アナーキー小池の反体制日記

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#2755 原子力ムラ

2018年08月03日 | 災害と防災
東電福島第1原発メルトダウン事件を期に、太陽光発電など再生可能エネルギーの開発が進み、今では原子力発電が不要な状況になりつつあります。

再生可能エネルギーについては、ずいぶん昔からその有効性が説かれていたんですが、政府は本腰を入れての開発を行わなかった実績?があります。
しかしメルトダウン事件後、ほんのちょっと予算を増額しただけでずいぶんと効果が出ています。
日本中でこれだけエアコンを使っても、電力は余裕があるんです。

まだまだ再生可能エネルギーの利用はできます。
早晩、原発なんて不要になるでしょう。

でも政権は、再生可能エネルギーの研究に対する予算をたくさん付けようとはしません。
原子力ムラへの配慮です。

もともと原爆でひどい目に遭(あ)ってきた日本なんですが、屁理屈(へりくつ)をつけて原発を推進してきた経緯がありました。原子力の平和利用だ、って。

長年の澱(おり)がたまって、原子力ムラはすっかり腐ってしまいました。
腐っているけど、強欲な利権集団となっているため、なかなか潰(つぶ)すことができません。
原子力ムラは“腐っても鯛”なのです。

そして国民が一番気に留めておかなければならないことは、原子力ムラを維持させていくために巨額の経費を要している、ちゅ~ことです。
いまや原子力ムラは“百害あって一利なし”なのに、です。

本当は、クソの役にも立たない原子力ムラをぶっ潰して、その予算の1割でも再生可能エネルギーの開発に回せば、日本のエネルギー問題は早期に解消していました。
その点 中国はお利口で、再生可能エネルギー関連の研究・開発が盛んに行われています。
エネルギーのうちの再生可能エネルギーの占める率が向上し、製品・技術が海外に輸出され、大儲けです。

日本の拙(つたな)いエネルギー政策が情けないのです。


※ 再生可能エネルギー  自然から取り出すことができ、一度利用しても再生可能な枯渇しないエネルギー源のこと。水力、バイオマス、太陽光、太陽熱、風力、地熱、波力など

※ 原子力ムラ  原子力発電業界の産・官・学の特定の関係者によって構成される特殊なムラ社会的社会集団、およびその関係性を揶揄・批判を込めて呼ぶ用語で、原発を推進することで互いに利益を得てきた政治家と企業、研究者の利権集団
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