ウォール街は金曜日がイースター休日で3連休に入る
この日は第1四半期の決算発表が続き好決算には反応した。投資銀行のゴールドマン(GS)やモルガン・スタンレー(GS)が発表したが、株価は好決算には素直に反応した。
この日のダウ平均は小幅安、S&P500、ナスダック指数は小幅高で、S&P500は今週4日間の立ち会いで+2.7%になり、週間ベースでは昨年7月以来の上昇率になった。
注目の中国インタネット関連2銘柄が公開された。ウエィボ(Weibo/WB)は中国版ツィツターで公開価格$17に対して引けは+29%とまずまずの成果。ブックビルディングの価格帯は$17~$19の下限で決まった。中国ではツイッターの利用が禁止されている。国内のアクティブ・ユーザー数は1億3000万人である。公開の人気度について注目されたのは、アリババの公開が控えているからだ。
昨年、ソニーに大量投資して注目されたヘッジファンドのサードポイントが日本株投資についてのレポートを公開した。アクティビストの運用者ダン・ローブはソニー(6758)に映画部門の分離を提案したが断わられ、その後の去就が注目されたが、最近のレポートで引き続き保有していることが明らかにされた。またソフトバンク(9984)にも大量投資したが、レポートでは孫社長のモバイル通信分野での世界戦略に賛同して投資を続ける。
外人投資家の日本株離れがいわれるが、ダン・ローブの一貫した強気姿勢はアベノミクスへの期待感にある。なかでもソフトバンクを選択した行動には注目される。