足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ソフトバンクの攻撃がはじまった

2013-07-31 07:27:18 | 株式

 NY株は連銀FOMC待ちで大きな動きはないが、引き続き先週決算発表したフエィスブック(FB)が上昇しIPO価格$38を超えて一段と上進した。インターネット株フアンの投資家はこの動きのなかから様々な意味を受け取る動きを始めた。目標値$45が視界にはいってきた(引け後気配$37.75)。

 

昨日、ソフトバンク(9984)がスプリントの買収後、初めての4半期決算を発表した。ITバブル崩壊で大きな借金を抱えボーダフォン買収に乗り出した時の孫社長の姿が目に浮かぶ。「通信業界を制するものが時代の流れをつくる」と悲壮な表情でメデイア、アナリストに語りかけた姿が思い出される。

 昨日のソフトバンクの決算では20143月期の業績を増額修正したが、ガンホーエンターテイメントなどを決算対照にしたことも寄与した。

 それよりも同時にウォール街で4半期決算を発表したスプリント(S)の株価が赤字決算であるのに+7.3%急騰したことだ。孫社長の決算発表と、今後のスプリントの再建策を出したことに信認を与えた。

 

早速、携帯電話の基本料金を月80ドルに引き下げる。競合相手2社は$95~$100である。スピード感を発揮する。

挑戦状を突きつけたが、これからは市場の取り合いが始まる。トヨタ自がGMを苦境に押しやったような図式を描く。ソフトバンクの株価の展開に注目したい。

 ウォール街でいまひとつ日本株についての話題はソニー(6758)だ。ヘッジファンドのダン・ローブ(サードポイント)の再建策の提案だ。5月中旬の提案いらい2ヵ月半がたった。日米での時間感覚の差をさらけ出している。かつてのソニーの成長神話の文化は完全になくなった。

 

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東京市場にゆがみはないか?

2013-07-30 07:37:08 | 株式

 ウォール街は今週の大材料の発表を控えて小休止だ。

 連銀FOMC,週末の雇用統計(7月)などで、いずれも大きなサプライズなしという見方だが、差し当たりは様子見といったところだ。

 そのようなかで先週、好決算発表のフェイスブック(FB)がこの日も急騰し株価は$35を超えIPO価格を上回った。市場は今回の業績の好転と先行きの戦略を前向きに評価し始めた。決算の内容をみて、注目されるのはタブレットなど携帯端末向けの広告比率が急上昇してきたことだ。インターネットの世界では下剋上の時代が続くが、さすがに本家本元の米国では明日は何が起こるか分からないという成長の魅力がある。

 

昨年5月の公開時にはモバル向けのビジネスの比率が低く、経営者ザッカーバーグは最高の人材を新分野に投入し市場での存在感を高めた。

昨日は中国のグーグルといわれる百度(BIDU)の株価が人気づいた。さすがのグーグルも中国ではシエアを伸ばすことに苦闘している。百度のシエアは80%超だ。先週の決算発表では売上が+38%になった。

 東京市場では円高への反転と、決算発表の数字に相場が波乱する。それにしても522日に日経平均が1日で1143円安を記録したが、ウォール街と異なりどこかに相場形成の欠陥が潜んでいるような感じを強くする。相場の変動が異常な場合には米国ではSECがすぐに調査に乗り出すが、東京市場にはこの種の機能が備わっていない。  

 

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富士重工業、マツダ、トヨタ自の決算

2013-07-29 07:15:56 | 株式

米国で月間に発表される指標で目下のところ最大の関心事は雇用統計である。毎月、第1週目の金曜日だが、今週は後半が8月いり2日の金曜日だ。

事前のエコノミストの予想(7月)は185000人で前月(+195000人)比では微増である。

週の前半の730~31日に夏の最後の連銀FOMCが開催される。連銀の会合では雇用統計の数値をバーナンキ議長は入手しているはずでFOMCを運営する材料になるはずだ。

バーナンキ議長は5月に量的緩和の軌道修正に言及し株価は暴落した。しかし、その後の2ヵ月の言動をみていると市場の反応の火消し役に回り、現在の株価は連銀の次の一手を読みかねている。

731日には第2四半期の米GDPの数字が公表される。市場の予想は+1.0%で第1四半期の+1.8%に比べて微減である。

2009年に連銀の現在のQE(量的緩和)政策が始まり2010年、2012年と3回にわたって拡大されてきたが、過去2回のQE政策は8月の米連銀主催の世界中央銀行総裁会議のバーナンキ議長の講演で言及され、年末相場への足がかりを作ってきた。

来年1月に退任の意思表示をしているバーナンキ議長は今年のジャクソンホールの会議には欠席する。ここで当面の政策を打ち出すより、後任者に次の一手を委ねる。

このように今週は世界の夏相場を占う材料が米国発で続出する。

投資家が積極的に動きたくない。

東京市場では31日に富士重工業、マツダ、82日にトヨタ自の決算発表がある。3ヵ月前は株価の好材料になった。

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当面の戦略

2013-07-27 09:15:07 | 株式

東京市場とは異なりNY株は健在だ。

昨日も一時は150ドル安まで下落したが、その後は急反発しプラスで終わった。5~6月の相場の調整時には日米ともが下落したが、今回は全く別の動きだ。

NY株は来週30~31日の連銀FOMCと週末の雇用統計の発表に関心が集まる。

米国株の上昇を支えるのは企業業績の数字である。4~6月期決算の発表は昨日までS&P500社のうち260社が公表した。73%が事前の予想を上回った。

また発表時には当初の予想を下回っても、アマゾン(AMZN)のように昨日は反発し史上最高値をつける銘柄も出てきた。利益の落ち込みは成長のための一時的な投資負担でそれが近い将来には利益増に大きく貢献するという見方だ。オッペンハイマー社は目標値をこれまでの$325から$367に引き上げた。今回の決算発表で関心が引き付けられるのはインターネット関連が2000年のITブーム時のように投資家の人気を集め始めたことだ。

東京市場ではテクニカル面での調整が進んでいる。

日経平均の対25日移動平均の乖離率は+0.13%、騰落指数(25日移動平均)は115%になった。今週初めは乖離率が+5.64%、騰落指数が140%と過熱現象の入り口まできていた。それが円高への反転を材料に相場の調整を促した。

おそらく8~9月をピークとする短期の上昇相場の一時的な調整局面とみる。

ここでの戦略はどうか?

目下、決算発表中の銘柄で事前の期待値に届かなとして売られる銘柄に魅力のある株が多い。

証券株では野村(8604)に注目したい。

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ウォール街ではネット株が急騰

2013-07-26 07:34:12 | 株式

 

決算発表がはじまった。

昨年末いらいの上昇相場を支えてきた日産自を皮切りに自動車株の発表が相次ぐ。しかし期待感が強かったせいか好調な決算発表にも反応が鈍い。来週は三菱自、ホンダ、富士重工業、マツダ、トヨタ自と相次ぐ自動車株の人気は終わったのか?来週の主力株の発表後の人気が目先を占うカギだが、今回の自動車株の人気が相場の流れをつくることには変わりはない。

 自動車株の人気は世界的で大手ヘッジファンドをはじめ有力投信も主軸株のひとつとみている。いちばんいい例がウォーレン・バフェットだ。めずらしくGEの大株主になった。彼が注目する場合は短期的な投資であっても2~3年は保有する。単なる循環的な人気をとりにいっていくのでなく、世界経済の回復の主役のひとつとみている。

 

話は替るが昨年5月に公開されたフエィスブック(FB)の株価が完全に戻り歩調にはいってきた。いちはやくビジネスの主戦場をモバイルに切り替えた成果が出てきた。今週の決算発表で人気が大きく変わった。昨日はゴールドマンサックスが目標値を$45にした(引け値$34.36)。先週末比では+32%と大きく反発した。

 

フェイスブックだけではない。中国のネット株の百度(BIDU)が決算発表し引け後の売買では+17%も急騰した。

ウォール街でのインターネット株の人気をみていると底流には強い人気再燃の動きを感じさせる。

 

東京市場にもその人気が波及する可能性が出てきた感じを強くする。

 

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