アナーキー小池の反体制日記

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#750 社会福祉事業団(下)

2011年07月22日 | マチの事件簿
問題山積の社会福祉事業団についての続編です。

滝川市社会福祉事業団のホームページを開いてみました。
いったい誰が理事になっているのか知りたかったからです。
しかし理事の名前は載っていませんし、理事長の名前すらないのです。

社会福祉事業団のような認証を受けた団体は、重要なことは必ず理事会に諮ることになっています。
滝川市社会福祉事業団だって予算・決算はもとより、事業計画だとか財産の維持・管理運営、重要な人事など多くの事項は理事会に諮らなければ決定できないはずです。
そして団体の責任の全てを、理事が担うことになっています。

当該の参事ですが、30年も前から旧社会福祉事業団に入り込み、事業団職員や市職員を恫喝することにより勢力を増し、いつの間にかアンタッチャブルな存在になりました。
その背景は、市の重大?なミスをとらえ、市上層部に脅しをかけていたというのが定説です。
それから30年、変わらず事業団職員や市職員を恫喝し、随分前から社会福祉事業団の実権を握っているとまで言われる人間です。
このマチでは今や「福祉」は覚醒剤密売やヤミ金業者と同じく、暗く深い闇の中のイメージを抱く言葉となっています。(「福祉」とは温かく優しい響きを持った言葉だったはずです。)

この件があるものだから、市職員の間では”ごろつき”一般に対し毅然とした態度をとることができない雰囲気となりました。
市長、副市長や幹部職員がS氏に対し、へりくだった態度を見せるのを見聞きしました。
職員が正論を述べても、S氏の言うとおりになってしまう組織に失望し無駄?な抵抗をしなくなります。

まさにそんな雰囲気の中、ごろつき夫婦による2億4千万円恐喝事件が起こりました。
市職員(市長等理事者も)は”ごろつき”というだけで引いてしまって、表向き書類が整っていることを言い訳に大金を支出してしまいました。
起きるべくして起きた事件と言わざるを得ません。

この春の市議選、ボクはこのことを言いたかったのですが、市民の中には「終わった事件に何を今更」と言う人が結構多かったのです。
ボクの真意が伝わらなかったのはパンフへの記し方がまずかったのでしょうが、本意はその背景にある出来事でした。(ごろつき夫婦による2億4千万円事件はボクとして、詐欺ではなく恐喝事件だとして決着済みです。住民訴訟の行方には興味がありますが、事件そのものには興味を失っています。)

今の社会福祉事業団は、新市長の言うとおり市から独立した全く別個の団体です。
しかし市とは密接な連携を保たなければいけない存在です。
その中で一方的に市職員を恫喝して物事を進める実態を見聞きすると、”愚連隊(ぐれんたい)の世界じゃあるまいし”と思っちゃうのです。


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