足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

1月の経験則・・・・NY株

2010-01-30 07:27:30 | 株式

NY株は続落。この日は昨年第4四半期のGDPが予想の+4.6%に対して+5.7%という発表があり、製造業指数、消費者信頼指数(いずれも1月)も予想を上回ったが、株価は反応しなかった。

企業業績もS&P500のうち44%が発表され、いままでは前年比で3倍の増益であるが、この種の材料にはまったく無反応だ。むしろ「1月相場のバロメーター」説が蒸し返された。1月相場はその年の象徴という確度の高い経験則がある。今年は年初来、NYダウは-4.5%になった。経験則によると2010年の相場はマイナスに終わる。先行きには不吉なデータである。

相場を取り巻く環境はマクロ、ミクロとも問題ないが、なにか不測の材料が先行きにはあるのか?

ウォーレン・バフェットは「予想は投票箱、株の価値は重量計で測るべし」という。株価の投資価値は、経済環境の好転もあって着実によくなってきている。

関心事の円相場は1ドルが90円に下落した。相変わらずドル高が継続しており、昨日もドル指数(DXY)は上昇した。

また相場の体温であるVIX(恐怖)指数も24で、1週間前の27よりは低下してきている。

1月のバロメーター」説に戻るが、昨年の1月は-8.6%であったが、年間では+23%も上がった。

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ウォール街は常識的な調整・・・ここでの戦略

2010-01-29 07:51:49 | 株式

ウォール街では相場は期待に反して逆に進んだ。下落だ。

昨日はマイクロソフト、アマゾンと好決算を発表したがハイテク株が相場の下落を先導した。携帯電話関連のクワルコムの決算をイヤ気した。また失業保険申請件数の増加や耐久財受注が予想を下回ったこともマイナス材料。

東京市場では決算発表が本格化してきて、好調な数字に株価が反応するようになってきたが、ウォール街の動きは対照的である。それというのも昨年1年間でS&P500+23%,になり、3月の安値から+65%も上がったので「この程度の調整は当然」というのが人気の根底にある。ウォール街をみていてひとつの救いは、今回の相場の調整の引き金になってきた大手金融株の株価が売られなくなってきたことだ。

いまひとつ注目したいのは円相場の動きである。昨日はNY市場で89.90円になったが、一方、ドル指数(DXY)は上昇した。円が対ドルで安くなっただけで、ドルはほかの通貨に対しては堅調。

本欄でしばしば取り上げるVIX(恐怖)指数には大きな変化はなかった。先週の27に比べて昨日は23と下の水準。

ここでの東京市場での戦略は好決算の銘柄の物色である。

当面はハイテクに焦点を絞っている。

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短期的には反発が期待

2010-01-28 08:01:56 | 株式

世界の投資家が注目したのは2日間の連銀FOMCであった。政策の変更はなく引き続き低金利政策を継続することを決めた。

声明文の全体のトーンには変更はなかったが、「景気がしばらくは弱い」という文言が削除された。回復のトレンドは順調で巡航速度に復帰していると連銀は判断した。

東京市場を読む場合に気になったのは円相場の動向だ。本日の日経新聞では「27日の東京市場で円は1時、5週間ぶりの高値となる1ドル=8914銭まで買い進まれた」「円独歩高の様相が強いため・・・」と円高への反転を強調していたが、NY市場では89.99円と安くなり、ドル指数(DXY)を構成する16ヵ国の通貨のうち13ヵ国に対しては円安になった。

依然としてドル高基調は崩れていない。相場の方向性についての読み方は新聞報道だけでは誤解をまねく。

いまひとつ同紙には日経平均は年初来、NY株に比べて今回の下落率が相対的に軽微とある。最近のオバマ政権の金融規制が引き金になって下落に転じた直前の時点からの下落率はNY-5.2%、東京市場-6.0%で日本のほうが調整率は大きい。この点も視点をどこに据えるかによって違いが出てくる。

日本株の調整は、短期的には終幕にきている。昨日はウォール街でもハイテク、金融、通信が反発したことからも、目先には好ましいサインが出た。

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調整も終わりに近いか?・・・ドル安ではない

2010-01-27 08:08:58 | 株式

今回の世界の株価の下落はウォール街に始まった。材料はオバマ政権の金融規制、中国の金融引締め、バーナンキ議長の再選問題である。NYダウ平均は5%下落した。それにつられて日経平均も6%下落した。

この材料のうちバーナンキ議長の再選は週末には上院で可決される見通しが確実になった。昨日も世界最大の債券投信を運用しているピムコのビル・グロスは「金融市場の先行きに改革の話が出ているが、こんなときこそバーナンキ議長は必要だ」と再選を強く後押しした。

NY株はここで調整を終えるのか、まだ不十分なのかがわれわれの最大の関心事だ。

「今回の調整はこれまでとは異なる。あと57%の下落が必要」という見方も出ている。

そんななかでドル相場の堅調なのが注目点。対円でみているとドル高は感じられないが、ドル相場を示すドル指数(DXY)が昨日は反騰した。先行き世界経済の動向が不透明ななかで、安全な通貨はドルという人気は根強い。

われわれの戦略は調整が進んでいるハイテク株の押し目買いである。個々の銘柄ではテクニカル面で過熱していたのが多かったが、調整が進んできた。

ここで頭に浮かぶのはウォーレン・バフェットの言葉だ。

相場の予想は投票箱、ファンダメンタル分析は重量計

重量計で判断して銘柄の選択ができる環境になってきた。

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懸念材料が薄れる・・・ウォール街

2010-01-26 08:03:52 | 株式

NY株は小反発した。

先週は米金融規制、今週のバーナンキ議長の再選の難航を問題にした。しかし金融規制は簡単に議会を通過しないという観測がでてきたし、一方、連銀議長の再選は確実という見方が有力になった。

市場の関心は本格化した企業業績の発表に向く。アップルが好決算を発表した。iPhoneの売上が2倍に伸びたほか、PCMacも好調で両輪がフル回転だ。今週27日にはアップル・ショーでの新製品の発表を控える。ハイテクでは、いつも悪役を演じるテキサス・インスツルメンツの決算が好調であった。アナログICが携帯電話向けに好調であった。ハイテク株は米国のハイテクの象徴であるマイクロソフト、インテルの株価が堅調だ。引き続きハイテクが相場の主柱のひとつだ。

われわれの関心事の円相場だが、昨日のウォール街では円安であった。ウォール街では日銀の金融緩和に期待する。

先週のNYダウ平均の下落の-4.1%は週間では昨年36日以来であったが、その後、NY株は+50%以上の反騰になった。今回はVIX(恐怖)指数が急騰し相場の先行きに警戒感が広がったが、昨日は依然として高止まりだ。根底には調整気分は残る。

東京市場での戦略はハイテクの動きに引き続き注目。

最近はエルピーダー(6665)、HOYA7741)、パナソニック(6759)に注目している。

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