やはり一番集まるのはスズメです。
多いときは20羽くらいが餌をついばんでいます。
子供の頃からおなじみの鳥です。
でも新しい発見があります。
集まる10種くらいの野鳥の中で、一番用心深いのです。
ベランダから眺めていていると、真っ先に逃げるのはスズメですし、一定の距離以上には近づいてきません。
人の一番身近の鳥が、実は人を一番恐れているのです。
昔に獲って食べられた歴史があるからなのでしょう。
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雪が降り積もってから、野鳥用の撒き餌(まきえ)をはじめました。
12月の初めのころでしょうか。
スズメがすぐ来ると思ったのですが、スズメは大変用心深いのです。
最初に来たのはシジュウカラです。
ヒマワリの種を一粒くわえて、あっという間に飛び立ちます。
最初は、シジュウカラが何も食べずに行ってしまったと思いました。
眼の良い妻が、ヒマワリの種をくわえているのを発見です。
その場で食べることをしま . . . 本文を読む
以前、カラスのことを記したことがあります。
この地域にはハシボソガラスとハシブトガラスの2種類がいるのですが、このあたりでよく見かけるハシボソガラスのことを中心に書いたのでした。
ハシブトガラスはほとんどお目にかかれないと記しましたが、最近ボクの家のそばで見かけるようになりました。
ごみの回収日などにゴミ袋の近くにいるのです。
ボクがカラスのそばに寄っても逃げません。
2mほどに近づくと、ぴょん . . . 本文を読む
前々回に触れましたが、地球の歴史上複数回の地球丸ごと凍りついたことが起こりました。
それも何百万年間、もしかすると何千万年の間です。
それを”本物の氷河期”と呼びます。
ボクたちが認識していた氷河期はかわいいものなのです。
つい最近、2万年前にも起こっています。
今は氷河期の合間の間氷期、それも第4間氷期と呼ばれているものです。
氷河期とはいえ、地球全てが氷に覆われたのではありません。
今より少 . . . 本文を読む
昔、全ての生物は太陽のエネルギーにより生きていると言われてました。
ところが何十年か前に、太陽エネルギーを必要としない生物がいるのが確認されました。
深海底にある、熱水噴出孔に多数の生物が生存しているのが確認できたのです。
海底下にある火山の噴火口です。
その中には酸素を必要としない、熱水噴出孔から噴出する硫化物をエネルギー源とする微生物もあり、生命誕生はこの熱水噴出孔ではないとの説があるほどで . . . 本文を読む
蓬莱山って、有名な中国伝説の山です。
恐れ多くて触れられないような、神聖な山なのです。
恐れ知らずの日本の民は、全国に多数の蓬莱山を生み出したのです。
北海道にもあります。
なんと、ボクが生まれたのはその蓬莱山から3kmと離れていないところでした。
山の高さは百mもありません。
山というより岩です。
大きな岩がそそり立っています。
前回の黄金山どころの勾配でありません。
小学生の頃、その岩に . . . 本文を読む
黄金山って全国にたくさんあるのではないかと思います。
縁起が良さそうで、ご利益に預かりそうで、土地の有力者が付けたがる山の名です。
この地に就職した40年前、海水浴に浜益村に行きました。
この地からは50km近く離れたところにあります。
それでも、この地から一番近い海岸なのです。
海水浴場に近づいた頃、前方に異様な風景が目に留まりました。
急勾配の山です。
円錐形なのでしょうが、異状に急勾配で . . . 本文を読む
キリンの籠脱け画像が面白かったです。
10日ほど前、帯広動物園から釧路動物園へ運ばれるはずの1才のキリンが、檻を破り脱出したのです。
鉄パイプを背中で押し折り、開いた隙間から背面飛びを見せ、見事檻外へ出たのです。
狭い隙間から、あのキリンの長い首や脚がよく出たものだと感心しています。
そして、曲芸みたいに脱出しても、怪我一つ無いのですから驚きです。
キリンはおとなしい動物ですが、何せ体が大きいの . . . 本文を読む
稀有な珍味、幻の珍味、ありえない珍味などと世間で語られています。
タラに近いアンコウですが、タラの白子は人気を博しているのに、アンコウの白子など見たことがありません。
一説には、アンコウのオスはメスの生殖器のそばに寄生し、精子を溜めずにメスの体に送っているため、白子なんて存在しないとあります。
確かにチョウチンアンコウの種の中には、オスとして産まれたものは出合ったメスの体に吸い付き、後には一体化 . . . 本文を読む
近所のオバさんとの会話です。上空にカラスが舞い、鳴いていました。
近所のオバさん・・・この辺のカラスはガーガーとうるさいわね。カラスはカーカー鳴くものなのに。
ボク・・・・・・・・・・・・・年老いているので、声がしわがれているのです。
近所のオバさん・・・それって私のこと?
ボク・・・・・・・・・・・・・とんでもありません、カラスの鳴き声です。
近所のオバさん、長いこと大阪や名古屋で暮らしてい . . . 本文を読む
マスからムシの話題に変わります。
今日、雪虫の越冬の様子を見ることができました。
エゾノコリンゴの幹や枝にびっしりかたまって付いていました。
2週間前ほどに雪虫が大量発生していました。
エゾノコリンゴの木についていましたので、リンゴワタムシなのでしょう。
ユキムシはアブラムシです。
アブラムシのうち、何種類かがユキムシになるのです。
アブラムシの仲間ですから、生涯の大半は羽など生えていません。 . . . 本文を読む
クニマス、サケ科の淡水魚です。
絶滅してしまったと思われていたのですが、一昨年、70年ぶりに姿を現しました。
昔、秋田県の田沢湖に棲んでいました。
しかし、水質の悪化などから70年前ほどに絶滅したとされ、1990年代に絶滅種の指定を受けていました。
しかし2010年、山梨県西湖で発見されたのです。
このクニマス、サケ科のベニザケの陸封型です。
秋田県田沢湖で陸封され、特有なものとなったものです . . . 本文を読む
昨晩、山中伸弥さんがノーベル医学生理学賞を貰うことが決まった朗報が届きました。
まだ50才ですからとっても若いのですが、昨年も一昨年も有力候補として受賞が期待されていたほどの実力者です。
今年の文学賞は村上春樹が期待されています。
ノーベル賞については後に記そうと思います。
まだ素粒子のこと、宇宙のことが残っていますので続けます。
昨年の今頃、光速より早いニュートリノが見つかったと、大騒ぎになり . . . 本文を読む
暗黒エネルギーの出現で、宇宙の終わりについても新たな展開が見られます。
暗黒エネルギーが唱えられる前は、宇宙全体のエネルギーの総量がわからないため、3種の終末が説としてありました。
1.宇宙に質量がたくさんある場合、ある程度で膨張が止まりその後収縮に転じ最後は潰(つぶ)れて一点に戻ってしまうのです。ビッグクランチと呼びます。
2.時間がたつにつれ宇宙は減速するが大きくなり続ける。
3.大きくなるス . . . 本文を読む
この宇宙は1つだけではないと、昔から多くのSF小説が題材に用いています。
たくさんの宇宙を目の前に置いて、ある生命体?が観察しているなんて、壮大なものもありました。
そんな存在を"神"というのかもしれません。
ボクは宗教を否定しますが、宇宙を覗いているものの存在はあるのかも、と思っています。
最近の宇宙学では、宇宙が一つだけというのは不自然だとしています。
真空エネルギーという概念がありますが、 . . . 本文を読む