アナーキー小池の反体制日記

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#961 旧友アキラ君

2012年03月28日 | 昔の思い出
伯父の葬儀で函館に行った折、旧友アキラ君に逢ってきました。
学生寮時代の友人で、観光ホテルに勤めています。
その勤めているホテルに宿泊し、会ったのです。

奇遇なことにアキラ君の父親と、先日亡くなり葬儀があったボクの伯父は旧知なのです。
学生寮時代にアキラ君から、父親が渡島管内で校長をしており、かつ道教育大函館校出身なことを知りました。
夏休みのお盆に勝美伯父と会ったとき尋ねると、伯父はアキラ君の父親をよく知っていて、親しかったと言ったのを思い出します。

アキラ君とは10年くらい前に会っています。
ボクが出張で函館に行った折、ホテルのバーで飲みました。
その時は30年ぶりくらいに会ったので、懐かしさ一杯でした。

アキラ君は今回も同じ顔でした、
アキラ君はボクの顔が激変したと言います。ボクの顔がむくんでいるためでしょう。
これでもひところよりは小さな顔になったと話すと、不思議そうな顔をしました。

アキラ君、学生時代はとても短気で、アルバイト先でよく雇い主と喧嘩をしていました。
しかし今は本当に柔和な顔になったのです。
職場で嫌なことがあっても、じっと我慢をするといいます。
なにか、悟りを開いた修行僧みたいないい顔になっていました。

彼はもちろん結婚をしていますが、夫人は知床半島の付け根あたりで暮らしています。
そんな生活を20年近くも続けているそうです。
不思議な関係ですが、70才ころにまた同居しようかなんて話をしているそうです。

その夫人、学生時代にボクが紹介した女性です。
ボクは覚えていませんが、”ボインな女性がいる”と紹介したそうです。
”ボイン”なんて言葉はすでに死語になっています。大昔の話です。
彼女とあって彼から返ってきた言葉は、”いまいちだな”でした。

学生時代、彼はボクの実家に滞在したことがあります。
滞在したことは憶えているのだけど、彼が朝早くに自転車で家を出て20km離れたパチンコ屋に行き夕方に帰ってきた時、捜索願を出すとか大騒ぎをしたことがあるのだそうですが、そのことをボクは覚えていないのです。
記憶はどんどん失われているようです。

彼の実家にも行きました。
渡島の寒村の校長住宅でした。
実直で頑固そうなお父さんを記憶していますが、その人は昨年亡くなったそうです。
彼のお父さんに黙祷です。




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