アナーキー小池の反体制日記

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#749 社会福祉事業団(上)

2011年07月21日 | マチの事件簿
ボクがこのブログで最初から問題視している”公然のタブー氏”の件です。
ブログを始める動機の一つでもありました。5年前の#7から始まって、カテゴリー「マチの事件簿」にたくさん収録していますが、昨年5月の#423~427”初心に帰ってシリーズ”でダイジェスト版を掲載していますので、新しい読者の方はそこをお読みになるのが理解の早道かと思います。

今回市議選もこの件がなければ立候補などしなかったと思います。(定数が保たれ選挙が実施されることが確定した段階で出馬を取り止めたと思います。)
市議選キャッチフレーズの”ごろつきにきびしく”は正にこのことを指していました。

本市において最大の問題なのだけど、誰も口にしない、まさにタブー視されている問題です。
ほとんどの市議が口を堅く閉ざす中、今回、市議のS氏が自身のブログの中で問題提起しています。(ブログの中というより市議会での活動報告です。また、当事者と市議とは同じS氏なので混同してしまいそうですが、もちろん別人です。)

市民も市職員も市議も口を硬く閉ざす中、S市議の議会での発言、大変心強く思います。
市議のブログから抜粋します。
「(市長は)社会福祉事業団の経営陣の刷新を申し入れるべき。事業団職員の最高位である参事は7年前、前市長が55歳で(彼を)市の主幹(課長職)に採用し、一度も自席や所属課に来ず、59歳で自己退職した人です。これまで様々な問題が指摘されてきましたが、経営の実権をこの人物が握ったまま市民の財産である多くの福祉施設を運営したり譲渡協議を進めることは重大(な問題)です。前田(新)市長は「理事会は適切に運営されている」と、他団体のことでもあり慎重な答弁をしましたが、400人以上の高齢者が入所する4施設をはじめ、身障者福祉2施設、3保育所の運営を独占的に委託しているのですから抜本的な改革を求めるのは当然ではないでしょうか。」

確かにそのとおりです。
その事業団が運営管理する、老人施設のスプリンクラー設置のための補正予算が組まれたことに対しS市議が発信しました。
市は事業団に施設の譲渡をするべきなのですが、市議会は(珍しく意地を見せて)抵抗しています。
譲渡が行われないことから、今回、老人施設のスプリンクラー設置のための補正予算が組まれました。
譲渡しない限り、法定のスプリンクラー設置は市が行わなければなりません。何せ入居老人の命がかかっているのですから。

ボクは市長が言う「理事会は適切に運営されている」に着目しました。本当に「理事会は適切に運営されている」のでしょうか。

続きます。





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