足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

世界的に株安

2014-12-31 11:46:44 | 投資戦略
株価は世界的に軟調。
年末相場の先頭を切って東京市場が幕を閉じたが大幅安で終わったあと、アジア、欧米も閑散で軟調。
ウォール街では市場参加者も少なく売買高も減少し新年に向けての元気のよい声も聞こえなかlった。
今年はS&P500が+12.6%とNYダウ平均の+8.5%を大きく上回った。特に注目されるのはナスダック指数で+14.4%であった。ダウ平均、S&P500は史上最高値を更新し続けたが、ナスダック指数は2000年初めの5048ポイントには届かない(昨日は4777ポイント)。新年の課題は史上最高値を更新するかどうかか大きな関心事である。バイオ関連に比べてハイテク人気がいまひとつであったが、2015年にはハイテク株の人気が復活するかどうかがカギをにぎる。
新年は東京市場でも大型の輸出関連の人気が内需や中小型株にも波及してくるとみる。
2014年のスマートフォンでのオンライン・ゲーム関連のような人気株を求めて有望株を探索したい。

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1月効果を考える

2014-12-30 06:41:28 | 投資戦略
昨日のNY市場は年末で閑散、差し当たり節税対策で損失を売却して年間の売買益を減らすという行動をとった大手機関投資家やヘッジファンドが見送りの姿勢をとった。
2015年の投資戦略に関心を向ける。
ウォール街には1月相場にはJanuaryEfffect(1月効果)という言葉がる。これまでの経験則では1月は株価には上昇する習性がある。1980年以来では年間では12月、4月11月に次ぐ上昇率(+8.2%)である。
投資家は気分一新して株式投資に臨む。
いま関心があるのは2015年という新しい年がどのような展開になるかということである。
足元には大きな変化がでてきる。まず原油価格の暴落で、それがインフレ沈静をもたらし消費者にはガソリン安という形で減税に等しい好影響をもたらせる。
一方、米国では金融政策の転換という大きな節目を迎える。2009年のリーマンショック対策で発動されたゼロ金利政策が転換時を迎えたことは万人が認めるところ。どのような形でイエレン米連銀議長が出口を通過するかである。幸い米国景気は底入れ世界をリードしはじめた。GDPは4半期ベースでは+5.0%という上昇する事態になってきた。このようにみると2015年のマクロ環境は悪くない。
1月は歴史的にみて中小型株が動く習性がある。ことしもすでに12月からこの傾向が出てきた。
東京市場でも1月はウォール街でのこの2つの材料を参考にして投資戦略を考えよう。

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新年を仕込む時期が来た

2014-12-27 08:56:56 | 投資戦略
クリスマス明けのNY市場は堅調だが商いは低調。多くの市場参加者は連休を楽しむ。
アジア、欧州の主要国は連休であった。
NY株は低調な商いのなかを3指数とも小幅高。特にこれまで出遅れていたラッセル2000指数の中小型株が好調であった。インターネット関連が人気化しグルーポン(GRPN),リンクトイン(LNKD),アマゾン(AMZN)が牽引した。
NYダウ、S&P500は市場最高値を更新し続けるがナスダック指数は2000年3月の史上最高値(5048.62ポイント)には届かない。先のネットバブル時と異なり成長株の中味は大きく変化したが、新年は新しい成長株が出てナスダック指数を押し上げるという期待観が強まる。決め手になる銘柄もテーマもいまのところ決定的でない。
ただバイオ関連株だけは幅広く買われ、これからも材料が出てくることは確実である。
東京市場では輸出関連のほか、新しいテーマが出るのか?
確実にえることは12月のように新規公開銘柄の数が増え、そのなかからスターが出ることである。
2014年のIPO銘柄の動きが今後の投資の実践を教えてくれた。参考にして新年は注目分野に上げたい。

「トリトンスクエア通信」の読者の方へ
来週は月曜日に臨時号を発行します。新春銘柄をいれました。

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新春銘柄を考える時

2014-12-27 08:55:59 | 投資戦略
クリスマス明けのNY市場は堅調だが商いは低調。多くの市場参加者は連休を楽しむ。
アジア、欧州の主要国は連休であった。
NY株は低調な商いのなかを3指数とも小幅高。特にこれまで出遅れていたラッセル2000指数の中小型株が好調であった。インターネット関連が人気化しグルーポン(GRPN),リンクトイン(LNKD),アマゾン(AMZN)が牽引した。
NYダウ、S&P500は市場最高値を更新し続けるがナスダック指数は2000年3月の史上最高値(5048.62ポイント)には届かない。先のネットバブル時と異なり成長株の中味は大きく変化したが、新年は新しい成長株が出てナスダック指数を押し上げるという期待観が強まる。決め手になる銘柄もテーマもいまのところ決定的でない。
ただバイオ関連株だけは幅広く買われ、これからも材料が出てくることは確実である。
東京市場では輸出関連のほか、新しいテーマが出るのか?
確実にえることは12月のように新規公開銘柄の数が増え、そのなかからスターが出ることである。
2014年のIPO銘柄の動きが今後の投資の実践を教えてくれた。参考にして新年は注目分野に上げたい。

「トリトンスクエア通信」の読者の方へ
来週は月曜日に臨時号を発行します。新春銘柄をいれました。

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NY市場の休日明けは中小型株

2014-12-26 06:44:00 | 投資戦略
海外はクリスマスで休場であった。
世界的に平穏なクリスマスでこれといった大きな事件も起こらなかった。
44年前のクリスマスはワシントンで迎えた。中心部から外れた下宿から向かいにある小さなホテルに新聞を買いに、大雪の中を転びながら行ったことが昨日のようだ。
このときの大失敗はすべての商店、レストランが休日で食事がとれず、部屋に残るビスケットだけで1日を過ごした。当時は1ドル=360円。

その数年前にはウォーレン・バフェットがNYから故郷のネブラスカ州に戻り投資顧問業を始めたが、個人資産を600億ドル(7兆円)に築き上げた。株式市場はだれにでもこのようなチャンスの門戸を開けている。それだけに最近はバフェットのメデイアへの露出度はどの時期よりも増えてきた。本年84歳だが、どこかで第2のバフェットが静かにその後を追っているかもしれない。世界の株式市場はそのようなチャンスを永遠に提供する場である。

ウォール街では「1月効果」が語られている。今回は中小型株人気の再燃である。歴史的にみても1月は相場が高いケースが多く、1846年に始まったNYダウ平均の上昇率は+0.9%と通年の平均+0.6%を上回る。12月は大型株に比べて中小型株のパフォーマンスが大きく下回った。1月には中小型株の回復に期待する。
昨日も書いたが東京市場でも同じことがいえそうである。
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