが 李朝の白磁、高麗の青磁、
新羅の土器・・・。 今回は 絵唐津沓茶碗、唐津山瀬水指、唐津井戸茶碗、朝鮮唐津茶碗 といわれても・・・。

 案内状のごあいさつに 昔から 「一井戸・ニ樂・三唐津」 と 茶人の間で 大切にされてきた焼物があります。
えっ 「一楽・二萩・三唐津」 ではなかった? ふるさとのやすらぎと 無限の魅力をもつ唐津焼茶陶。
 その失うに惜しい古唐津の再現を目指しつつ 草深い山里の地で 窯の炎を燃やし続けて 30年を迎えました。
小島さんは 1962年 唐津市生まれ、1980年 父とともに開窯。 東京、大阪、福岡などで 個展。
小島さんも暇そうだったので しばらく お話させていただきました。 中里重利さんの窯変大壺、ナマコ釉、
斑(まだら)唐津、梶原さん・・、古田織部の陣屋跡、織部焼・・・・。

 百貨店の地下へ降りて 行列のできる ”御座候” を買って 地下街を通って 駅へ行くと 手前の地下広場が
黒山の人だかりで 騒々しい・・。 何事? キッズ・ダンスコンテスト? いろいろあるものです。
すっかり 遅くなってしまいました。


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コメント
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