アナーキー小池の反体制日記

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#3150 イギリスの行方

2019年09月18日 | 海外との話題
イギリスが揺れ続けています。
国民投票でEU離脱を決めちゃったのが原因です。

ボクはEUの試みを高く評価しています。
国境のない世界を目指す第一歩として、期待しているのです。
でもこのところの、自国第一主義のはびこりようには正直 落胆です。

イギリス人が離脱を国民投票で決めちゃったのはしょうがありません。
自国のことを自国民が決めるのをとがめる権利は、誰もありません。
ただ、その後イギリス国内で起きている騒動については、懸念を抱きます。

EUを離脱するにはそれなりに手続きが必要です。
本当は、EUの合意も求められるのです。
ただ、EUの合意を得るためにはイギリスにとって不都合なものも呑まなければなりません。
その交渉に高圧的な態度で臨むであろうジョンソン首相は、相手にされそうもありません。
そんなのを自覚して、EUとの合意なき離脱を容認するようなことを申しているんです。

ジョンソン首相はミニ・トランプと蔑(さげす)まれるほど、自国第一主義者です。(あのアベはマイクロ・トランプでアメリカ第一主義者ですが)
そしてそんな輩(やから)をイギリス国民の支持って結構多いのです。

・・・
イギリスのためにも、ヨーロッパのためにも、世界のためにも、どう考えてもためにならないと思うのだけど、イギリス国民が決めたことですのでとやかくは言えません。
ただ、どう考えても歴史の流れに逆行している、と思えて仕方がないのです。
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