昨日の選挙で自民党が惨敗したんだけど、この低食糧自給率と耕作放棄地シリーズが最終回なので優先し、選挙結果などの思いは次回に記しましょう。
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タマゴや牛乳や肉の多くは日本で生産されています。
しかし、タマゴや牛乳や肉を製品にするのに食べさせる肥料の多くは輸入ものです。食糧自給率の算定には、そこのところがきちんと計算されています。ボクたちが食べているタマゴは8割がた外国産の扱いを受けています。
その輸入飼料の多くはトウモロコシです。その輸入されるトウモロコシは不作などが原因で高騰しています。タマゴや牛乳、肉が高くなっている原因です。食糧自給率の低迷にも影響しています。
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それらを一気に解決する妙案があります。
耕作放棄地にトウモロコシを植え、収穫し、家畜の餌とすのです。
食糧自給率を上げるためだけに特化し、採算など度外視です。
輸入品より少し安く畜産農家へ提供します。
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トウモロコシは肥料作物としてはとても優れているんです。
手間暇をあまりかけずに、けっこうな量の収穫があります。
最初はそれほど獲れないかもしれませんが、慣れてきたらそれなりの量が獲れるようになるでしょう。
あくまで食糧自給率を上げるためだけの政策ですから、国民の抵抗も少ないんではないか、って思います。
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財源は、倍増するであるであろう日本の防衛費の一部を割くだけで得られます。
食の安保、もう少し検討する必要があります。
低食糧自給率と耕作放棄地シリーズを終えます。