＃960 妻の伯父の葬儀

今日、妻の伯父の葬儀が営まれました。
妻の母の兄で、このマチにずっと住んでいました。
前々回のブログで、大正14年生まれと記しましたが、大正15年の早生まれでした。訂正いたします。

実直な方で正義感が強く、寡黙でお酒とタバコが大好きでした。
昨年秋にがんが見つかり入院していましたが、平成24年3月24日に亡くなりました。

戦中、地元で警察官をしていました。
そのころから始めた柔道を長い間続け、昭和40年代まで子供たちに指導をしています。
祭壇に飾ってありましたが、昭和48年に柔道5段を与えられた賞状がありました。
戦後、電気店など営んでいましたが20年ほど前に店をたたみ、市営住宅に入居しました。

もと警察官からなのか、生来のものなのか、とにかく正義感が強い人です。
団地内にはちょっと知られた"ごろつき"がいるのですが、団地内の有志と"ごろつき"を徹底的に押さえつけ悪事を暴いていました。
そして「市は"ごろつき"に甘い」と常々言っていたものです。
例の2億4千万円恐喝事件発覚時には「呆れてものが言えない」って言ったきり横を向いてしまいました。

つい数年前まで用事で市役所に来たとき、たびたびボクのところに寄り近況を話してくれたのを思い出します。

ご冥福をお祈りいたします。