アナーキー小池の反体制日記

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#2886 記し継ぐべきこと ⑫ 滝川市立病院建て替え(5)

2018年12月26日 | マチの事件簿
次回に続いて11か月前に記した、滝川市立病院の涙ぐましい経営努力についての再掲です。

2018.1.25 #2566 眼の治療(白内障手術) ⓾
10年前の2008年2月27日#94 市立病院、同じく5月21日#129 続 市立病院 で触れていますが、滝川市立病院の建て替え時に、病院の規模をめぐってこのブログにボクの意見を載せています。(2011年8月5日#764 新市立病院 でも今のが出来上がった後のボクの思いを記しています)
心ある市民の中には、このような規模の病院建設は禍根を残す、と心配していました。
もっと小さな規模にして建設費、運営費とも抑えなかったら、将来赤字となり、大変な目にあうのがミエミエだったからです。
人口のまばらなこの地域ですが、10㎞しか離れていないところに病院としては格上の砂川市立病院がすでに出来上がっていました。
そしてその砂川市とは、いずれ合併をしなければならないことは明らかです。
管内の人口は減少を続けています。
もうじき団塊の世代も死に絶えますので、将来の人口激減は容易に想像の付くことです。
人口激減が起きた場合、砂川市と滝川市の市立病院が並立できるとはとても考えられないのです。
ボクかから言わせると火を見るより明らかなことなんだけど、当時の愚かな市長はその無謀極まる建設案を議会に提出し、阿呆な議員どもが決めちゃったのです。
ほとほと情けなく存じます。
市立病院の建築工事を請け負ったのは、談合事件を起こし指名停止になっていた企業です。
市はこの工事のために指名停止処分を解き、そして落札です。
絵に描いたような官製談合です。
何でもあり、の世界です。
そして工事費は当初計画予算を10数億円上回るものになっていました。
完成してからの病院経営がますます困難な状況に陥りました。
今はまだ何とかしのげるのです。
10年後,20年後は病院として成り立たなくなってしまいます。
ちょっと考えれば明らかなのに、当時の愚かで阿呆な首長と議員たちによって造られてしまったのです。
これほどまでに先が読めない者たちが、マチを導いているのです。
彼らは、自分で物事を判断することができないようです。
頭は帽子をかぶるためにあるのではなく、またリアップをつけるためにあるのではありません。
勘違いしないでいただきたい、頭は物事を考え判断するためにあるのです。
ボクはごろつき夫婦による2億4円万円恐喝事件の住民訴訟確定判決を無きモノにしてしまった市議会議員の偉業をたたえ顕彰していますが、10年前の病院建設に賛成した議員も顕彰に値します。
(後略)

・・・
以上、11か月前のものの再掲でした。
尻を叩かれて精一杯の経営改善に向けた努力を行っている滝川市立病院ですが、当時の市長の誤った判断と、それを認めてしまったポンコツ議員によって遺(のこ)された負の遺産は、経営努力も焼け石に水、なんです。
以上、滝川市立病院建て替えについてを終えます。
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